JPH048503Y2 - - Google Patents

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JPH048503Y2
JPH048503Y2 JP13261784U JP13261784U JPH048503Y2 JP H048503 Y2 JPH048503 Y2 JP H048503Y2 JP 13261784 U JP13261784 U JP 13261784U JP 13261784 U JP13261784 U JP 13261784U JP H048503 Y2 JPH048503 Y2 JP H048503Y2
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JP
Japan
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slide base
lid
cam
tape
locking
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は小型テープレコーダに係り、例えばメ
ツセージなどを録音・再生するために好適な携帯
用の口述式の録音再生機などの小型テープレコー
ダに関する。 (従来の技術) 近年、例えば上司によつてビジネス文章などが
録音されたメツセージを再生し、これを聞きなが
ら秘書などが文書としてタイプするために用いら
れる、所謂口述録音再生機(以下、単に口述録音
機と言う)などの小型テープレコーダが業務にお
いて利用されつつある。 この種、口述録音機は机上に置いて使用される
据置型と携帯用として使用されるポータブル型と
の2種類が有る。前者では通常のオーデイオテー
プカセツトが一般的に使用され、また、後者にあ
つては上記テープカセツトの約1/4位の大きさの
所謂マイクロカセツトが一般的に利用されてい
る。これら口述録音式の小型テープレコーダの使
用に際しては、一般的に一旦録音されたメツセー
ジを再生し終ると、このメツセージ内容の機密を
保持するために記録された情報を全て消去するこ
とが多い。 (考案が解決しようとする問題点) また、上記マイクロカセツトなどの一般的なテ
ープレコーダは、記録/再生時などのPlay状態
では、蓋体が装置のロツク部材によつてロツクさ
れるものの、蓋体の開蓋状態ではPlay状態にす
ることが不可能となつている。また、蓋体が開蓋
状態でPlay操作とすることが可能な装置の場合
には、このPlay状態では蓋体を閉蓋ロツクする
ことができないなどの欠点がある。 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたもの
であり、一側に係止部9a′,9b′を有してテープ
カセツトを載置するテープカセツト載置部24a
を開閉蓋する回動自在な蓋体2と、 磁気ヘツド40およびピンチローラ41を搭載
して駆動機構にて進退する摺動自在なスライドベ
ース39と、 弾性手段にて回動力が付勢されているものの回
動位置が規制されており、一端部を前記係止部9
a′,9b′を係止可能に臨ませると共に、他端部を
前記スライドベース39の一端部に対接可能に臨
ませた回動自在なロツク52,53部材とよりな
り、 前記ロツク部材52,53は、前記蓋体の閉蓋
状態における前記スライドベース39の前進に伴
なう動作時、前記他端部が前記スライドベースと
の当接にて前記弾性手段に抗して回動し、前記一
端部が前記蓋体2の係止部9a′,9b′と係合して
蓋体をロツクし、前記蓋体の開蓋状態における前
記スライドベースの動作時、ロツク位置に回動変
位するものの蓋体の閉蓋動作により前記係止部9
a′,9b′の端部にて弾性手段に抗して強制的に回
動変位されてロツク位置より一時的に退避して前
記蓋体の閉蓋動作を許容するよう構成したことを
特徴とする小型テープレコーダを提供するもので
ある。 (実施例) 第1図は本考案になる小型テープレコーダの機
構部の構成を示す平面図である。第2図A,Bは
小型テープレコーダの正面図および一部側面図、
同図Cはテープカセツト挿入部の蓋部を開蓋した
状態を示す背面の外観斜視図、第3図は本考案に
なる小型テープレコーダに適用し得る小型テープ
カセツト(超マイクロカセツト)を示し、同図A
は外観斜視図、同図Bは上半体を取り外した状態
を示す平面図である。 第2図A〜Cに示す如く、小型テープレコーダ
本体Sは機体部1と、これに回動自在に枢支され
