JPH0481318A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH0481318A
JPH0481318A JP19334590A JP19334590A JPH0481318A JP H0481318 A JPH0481318 A JP H0481318A JP 19334590 A JP19334590 A JP 19334590A JP 19334590 A JP19334590 A JP 19334590A JP H0481318 A JPH0481318 A JP H0481318A
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JP
Japan
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temperature
engine
degree
intake door
rise
Prior art date
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Pending
Application number
JP19334590A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Seiji
政氏 護
Katsuyoshi Osawa
大沢 勝好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0481318A publication Critical patent/JPH0481318A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車室内の冷房時、エンジン温度の上昇を抑え
てエンジンのオーバーヒー1を防止することを図った車
両用空気調和装置に関する。
(従来の技術) 従来、エンジンのオーバーヒートを防止する方法として
は、通常は車速に応じた風量となるように車体前部のラ
ジェータを駆動制御し、エンジン冷却水温度が比較的高
く設定された設定温度以上となったとき、ラジェータの
ブロアを駆動してエンジンの冷却効果を高めるようにし
ている。
また、この冷却効果をさらに高めるために、前記ラジェ
ータと別に副ラジェータを備えた技術も公知である(例
えば実公昭43−15379号公報)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、空気調和装置による車室内冷房が行われてい
るときは、コンプレッサ等の使用によりエンジン負荷が
大きくなるに加え、エンジンルーム内の、空気調和装置
のコンデンサからの放射熱によりラジェータが暖められ
るので、エンジン冷却水温度が上昇し易くなる。とくに
近年の自動空気調和制御では換気性の面から、冷房時は
インテークドアを外気導入モードにしているため、より
一層エンジン負荷が大きく、さらなる冷却水温度の上昇
を招いていた。
このような不具合を解消するため、従来は前記実公昭4
3−15379号公報等のように別個の追加ラジェータ
を設けたり、ラジェータのブロアの送風量を増大する等
してエンジン冷却水の冷却能力を高めるようにしていた
が、送風量の増大は電力消費量の増大をきたすため、効
率が悪く経済性に欠ける。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、車室内
の冷房時、快適性を損なわない程度に空気調和装置の冷
房作動によるエンジン負荷の増大を効率良く抑制し、エ
ンジンのオーバーヒートの未然の防止及び経済性の向上
を図った車両用空気調和装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明の車両用空気調和装置
は、第1図に示すように、エンジン温度を検出する温度
検出手段aと、内気と外気との割合を調節するインテー
クドアdと、前記温度検出手段からの温度検出信号に基
づいて前記エンジン温度の上昇度合を演算する演算手段
すと、該演算結果に基づいて前記インテークドアの開度
を制御する制御手段Cとを備えたものである。
(作用) 温度検出手段aによって検出されたエンジン温度の検出
信号に基づいて演算手段すは、例えば所定時間毎のサン
プリングによりエンジン温度の上昇度合を演算し、制御
手段すは、該演算結果に基づいてインテークドアCの開
度を空気調和装置の熱負荷を軽減するように制御し、も
