JPH048610Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH048610Y2 JPH048610Y2 JP1984134715U JP13471584U JPH048610Y2 JP H048610 Y2 JPH048610 Y2 JP H048610Y2 JP 1984134715 U JP1984134715 U JP 1984134715U JP 13471584 U JP13471584 U JP 13471584U JP H048610 Y2 JPH048610 Y2 JP H048610Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ossicles
- row
- lattice
- electrode plate
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011149 active material Substances 0.000 claims description 8
- 239000002253 acid Substances 0.000 claims description 6
- 229910001245 Sb alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 2
- 229910000882 Ca alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910020159 Pb—Cd Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 229910000464 lead oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- YEXPOXQUZXUXJW-UHFFFAOYSA-N oxolead Chemical compound [Pb]=O YEXPOXQUZXUXJW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は主として、自動車のエンジン始動、点
灯などの電源として使用される鉛蓄電池用極板に
関するものである。
灯などの電源として使用される鉛蓄電池用極板に
関するものである。
従来技術とその問題点
エキスパンド式格子体は従来の鋳造式格子体に
比較して、飛躍的に向上した。更にPb−Ca系合
金及びPb−Low Sb系合金により自己放電量が減
少し、補水不要となり、所謂メンテナンスフリー
化が達成され、近年特にメンテナンスフリーバツ
テリーとして多く販売される様になつた。
比較して、飛躍的に向上した。更にPb−Ca系合
金及びPb−Low Sb系合金により自己放電量が減
少し、補水不要となり、所謂メンテナンスフリー
化が達成され、近年特にメンテナンスフリーバツ
テリーとして多く販売される様になつた。
しかしエキスパンド式格子体においても問題点
がある。即ちこの種の蓄電池の殆んどは使用中正
極板の膨張（以後グロスという）により、負極板
ストラツプ下面に正極板が接触し短絡により、寿
命が短くなるという欠点がある。なおこの正極板
のグロス現象は次の様に考えられている。
がある。即ちこの種の蓄電池の殆んどは使用中正
極板の膨張（以後グロスという）により、負極板
ストラツプ下面に正極板が接触し短絡により、寿
命が短くなるという欠点がある。なおこの正極板
のグロス現象は次の様に考えられている。
蓄電池使用中、暫次格子体が腐蝕される。この
時に鉛から酸化鉛になる時に生じる体積変化及び
ペーストの体積変化による応力、格子体表面の腐
蝕層の充放電による体積変化及びペーストの体積
変化から生じる応力により、結果として極板は上
方に伸ばされる。これがセパレータを越して負極
板のスポンジ鉛と接触し短絡を起す。更に甚しい
場合は伸びた正極板の上端が負極板群ストラツプ
下面に接触して、短絡を起す等により短寿命の原
因となつている。
時に鉛から酸化鉛になる時に生じる体積変化及び
ペーストの体積変化による応力、格子体表面の腐
蝕層の充放電による体積変化及びペーストの体積
変化から生じる応力により、結果として極板は上
方に伸ばされる。これがセパレータを越して負極
板のスポンジ鉛と接触し短絡を起す。更に甚しい
場合は伸びた正極板の上端が負極板群ストラツプ
下面に接触して、短絡を起す等により短寿命の原
因となつている。
考案の目的
本考案は鉛蓄電池用エキスパンド式極板を構成
する格子体の構造を改良することにより、正極板