た略コ字型の蓋体2とより構成され、同図Cに示
すように、背部の蓋体2を上方に略90度回動した
開蓋状態で小型テープカセツトAを矢印Pで示す
方向から水平状態で装填するようになつている。 機体部1の上面(操作面)1aの上部には、同
図A,Bに示す如く、記録されたメツセージの各
メツセージ番号3aおよびテープカウント3bを
表示する表示部3が設けられると共に、表示部3
の下部には記録(Record)、巻戻し/再生
(Rew/Play)および停止(Stop)など各モード
を操作する操作ボタン4が設けられている。 操作ボタン4は、例えば上下に2列配置された
一対の操作ボタン群4a,4bとより構成されて
おり、それぞれの列の中央部には主要操作ボタン
となる、記録ボタン(Record)5、巻戻し/再
生ボタン(Rew/Play)6および電源ボタンな
どが対向配置され、これらの主要操作ボタン5,
6は同図Aに示されるように、他の操作ボタンよ
り大きく形成されている。 一対の操作ボタン群4a,4bのそれぞれの上
面は同図Bに示すように、互いに対向するように
傾斜させた形状とされ、操作ボタン群4a,4b
によつて谷状の空間部が形成されている。 従つて、このように主要操作ボタンとなる記録
ボタン5および巻戻し/再生ボタン6などを操作
部の中央部に配置すると共に、これらを他の操作
ボタンより大なる形状とし、且つ列毎にボタンの
形状を変えることによつて、使用頻度の高い記
録・再生モード時には、各操作ボタンを常時目視
することなく、各操作モードに切換え操作し得る
ので、口述録音機としては非常に使い勝手が良
い。 また、蓋体2の内面は同図Cに示す如く、一対
の弾性アーム7a,7bを小型テープカセツトA
側に突出させた板状のカセツト押圧部材7が取付
けられており、蓋体2を閉蓋することによつて、
一対の弾性アーム7a,7bが装填された小型テ
ープカセツトAを上面から押圧して機器内で上下
方向の移動を規制している。 蓋体2の側壁2a,2b内には開口部8側に切
欠部9a′,9b′を設けた一対の板状の係止部9
a,9bが固設されており、蓋体2を閉蓋した記
録再生時、この係止部材9a,9bが後述する装
置内のスライドベース39と協働するロツクアー
ム52,53に係止されて蓋体2の開蓋操作を阻
止するものである。 一方、小型テープカセツトAの筐体本体20は
第3図A,Bに示す如く、上半体10と下半体1
1とをその係合部10a,11aにて組み合せて
あり、上下面が平坦な矩形状とされ、且つその一
側面が開口してある。これは通常のテープカセツ
トと略同様な形状で、その大きさは、幅aが略35
mm、奥行きbが25mm、厚みcが4mmで、これは一
般に使用されているマイクロテープカセツトの略
1/3の大きさとなつている。 小型テープカセツトAの開口部12には、内部
に配置された一対のテープリール13,14と略
対向した位置に、後述する装置の磁気ヘツド40
の進入を許容する導入部15,16が形成される
と共に、これらの導入部15,16の両側部には
磁気ヘツド40のテープガイド部46の進入を許
容するために、上下一対の薄肉部15a,15
b,16a,16bが形成されている。また、開
口部12の導入部15,16の略中間には、後述
するピンチローラ41の進入を許容するテーパ状
の切欠部21cが上下に形成されると共に、この
切欠部21cの背部に後述するキヤプスタン37
の進入を許容する一対の透孔21a,21bが形
成されている。 なお、17a,17bは一対のテープパツドで
あり、これらは板ばね18によつて弾性的に支持
され、導入部15,16内にて磁気テープ19を
背部より押圧している。 22a,22bはガイドポール、23a,23
bはガイドローラであり、磁気テープ19はこれ
らに案内されて開口部12を迂回して両テープリ
ール13,14に巻回される。 また、開口部12側の両端部には一対の切欠部
20a,20bが形成されており、これらの切欠
部20a,20bは小型テープカセツトAが装置
に装填された際の位置決め用として機能するもの
である。 小型テープレコーダの機構部Kの概要は第1図
に示す如く、カセツトリール駆動部B、磁気ヘツ
ド・ピンチローラなどを搭載したスライドベース
部Cおよびスライドベース部Cを駆動するスライ
ドベース駆動機構Dとより大略構成され、これら
はシヤーシベース24上に設けてある。 カセツトリール駆動部Bは供給側および巻取側
となる一対のリールハブ軸25,26およびリー
