JPH0494443A - Lpg車両の燃料供給装置 - Google Patents

Lpg車両の燃料供給装置

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JPH0494443A
JPH0494443A JP21419990A JP21419990A JPH0494443A JP H0494443 A JPH0494443 A JP H0494443A JP 21419990 A JP21419990 A JP 21419990A JP 21419990 A JP21419990 A JP 21419990A JP H0494443 A JPH0494443 A JP H0494443A
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JP
Japan
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valve
fuel
fuel supply
supply passage
overflow
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Application number
JP21419990A
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English (en)
Inventor
Takahiro Watanabe
孝広 渡辺
Hideaki Hondo
本藤 秀昭
Muneo Sugiura
杉浦 宗夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Katakura Chikkarin Co Ltd
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Katakura Chikkarin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、LPGを燃料とするエンジンを搭載したL
PG車両の燃料供給装置に関する。
(従来の技術) 従来より、この種のLPG車両用の燃料供給装置は、例
えば実開平1−149557号公報等に示されるように
、LPGボンベと車載エンジンとの間を接続する燃料供
給通路にベーパライザやミキサを備え、液化されている
LPGをベーパライザでガス化し、このLPGをミキサ
で空気と混合した後、エンジンの燃焼室に供給するよう
になっている。
ところで、LPG車両の燃料供給装置においては、LP
Gボンベとエンジンとの間の燃料供給通路が例えば車両
の衝突等により損傷を受けても、ボンベからLPG燃料
が大気に多量に流出するの防止するために、このLPG
ボンベを出る燃料の流量が所定以上(例えば水換算で6
17分以上、又はボンベ内圧と燃料供給通路のライン圧
との圧力差がO−5kg/cd以上)に増加すると、自
動的に閉弁してボンベからの燃料の流出を停止する過流
防止弁を設けることが義務付けられている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のように過流防止弁がある場合、以下に
説明する問題が生じる。すなわち、LPGボンベ内に充
填されるLPG燃料は、一般にはプロパンとブタンとの
混合物であり、例えばプロパンが30%でブタンが70
%の組成比で使用されるが、寒冷地等では、燃料のガス
化を優先するために、プロパンの組成比が100%に近
い燃料が使用されている。従って、外気温度が高い夏期
に、このようなプロパンの組成比の高いLPGをボンベ
に充填したとき、その充填直後の状態では、ボンベ内の
圧力が例えば16kg/c−で高いのに対し、ボンベか
らエンジンに至る燃料供給通路のライン圧は7〜8 k
g / cシと低くなる。そして、この状態で燃料供給
通路を開放してエンジンを始動させると、上記圧力差に
よりボンベ内の燃料が多量に燃料供給通路に流出して過
流防止弁の作動条件となり、本来は作動する必要のない
過流防止弁が誤作動して閉弁する。その結果、エンジン
の始動後、暫くして燃料供給通路内の燃料がなくなると
、エンジンが停止するという問題がある。
また、通常の組成比のLPG燃料であっても、夏期にイ
グニッションキースイッチをOFF状態にして車両を炎
天下に放置するような状況下では、エンジンルームの雰
囲気や路面からの輻射熱等により上記燃料供給通路のラ
イン圧が上昇するので、燃料供給通路内の燃料がボンベ
内に逆流する。その後、温度降下があって上記燃料供給
通路のライン圧が下がると、それに伴ってボンベの内圧
とライン圧との間に大きな圧力差が生じ、このような状
態でエンジンを始動させると、やはり過流防止弁が誤作
