JPH0493496A - 管の推進埋設工法およびその装置 - Google Patents

管の推進埋設工法およびその装置

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JPH0493496A
JPH0493496A JP21134190A JP21134190A JPH0493496A JP H0493496 A JPH0493496 A JP H0493496A JP 21134190 A JP21134190 A JP 21134190A JP 21134190 A JP21134190 A JP 21134190A JP H0493496 A JPH0493496 A JP H0493496A
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pipe
earth
screw
buried
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瓦 雅哉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は管の推進埋設工法およびその装置に関するもの
であり、詳細には、道路、軌道、堤防、水路等の下方の
地中に、上)水道、通信あるいは電カケープル用の管体
を埋設するときに利用される管の推進埋設工法およびそ
の装置に関するものである。本発明方法は、圧密推進工
法の通用が困難な礫質地盤や硬質粘土地盤中に、大きな
接合強度が得られない塩化ビニール管やヒユーム管を推
進埋設する手段としても有用である。
〔従来の技術〕
道路、軌道、堤防、水路等の下方の地中に、上・下水道
、通信あるいは電カケープル用の小口径管を埋設する場
合、推進埋設工法が採用されている。この小口径管の推
進埋設工法としては、押込式と牽引式が一般的であるが
、押込式は牽引式に比較して効率が悪く、しかも、埋設
管が塩化ビニール管やヒユーム管である場合には蛇行す
ることがある等の技術的問題を有し、このため、現状で
は牽引式が賞月されている。
上記小口径管の牽引式推進埋設工法を第7図および第8
図に基いて説明する。先ず、第7図に示すように、管体
埋設予定区間の両端に作業用の発進立坑(1)、到達立
坑(2)を形成し、発進立坑(1)から到達立坑(2)
に向ってパイロットヘッド(3)および所定本数のパイ
ロット管(4)(4)−・−を、発進立坑(1)内に設
置されたジヤツキ(5)によって尺取り虫状に遂次押込
推進させる。
そして、先頭に位置するパイロット管(4)の先端が到
達立坑(2)に到達した時点で、第8図に示すように、
パイロット管(4)の先端からパイロットヘッド(3)
を取外し、当該パイロット管(4)の先端に拡大へラド
(6)を取付け、この拡大ヘッド(6)をパイロット管
(4)(4)・−を介してジヤツキ(5)によって牽引
する。この結果、管理設経路上の土砂(8ンは拡大ヘッ
ド(6)の前進に伴ってパイロットヘッド(3)の外周
、さらには埋設管(7〉の外周に圧密される。拡大ヘッ
ド(6)が所定距離だけ前進した状態で、この拡大へラ
ド(6)に所定本数の埋設管(7)(71−−を順次接
続し、拡大ヘット′(6)とこれらの埋設管(7)(7
)−・・をジヤツキ(5)の逆起動を介して遂次牽引推
進させる。先頭に位置する埋設管(7)の先端が発進立
坑(1)に到達する迄パイロット管(4)(4)−・−
の順次取外しと、ジヤツキ(5)による牽引推進を繰返
す。
最先埋設管(7)の先端が発進立坑(1)に到達した時
点で、埋設管(7)から最後のパイロット管(4)と拡
大ヘッド(6)を取外す。このようにして、発進立坑<
1)と到達立坑(2)の間に、所定本数の埋設管(7)
(7)−・・からなる管路(9)を形成する。
(発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述の小口径管の牽引式推進埋設工法は、埋
設管(7)<7)〜に大きな牽引推進力(牽引荷[1)
が負荷されるので、埋設管(7)(7) −間の結合が
強固でなければならない。−方、近時、耐久性と工事の
容易性を考慮して、鋼管の代りに塩化ビニール管やヒユ
ーム管が埋設管(7)として多用されつつある。これら
の塩化ビニール管やヒユーム管は、一般に、接着剤やカ