ルハブ駆動部27とよりなる。 リールハブ軸25,26はシヤーシベース24の
下部側に配置された一対のプーリ28,29にて
正逆両方向にそれぞれ回転駆動される。 リールハブ駆動部27の駆動系の詳細を第4図
と併せて説明すると、フライホイール30aを有
するプーリ30は、正逆回転可能なキヤプスタン
駆動用のモータ(第1の駆動源)M1にて回転駆
動され、ベルト31を介して第1段目のプーリ3
2を回転駆動する。プーリ32の回転はこれと一
体の小径のプーリ33よりベルト34を介してキ
ヤプスタン37を有するフライホイールを兼用し
た大径の第2段目のプーリ35に伝達された後、
このプーリ35と一体の小径のプーリ36を介し
てリールハブ軸25,26のプーリ28,29を
同時に減速駆動するようにベルト38が掛け渡さ
れている。 一方、スライドベース部Cは第1図に示す如
く、基部39aより突出した突出部39bにより
略T字状に形成されたスライドベース39と、こ
の上に搭載された磁気ヘツド40およびピンチロ
ーラ41とより大略構成されている。スライドベ
ース39はその基部39aの両端部がシヤーシベ
ース24に立設したピン42,43に長孔39
a′,39a″が案内されると共に、突出部39bの
長手方向に形成された長孔39b′シヤーシベース
24に立設したピン44に案内されて規制された
状態でX1,X2両方向に摺動自在となつている。 スライドベース39に固定された磁気ヘツド4
0の一方の固定部40aはコイルばね45にて弾
性的に支持されアジマス調整が可能となつてい
る。 46は磁気ヘツド40の両端部に設けられたコ
字型の一対のテープガイド部であり、これらが上
記第3図A,Bに示した小型テープカセツトAの
案内部15a,15b,16a,16b内に進入
してテープカセツトA内で磁気テープ19の上下
方向の位置を規制する。 47は一端部をスライドベース39に立設され
た軸48に回動自在に支持されている腕部であ
り、その他端部にはピンチローラ41が回転自在
に支持されている。また、49は腕部47の回動
軸48に嵌挿されるようα巻きされたコイルばね
であり、これは一端部がスライドベース39に係
止されると共に、他端部が腕部47の係止部47
aに係止されて、ピンチローラ41をキヤプスタ
ン37側に向かつて時計方向に回動力を付勢して
いるものの、腕部47の図示せぬ垂下ピンがスラ
イドベース39の一端に当接して回動位置が規制
されている。 50,51はスライドベース39の両端部とシ
ヤーシベース24との間に張架された一対のコイ
ルばねで、これらはスライドベース39をX1
(Play)方向に常時引き寄せるように作用してお
り、後述するスライドベース駆動機構Dが正転駆
動された際、カムスイツチ機構のカムの回転位置
と対応して、スライドベース39をその弾性力に
よつて小型テープカセツトA側に引き寄せるよう
に機能する。 ここで、本考案の要部の一部を構成する蓋体2
のロツク機構について第15図、第16図を併せ
参照しながら説明する。 52,53はシヤーシベース24のテープカセ
ツト載置部24aにてスライドベース39側に近
接配置された一対のロツク部材で、これらは一端
部をスライドベース39の一側に対接可能に臨ま
せると共に、他端部をシヤーシベース24の側壁
24b,24c内に進退自在に臨ませた状態で、
軸54,55に回動自在に枢支されている。ロツ
ク部材52,53はそれぞれの他端部が側壁24
b,24cの内側に向かうように図示せぬコイル
ばねなどの弾性手段によつてそれぞれ回動力が第
15図に矢印で示すように付勢されているもの
の、一側が側壁24b,24cに係止されて回動
位置が規制されている。従つて、蓋体2を閉蓋し
た記録・再生時、スライドベース39がX1方向
に移動することにより、第16図Aに示すように
ロツク部材52,53の一端部がスライドベース
39の一側に当接して、これらが軸54,55に
関して外側にそれぞれ第16図Bに示す如く回動
され、第2図および第15図に示した蓋体2の切
欠部(係止部)9a′,9b′内に進入してこの蓋体2
をロツクすることによりその開蓋動作を阻止す
る。また、蓋体2を開蓋した状態で記録・再生し
た後、これを閉蓋すると、第16図Cに示す如く
ロツク部材52,53が蓋体2の係止部9a,9b
の一側に当接し、ロツク部材52,53はコイル
ばねの弾性力に抗して二点鎖線で示す如く強制的
に回動されてロツク位置より一時的に退避して閉
蓋動作を許容し、閉蓋終了状態に至ると同図Bに
示したようにこれがそれぞれの切欠部9a′,9b′内