のグロス現象を極板高さ範囲内に抑制できる構造
の極板とすることにより長寿命な鉛蓄電池を提供
するものである。
する格子体の構造を改良することにより、正極板
のグロス現象を極板高さ範囲内に抑制できる構造
の極板とすることにより長寿命な鉛蓄電池を提供
するものである。
考案の構成
上記目的を達成するために、本考案は傾斜小骨
７，８と、格子部Ａ，Ｂとを有する鉛蓄電池用エ
キスパンド式極板であつて、 前記傾斜小骨７，８は、ａ列傾斜小骨７とｂ列
傾斜小骨８とを有するものであり、 前記ａ列傾斜小骨７は、右上り方向に平行に並
んだものであり、 前記ｂ列傾斜小骨８は、右下り方向に平行に並
んだものであり、 前記格子部Ａ，Ｂは、前記傾斜小骨７，８に囲
まれた活物質充填部であり、前記ａ列傾斜小骨７
と前記ｂ列傾斜小骨８とが交差する上方の角度が
αである格子部Ａと、αより小さいα′である格子
部Ｂとからなり、 前記α′である格子部Ｂは、斜め方向に少なくと
も一列並んでいることを特徴とするものでる。
７，８と、格子部Ａ，Ｂとを有する鉛蓄電池用エ
キスパンド式極板であつて、 前記傾斜小骨７，８は、ａ列傾斜小骨７とｂ列
傾斜小骨８とを有するものであり、 前記ａ列傾斜小骨７は、右上り方向に平行に並
んだものであり、 前記ｂ列傾斜小骨８は、右下り方向に平行に並
んだものであり、 前記格子部Ａ，Ｂは、前記傾斜小骨７，８に囲
まれた活物質充填部であり、前記ａ列傾斜小骨７
と前記ｂ列傾斜小骨８とが交差する上方の角度が
αである格子部Ａと、αより小さいα′である格子
部Ｂとからなり、 前記α′である格子部Ｂは、斜め方向に少なくと
も一列並んでいることを特徴とするものでる。
実施例
本考案の一実施例を図面に基き説明する。
１はPb−Cd或はPb−Low Sb合金よりなるエ
キスパンド式格子体２に活物質３を充填して製造
された正極板である。４は格子体２の上部親骨、
５は同下部親骨である。６は耳部、７は右上り方
向に平行に並んだ傾斜小骨a1〜a11よりなるａ列
傾斜小骨である。８はa1〜a11列間をつなぐ右下
り方向に平行に並んだ傾斜小骨b1〜b11よりなる
ｂ列傾斜小骨である。８′は傾斜小骨８のうち傾
斜角度を異にする例えば第１図に示すイ，ロ，
ニ，ハの区域内のつなぎ小骨である。
キスパンド式格子体２に活物質３を充填して製造
された正極板である。４は格子体２の上部親骨、
５は同下部親骨である。６は耳部、７は右上り方
向に平行に並んだ傾斜小骨a1〜a11よりなるａ列
傾斜小骨である。８はa1〜a11列間をつなぐ右下
り方向に平行に並んだ傾斜小骨b1〜b11よりなる
ｂ列傾斜小骨である。８′は傾斜小骨８のうち傾
斜角度を異にする例えば第１図に示すイ，ロ，
ニ，ハの区域内のつなぎ小骨である。
なおａ列傾斜小骨７とｂ列傾斜小骨８との交差
する上方の角度をαとし、これら小骨７，８に囲
まれた活物質充填部を格子部Ａとする。また、ａ
列傾斜小骨７とつなぎ小骨８′との交差角度を
α′とし、これら小骨７，８′に囲まれた活物質充
填部を格子部Ｂとする。９は極板群、１０は負極
板群ストラツプ、１１はセパレータである。
する上方の角度をαとし、これら小骨７，８に囲
まれた活物質充填部を格子部Ａとする。また、ａ
列傾斜小骨７とつなぎ小骨８′との交差角度を
α′とし、これら小骨７，８′に囲まれた活物質充
填部を格子部Ｂとする。９は極板群、１０は負極
板群ストラツプ、１１はセパレータである。
上述の如き構成においてα＞α′なる関係とする
ことにより、グロスによる伸びを各小骨８′にて
横方向に分散させて抑制する。すなわち、格子部
Ｂを一枚の格子体の斜め方向に少なくとも一列設
けることにより、グロスによる伸びを抑制できる
ものである。
ことにより、グロスによる伸びを各小骨８′にて
横方向に分散させて抑制する。すなわち、格子部
Ｂを一枚の格子体の斜め方向に少なくとも一列設
けることにより、グロスによる伸びを抑制できる
ものである。
考案の効果
以上述べた如く、本考案においては、エキスパ
ンド式極板の傾斜小骨の交差角度がαの区域すな
わち格子部Ａ以外に交差角度がαより小さいα′の
区域すなわち格子部Ｂを斜め方向一列に設けるこ
とによりグロスを抑制し、極板全体のグロスを阻
止するものである。
ンド式極板の傾斜小骨の交差角度がαの区域すな
わち格子部Ａ以外に交差角度がαより小さいα′の
区域すなわち格子部Ｂを斜め方向一列に設けるこ
とによりグロスを抑制し、極板全体のグロスを阻
止するものである。
従つて本考案による極板を用いた蓄電池は、グ
ロスによる短絡を阻止し、長寿命で且つ信頼性の
あるメンテナンス・フリー・バツテリーを提供す
ることが出来るので、その工業的価値は極めて大