ラーによって接合しているから、充分な接合強度が得ら
れない場合がある。このため、従来工法による限り、塩
化ビニール管やヒユーム管に推進埋設工法を通用するこ
とは極めて困難であった。
更に、従来工法では管理設経路上の土砂を拡大ヘッド(
6)で圧密排除しながら埋設管(7)(7) −を牽引
推進させているため、拡大ヘッド(6)に大きな圧密抵
抗として圧縮荷重が負荷される。このため、軟質な地層
中に比較的小口径の管を推進埋設する場合は問題ないが
、礫質地盤や硬質地盤に推進埋設工法を通用しようとす
ると、拡大ヘッド(6)に働く圧密抵抗が増大し、管、
特に大口径管の埋設が困難になるという問題が発生して
いた。
[課題を解決するための手段〕 上記課題の解決手段として本発明は、パイロット管の先
端が到達立坑に到達した後、このパイロット管の先端に
前面に開口部を有する拡大へ、ドを取付け、この拡大ヘ
ッドに、内部に排出スクリューを回転可能に支持してな
るケーシングを結合すると共に、このケーシングの後端
部に取付けられたストッパと上記拡大ヘッドとの間に実
質上、牽引荷重が負荷されない状態で埋設管を嵌装保持
させ、上記拡大ヘッドならびにケーシングをパイロット
管を介して牽引しつつ、拡大ヘッドの先端部に設けられ
た開口部から土砂をケーシング内に導入し、上記排出ス
クリューの回転駆動を利用して排土抵抗を減少させつつ
上記土砂をケーシングの終端部に設けられた開口部から
排出させ、かつ、上記埋設管を到達立坑に向って推進さ
せることを特徴とする管の推進埋設工法、 上記ケーシングの牽引推進に際し、先端部を上記拡大ヘ
ッドの先端に接続し、パイロット管内に配設してなる給
水ホースから上記ケーシング内に水を供給し、上記排出
スクリューの回転によってケーシング内を移送される土
砂の流動抵抗を減少させつつ、ケーシングを牽引推進し
、上記埋設管を到達立坑から発進立坑に向って推進させ
ることを特徴とする請求項第1項に記載の管の推進埋設
工法、 円錐状をなす先端に土砂導入用の開口部を形成し、埋設
管の外径よりも僅かに大径の円筒状本体の後端に、円筒
状のケーシングパイプと、ねじ込み式のケーシング固定
部材を接続してなる拡大ヘッドと、所定長さと所定径を
具えた金属製の円管からなり、′長手方向の数個所に埋
設管の内周壁面に向って放射状に延びる複数個の支え治
具を円周等配置し、ケーシング本体の先端を上記拡大ヘ
ッドのねじ込み式固定部材に接続し、ケーシング本体の
後端に埋設管を嵌合固定するストッパを装着してなるケ
ーシングと、上記ケーシング内にその全長に亘り回転可
能に支持され、その基端部を上記ケーシングの後端部に
設けられた排土用の開口部迄延長してなる排土スクリュ
ーとその駆動モータとからなり、上記拡大ヘッドに、ね
じ込み式固定部材を介して上記ケーシングを遂次接合固
着すると共に、このケーシング内に上記排土スクリュー
を遂次接続方式で配設し、かつ、上記拡大ヘッドの円筒
状外周面に固着された円筒状のケーシングパイプと、上
記ケーシングの後端部に取付けられたストッパとの間で
、上記ケーシングの周りに埋設管を嵌挿保持し、上記排
土スクリューの回転駆動によって埋設管に実質上、牽引
荷重が負荷されず、かつ、排出抵抗を減少せしめた推進
埋設状態を保持せしめたことを特徴とする管の推進埋設
装置、ならびに上記拡大ヘッドの先端にパイロット管内
から延びる給水ホースの先端部分を接続し、この給水ホ
ースから供給される水を、上記ケーシングと排土スクリ
ューの間を移動する土砂中に吐出し得るように構成した
ことを特徴とする請求項第3項に記載の管の推進埋設装
置を提供するものである。
[作用〕 拡大ヘッドと、この拡大ヘッドに固着されたケーシング
を牽引推進させることによって、ケーシングの周りに嵌
挿保持された埋設管に、実質上牽側荷重が負荷されない
推進埋設姿勢を付与する。
また、拡大ヘッドの先端には、土砂導入用の開口部゛を
設け、これに対応してケーシング内には排土スクリュー
を設ける。掘削された土砂は、上記開口部からケーシン
グ内に導入され、排土スクリューの回転によって到達立
坑内に排出される。この際、先端部を拡大ヘッドの先端
に接続し、パイロット管内に配設してなる給水ホースか
らケーシング内に水が供給され、排土スクリューの回転
によってケーシング内を移送される土砂の流動抵抗を減
少させる。このように、牽引推進力は拡大ヘッドおよび
