JPH048500Y2 - - Google Patents

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JPH048500Y2
JPH048500Y2 JP1985150115U JP15011585U JPH048500Y2 JP H048500 Y2 JPH048500 Y2 JP H048500Y2 JP 1985150115 U JP1985150115 U JP 1985150115U JP 15011585 U JP15011585 U JP 15011585U JP H048500 Y2 JPH048500 Y2 JP H048500Y2
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lid
tape cassette
cassette
tape
mounting table
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JP1985150115U
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、挿入口から挿入されると共に載置台
に載置されたテープカセツトを、挿入位置から装
着位置まで移動させる過程において開蓋状態とな
すカセツトローデイング装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 従来、挿入口から挿入されると共に載置台に載
置されたテープカセツトを、挿入位置から装着位
置まで移動させる過程において開蓋状態となすカ
セツトローデイング装置として、例えば実開昭60
−12847号等の技術が提示されている。
第7図は前記技術を含めた一般的な装置を示す
側面図であり、図番及び構成を説明すると、1は
その内部に磁気テープ2が収納され、支軸3を中
心に回動可能な蓋4を有するテープカセツト、5
はシヤーシ6上に植設された開蓋部、7は前記シ
ヤーシ6上を移動する磁気テープ引出し部材であ
る。
ここでテープカセツト1の開蓋方法であるが、
前述より開蓋部5がシヤーシ6上に植設されてい
ることから、蓋4を確実かつ容易に開くことを考
慮し、テープカセツト1が水平方向(A方向)か
ら垂直方向(B方向)に移動した際に蓋4の下部
を開蓋部5と当接させ、これより支軸3を中心に
蓋4を時計方向に回動させてテープカセツト1を
開蓋状態としていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら前述の場合、テープカセツト1は
垂直方向への移動によつて開蓋状態となることか
ら、蓋4が開蓋部5に衝撃的に当接し、これより
蓋4にキズが付いたり、衝撃音が発生したりして
いた。更にテープカセツト1の垂直方向への移動
の際に磁気テープ引出し部材7が磁気テープ2の
裏側に進入することも考慮すると、テープカセツ
ト1の水平方向への移動時に蓋4の下部が磁気テ
ープ引出し部材7の先端部と接触してはならず、
これより蓋4の下部からシヤーシ6までの距離と
してXを要し、セツトの薄型化を困難としてい
た。
また最近、水平方向への移動時にテープカセツ
ト1を開蓋状態となす技術も存在する。該技術に
よればテープカセツト1の水平方向への移動の際
に磁気テープ2の下部が磁気テープ引出し部材7
の先端部と接触しなければよく、即ち両者間距離
が最小限に押えられて蓋4の下部からシヤーシ6
までの距離をY(<X)とすることができるが、
開蓋部の構成が複雑になる等の問題点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するためになされた
ものであり、挿入口から挿入されると共に載置台
に載置されたテープカセツトを、第1及び第2の
方向へ移動させることにより装着状態となすカセ
ツトローデイング装置において、前記載置台の内
方の先端に軸支され、摺動部、及び前記テープカ
セツトの蓋と係合する開蓋部が設けられた回動ア
ームと、前記第1の方向から第2の方向への前記
テープカセツトの移動以前から前記摺動部と係合
し、前記回動アームを回動させる固定片より成
り、前記第1の方向への前記テープカセツトの移
動時に前記開蓋部により前記蓋を所定量だけ開蓋
状態となすカセツトローデイング装置である。
(ホ) 作用 本考案のカセツトローデイング装置によれば、
テープカセツトが載置台に載置されて第1の方向
に移動すると、摺動部が固定片を摺動して回動ア
ームが回動し、これによりテープカセツトの蓋は
開蓋部と係合して所定量だけ開いた状態となる。
次にテープカセツトが第2の方向に移動する
と、摺動部が固定片を摺動し続けて回動アームが
更に回動し、これよりテープカセツトの蓋は全開
となり、かつテープカセツト装着位置に装着され
る。
(ヘ) 実施例 本考案の詳細を図示の実施例により具体的に説
明する。
第1図は本考案のカセツトローデイング装置に
用いられる回動アームを示す斜視図、第2図〜第
5図は本考案のカセツトローデイング装置の各状
態を示す側面図、第6図は本考案のカセツトロー
デイング装置を上面から見た平面図である。
第1図〜第6図について図番及び構成を説明す
ると、8はシヤーシ9上に設けられたリール台、
10は前記シヤーシ9上を摺動する磁気テープ引
出し部材、11は前記シヤーシ9上に設けられた
シリンダ、12は案内溝13a,13bを有し、
前記シヤーシ9の側端に設けられた側板、14は
前記ローデイング溝13a,13bを案内される
突片15a,15bをその一側面に有し、挿入口
16から挿入されたテープカセツト1を載置する
載置台、17はピン18及び係止孔19を有し、
前記載置台14の内方に延長して設けられた延長
アーム、20は前記ピン18がその貫通孔27に
挿入されて軸支され、前記テープカセツト1の蓋
4の下部と当接する開蓋部21、摺動部22及び