ってエンジン負荷を低減すると共に、エンジン冷却水温
度の上昇を未然に抑えてエンジンのオーバーヒートを確
実に防止する。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例に係る車両用空気調和装置の
全体を示す概略構成図である。
同図に示すように、通風ダクト1の上流側部分内には、
該通風ダクトl内に空気を導入するブロア2と、該導入
空気を外気導入モード又は内気循環モードに択一的に切
り換えるインテークドア3が設けられている。
前記ブロア2の下流側にはエバポレータ4とヒータコア
5とが設けられている。エバポレータ4は不図示の可変
容量型圧縮機等から成る冷凍サイクルに接続されている
。ヒータコア5はエンジン19の冷却水が循環する不図
示の温水サイクル中に挿入され、前記エバポレータ4か
らの冷風を加熱する。エバポレータ4とヒータコア5と
の間の通路中にはエアミックスドア6が設けられ、該エ
アミックスドア6の開度に応じてヒータコア5を通過し
た温風とヒータコア5をバイパスした冷風との混合割合
が調節され、これによって車室7内に吹き出る吹出し空
気の温度が調節される。
通風ダクト1のヒータコア5より下流側端部は、顔部吹
出口8、足元吹出口9及びデフロスタ吹出口10に分岐
して車室7内の所定位置に夫々開口し、該分岐部に吹出
モードを切り換えるモード切換ドア11.12が設けら
れている。
マイクロコンピュータから成るコントロール・ユニット
(制御手段)13の入力側には、車室7内の温度を検出
して車室内温度TRの信号を出力する車室内温度センサ
14と、外気温度T^を検出してその信号を出力する外
気温度センサ15と、インテークドア3の開度X(内気
循環位置をOとする)を検出してその信号を出力するポ
テンショメータ16と、車室内温度の制御目標値を設定
してその設定温度TDの信号を出力する温度設定器17
と、エアミックスドア6の開度Oを検出してその信号を
出力するポテンショメータ18と、エンジン19の温度
としてその冷却水温Twを検出してその信号を出力する
エンジン冷却水温度センサ20(以下[水温センサJと
いう)とが接続され、これらのセンサからの各入力信号
が不図示のマルチプレクサ及びA/D変換器を介して順
次入力される。
コントロール・ユニット13は、これら各センサからの
信号に基づいて後述するプログラムを実行する。
コントロール・ユニット13の出力側は、インテークド
ア3を切換えるインテークドア・アクチュエータ21と
、ブロア2を駆動するブロア駆動回路22と、エアミッ
クスドア6の開度を制御するエアミックスドア・アクチ
ュエータ23と、モード切換ドア11.12を切換えて
吹出しモードの切換を行なうモード・アクチュエータ2
4とに夫々不図示のD/A変換器を介して接続されてい
る。
次に上記構成を有する車両用空気調和装置の作動を第3
図のプログラムフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1で、前記各センサ14〜18.20
からの信号がコントロール・ユニット13に入力される
と、ステップS2では、水温センサ20からの信号に基
づきエンジン冷却水温度の上昇度合δTを第4図の水温
上昇度合演算サブルーチンによって算出する。即ち、こ
のサブルーチンでは、冷却水温度の検出信号を所定時間
Ts毎にサンプリングし、ステップS41にて前回検出
し記憶した水温Twiを呼出し1、ステップS42にて
このTwiをTwi−1とする。次いでステップS43
で現在の水温値Twを読込みこれをTwiとする。ステ
ップS44ではこれら現在の水温値Twi及び前回(所
定時間Ts前)の水温値Twi−+とに基づいて次式(
1)により水温上昇度合を算出する。
δT= (twi−Twi−1) /Ts    −(
1)即ち、本プログラムでは、所定時間Ts毎にエンジ
ン冷却水温度Twの上昇度合δTが算出される。この算
出された値5丁は、後述するインテークドア開度Xの演
算に使用される。
上昇度合δTの演算後は第3図に戻って、前記ステップ
S1にて入力された各センサからの信号により車室内温
度が前記温度設定器14にて設定された車室内設定温度
になるように空調制御が行われる。即ち、ステップS3
では、車室内に吹出される空気の目標吹出温度X11を
演算し、該演算値XMに基づいて、ステップ$4でエア
ミックスドア6の開度θを、ステップS5でモード切換
ドア11.12の開度を、ステップS6でブロア2の駆