ケーシングに掛かるのみで、埋設管には伝達されず、ま
た、給水下の排土スクリューの回転によって、ケーシン
グ内に導入された土砂を積極的に排出させていa−hめ
、排土抵抗が減少する。結果的に、大きな接合強度を保
持し難い大口径の塩化ビルール管やヒユーム管が、硬質
地層中に効率良(推進埋設される。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第6図に基づいて本発明の具体例を詳
述する。拡大ヘッド(10)は、第2図および第3図に
示すように、円錐状をなす先端を放射状の仕切壁(10
a)で複数個に分割することによって、土砂導入用の開
口部(10b)(10bl−を形成している。この拡大
ヘッド(10)は、埋設管(7)の外径よりも僅かに大
径の円筒状本体(10C)を有してあり、内周面に、ケ
ーシング(20)の先#A部分の嵌挿固着部位として離
角ねじ5(10e)を形成してなるケーシング固定部材
(10d)を有している。尚、(16) は、拡大ヘッ
ド(10)の円筒状本体(IOC)の後端に位置する円
筒状のケーシングパイプで、先端部分に、内周方向に延
びる円環状のフランジ(16a)を有しており、ケーシ
ング(20)の外周方向に延びる円環状のフランジ(2
0a)と重合し、夫々のフランジ(16a)(29a)
には、複数個のボルト孔(11)(11) −・が円周
等配状態で穿設されている。一方、拡大ヘッドク10)
の先端には、第2図に示すように、パイロット管(4)
内から延びる給水ホース(12)の先端部分が接続され
ている。この給水ホース(12)の基端部は、パイロッ
ト管(4)を経由してジヤツキ(5)の給水栓に接続さ
れている。
ケーシング(20)は、所定の長さと直径を具えた金属
製の中空円管からなり、第2図に示すように、その先端
に形成された錐角ねし部分(20a )を上記拡大ヘッ
ド(10)の離角ねしa(10e)と重合させ、かつ、
ボルト孔(11)  (11)内に挿入されたポル) 
(13)を締付けることによって、拡大へノド(10)
と一体構造に接続されている。ケーシング(20)の内
部には排土スクリュー(30)が回転可能に支持されて
おり、この排土スクリュー (30)の先端部分(30
2)を拡大ヘッド(lO)の土砂導入用開口部(10b
)の近傍迄延ばし、また、その後端部分<30b)を最
後尾のケーシング(20)に隣接配置された排土用の開
口部(41)迄延ばし、油圧モータ(21)の駆動軸<
218 )に接続することによって、ケーシング(20
)内に土砂の積極移送装置を形成している。必要に応し
て排土用開口部(41)に真空排土装置を接続し、連続
排土装置に改造することもできる。
上記ケーシング(20)は、長平方向の数個所、例えば
2個所に、!ilF!4図に示すように埋設管(7)の
内周壁面に向って放射状に延びる支え治具(14)(1
4) −を円周等配置すると共に、所定本数をボルト締
め(15)方式で接合し、ケーシング(20)の1&端
フランジ部分(20a)を、ストッパ(40)の係止部
位に形成している(第5図参!!り。ストッパ(40)
は金属平板からなる埋設管(7)の嵌合固定部材であっ
て、ケーシング(20)の外周面に嵌まり込み、これを
嵌装支持する0字状の嵌合凹部(40a)を具えている
一方、支え治具(14)は、ケーシング(20)の外周
面に一体に固着されたナツト(14a)にボルト(14
b)を蝮装し、このボルト(14b)の他端に嵌挿され
たナンド<14c)に二叉状のブラケン) (14d)
を一体に固着し、このブラケット(14d)にゴムロー
ラ(14e )をビン(14f)を介して回転可能に軸
支することによって構成されている。
支え治具(14)は、上記ゴムローラ(14e )の先
端円軌跡の径が埋設管(7)の内径と同一となるように
その寸法諸元が調整されている。
尚、第2図において(17)は、ケーシング(2o)と
埋設管(7)の間に配設された渭漬剤供給管路で、その
先端部分(17a)を、ケーシングパイプ(16)の先
端内面と固設した中空環状の管止め部材(16b )に
接続する。上記管止め部材(16b)環状の中空部は潤
滑剤通路を構成しており、推進埋設時に環状の管止め部
材(16b )の外壁に円周等配状態で穿設した多数の
流出口(18)から適量の液状潤滑剤が流出し、管理設
