JPH0490615A - 量子化器及び量子化方法 - Google Patents

量子化器及び量子化方法

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JPH0490615A
JPH0490615A JP20648690A JP20648690A JPH0490615A JP H0490615 A JPH0490615 A JP H0490615A JP 20648690 A JP20648690 A JP 20648690A JP 20648690 A JP20648690 A JP 20648690A JP H0490615 A JPH0490615 A JP H0490615A
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Ragadetsuku Rojiyaa
ロジャー ラガデック
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、ディジタルオーディオ信号の各サンプルの
ビット数を長いもの(例えば20ビツト)から短いもの
(例えば16ビツト)に再量子化したり、16ビツトの
ディジタルオーディオ信号が供給される信号処理回路の
出力側に設けられ、16ビツトの出力を発生するのに通
用できる量子化器に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、ディジタル入力信号の大きさ、種類等のパ
ラメータを検出し、この検出に応じて、ディザ−の付加
、ノイズシェービング等の処理を選択的にディジタル入
力信号に対して行うようにした量子化器である。
〔従来の技術] サンプリング周波数を変えずに、量子化ビット数を20
ビツトから16ビツトのように、短(したり、信号処理
で長くなった語長を制限するための量子化方法として、
下記に挙げるものが従来から知られている。
(1)入力信号を直接的に切り捨て、切り上げ又は四捨
五入する。単なる再量子化である。
(2)入力信号に対してディザ−を加えてから、切り捨
て、切り上げ又は四捨五入を行う(例えば特開昭56−
83818号公報参照)。ディザ−としては、例えばL
SB (最下位ビット)の大きさのものが使用される。
(3)入力信号に対して、ノイズシェービングを施して
から、切り捨て、切り上げ又は四捨五入を行う。
ノイズシェービングは、低域側でノイズが少なくなるよ
うに、ホワイトノイズである量子化ノイズの特性を周波
数的に補正するものである。
(4)入力信号に対してディザ−の付加とノイズシェー
ビングの処理とを行ってから、切り捨て、切り上げ又は
四捨五入を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
(1)の方法は、量子化歪みが発生し、また、量子化ノ
イズが信号によって変調される量子化ノイズが発生する
問題がある。しかしながら、処理が上述の4個の方法の
中で、最も簡単であり、Lipshitz論文(AES
東京コンベンション′89予稿集、72真〜75頁)に
依れば、聴感補正がされていない、即ち、重み付けがさ
れていないノイズ(Unweighted noise
)が最小である。重み付けがされていないノイズをUN
、重み付けがされた(modified E−weig
hted)  ノイズをWNと表すと、上記論文によれ
ば、(UN、WN= (1,0,907)とされている
(2)の方法は、量子化歪み及び量子化ノイズ変調が少
なくなるが、ディザ−が付加されているために、可聴の
ノイズが大きくなる。(UN、WN−3、2,721)
である。
(3)の方法は、量子化歪みが少なくなるが、量子化ノ
イズ変調が生じる。(UN、 WN=2.0.295)
である。
(4)の方法は、量子化歪み及び量子化ノイズ変調を少
なくでき、また、重み付はノイズWNも比較的小さい。
しかし、回路規模が4個の方法の中では、最も大きくな
り、重み付けがされていないノイズも最大である。(U
N、WN=6.0.886)である。
この発明の目的は、上述の従来の量子化の方法を入力信
号に適応して選択することにより量子化歪み及び量子化
ノイズ変調を少なくすることができ、また、可聴のノイ
ズも小さい量子化器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、ディジタル入力信号の大きさ、種類等のパ
ラメータを検出し、この検出に応じて、ディザ−の付加
、ノイズシェービング等の処理を選択的にディジタル入
力信号に対して行うようにした量子化器である。
〔作用〕
ディザ−の付加、ノイズシェービングの処理は、入力信
号のゲイン等で必要な時と、かえってこれらによりノイ
ズが増加する時とがある。従って、この発明では、これ
らの処理が有効な時にのみなされる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図において、■がイコライザ、フェーダ−等
の信号処理回路を示し、信号処理回路lから処理後の信
号が発生する。
信号処理回路lの出力信号が加算器2及びパラメータ検
出回路3に夫々供給される。パラメータ検出回路3は、
信号処理回路lの出力信号のゲイン等から再量子化すべ
き信号の性質を検出し、検出信号Piを発生する。また
、信号処理回路lからは、この回路構成が簡単か複雑か
を示す検出信号Hiが発生する。これらの検出信号Pi
及びHlが判定回路4に供給される。
判定回路4は、検出信号Pi及びHiに基づいて制御信
号に1及びに2を発生する。制御信号に1が乗算器5に
供給され、制御信号に2が乗算器6に供給される。乗算
器5の出力信号が加算器2に供給され、乗算器6の出力
信号が加算器7に供給される。加算器2には、信号処理
回路lの出力信号が供給され、この加算器2の出力信号
が加算器7に供給される。加算器7の出力信号が量子化
器8に供給され、量子化器8から出力信号が発生する。
量子化器8は、切り捨て、切り上げ又は四捨五入により
所定の語長例えば16ビツトの出力信号を発生する。
制御信号に1は、ノイズシェービングに関スる制御信号
である。加算器2の出力信号と量子化器8の出力信号と
が減算器9に供給される。減算器9により入力信号の値
が一定の時に量子化エラーが検出され、この量子化エラ