動する。
さらには、車両を長期間に亘り停止して放置するときに
、その前に、燃料供給通路を閉鎖してエンジンを運転す
ることにより、閉鎖部分下流側の燃料供給通路内の燃料
を全てエンジンに供給して燃料供給通路を燃料がない空
状態とすることがある。このときにもライン圧が低下し
てボンベの内圧との間に圧力差が生じており、放置後の
エンジンの始動に伴い過流防止弁が誤作動する。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その目的
は、燃料供給通路に所定の手段を配設することにより、
過流防止弁が本来作動する必要のない条件下で誤作動す
るのをその機能に影響を与えることなく回避するように
して、その誤作動によるエンジン停止を防止することに
ある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、請求項(1)の発明では、
過流防止弁よりも下流側の燃料供給通路に、LPGボン
ベ内の圧力と燃料供給通路のライン圧との圧力差が大き
い状態でエンジン始動により燃料流量通路を燃料が流れ
るときに過流防止弁の閉弁条件よりも低い燃料流量で自
動的に閉弁する弁手段を設け、かつ、この弁手段は閉弁
により燃料供給通路を絞るようにした。
具体的には、この発明では、LPGボンベと車載エンジ
ンとを接続する燃料供給通路に配設され、LPGボンベ
からエンジンへ供給されるLPG燃料の流量が所定以上
に増加したときに自動的に閉弁して燃料供給通路を閉鎖
する過流防止弁を備えたLPG車両の燃料供給装置にお
いて、上記過流防止弁下流側の燃料供給通路に、燃料流
量の増加により閉弁して燃料供給通路を絞る弁手段を配
設し、この弁手段は、弁手段を流れる燃料流量が上記過
流防止弁の閉弁流量よりも低い設定値以上になフたとき
に閉弁するように構成する。
(作用) 上記の構成により、この発明では、過流防止弁下流の燃
料供給通路に過流防止弁の閉弁流量よりも低い燃料流量
で閉弁する弁手段が配設されているので、夏期にプロパ
ンの組成比が略100%のLPG燃料をボンベに充填し
た直後や、燃料供給通路内の燃料ライン圧が低下する等
、LPGボンベ内の圧力と燃料供給通路のライン圧との
圧力差が大きい条件下で、エンジンの始動により燃料供
給通路が開放されると、過流防止弁が作動する前に上記
弁手段が閉弁して燃料供給通路が所定の通路断面積まで
絞られる。このため、燃料は上記弁手段により絞られた
燃料供給通路を経て徐々に流れ、やがては上記LPGボ
ンベの内圧とライン圧との圧力差が小さくなり、このこ
とにより過流防止弁は閉弁せず、その誤作動が防止され
、エンジン停止が生じることはない。
また、車両の衝突等により燃料供給通路が損傷を受けて
、ボンベからエンジンに至る燃料流量が一気に増加する
と、過流防止弁が閉弁する。すなわち、過流防止弁の役
割はそのまま活かされ、ボンベからの燃料の流出が阻止
される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は本発明の第1実施例に係るLPG車両用燃料供
給装置の全体構成を示し、1は車載エンジン、2は該エ
ンジン1のシリンダ内燃焼室(図示せず)に吸気を供給
する吸気管であって、この吸気管2にはガス状のLPG
を吸入空気に混合するミキサ3が設けられている。
一方、4はLPG燃料を蓄えるLPGボンベで、このボ
ンベ4と上記ミキサ3とはボンベ4内のLPG燃料をエ
ンジン1に供給する燃料供給通路5により接続されてい
る。
上記LPGボンベ4の路上部には燃料供給通路5の上流
端部分を構成するサイホン管6が貫通支持され、該サイ
ホン管6の下端(先端)はボンベ4内の底部に開口して
いる。第3図に拡大詳示するように、サイホン管6の上
端には過流防止弁15を内蔵した燃料取出バルブ7で閉
塞されている。
この取出バルブ7は中間部で略く字状に彎曲した円筒状
のバルブケース8を備え、このケース8のサイホン管6
内に臨む下端には燃料人口9が、また側面上部の彎曲部
近傍内には燃料出口10がそれぞれ開口している。ケー
ス8内には上記燃料人口9及び燃料出口10の間に配置
された弁座11が形成されている。また、ケース8内に
は上記弁座11に着座して燃料人口9と燃料出口10と
の連通を遮断するバルブシート12を有する弁体13が
摺動可能に嵌挿され、バルブケース8の上端開口は、螺
動により上記弁体13を駆動するスピンドル14により
気密状に閉塞されており、スピンドル14を外部から手
動により螺動操作することで弁体13を駆動し、スピン
ドル14を捩じ込んだときには弁体13の前進によりバ
ルブシート12を弁座11に着座させて閉弁する一方、
スピンドル14を戻したときには弁体13の後退に、よ
りバルブシート12を弁座11がら離して開弁するよう