域の土砂(8)と拡大ヘッド(10)および埋設管(7
)との間に慟らく牽引抵抗を減少させる清涜剤供給装置
を構成している。なお、潤滑剤供給管路(17)の基端
部分は、到達立坑(2)内の11滑剤供給源に接続され
ている。
一方、排土スクリュー(30)は、ケーシング(20)
の軸方間長さに対応した長さを持つ回転式の土砂搬送部
材であって、それぞれの端部に多角形、例えば六角形の
横断形状を具えた突起と有底角孔からなる嵌合部位(3
0c )を形成すると共に、この嵌合部位(30C’)
に穿設された貫通孔内に六角頭のポル)(30d)を挿
通し、ナラ)(30e)で締着することによって、相互
に接続可能に構成されている。
上記排出スクリュー(30)の駆動源として、第1図に
示すように到達立坑(2)には、ケーシング(20)の
後端に設けられたフランジ(22)を回転反力の受は部
材として利用する油圧モータ(21)が懸垂支持状態で
配設されており、地表上にはこの油圧モータの駆動wl
@装置として油圧ユニット(19)が、j!に−1され
ているゆ排出スクリュー(3o)の後場は、油圧モータ
(21)の駆動軸(21a)に軸接手(21b )等の
適当な接合手段を利用して接合されている。
また、ケーシングパイプ(10C)の内周面には、第2
図に示すように、土砂および瀾嘴剤の流入防止部材とし
てゴムシール(23)が張設すれている。
尚、第1図において、(24)はジヤツキ(5)の操作
盤、(25)はジヤツキ(5)と操作11(24)との
間に配設された油圧ホース、(26)は油圧ユニット(
19)と油圧モータ(21)との間に配設された油圧ホ
ースを示す。
埋設管(7)の接続手段としては接着剤やカラーを利用
する場合が一般的であるが、管径が大きい場合等には、
第6図に示すように埋設管(7)の一端外周面に雄の角
ねじ(7a)を設け、他端内周面に雌の角ねじ(7b)
を設け、接続すべき2本の埋設管(7)(7)の間で上
記雄の角ねじ(7a)と雌の角ねじ(7b)とを端金さ
せる方式も利用することができる。
次に上記装置を使用して塩化ビニール樹脂製の埋設管(
7)を礫質地層内に推進埋設する工法を説明する。
先ず、従来と同様に管体埋設予定区間の両端に作業用の
発進立坑(1)と到達立坑(2)を掘則し、ジヤツキ(
5)、油圧モータ(21)等の駆動装置を配設する。こ
の後、発進立坑(1)から到達立坑(2)に向ってパイ
ロットヘッド(3)および所定本数のパイロット管(4
)(4)−〜をジヤツキ(5)の起動を介して尺取り生
状に遂次押込推進させる。最先パイロット管(4)の先
端が到達立坑(2)に到達した時点でパイロット管(4
)の先端からパイロットヘッド(3)を取外し、代りに
拡大ヘッド(1o)および給水ホース(12)を螺合す
ることによって、最先パイロット管(4)の先端に拡大
ヘッド(10)と給水ホース(12)を一体に取付ける
。この状態でケーシング(20)の先端部ねじ部分(2
0a)をケーシング固定部材(10d )の内周面に形
成された離角ねじ(10e)部分に螺合させ、ボルト孔
(11)内に挿入されたボルト(13)を締込むことに
よって、拡大ヘッド(10)と最先端に位置するケーシ
ング(20)とを一体に接続する。ケーシング(2o)
の外周に支え治具(14)  (14L−を介して埋設
管(7)を嵌挿した後、埋設管(7)をその先端がケー
シングパイプ(16)の先端内面奥部の管止め部材(1
6b)に当接する迄押込み、この状態でストッパ(40
)の嵌合凹部(40a)をケーシング(20)の外周面
上に跨がるように嵌合させ、かつ、ストッパ(40)の
外端面をケーシング(20)のフランジ部分(20a)
の内端面と密着させることによって、拡大ヘッド(10
)の円筒状本体(10c )の後端の管止め部材(16
b )とストッパ(40)の間に、埋設管(7)を嵌装
保持する。管止め部材(16b )の後端とストッパ(
40)の前面との対同間隔は、その間に嵌装保持される
埋設管(7)の長手方向寸法に合致するように上記対向
間隔よりも僅かに大きく設定されているから、推進埋設
時の埋設管(7)は、牽引荷重が殆んど負荷されない状
態に保持される。次いで、ケーシング(20)内に排土
スクリュー(30)を挿入し、この排土スクリュー(3
0)の先端部分(30a )を拡大ヘッド(10)の土
砂導入用開口部(10b )の近傍に到達させ、また、