に進入して蓋体2が確実にロツクされる。 このように、ロツク部材52,53はPlay状
態でも蓋体2をロツクすることが可能となるの
で、例えば窓のない蓋体でも装着されたテープカ
セツチの動作状態が確認できるものである。 なお、63はスライドベース39の移動に伴っ
て装置の増幅器を動作するスイツチ部である。 上記スライドベース駆動部Dはスライドベース
39の後方に配置されており、その具体的な構成
を第5図と併せて説明する。スライドベース39
の位置を制御するモータ(第2の駆動源)M2の
軸に固定された出力歯車56の回転力は中間歯車
となる歯車57に伝達され、この歯車57と一体
の歯車58を回転駆動する。歯車58の回転力は
ウオーム歯車60を有する歯車60に伝達され
て、ウオーム歯車60と噛合うウオームホイール
61を減速駆動する。 ウオームホイール61の軸62には後述するカ
ムスイツチユニツト(カムスイツチ機構)が着脱
自在に装着されている。 ここで、上記本考案になる小型カセツトレコー
ダの各部の構成および具体的な動作について項目
別に順次説明する。 () 一方向クラツチ機構 (第6図乃至第8図を参照) 一方向クラツチ機構CL1,CL2は上記リールハ
ブ軸25,26と駆動プーリ28,29との間に
それぞれ介挿され、第1図、第3図中磁気テープ
がQ1方向に走行する正転(Play)時には、リー
ルハブ軸26側の一方向クラツチCL2が動作し、
また磁気テープがQ2方向に走行する逆転(Rew)
時には他のクラツチCL1が動作するように、互い
に異なる回転方向に動作するように設定されてい
る。 供給側となるリールハブ軸25の一方向クラツ
チ機構CL1は第6図に示す如く、シヤーシベース
24に固定されたスリーブ64に回転自在に支持
されている軸65を有し、この軸65は、スリー
ブ64を介して上部には上記リールハブ軸25が
取付けられると共に、下部には第8図に背面図で
示す如くの形状のラチエツトカム66およびカム
板70などが固定されている。 スリーブ64とリールハブ軸25との間には軸
65に固定された支持板67を介してコイルばね
68が介挿されている。 スリーブ64のボス部64aには上記したプー
リ28が回転自在に支持されると共に、ボス部6
4aに固定されたハブ69を介して第8図に示す
如くの形状のカム板70が回動自在に取付けられ
ている。カム板70はその一側面がプーリ28の
一側面に摩擦接合するように、ボス部64aとの
間の介挿されたコイルばね71によつて常時押圧
力が付勢されている。 ここで、一方向ラツチCL1の要部を構成するプ
ーリ28とラチエツトカム66およびカム板70
との関係を第8図と併せて説明する。プーリ28
の下部に垂下植設されたピン72は、ラチエツト
カム66に形成された複数の係合部66aと係合
可能なラチエツト73が回動自在に枢支されてい
る。ラチエツト73上のカムピン74は、カム板
70の外周から内周にかけて円弧状に形成された
溝部70aに案内されている。プーリ28が矢印
で示す時計方向に回転駆動された際、カムピン7
4が溝部70aに案内されてラチエツト73がラ
チエツトカム66側に二点鎖線で示す如く軸72
に関して時計方向(中心方向)に回動し、ラチエ
ツトカム66の一の係合部66aと係合し、これ
を回転駆動するので、リールハブ25が回転駆動
される。また、プーリ28が反時計方向に回転す
るPLAY時、先ずラチエツト73のカムピン74
がカム板70の溝部70a内を実線で示すように
外方向に強制的に移動され、このカムピン74の
移動によつてラチエツト73がピン72に関して
反時計方向に回動し、ラチエツト73とラチエツ
トカム66との係合を解除するので、リールハブ
軸25は回転力が遮断されて自由状態となる。 一方、巻取り側となるリールハブ軸26には周
知の摩擦クラツチCLおよび上記リールハブ軸2
5の一方向クラツチCL1と略同一構成の一方向ク
ラツチCL2が設けられている。一方向クラツチ
CL2の動作方向は上記した如く他の一方向クラツ
チCL1とは逆方向に動作するため、第8図に示し
たラチエツトカム66、カム板70およびラチエ
ツト73とは逆の態様となる。従つて、この第7
図では第6図と同一の部分には同一の符号を付し
て、その具体的な説明は省略する。 第7図中、スリーブ64上の支持板67とリー
ルハブ軸26との間には巻取りトルクを制御する
周知の構成の摩擦クラツチCLが介挿されている。 即ち、支持板67上には摩擦板76が接着され
