JPH0485264A - 画像形成装置におけるシート積載量検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に係り、
詳しくは画像形成装置における排出シートのシート積載
量検知装置に関する。

（ロ）　従来の技術 従来の複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装
置における排紙されたシートの積載量検知装置を第１５
図及び第１６図を参照して説明する。

図において、画像を定着されたシートＳは搬送ガイドａ
、ｂの間を公知の搬送手段により矢印六方向へ搬送され
る。シートＳの先端が搬送ガイドａ、ｂの孔Ｃに突出す
るアクチュエータｄの上端に当接すると、アクチュエー
タｄは引張ばねｅの弾性力に抗して回動軸ｆを中心とし
て時計回り方向に回動し、図中２点鎖線で表示された位
置まで回動される。

このときアクチュエータｄはフォトインタラプタｇを遮
光するため、シートＳがアクチュエータｄを通過し始め
たことを検知する。

次に、第１６図に示すように、シートＳの後端がアクチ
ュエータｄを通過すると、このアクチュエータｄは引張
ばねｅの引張力により反時計回り方向へ回動し、アクチ
ュエータｄの上端は再び孔Ｃに突出すると共に、アクチ
ュエータｄの下端りは排出トレイｌの側壁Ｊに当接して
、静止する。

前記排出トレイｉに積載収容されたシートＳか所定量に
達していない場合、即ち第１５図に示すようなシートＳ
の積載量では、シートＳがアクチュエータｄに接触しな
いため、フォトインタラプタにはアクチュエータｄによ
り遮光されない。

また、第１６図に示す２点鎖線の位置までシートＳが積
載されている場合には、このシートＳによりアクチュエ
ータｄは２点鎖線で表示した位置で抑止されるので、フ
ォトインタラプタｋを遮光する。

これにより排出トレイｉ上に積載されているシー）Ｓが
所定量に達したことを検知する。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記従来例では、 ■部品点数が多く、組立時間がかかり、コスト高となる
（アクチュエータｄ、回転軸ｆ、引張ばねｅ、フォトイ
ンタラプタｇ、ｋ、即ち、少なくとも５個の部材が必要
である）。

■アクチュエータｄの回転軸ｆを本体に別個に取付けて
いるため、アクチュエータｄの位置精度を良好にするこ
とが難しく、検知性能か良好でない。

という問題があった。

そこで、本発明はアクチュエータの回転軸に排出ローラ
の軸を共用することにより、シート積載検知装置の部品
点数を低減すると共に、その位置精度を向上するシート
積載量検知装置を提供することを目的とするものである
。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、
例えば第１図及び第２図を参照して示すと、シート（Ｓ
）を積載収容する積載部材（１９）と、前記シート（Ｓ
）を該積載部材（１９）に導く搬送路（２２，２３）と
、前記シート（Ｓ）を該積載部材上（１９）に排出する
排出ローラ（２１）と、前記シート（Ｓ）に当接するア
クチュエータ（２５）と、該アクチュエータ（２５）の
状態を検知する検知手段（２８）と、を有する画像形成
装置において、前記アクチュエータ（２５）が前記排出
ローラ（２１）の軸（２４）に軸支されたことを特徴と
する。

（１作用 以上の構成に基づき、画像が形成されたシート（Ｓ）を
搬送路（２２，２３）により導き排出ローラ（２１）に
より積載部材（１９）上に排出する。そして、前託搬送
路（２２，２３）の途中において、前記シート（Ｓ）に
当接するアクチュエータ（２５）の状態を検知手段（２
８）により検知する。

上記において、前記アクチュエータ（２５）が前記シー
ト（Ｓ）に当接すると、該アクチュエータ（２５）は前
記排出ローラ（２１）の−（２４）を中心として回動す
る。

なお、前記カッコ内の符号は例示であり、同等構成を限
定するものではない。

（へ）実施例 以下、図面に沿って、本発明の詳細な説明する。

第１図乃至第４図により第１実施例を説明するのである
か、先ず、第４図によりシート積載量検知装置を適用し
たレーザービームプリンタ１０の概要を説明する。

１は画像情報に応じてレーザー光を照射及び走査するス
キャナユニットであり、２は像担持体であるプロセスカ
ートリッジであって、感光ドラム３、コロナ放電器であ
る一次帯電器４、トナーを収納した現像器５、クリーナ
６等の画像形成手段を内蔵している。