になっている。
上記過流防止弁15は、LPGボンベ4がら燃料が過度
に流出する過流状態を防止するもので、取出バルブ7の
バルブケース8下端に配設されている。すなわち、この
過流防止弁15は、バルブケース8の下端部にロッド1
6を介して摺動可能にかつ落下不能に支持された円板状
の弁体17を有し、この弁体17の上面には燃料人口9
周囲のケース8下端で構成される弁座18に着座可能な
チエツクシート19が設けられている。また、弁体17
はバルブケース8との間に縮装したチエツクシートスプ
リング20によりチエツクシート19か弁座18から所
定距離層れるように下方に付勢されており、通常時、サ
イホン管6内の燃料を弁体17のチエツクシート19と
弁座18との間の間隙を通って燃料人口9に流入させ、
その流入量、つまりLPGボンベ4がらの燃料流出量が
所定値以上(水換算で61/分以上、又はボンベ4の内
圧と燃料供給通路5のライン圧との圧力差が0、 5k
g/cd以上)になると、燃料の弁体17に対する押上
げ力の増大により弁体17をチエツクシートスプリング
20の付勢力に抗して上方に移動させてチエツクシート
19を弁座18に着座させることにより、過流防止弁1
5を閉弁状態に保持するようになっている。尚、第3図
では、燃料人口9と同出口10とをバルブケース8の下
端部において連通する通路は省略している。
また、上記バルブケース8内には上記閉弁状態にある過
流防止弁15を復帰させる復帰#1構21が設けられて
いる。この復帰機構21はバルブケース8の下部に摺動
可能に支持されたブツシュロッド22を有し、このブツ
シュロッド22は、スプリング23により上方に付勢さ
れかつその状態では過流防止弁15の弁体17のチエツ
クシート19が弁座18に着座しているときのロッド1
6上端に当接可能とされている。一方、上記取出バルブ
7の弁体13にはブツシュロッド22の上端を抑圧可能
なキャンセルビン24が一体に取り付けられており、弁
体17のチエツクシート19が弁座18に着座している
過流防止弁15の閉弁状態で、スピンドル14を前進さ
せて取出バルブ7を閉弁したときには、キャンセルビン
24の前進移動によりブツシュロッド22を介して過流
防止弁15の弁体17を押し下げて開弁状態に復帰させ
るようにしている。
上記取出バルブ7の燃料出口10は配管25を介して緊
急遮断弁26に接続されている。この緊急遮断弁26は
、エンジン1が停止したときに燃料供給通路5を遮断す
るもので、燃料を濾過するフィルタ装置32と一体的に
設けられている。すなわち、第3図に示すように、緊急
遮断弁26は燃料人口27及び燃料出口28がそれぞれ
開口するバルブケース29を備え、このバルブケース2
9の下面には上記燃料人口27に連通ずる第1開口30
と、後述の第3及び第4開口39.40を介して燃料出
口28に連通する第2開口31とが開口している。バル
ブケース29の下面はフィルタgW132の一部を構成
するカップ状のフィルタケース33により気密状に覆わ
れ、このフィルタケース33内部の空間は円筒状のフィ
ルタ34により第1開口30に連通する外側室35と第
2開口31に連通する内側室36とに仕切られ、内側室
36には第2開口31に螺合支持された永久磁石37が
配設され、この磁石37には第2開口31と内側室36
とを連通ずる連通孔38が形成されている。そして、燃
料が外側室35から内側室36に流れるときにそれをフ
ィルタ34で濾過しかつ燃料中の磁性体不純物を磁石3
7により吸着して除去するようにしている。
また、バルブケース33の上面には上記第2開口31に
連通する第3開口39と、燃料出口28に連通ずる第4
開口40とが開口しており、この第4開口40の周囲が
弁座41に構成されている。
バルブケース33の上面は下面中心部に弁体収容室42
を有する弁体支持部43により気密状に覆われ、この弁
体支持部43の弁体収容室42には上記弁座41に着座
可能な弁体44が摺動可能に支持されている。この弁体
44と弁体収容室42の奥底面との間にはリターンスプ
リング45が縮装されており、このスプリング45によ
り弁体44を閉弁付勢して弁座41に着座させている。
弁体支持部43内には弁体収容室42を取り囲むように
ソレノイド46が配置されており、このソレノイド46
への通電による励磁により弁体44をリターンスプリン
グ45の付勢力に抗して上方に吸引して弁座41から離
すことにより、開弁させる。
第4図に示す如く、上記緊急遮断弁26とミキサ3との
間の燃料供給通路5には、上流側(ボンベ4側)から順
にソレノイドバルブ47及びベーパライザ48が配設さ
れている。上記ソレノイドバルブ47は燃料供給通路5
を遮断するもので、上記緊急遮断弁26と同様の構造で
あり、ここでは詳細な説明を省略する。一方、ベーパラ