た補助板75が固定されており、この摩擦板76
の一側にはリールハブ軸26との間でコイルばね
77が介挿されると共に、これに係止されたプレ
ート78が摩擦接合されている。従つて、キヤプ
スタン37とピンチローラ41とによつてQ1
向に送り出された磁気テープ19が巻取側テープ
リールに巻回される際、プーリ29の回転トルク
を制御して常に一定のテープテンシヨンで巻取る
ことが可能となり、テープの損傷を防止し得る。 ここで、仮に本駆動機構に駆動プーリ28とリ
ールハブ25との間に周知の単純構成の一方向ク
ラツチを採用した場合について考えてみると、
Play時、即ち、プーリ28がラチエツトカム6
6(従動側)より速く回転駆動される場合には問
題にならないが、速送り(FF)時および巻き戻
し(Rew)時、テープリールに巻回されている
磁気テープ19がその長さの中間点を過ぎると、
供給側テープリールは巻取側テープリールより巻
き細るので、これがより速く回転されることにな
る。 従つて、供給側テープリールの高速回転によつ
て、ラチエツトカム66とカムピン74との間に
食い付き現象が生じる。これによつて、供給側テ
ープリールに作用する通常のバツクテンシヨンに
加えて、更に新たなバツクテンシヨンが作用する
ことになり、磁気テープ19の損傷をきたす。 即ち、新たなバツクテンシヨンをTBとすると
次式のような関係が成立する。 ここで、 T:駆動トルク、RD:駆動側巻取半径、 RS:供給側巻き半径、r:リールハブ半径、 t:テープ厚、L:テープ長(全長) を示す。 このバツクテンシヨンTBを押えるのが一方向
クラツチ機構に採用されたカム板70である。 上記の構成の如く、カム板70は常時固定側の
スリーブ64に対してコイルばね71にてプーリ
28側に押圧され摩擦接触しているため、この摩
擦により常にプーリ29よりワンテンポ遅れて回
転し始める。 つまり、駆動側となるプーリ28が第8図中時
計方向に回転すると、ラチエツト73のピン74
がカム板70の溝部70aに沿つて回動した後、
先ず溝部70aの端部を係止してカム板70を時
間的に送らせて連行する。これと同じタイミング
で従動側のプーリ29の一方向クラツチCL2
は、カムピンがカム板の溝部に沿つて外側に強制
的に移動されると共に、ラチエツトとラチエツト
カムとの係合が解除される。しかる後、駆動側プ
ーリ28のラチエツト73がラチエツトカム66
の係合部66aを係止して、リールハブ軸25を
回転駆動させ、常に一方の一方向クラツチが動作
している時には、他方の一方向クラツチは確実に
非作動状態となつて、FF,Rew時、いずれの回
転方向においても常にテープに作用するバツクテ
ンシヨンの発生を防止し得る。 () カムスイツチ機構 (第9図および第10図参照) カムスイツチ機構Eは第10図の分解斜視図に
示すように、スライドベース39の位置を制御す
るための専用のプリント基板79のボス部79a
には所定形状のカム80が取付部80aにてねじ
81によつて回転自在に取付けられて一体的にユ
ニツト構成され、第1図および第5図に示したス
ライドベース駆動部Dのウオームホイール61の
軸62の下端部に着脱自在に取付けられている。 カム80の取付部(回転中心部)80aにはウ
オームホイール61の軸62に取付けられた係合
部82と係合可能な凹部80bが形成されてお
り、第5図に示したスライドベースの突出部39
bに垂下されたローラ83をカム80の外周の所
定位置に対接した状態でプリント基板79をシヤ
ーシベース24に図示せぬねじによつて固定する
ことによつて、カムスイツチ機構Eがシヤーシベ
ース24に取付けられる。 プリント基板79は第9図、第10図に示すよ
うに、ボス部79aを中心として円弧状のプリン
トパターン84a,84b,84cが同芯状に形
成されており、最内周のパターン(GRAND)8
4aはアースで、中間部のパターン(ACT1)
84bはPlayおよびStopモード用であり、また、
最外周のパターン(ACT2)84cはFF,Rew
用のパターンである。 なお、85はカム80の下部に取付けられた刷
子で、プリント基板79の上記各パターンと対応
し、この上を摺動する3個の電極85a,85
b,85cを有しており、後述するようにカム8
0の回転によつて電極85b,85cがそれぞれ
のパターンの始めと終りの位置を検出してスライ
ドベース39の停止位置を制御するものである。 このようにカムスイツチ機構Eは、カム80、
刷子85および他の制御用プリント基板(図示せ