上記スキャナユニット１から発射されたレーザー光はミ
ラー７を介してプロセスカートリッジ２内の一次帯電器
４により帯電された感光ドラム３上に照射され、静電潜
像を形成し、次いで現像器５によりトナー像を形成して
顕画像化される。

一方給紙カセット８から給送ローラ９によす給送された
シートＳは、その給送ローラ９に対向して設けられた分
離バッド１１により１枚ずつ分離される。そして分離さ
れたシートＳは、上下に設けられたガイド板１２ａ、１
２ｂによりガイドされて、−時的に停止しているレジス
トローラ対１３ａ、１３ｂ闇に搬送されて斜行を補正さ
れた後、そのレジストローラ対１３ａ、１３ｂにより前
記感光ドラム３上に形成されたトナー像の先端と同期し
て間歇的に搬送される。

１４は前記感光ドラム３上に形成されたトナー像をシー
トＳに転写するための転写帯電器であり、その転写帯電
器１４により画像を転写されたシートＳは搬送ローラ１
５により定着器１６に搬送される。そして、上記定着器
１６により転写画像が永久定着されたシートＳは、フラ
ッパ１７により選択された各搬送路を経て排出トレイ１
８または１９に夫々排出されるものである。

第４図において、１９は排出されたシートＳを積載収容
するための積載部材である排出トレイである。この排出
トレイ１９はシートＳの排出方向後端側（図面左側）が
低くなるように傾斜して設けられている。上記排出トレ
イ１９のシート搬送方向上流側には、記録後のシートＳ
を装置外に排出するための排出手段である排出ローラ２
１及びピンチローラ２０が設けられている。この排出ロ
ーラ２１は図示しない駆動手段により駆動回転し、ピン
チローラ２０はこれに圧接して従動回転することにより
シートＳを順次搬送して上記排出トレイ１９に排出する
ものである。

上記排出ローラ２１及びピンチローラ２０の上流側には
、シートＳをガイドするための搬送ガイド２２．２３が
設けられている。この搬送ガイド２２．２３はシートＳ
が前記フラッパ１７より排出ローラ２１及びピンチロー
ラ２０に至るまでの搬送路を形成するものである。

そして、本発明の第１実施例の要点であるシート積載量
検知装置３０を第１図により詳細に説明する。

前記排出ローラ２１の回転軸２４には、アクチュエータ
２５が回転自在に取付けられている。このアクチュエー
タ２５にはアーム２６が一体的に形成されており、また
、このアーム２６にはストッパ２７が一体的に形成され
ている。フォトインタラプタ２８はレーザービームプリ
ンタ１０の本体に配設されていて、このフォトインタラ
プタ２８の側面にストッパ２７が当接したときに、前記
アーム２６がフォトインタラプタ２８を遮光するように
なっており、アーム２６、ストッパ２７、フォトインタ
ラプタ２８は何れもシートＳの排出動作の妨げとならな
いために、シートＳの排出領域の限界線Ｂよりも外側に
配置されている。

次に、第２図及び第３図により上記実施例の作用を説明
する。

第２図は排出トレイ１９上に収容されたシートＳが所定
量に達していない状態を示している。

画像を定着したシートＳが搬送ガイド２２，２３の間を
矢印六方向に搬送される。シートＳが排出される前には
、アクチュエータ２５は自重により下方に下がり、スト
ッパ２７により図中実線表示の位置に停止しており、ア
クチュエータ２５と一体に形成されたアーム２６はフォ
トインタラプタ２８を遮光している。

シートＳがローラ２０，２１により排出され始めると、
シートＳは図中２点鎖線で示した位置を通過するため、
アクチュエータ２５及びアーム２６はシートＳの進行に
伴って図中１点鎖線で示された位置まて回動し、フォト
インタラプタ２８の遮光状態は解除される。

シートＳが排出され終ると、シートＳが排出トレイ１９
上に積載収納され、アクチュエータ２５及びアーム２６
は自重により図中実線で示された位置まで下がりアーム
２６によりフォトインタラプタ２８は遮光され、排出ト
レイ１９上に積載収容されたシートＳが、未だ所定量に
達していないことを認識できる。