である。
ロスによる短絡を阻止し、長寿命で且つ信頼性の
あるメンテナンス・フリー・バツテリーを提供す
ることが出来るので、その工業的価値は極めて大
である。
第１図は本考案極板の正面図、第２図は本考案
による格子体の正面図、第３図は従来極板群正面
図でグロスした場合の変形状態を示すものであ
る。 ２……エキスパンド式格子体、４……上部親
骨、５……下部親骨、７……ａ列傾斜小骨、８…
…ｂ列傾斜小骨、Ａ……交差角度αの格子部、Ｂ
……交差角度α′の格子部。
による格子体の正面図、第３図は従来極板群正面
図でグロスした場合の変形状態を示すものであ
る。 ２……エキスパンド式格子体、４……上部親
骨、５……下部親骨、７……ａ列傾斜小骨、８…
…ｂ列傾斜小骨、Ａ……交差角度αの格子部、Ｂ
……交差角度α′の格子部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 傾斜小骨７，８と、格子部Ａ，Ｂとを有する鉛
蓄電池用エキスパンド式極板であつて、 前記傾斜小骨７，８は、ａ列傾斜小骨７とｂ列
傾斜小骨８とを有するものであり、 前記ａ列傾斜小骨７は、右上り方向に平行に並
んだものであり、 前記ｂ列傾斜小骨８は、右下り方向に平行に並
んだものであり、 前記格子部Ａ，Ｂは、前記傾斜小骨７，８に囲
まれた活物質充填部であり、前記ａ列傾斜小骨７
と前記ｂ列傾斜小骨８とが交差する上方の角度が
αである格子部Ａと、αより小さいα′である格子
部Ｂとからなり、 前記α′である格子部Ｂは、斜め方向に少なくと
も一列並んでいることを特徴とする、 鉛蓄電池用エキスパンド式極板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984134715U JPH048610Y2 (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984134715U JPH048610Y2 (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6149978U JPS6149978U (ja) | 1986-04-03 |
| JPH048610Y2 true JPH048610Y2 (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=30693220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984134715U Expired JPH048610Y2 (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH048610Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6032130B2 (ja) * | 2013-05-31 | 2016-11-24 | 株式会社Ｇｓユアサ | 蓄電池用格子及びこれを用いた蓄電池 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52136333A (en) * | 1976-05-10 | 1977-11-15 | Japan Storage Battery Co Ltd | Lattice for battery |
| JPS5315533A (en) * | 1976-07-29 | 1978-02-13 | Shin Kobe Electric Machinery | Lattice for lead battery |
-
1984
- 1984-09-05 JP JP1984134715U patent/JPH048610Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52136333A (en) * | 1976-05-10 | 1977-11-15 | Japan Storage Battery Co Ltd | Lattice for battery |
| JPS5315533A (en) * | 1976-07-29 | 1978-02-13 | Shin Kobe Electric Machinery | Lattice for lead battery |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6149978U (ja) | 1986-04-03 |
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