そのf&端部分(30b )を排土用の開口部(41)
の近傍で油圧モータ(21)の駆動軸(213’)に接
続することによって排出スクリュー(30)を回転可能
に支持する。
この状態でジヤツキ(5)および油圧モータ(21)を
起動し、拡大ヘッド(10) 、ケーシング(20)お
よび埋設管(7)を到達立坑(2)側から発進立坑(1
)側に向って牽引推進させる。このとき、ケーシング(
20)の内部で排土スクリュー (30)が回転し、給
水ホース(12)からケーシング(20)と排土スクリ
ュー(30)の間の土砂移動空間に水が供給されるため
、拡大ヘッド(10)の開口部(10b)から導入され
、ケーシング(20)内を移動する土砂は、流動抵抗を
減少せしめた状態で排土用の開口部(41)迄送り出さ
れる。この隊、必要に応じて澗清剤供給管路(17)お
よび管止め部材(16b )の流出口(18)から液状
潤滑剤を吐出させることによって、管理設域の礫質土砂
(8)と拡大ヘッド(10)および埋設管(7)との間
に働らく牽引抵抗を減少させる。ジヤツキ(5)からパ
イロット管(4)を介して伝達される牽引推進力は、拡
大ヘッド(10)と、これに接合されたケーシング(2
0)に掛かるのみで、埋設管(7)には伝達されない、
最先端の埋設管(7)をストッパ(40)が到達立坑(
2)の側面手前に到達する迄牽引推進させた後、ジヤツ
キ(5)および油圧モータ(21)を−旦停止させ、ケ
ーシング(20)および埋設管(7)からストッパ(4
o)を取外す。この後、外周面上に支え治具(14)を
円周等配した2本目のケーシング(2o)と、2本目の
埋設管(7)、ならびに2本目の排土スクリュー(30
)を到達立坑(2)内に搬入し、接着接手、あるいはね
じ込み等の適当な接合手段を利用して最先の埋設管(7
)と2本目の埋設管(7)を接続する。同時に、最先の
ケーシング(2o)と2本目のケーシング(20)をフ
ランジ部分のボルト締め(15)によって一体に接合し
、また、最先の排土スクリュー<30)と2本目の排土
スクリュー (30)を、突起と有底角孔からなる嵌合
部位(30C)のボルト締め(30d)(30e)によ
って一体に接合する。この後、2本目のケーシング(2
0) 、および2本目の埋設管(7)の後端にストッパ
(40)を取付け、最先の埋設管(7)と2本目の埋設
管(7)を最先のケーシング(2o)と2本目のケーシ
ング(20)の周りに同心配置した状態でジヤツキ(5
)および油圧モータ(21)を再起動する。そして、後
端をストッパ(40)によって位置決め固定された2本
目の埋設管(7)を、拡大ヘッド(10)およびケーシ
ング(20)毎、牽引推進しながら、排土スクリュー(
30)を回転させ、給水ホース(12)からの給水下に
牽引推進・を続行する。この牽引推進動作は、2本目の
埋設管(7)の後端に取付けられたストッパ(4o)が
到達立坑(2)の側面手前に到達する迄続ける。
以後は、上述した要領に従って、3木目以降の埋設管(
7)、ケーシング(20) 、および排土スクリュー(
30)の接続とストッパ(40)の位置変更、拡大ヘッ
ド(10)による牽引推進、ならびに排土スクリュー(
30〉の回転による土砂の積極移送動作を交互に反覆す
る。このように、所定本数の埋設管(7)(7)−・を
排土下に推進させることによって、発進立坑(1)と到
達立坑(2ンの間に管路が形成される。この後、到達立
坑(2)から排土スクリュー(30)  (30L−、
スト、バク40)および油圧モータ(21)を順次搬出
し、また、発進立坑(1)から拡大ヘッド(10) 、
ケーシング(20)  (20)−およびジヤツキ(5
)を順次搬出することによって管理設作業を完了する。
〔発明の効果〕
本発明は、拡大ヘッドおよびケーシングを牽引推進する
際に、拡大ヘッドの前進によって切り開らかれた土砂が
ケーシング内に導びかれ、この後、ケーシング内で回転
する排出スクリューによって給水下に積極送りされるよ
うに構成されているから、従来の圧密推進工法に比較し
て土砂の排出抵抗が大幅に減少する。また、ケーシング
と共に推進される埋設管に牽引力が作用しないため、大
きな接合強度が得られない比較的大口径の塩化ビニール
管やヒユーム管の推進埋設手段としても汎用性が期待さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を説明する管理設区間の縦断面図、