第３図に示すように、排出トレイ１９上に積載収容され
たシートＳが所定量に達している場合には、アクチュエ
ータ２５及びアーム２６が自重で下に下がるが、アーム
２６がフォトインタラプタ２８を遮光する位置に至る前
にアクチュエータ２５がシートＳに当接してしまい、ア
ーム２６はフォトインタラプタ２８を遮光しない位置で
止まってしまう。

このため、フォトインタラプタ−２８は透光し続けるこ
とになり、排出トレイ１９上に積載収容されたシートＳ
が所定量に達したことを認識できる。

以上、説明したように、本実施例によれば、アクチュエ
ータ２５が排出ローラ軸２４を中心として回動し、かつ
アクチュエータ２５が自重により下方に付勢されるため
、部品点数、組立工数の削減がされて、コストを低減で
きる。

また、アクチュエータ２５が排出ローラ２１の軸２４に
軸支されているので、アクチュエータ２５の位置精度が
よく、シート積載量の検知性能を向上できる。

次に、第２実施例を第５図乃至第７図を参照して説明す
る。

本実施例においては、アクチュエータ２５を排出ローラ
２１の回転軸２４の中央部に軸支し、このアクチュエー
タ２５の軸支部から上方に突起２９を一体に延出し、こ
の突起２９により遮光されるフォトインタラプタ２８を
回転軸２４の上方に配設したものであり、突起２９にス
トッパ３１が設けられており、このストッパ３１がフォ
トインタラプタ２８の側面に当接することにより、アク
チュエータ２８の先端が所定の高さよりも下方に移動す
ることを阻止されるようになっている。

また、第６図はシートＳの排出トレイ１９上に積載収容
された量が所定量に達していない場合を示している。第
１実施例における第２図と同様の状態を示している。

また、第７図はシートＳの排出トレイ１９上に積載収容
された量が所定量に達している場合を示している。第１
実施例における第３図と同様の状態を示している。

そして、本実施例の作用は前記第１実施例と同様であり
、説明を省略する。

本実施例の効果は前記第１実施例と同じ効果を有する他
に、以下に述べる効果を有する。

第１実施例においては、フォトインタラプタ２８、アー
ム２６、ストッパ２７をシートＳの排出領域外に配設し
なければならないので、片側基準゛の画像形成装置にし
か適用できない。

本第２実施例においては、フォトインタラプタ２８、前
記アーム２６に相当する突起２９及びストッパ３１がシ
ートＳの排出領域よりも上方に設けられているために、
本実施例は適用上制約を受けない、また、中央基準の画
像形成装置にも適用できる。

次に、第３実施例を第８図乃至第１１図により説明する
。

本実施例においては、第４図に示す第１実施例の定着器
１６までの経路は同様であるが、排出トレイ１８の代り
に、床投影面積を減少させるために、排出トレイ３２が
立姿勢に取付けられており、定着器１６から搬送ガイド
３３．３４を介して、排出ローラ３５、ピンチローラ３
６が排出トレイ３２の下端部に設けられている。

そして、アクチュエータ３７が排出ローラ３５の軸３５
ａに軸支されている。なお、アクチュエータ３７の形状
は第６図及び第７図に示したアクチュエータ、２５と同
形状であり、このアクチュエータ３７には突起３８が延
設され、この突起３８にはストッパ３９が一体に取付け
られていて、このストッパ３９が係合したときに遮光さ
れるフォトインタラプタ４０がレーザービームプリンタ
１０の本体に取付けられている。

第９図はシートＳが排出トレイ３２に所定量積載されて
いない場合を示し、アクチュエータ３７の突起３９がフ
ォトインタラプタ４０を遮光している。

第１０図に示すようにシートＳが排出トレイ３２に所定
量積載されると突起３８がフォトインタラプタ４０を遮
光しない。

このように作用は第６図、第７図について説明した場合
と同じである。従って効果も第２実施例と同じである。

次に、第１２図乃至第１４図を参照して、第４実施例を
説明する。

１９は第４図に示すレーザービームプリンタ１０の上面
に設けられた排出トレイである。この実施例においては
排出ローラ４１が排出トレイ１９の基端部上部に設けら
れ、この排出ローラ４１の軸４１ａの中央部に扇形のア
クチュエータ４２が軸支されている。