ず)と分離独立したカムスイツチ専用のプリント
基板79を一体ユニツト化したため、これをウオ
ームホイール61の軸62に簡単に取付けること
ができると共に、組立工程における刷子85の各
電極の変形やプリント基板79の汚染が防止で
き、カムスイツチ機構Eの誤動作が防止できる。 () スライドベース位置制御機構 (第11図〜第14図参照) スライドベース位置制御機構の電気系のブロツ
クダイアグラムは第11図に示す如く、第2図
A,Bに示す操作ボタン4の操作によつて出力さ
れる各操作モード信号は、中央演算処理装置
(CPU)86に供給されると共に、第10図に示
すカム80の回転によつて刷子85の各電極85
b〜85cがプリント基板79の各パターン84
b(ACT1),84c(ACT2)の始めと終りの
位置を検出してCPU86に信号を供給する。 CPU86の出力信号は、操作ボタン4の各モ
ードに応じてスライドベース駆動回路87を経て
モータM2を駆動すると共に、キヤプスタンモー
タ駆動回路88を経て他のキヤプスタン駆動用の
モータM1を駆動するものである。 ここで、具体的な動作を説明すると、装置の電
源をONにすると、モータM1が駆動され、カム
80および刷子85が回転して、カム80が如何
なる状態位置にあつても第14図で示すように、
ACT1およびACT2が同時にHレベルとなる位
置、即ち、刷子85の各電極85a〜85cが第
12図中sに示す停止位置となつて、スライドベ
ース39は第1図中実線で示す位置にある。も
し、この時、ACT1およびACT2の信号レベル
が同時にHとならない場合には、CPU86の出
力信号によつてスライドベース駆動用のモータM
2を駆動してカム80を反時計方向に回転させ、
ACT1およびACT2のレベルが同じHレベルと
なつた時停止状態となる。 従つて、第1図および第5図に示すスライドベ
ース39の突出部39bに設けられたカムピン8
3が、第10図に示すカム80の最外周の位置に
至るので、スライドベース39は第1図中実線で
示す位置に後退して静止状態となる。 また、キヤプスタン駆動用のモータM1に供給
される信号レベルは第1表に示すように、ストロ
ーブ入力端子()がHレベル時のみ停止し
てキヤプスタン37は停止状態となる。また、
STBがLレベルの時にはキヤプスタン37は全
て駆動モードとなり、,の各モード判別端子
のH,LレベルによつてPlay、Rew、FFの各モ
ードが選択されてこれに応じた信号によりモータ
M1によつて所定の速度で回転駆動される。
【表】 次に、Rew/Playボタン6を押圧状態とする
と、がLレベルとなつてモータM1が駆動
モードとなつて回転を開始するが、巻戻し/再生
ボタン6の押圧状態(Rew)では、第14図に
示す如くACT1およびACT2が同時にLレベル
となつて、カム80(電極85a〜85c)が第
12図中反時計方向に回転してプリントパターン
84cの始めの位置(fの位置)を検出して停止
する。カム80の回転角とスライドベース39と
の位置関係は第13図に示すように、FF,Rew
時にはPlay時より若干後退して磁気ヘツド40
と磁気テープ19との接触を避けて、巻取側のリ
ールハブ軸25に作用する負荷を防止している。 また、Rew/Playボタン6の押圧状態を解除
すると、第14図に示すように、Playモード時
にはACT1がLレベルで電極85bがACT2検
出することなく、カム80が更に反時計方向に回
転し、r点よりo・fおよびs点を通過して
ACT1が再度Lレベルとなるp点で停止して
Playモードとなる。この時、スライドベース3
9は第13図に示すカム80の回転角と位置との
関係によつて第1図中実線で示す位置よりX1
向にコイルばね50,51の弾性復帰力によつて
移動し、磁気ヘツド40と磁気テープ19との接
触を許容し、メカニズムはPlay状態が維持され
磁気テープ19のQ1方向に定速走行する。 また、FF時は、モータM2が回転することに
よつて、カム80が反時計方向に回転し、ACT
1がLレベル、ACT2がHレベルになるf点を
電極85cが検出し、Rew時と同様にスライド
ベース39がPlay時の位置よりX2方向に若干後
退してメカニズムはFF状態となつて、磁気テー
プ19は高速正転する。 このようにスライドベース39の位置を制御す
る手段として、スライドベース39と協働するカ
ムスイツチ機構Eにてプリントパターンの最初と
終りの位置を検出するようにしたため、装置の電
気系が簡単に構成でき、スライドベースの位置制