イザ48は液化燃料を蒸発させてガス燃料とするもので
、ここで生成されたガス燃料はガス配管49を経てミキ
サ3に供給される。
さらに、この発明の特徴として、上記過流防止弁15の
下流側でかつ上記緊急遮断弁26とソレノイドバルブ4
7との間の燃料供給通路5には、燃料流量が設定値にな
ったときに閉弁して燃料供給通路5を絞る誤作動制御バ
ルブ50が配設されている。この誤作動制御バルブ50
が閉弁するときの燃料流量の設定値は、上記過流防止弁
15の閉弁流量よりも低い値(水換算で1.8〜265
1/分以上、又はボンベ4の内圧と燃料供給通路5のラ
イン圧との圧力差が0.25kg/cd以上)に設定さ
れている。上記誤作動制御バルブ50は過流防止弁15
と同様の構造のものである。すなわち、誤作動制御バル
ブ50は、第1図に拡大詳示するように、緊急遮断弁2
6のバルブケース29の燃料出口28に螺合により取り
付けられた円筒状のバルブケース51を備え、このケー
ス51内には燃料供給通路5の一部が形成されている。
バルブケース51の長さ方向の中間部には弁室52が形
成され、この弁室52にはリング状の弁座53が突出し
ている。弁室52には下面で上記弁座53に着座可能な
円板状の弁体54が配設され、この弁体54はロッド5
5により上下方向に摺動可能に支持されている。また、
弁体54とバルブケース51との間には、ロッド55の
周りに位置して弁体54を開弁方向(弁座から離れる方
向)に付勢するリターンスプリング56が縮装されてい
る。そして、LPGボンベ4から流出する燃料の量が増
加して過流防止弁15の閉弁流量よりも低い設定値以上
になると、燃料の弁体54の押下げ力の増大により弁体
54をスプリング56の付勢力に抗して下方に移動させ
て弁座53に着座させることにより、過流防止弁15を
閉弁させる。
さらに、第2図にも示す如く、上記リング状の弁座53
にはその一部を半径方向に切り欠いてなる断面V字状の
複数のV溝57,57.・・・が形成されており、誤作
動制御バルブ50は、その閉弁時、燃料供給通路5を完
全に閉鎖せず、弁体54と弁座53の各V溝57との間
の間隙を通って所定量の燃料が流れるようにすることで
、燃料供給通路5を所定の断面積に絞るようにしている
したがって、上記実施例においては、エンジン1の始動
に伴い、緊急遮断弁26及びソレノイドバルブ47が開
弁して燃料供給通路5が開放され、LPGボンベ4内の
液状LPG燃料は燃料供給通路5を経てベーパライザ4
8に供給されてガス化し、そのLPGはミキサ3で吸入
空気と混合された後、エンジン1に供給される。
この場合、例えば夏期にプロパンの組成比か略100%
の燃料をLPGボンベ4に充填した直後、或いは燃料供
給通路5内の燃料のボンベ4内への逆流等により、LP
Gボンベ4内の圧力と燃料供給通路5のライン圧との圧
力差か大きいときに、エンジン1の始動により緊急遮断
弁26及びソレノイドバルブ47が開弁すると、ボンベ
4内の燃料が多量に燃料供給通路5に流出し、その流量
の増加により過流防止弁15が閉弁作動しようとする。
しかし、上記緊急遮断弁26直下流側の燃料供給通路5
に、誤作動制御バルブ50か配設され、このバルブ50
の閉弁のための燃料流量の設定値は過流防止弁15のそ
れよりも低いため、過流防止弁15が閉弁しようとする
前に誤作動制御バルブ50が閉弁し、この閉弁した誤作
動制御バルブ50の弁体54と弁座53の各V溝57と
の間の間隙により燃料供給通路5が所定の通路断面積ま
で絞られる。この誤作動制御バルブ5oにより絞られた
燃料供給通路5を経て燃料が徐々に流れるので、上記L
PGボンベ4の内圧とライン圧との圧力差が徐々に小さ
くなる。その結果、LPGボンベ4の内圧とライン圧と
の圧力差があっても燃料流量は過流防止弁15の閉弁流
量まで増加することはなく、過流防止弁15の誤作動を
防いでエンジン1の停止を有効に防止することができる
また、車両の衝突等により燃料供給通路5が損傷して、
燃料流量が一気に過流防止弁15の閉弁流量に達すると
、過流防止弁15が閉弁して燃料供給通路5が閉鎖され
、LPGボンベ4からの燃料の流出が阻止される。この
ようにして過流防止弁15の役割はそのまま活かすこと
ができる。
第5図及び第6図は第2実施例を示しく尚、第1図及び
第3図と同じ部分については同じ符号を付してその詳細
な説明は省略する)、誤作動制御バルブ50′を緊急遮
断弁26上流側でフィルタ装置32内に設けたものであ
る。
すなわち、この実施例では、フィルタ装置32の永久磁
石37′は誤作動制御バルブ50’のバルブケースとさ
れ、この磁石37′にはその連通孔38′内に弁室52
′が形成され、この弁室52′には弁座53′が突出し
、この弁座53′には断面V字状の複数のV溝57. 