ーが1サンプルの遅延回路10を介して乗算器5に供給
される。減算器9及び遅延回路lOを含むフィードバッ
クループにより1次のノイズシェービング回路が構成さ
れる。例えば加算器2に対して、7.1の一定の値を持
つ入力信号が供給され、量子化器8が7の値の出力信号
を発生する場合では、減算器9により−0,1の量子化
エラーが検出され、この量子化エラーが遅延回路10及
び乗算器5を介して加算器2に供給される。従って、量
子化エラーが累積することを防止することができる。若
し、(k1=“O″)の時には、乗算器5の出力信号が
0であり、ノイズシェービングの処理がされない。
制御信号に2は、ディザ−の付加の処理を制御するため
の制御信号である。(k2=“l”)の時にディザ−が
加算器7に供給され、量子化器8の前段でディザ−が付
加される。(k2=“0”)の時では、ディザ−が付加
されない、ディザ−は、例えばI LSBの値を持つラ
ンダムなデータ系列である。
第2図は、制御信号に1及びに2によりなされる制御動
作を示す表であって、第2図Aが20ビツトの入力信号
を信号処理回路1に供給し、量子化器8から16ビツト
の出力信号を得る時の制御動作を示す表で、第2図Bが
16ビツトの入力信号を信号処理回路lに供給し、量子
化器8から16ビツトの出力信号を得る時の制御動作を
示す表である。
この表では、入力信号の性質を示すパラメータとして3
種類a、b、cが用意され、夫々に応じた検出信号Pi
がパラメータ検出回路3により発生する。
agoレベルの入力信号 b:小レベルの信号であって、直流(DC)又は低い周
波数の入力信号 C:その他の入力信号 また、信号処理回路1の構成の複雑さの程度に応じて、
信号処理回路1から発生する検出信号H1により、下記
のd、e及びfが識別される。
dニスルーの処理のように、入力対出力のゲインの比が
1の回路 e:フェーダ、量子化器等の簡単な構成の回路f:複雑
な信号処理回路。第3図に示すように、入力信号が供給
される1サンプル遅延回路11.12と、入力信号及び
遅延回路11.12の出力信号が夫々供給される係数乗
算器21.22.23と、出力信号が供給されるlサン
プル遅延回路13.14と、遅延回路13.14の出力
信号が夫々供給される係数乗算器24.25とからなる
イコライザが複雑な信号処理回路の例である。
これらの入力信号及び回路構成の種類の中で、種類aに
ついては、回路構成と無関係にノイズシェービング及び
ディザ−の付加の処理が不要であり、(kLk2−“O
″)とされる。
種類すの入力信号に関しては、語長が短くされる場合(
第2図A)では、回路構成がどの種類でも制御信号に1
及び又はに2が“l”とされる。語長を短くする時に、
量子化歪みが生じるので、その対策として、ノイズシェ
ービングの処理又はディザ−の付加がなされる。
語長が変化しない場合(第2図B)では、回路構成がd
の場合でノイズシェービング及びディザ−の付加の処理
がされず、e及びfの場合でこれらの処理がされる。
種1icの入力信号に関しては、語長が短くされる場合
(第2図A)では、回路構成がd及びeの種類で、制御
信号に1及び又はに2が“1”とされ、回路構成が「の
種類の時にに1及びに2が共に“0″とされる。
語長が変化しない場合(第2図B)では、回路構成がe
の場合のみでノイズシェービング及びディザ−の付加の
処理がされ、d及びfの場合でこれらの処理がされない
第3図に示すイコライザは、複雑な回路構成の種類fの
例である。この回路では、加算器26により多数の信号
が加算されているので、多数の信号の下位ビットがディ
ザ−と類似した機能を果たす。このため、入力信号の種
類がCでも、回路構成がfの時には、ノイズシェービン
グの処理及びディザ−の付加がされない、その結果、重
み付けがされていないノイズを最小とすることができる
ここで、(kl=L  k2=o)として、重み付けが
されたノイズを最小としても良い。
なお、上述の実施例では、1次のノイズシェービング回
路が示されているが、2次以上のノイズシェービング回
路等の種々の構成のものを使用しても良い。
〔発明の効果〕
この発明では、ディザ−の付加或いはノイズシェービン
グの処理が入力信号及び信号処理に適応してでされる。
つまり、入力信号が無信号の時、並びに前段の信号処理
回路の入力出力伝達関数が1の時は、量子化器でのノイ
ズの発生を防止できる。また、信号処理回路が複雑な処
理を行っていて、且つ量子化器への入力信号が小さくな
く又は非常に低い周波数の信号でもない時は、量子化ノ
イズの増加が最小限に抑えられる。更に、上述の場合以
外では、量子化歪みの発生、量子化変調ノイズの発生が
最小限に抑えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の一実施例の制御動作を示す路線図、第3図は信号処理
回路の一例であるイコライザのブロック図である。 図面における主要な符号の説明 l;信号処理回路、 2:ノイズシェービングのための加算器、3:入力信号
の種類等を検出する回路、4:判定回路、 7:ディザ−の付加のための加算器。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ディジタル入力信号の大きさ、種類等のパラメータを検
    出し、上記検出に応じて、ディザーの付加、ノイズシェ
    ービング等の処理を選択的に上記ディジタル入力信号に
    対して行うようにした量子化器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005057550A1 (ja) * 2003-12-15 2005-06-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 音声圧縮伸張装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005057550A1 (ja) * 2003-12-15 2005-06-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 音声圧縮伸張装置

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