第2図は推進埋設装置要部の縦断面図、第3図乃至第5
図はそれぞれ第2図のam−m、IV−IV、およびV
−Vに沿う横断面図、第6図は埋設管の接続端の形状を
零時する縦断面図、図および第8図は従来工法の説明図
である。 (1) −発進立坑、  (2) −到達立坑、(7)
 −埋設管、   (10) −・拡大ヘッド、(20
) −ケーシング、 (30)・−排土スクリュー (40) −ストッパ。 第7

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パイロット管の先端が到達立坑に到達した後、こ
    のパイロット管の先端に前面に開口部を有する拡大ヘッ
    ドを取付け、この拡大ヘッドに、内部に排土スクリュー
    を回転可能に支持してなるケーシングを結合すると共に
    、このケーシングの後端部に取付けられたストッパと上
    記拡大ヘッドとの間に実質上、牽引荷重が負荷されない
    状態で埋設管を嵌装保持させ、上記拡大ヘッドならびに
    ケーシングをパイロット管を介して牽引しつつ、拡大ヘ
    ッドの先端部に設けられた開口部から土砂をケーシング
    内に導入し、上記排土スクリューの回転駆動を利用して
    排土抵抗を減少させつつ上記土砂をケーシングの終端部
    に設けられた開口部から排出させ、かつ、上記埋設管を
    到達立坑に向って推進させることを特徴とする管の推進
    埋設工法。
  2. (2)上記ケーシングの牽引推進に際し、先端部を上記
    拡大ヘッドの先端に接続し、パイロット管内に配設して
    なる給水ホースから上記ケーシング内に水を供給し、上
    記排土スクリューの回転によってケーシング内を移送さ
    れる土砂の流動抵抗を減少させつつ、ケーシングを牽引
    推進し、上記埋設管を到達立坑から発進立坑に向って推
    進させることを特徴とする、請求項第1項に記載の管の
    推進埋設工法。
  3. (3)円錐状をなす先端に土砂導入用の開口部を形成し
    、埋設管の外径よりも僅かに大径の円筒状本体の後端に
    、円筒状のケーシングパイプと、ねじ込み式のケーシン
    グ固定部材を接続してなる拡大ヘッドと、 所定長さと所定径を具えた金属製の円管からなり、長手
    方向の数個所に埋設管の内周壁面に向って放射状に延び
    る複数個の支え治具を円周等配置し、ケーシング本体の
    先端を上記拡大ヘッドのねじ込み式固定部材に接続し、
    ケーシング本体の後端に埋設管を嵌合固定するストッパ
    を装着してなるケーシングと、 上記ケーシング内にその全長に亘り回転可能に支持され
    、その基端部を上記ケーシングの後端部に設けられた排
    土用の開口部迄延長してなる排土スクリューとその駆動
    モータとからなり、 上記拡大ヘッドに、ねじ込み式固定部材を介して上記ケ
    ーシングを遂次接合固着すると共に、このケーシング内
    に上記排土スクリューを遂次接続方式で配設し、かつ、
    上記拡大ヘッドの円筒状外周面に固着された円筒状のケ
    ーシングパイプと、上記ケーシングの後端部に取付けら
    れたストッパとの間で、上記ケーシングの周りに埋設管
    を嵌挿保持し、上記排土スクリューの回転駆動によって
    埋設管に実質上、牽引荷重が負荷されず、かつ、排土抵
    抗を減少せしめた推進埋設状態を保持せしめたことを特
    徴とする管の推進埋設装置。
  4. (4)上記拡大ヘッドの先端にパイロット管内から延び
    る給水ホースの先端部分を接続し、この給水ホースから
    供給される水を、上記ケーシングと排土スクリューの間
    を移動する土砂中に吐出し得るように構成したことを特
    徴とする請求項第3項に記載の管の推進埋設装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008274617A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Osaka Gas Co Ltd 非開削掘削埋設装置

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