御が確実となると共に、装置を小型化し得、これ
を且つ廉価に構成できる。更に、2つのモータM
1,M2を用いて省電力のソフトロジツクオペレ
ーシヨンが実現できる。 ここで、上記構成の小型テープレコーダを使用
する際の操作および動作を総括して具体的に説明
する。 (1) 第3図に示した小型テープカセツト(超マイ
クロカセツト)Aを第2図Cに示すように、装
置本体Sの蓋体2を開蓋した状態で、矢印Pで
示す方向から装填して蓋体2を閉蓋する。 (2) 装置の電源をONとすると、第10図および
第12図に示すように、カム80が如何なる状
態の位置にあつても、制御信号によつてACT
1およびACT2が同時にHレベルになる位置
までカム80が回転して、第12図中sの位置
にて停止状態となる。 (3) Rew/Playボタン6を押圧し直ちに離すと、
表1に示した如く、STBがHレベルとなつて駆動
モードが設定されモータM2が回転駆動され、
スライドベース駆動機構Dが回転動作し、これ
によりカムスイツチ機構Eが動作される。この
カムスイツチ機構Eの動作によつて、第10図
中カム80に取付けられた刷子85が反時計方
向に回転し、上記した如く電極85bがプリン
ト基板79のパターン84bを検出しACT1
がLレベルとなり、また他の電極85cがパタ
ーン84cを検出することなく回転して、刷子
85の電極85bが再度p点のパターンを検出
し停止する。 第13図に示すカムの回転角とスライドベー
ス39の位置関係とによつて、カム80に摺接
しているスライドベース39のカムピン83の
移動によつてスライドベース39が第1図中実
線で示す位置よりX1方向に移動し、磁気ヘツ
ド40が二点鎖線で示す位置に至る。従つて、
上記した如く、磁気ヘツド40が小型テープカ
セツトAの導入部15,16内に進入すると共
に、テープガイド部46がカセツトの薄肉部1
5a,15b,16a,16b内に進入して磁
気テープ19の安定した走行を行なう。このス
ライドベース39のX1方向の移動によつて、
これの一端部がロツク部材52,53の一端部
を押圧して、他端部をシヤーシベース24の側
壁24b,24cの外側にそれぞれ回動させる
ことによつて、第2図Cに示す蓋体2の係止部
9a′,9b′を係止してロツク状態とする。 また、スライドベース39の移動過程でこれ
の一側がスイツチ部63を押圧して装置の増幅
器をON状態とする。一方、キヤプスタン駆動
用のモータM1の回転によつて第8図に示すよ
うに供給側となるリールハブ軸25の一方向ク
ラツチCL1のラチエツト73がラチエツトカム
66と係合しないようにカム板70によつて強
制的に除去された後、このクラツチCL1が非作
動状態となつて駆動側のリールハブ軸26に余
分なバツクテンシヨンが作用することを防止
し、磁気テープ19はQ1方向に走行する。 なお、蓋体2を開蓋状態でPlayモードとし
た後、これを閉蓋すると、ロツク部材52,5
3が係止部材9a,9bによつて蓋体2を閉蓋
するようにさらに回動除去され、切欠部9a′,
9b′の位置に到来すると、これに進入してロツ
クすることが可能となる。 (4) FFボタンおよびRew/Playボタン6を押圧
しつづけると、CPU68の信号によつてモー
ド判別のLR端子がL,LおよびH,Lレベル
となつて、モータM1が所定の回転数で駆動さ
れる。この時、カム80が反時計方向に回転
し、刷子85の各電極85c,85cがプリン
ト基板79の各パターンの始めおよび終りの位
置を検出して、カム80および電極85a〜8
5cが第12図中fおよびrのモード位置で停
止する。このカム80の回転によつて第13図
に示した如く、FFおよびRew時には、磁気ヘ
ツド40はPlay時の位置より若干X2方向に後
退した位置で磁気テープ19より離反して静止
し、これの安定した走行を行なうものである。 (5) 停止モード時、上記したようにSTBがHレベ
ルとなつてモータM1を停止状態とすると共
に、スライドベース駆動機構Dの駆動によつて
カム80が再度反時計方向に回転され、スライ
ドベース39を第1図中実線で示す位置に引き
戻し、第14図に示すように、ACT1および
ACT2が共にHレベルとなつて各電極が第1
2図中sの位置に到来して停止する。 (考案の効果) 以上の如く、本考案になる小型テープレコーダ
にあつては、テープカセツト載置部を閉蓋する蓋
体をロツクするロツク部材は、蓋体を開蓋して
Play状態とした際、蓋体をロツク可能とする位
置まで動作され、またPlay状態で蓋体を閉蓋す