突片23を有する回動アーム、24は前記ピン1
8に挿入されると共にその両端が各々、前記突片
23の近傍及び前記係止孔19に係止されたスプ
リング、25は前記側板12に設けられ、かつ固
定された固定片であり、ここで前記側板12、案
内溝13a,13b、及び突片15a,15bは
一対として設けられる訳であるが、その他方は図
示しておらず、26は前記側板12上に設けられ
ると共に切断された上板である。尚、第7図と同
一素子には同一図番を付してあり、固定片25
は、シヤーシ9の一部を上方へ折り曲げ、それに
設けてもよい。
以下、本実施例を各状態毎に説明する。第2図
はテープカセツト1を挿入口16から挿入すると
共に載置台14に載置した状態を示しており、こ
の状態では突片15a,15bが案内溝13a,
13bを案内されない為に摺動部22は固定片2
5上を摺動せず、これより回動アーム20はスプ
リング24に弾性保持され、突片23が延長アー
ム17に当接した状態で停止している。即ちテー
プカセツト1は閉蓋状態のままである。
次に第2図に示す状態から使用者が第1の方向
としての水平方向(A方向)にテープカセツト1
を僅か押圧すると、この状態がマイクロスイツチ
(図示せず)により検出され、かつ、システムコ
ントロールからの制御信号によりカセツトローデ
イング用のモータ(図示せず)が駆動される。こ
のモータの駆動力は載置台14に伝達されること
になり、これより載置台14は、突片15a,1
5bが案内溝13a,13bを案内されて水平方
向に移動し始める。そして、載置台14が更に水
平方向に移動し、第3図に示す様に回動アーム2
0の摺動部22が固定片25に当接すると、固定
片25を摺動部22が摺動することから回動アー
ム20はスプリング24の弾性力に抗してピン1
8を中心に反時計方向に回動する。これより開蓋
部21が蓋4の下部を押し上げ、即ち蓋4は支軸
3を中心に時計方向に一定量だけ回動し、よつて
テープカセツト1は開蓋状態となされる。尚、テ
ープカセツト1の水平方向への移動時、蓋4の回
動によつて磁気テープ引出し部材10の先端部は
蓋4の下部と接触することはなく、磁気テープ2
の下部が磁気テープ引出し部材10の先端部に接
触しない範囲でテープカセツト1及びシヤーシ9
間の距離を短くすることができる。
次に載置台14の水平方向への移動が終了する
と、載置台14は第4図に示す様に直ちに第2の
方向としての垂直方向(B方向)に移動し始め
る。この時磁気テープ引出し部材10が磁気テー
プ2の裏側に進入し、かつ回動アーム20は、摺
動部22が固定片25に当接した状態でピン18
を中心に更に反時計方向に回動し、磁気テープ引
出し部材10による磁気テープ2の引出しが可能
となる範囲まで開蓋部21が蓋4の下部を押し上
げ、即ち蓋4は支軸3を中心に時計方向に更に回
動する。そして第5図に示す様にテープカセツト
1はリール台8上に載置されてカセツトローデイ
ングが完了し、種々のモードを実行することが可
能となる。
またテープカセツト1を挿入口16から排出す
る場合は前述と逆の動作を実行すればよい。
(ト) 考案の効果 本考案のカセツトローデイング装置によれば、
テープカセツトは回動アームによつて開蓋状態と
なされることから、テープカセツトの蓋と回動ア
ームの開蓋部は衝撃的に当接することはなく、衝
撃音の発生や蓋へのキズ付きが防止される。また
テープカセツトは第1の方向への移動時に開蓋状
態となされることからセツトの薄型化が可能とな
る。更に本考案は構成が簡単であり、コストダウ
ンが可能となる等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカセツトローデイング装置に
用いられる回動アームを示す斜視図、第2図,第
3図,第4図及び第5図は本考案のカセツトロー
デイング装置の各状態を示す側面図、第6図は本
考案のカセツトローデイング装置を上から見た平
面図、第7図は従来のカセツトローデイング装置
を示す側面図である。 主な図番の説明、1……テープカセツト、4…
…蓋、14……載置台、16……挿入口、20…
…回動アーム、21……開蓋部、22……摺動
部、25……固定片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤーシに固定された支持板に水平及び垂直の
    連続的な移動が可能に支持された載置台と、 該載置台に載置され、一体に水平及び垂直移動
    して装着位置に達するテープカセツトと、 該テープカセツトに枢支された蓋と、 前記載置台に軸支され、該蓋と係合可能な開蓋
    部を有する回動アームと、 該回動アームに固着され、前記載置台の水平移
    動完了直前から垂直移動中にかけて、前記支持板
    に固定された固定片に係合する摺動部と、 前記装着位置にある前記テープカセツトよりテ
    ープを引き出す引き出し動作を実行するテープ引
    き出し部材を備え、 前記載置台の水平移動中での前記摺動部の前記
    固定片との係合動作に連動して前記回動レバーを
    回動させ、前記開蓋部により前記蓋を所定量だけ
    開蓋状態とし、更に前記載置台の垂直移動中での
    前記摺動部の前記固定片との係合動作に連動して
    前記回動レバーを回動させ、前記開蓋部により前
    記蓋を前記引き出し動作が可能となる完全開蓋状
    態とすることを特徴とするカセツトローデイング
    装置。
JP1985150115U 1985-10-01 1985-10-01 Expired JPH048500Y2 (ja)

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JPS6257951U JPS6257951U (ja) 1987-04-10
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