そして、このアクチュエータ４２にストッパ４４が一体
に取付けられ、このストッパ４４が排出トレイ１９の側
板１９ａに係合されるようになっており、搬送ガイド２
３の上端とアクチュエータ４２との間に巻ばね４５が介
装されて、アクチュエータ４２が反時計回り方向に付勢
されている。

また、レーザービームプリンタ１０の本体にフォトイン
タラプタ４６が取付けられていて、アクチュエータ４２
が第１３図に示すように、排出トレイ１９に積載された
シートＳの左端により押圧されたときにフォトインタラ
プタ４６がアクチュエータ４２により遮光されるように
なっている。

なお、ピンチローラ４７が排出ローラ４１の上方に設け
られている。

第１２図に示すように、排出トレイ１９に積載されたシ
ートＳが所定量未満のときにはシートＳがアクチュエー
タ４２を押圧しないので、アクチュエータ４２は巻ばね
４５の付勢によりストッパ４４が排出トレイ１９の側壁
に当接するまでアクチュエータ４２が軸４１ａを中心に
回動されて、アクチュエータ４２がフォトインタラプタ
４６を遮光しない、このことにより、シートＳが所定量
に達していないことを認識できる。

また、第１３図に示すように、シートＳが排出トレイ１
９に所定量積載されると、このシートＳの左端がアクチ
ュエータ４２を巻ばね４５の付勢に抗して時計回り方向
に回動させるので、このアクチュエータ４２によりフォ
トインタラプタ４６が遮光される。このことにより、シ
ートＳが排出トレイ１９上に所定量積載されたことを認
識できる。

本実施例の効果は前記実施例と同様である上に、排出ロ
ーラ４１、フォトインタラプタ４６、アクチュエータ４
２を低く配設したので、レーザービームプリンタ１０の
姿勢を低くする効果がある。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、アクチュエータが
排出ローラの軸に軸支されたので、少くともアクチュエ
ータを支持する軸が省略されるため、部品点数を低減し
て、コストを低減できる。

また、アクチュエータの支軸を別個に本体に取付けるよ
りもアクチュエータ支軸の精度を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す斜視図、第２図はそ
の排出トレイにシートが所定量積載されていない状態を
示す断面側面図、第３図はその排出トレイにシートが所
定量積載されている状態を示す断面側面図、第４図は本
発明を実施した第１実施例のレーザービームプリンタを
示す断面側面図、第５図は第２実施例を示す斜視図、第
６図はそのシート積載量が所定量未満の状態を示す断面
側面図、第７図はそのシート積載量が所定量に達した状
態を示す断面側面図、第８図は第３実施例を適用したレ
ーザービームプリンタの断面側面図、第９図はその排出
トレイにシートが所定量未満積載された状態を示す断面
側面図、第１０図はそのシートが所定量に達した状態を
示す断面側面図、第１１図は第３実施例の斜視図、第１
２図は第４実施例で、シートが排出トレイに所定量未満
積載された状態を示す断面側面図、第１３図はそのシー
トが所定量に達した状態を示す断面側面図、第１４図は
第４実施例を示す斜視図、第１５図は従来例を示し、そ
の排出トレイに積載されたシートが所定量未満の状態を
示す断面側面図、第１６図はそのシートが所定量積載さ
れた状態を示す断面側面図である。 １９−・・積載部材（排出トレイ） ２１−・・排出ローラ　　　２２，２３・・・搬送路（
搬送ガイド）　　　　２４−・・軸　　　２５・・・ア
クチュエータ　　　２８・・・検知手段（フォトインタ
ラプタ＞　　　　　Ｓ−・・シート出職人　　キャノン
株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シートを積載収容する積載部材と、 前記シートを該積載部材に導く搬送路と、 前記シートを該積載部材上に排出する排出ローラと、 前記シートに当接するアクチュエータと、 該アクチュエータの状態を検知する検知手段と、 を有する画像形成装置において、 前記アクチュエータが前記排出ローラの軸に軸支された
   ことを特徴とする画像形成装置におけるシート積載量検
   知装置。