ると蓋体の最終的なロツクが可能となるため、例
えば窓のない蓋体を有する装置では、蓋体を開蓋
してテープカセツトの駆動動作を確認した後で、
蓋体を閉蓋することができるなど、装置の確実な
操作が行ない得るなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる小型テープレコーダの機
構部の構成を示す平面図、第2図A,Bは小型テ
ープレコーダの正面図および一部側面図、同図C
はテープカセツト挿入部の蓋部を開蓋した状態を
示す背面の外観斜視図、第3図は本考案になる小
型テープレコーダに適用し得る小型テープカセツ
トを示し、同図Aは外観斜視図、同図Bは上半体
を取り外した状態を示す平面図、第4図はカセツ
トリール駆動部の駆動系を示す平面図、第5図は
スライドベース駆動機構を示す平面図、第6図は
供給側リールハブ軸の駆動部を示す拡大断面図、
第7図は巻取側リールハブ軸の駆動部を示す拡大
断面図、第8図は一方向クラツチの動作状態を示
す説明面図、第9図はカムスイツチ機構のプリン
トパターンを示すパターン図、第10図はカムス
イツチ機構と取付け軸との関係を示す分解斜視
図、第11図はスライドベース位置制御機構の電
気系を示すブロツクダイアグラム、第12図はプ
リント基板のパターンとスライドベースの各モー
ド位置との関係を示す説明図、第13図はカムの
回転角とスライドベース位置との関係を示す図、
第14図は各操作モードを指示するタイムチヤー
ト図、第15図は蓋体とスライドベースとの関係
を示す外観図、第16図A〜Cはロツク部材の動
作状態を示す動作説明図である。 1……機体部、2……蓋体、3……表示部、4
……操作ボタン、7……カセツト押圧部材、10
……上半体、11……下半体、12……開口部、
13,14……テープリール、15,16……導
入部、15a,15b,16a,16b……薄肉
部、19……磁気テープ、20……筐体本体、2
4……シヤーシベース、25,26……リールハ
ブ軸、28,29,30,32,33,35,3
6……プーリ、37……キヤプスタン、39……
スライドベース、40……磁気ヘツド、41……
ピンチローラ、46……テープガイド部、47…
…腕部、49……コイルばね、52,53……ロ
ツク部材、56〜60……歯車、61……ウオー
ムホイール、62……軸、64……スリーブ、6
6……ラチエツトカム、70……カム板、70a
……溝部、73……ラチエツト、74……カムピ
ン、79……プリント基板、80……カム、84
a〜84c……パターン、85……刷子、86…
…中央演算処理装置、87……スライドベース駆
動回路、88……キヤプスタンモータ駆動回路、
A……小型テープカセツト、B……カセツトリー
ル駆動部、C……スライドベース部、D……スラ
イドベース駆動機構、E……カムスイツチ機構、
K……小型テープレコーダの機構部、S……小型
テープレコーダ本体部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一側に係止部9a′,9b′を有してテープカセツ
    トを載置するテープカセツト載置部24aを開閉
    蓋する回動自在な蓋体2と、 磁気ヘツド40およびピンチローラ41を搭載
    して駆動機構にて進退する摺動自在なスライドベ
    ース39と、 弾性手段にて回動力が付勢されているものの回
    動位置が規制されており、一端部を前記係止部9
    a′,9bを係止可能に臨ませると共に、他端部を
    前記スライドベース39の一端部に対接可能に臨
    ませた回動自在なロツク52,53部材とよりな
    り、 前記ロツク部材52,53は、前記蓋体の閉蓋
    状態における前記スライドベース39の前進に伴
    なう動作時、前記他端部が前記スライドベースと
    の当接にて前記弾性手段に抗して回動し、前記一
    端部が前記蓋体2の係止部9a′,9b′と係合して
    蓋体をロツクし、前記蓋体の開蓋状態における前
    記スライドベースの動作時、ロツク位置に回動変
    位するものの蓋体の閉蓋動作により前記係止部9
    a′,9b′の端部にて弾性手段に抗して強制的に回
    動変位されてロツク位置より一時的に退避して前
    記蓋体の閉蓋動作を許容するよう構成したことを
    特徴とする小型テープレコーダ。
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