57.・・・が形成されている。また、弁室52′には
上記弁座53′に着座して閉弁する球体からなる弁体5
4′と、該弁体54′を開弁方向(下方)に付勢するリ
ターンスプリング56とが収容されている。そして、通
常時は、リターンスプリング56の付勢力により弁体5
4′を弁座53′から離座させて開弁状態とする一方、
LPGボンベ4から流出する燃料の量が増加して過流防
止弁15の閉弁流量よりも低い設定値以上になると、燃
料の弁体54′に対する押上げ力の増大により弁体54
′をスプリング56の付勢力に抗して上方に移動させて
弁座53′に着座させることにより、過流防止弁15を
閉弁させ、弁体54′と弁座53′ との間のV溝57
、 57.・・・により燃料供給通路5を絞るようにし
ている。
したがって、この実施例においても、上記第1実施例と
同様の作用効果を奏することができる。
また、誤作動制御バルブ50′が緊急遮断弁26のフィ
ルタ装置32内に配設されているので、燃料供給装置全
体をコンパクトにすることができる利点がある。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によると、L
PG車両の燃料供給装置において、過流防止弁下流側の
燃料供給通路に、燃料流量が過流防止弁の閉弁流量より
も低い設定値以上になったときに閉弁して燃料供給通路
を絞る弁手段を設けたことにより、通常時にLPGボン
ベの内圧と燃料供給通路のライン圧との圧力差が大きい
条件下でエンジンを始動したときでも、過流防止弁の機
能を活かしつつその誤作動を防いでエンジン停止を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
誤作動制御弁の拡大断面図、第2図は第1図の■−■線
断面図、第3図は燃料供給装置の要部を示す拡大断面図
、第4図は同全体正面図である。第5図及び第6図は第
2実施例を示し、第5図は誤作動制御弁の要部の拡大断
面図、第6図は緊急遮断弁の断面図である。 1・・・エンジン 3・・・ミキサ 4・・・LPGボンベ 5・・・燃料供給通路 7・・・燃料取出バルブ 15・・・過流防止弁 17・・・弁体 18・・・弁座 26・・・緊急遮断弁 32・・・フィルタ装置 50.50’・・・誤作動制御バルブ(弁手段)53.
53’・・・弁座 54.54’・・・弁体 57・・・■溝 1・・・エンジン 3・・・ミキサ 4・・・LPGボンベ 5・・・燃料供給通路 7・・・燃料取出バルブ 15・・・過流防止弁 17・・・弁体 32・・・フィルダ装置 50、 50’・・・誤作動制御バルブ53、 53’
・・・弁座 54.54’・・・弁体 57・・・V溝 (弁手段) 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)LPGボンベと車載エンジンとを接続する燃料供
    給通路に配設され、LPGボンベからエンジンへ供給さ
    れるLPG燃料の流量が所定以上に増加したときに自動
    的に閉弁して燃料供給通路を閉鎖する過流防止弁を備え
    たLPG車両の燃料供給装置において、 上記過流防止弁下流側の燃料供給通路に、燃料流量の増
    加により閉弁して燃料供給通路を絞る弁手段が配設され
    、該弁手段は、弁手段を流れる燃料流量が上記過流防止
    弁の閉弁流量よりも低い設定値以上になったときに閉弁
    するように構成されていることを特徴とするLPG車両
    の燃料供給装置。
JP21419990A 1990-08-10 1990-08-10 Lpg車両の燃料供給装置 Pending JPH0494443A (ja)

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