動電圧を夫々演算する。コントロール・ユニット13は
、これら演算値に基づいて、エアミックスドア6、モー
ド切換ドア11,12、ブロア2をそれぞれ駆動すべく
ミックスドア・アクチュエータ23、モード・アクチュ
エータ24、ブロア駆動回路22にそれぞれ制御信号を
供給する。
ステップS7では本発明に係るインテークドア3の開度
Xの演算を第5図に示すインテークドア開度演算サブル
ーチンによって行う。まず、ステップS51でインテー
クドア3の現在の開度Xが、ステップS52で外気温度
T^が、ステップS53で車室内温度TRがそれぞれ入
力される。これらの信号の入力後、ステップS54では
車室内温度TRが外気温度T^よりも高いか否かを判断
する。この答が肯定(Yes)であれば、ステップS5
5へ進み、インテークドア開度Xを通常の制御モードに
て決定する。即ち、第6図に示すテーブル図によって、
前記算出された目標吹出温度XFIに基づいて開度Xを
検索し本サブルーチンを終了する。この検索値に基づい
て、コントロール・ユニット13は、前記インテークド
ア・アクチュエータ21に開度制御信号を供給する。
前記ステップS54の答が否定(No)のときは、ステ
ップS56へ進む。ステップS56では、冷却水温Tw
が所定値Twx (例えば80℃)以上であるか否かを
判断し、この答が否定(No)であれば、エンジン冷却
水温Twが十分低いと判断し、ステップS55へ進み前
述と同じ手順によりインテークドア開度Xを検索し本サ
ブルーチンを終了する。
一方、ステップS56の答が肯定(Yes)のときは、
ステップS57へ進み、本発明に係るエンジン冷却水温
Twの上昇度合6丁に応じたインテークドア開度Xの演
算を行う。この開度Xは次式(2)によって求められる
X=Xi−AXδT       ・・・(2)ここで
、Xiは現在のドア開度、Aは定数である。上記式(2
)から分かるように、インテークドア開度Xは、現在の
ドア開度x1を前記第4図にて求めた水温上昇度合δT
に比例した量だけ小さくするように演算される。即ち、
上昇度合δTが大きくなるに従い、それに比例してイン
テークドア開度Xが小さくなるように、即ちインテーク
ドア3が内気循環側位置となるようにリニアに制御され
る。このように冷却水温の上昇度合が大きくなったとき
に内気循環の比率を増加させることにより、−旦車室内
で冷却された内気取込みによりエバポレータの吸気温度
が低下し、それにより空気調和装置の熱負荷を下げ、エ
ンジンの負荷を低減させると共に、不図示の空気調和装
置のコンデンサの放熱量を下げることになり、エンジン
冷却水温Twを正常な温度に保つことができる。したが
って、経済的な運転及びエンジンのオーバーヒートの防
止が可能となる。更に、冷却水温の上昇度合を検出し、
この上昇度合に応じて空気調和装置の熱負荷及びエンジ
ン負荷を低減するので、例えば冷却水温が危険な上限値
に上昇する前の段階で冷却水温の過剰な上昇を未然に防
止できエンジンのオーバーヒートをより確実に防止でき
る。
また、上記制御では、インテークドア開度を冷却水温の
上昇度合に応じてリニアに変化させるので目標吹出温度
を維持できる範囲で換気性を確保できるので、快適性を
損なうことがない。
尚、上述した実施例では、エンジン温度としてエンジン
冷却水の温度を検出したが、これに限られず、例えばエ
ンジンの潤滑油の温度やエンジンの吸気管の壁温度等を
検出してもよい。
(発明の効果) 上述したように、本発明は、エンジン温度を検出する温
度検出手段と、内気と外気との割合を調節するインテー
クドアと、前記温度検出手段からの温度検出信号に基づ
いて前記エンジン温度の上昇度合を演算する演算手段と
、該演算結果に基づいて前記インテークドアの開度を制
御する制御手段とを備えたので、車室内冷房時において
、エンジン温度の上昇度合に応じてインテークドア開度
を調節することにより空気調和装置の熱負荷を軽減し、
もってエンジン負荷を低減させると共に空気調和装置の
コンデンサの放熱量を下げることにより、エンジン冷却
水温度の上昇を効率良く抑えることができ、もってエン
ジンのオーバーヒート4゜ の未然の防止及び経済性の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例に係る車両用空気調和装置の全体を示す構
成図、第3図は車両用空気調和装置の作動を示すプログ
ラムフローチャート、第4図はエンジン冷却水温の上昇
度合を演算するためのサブルーチンのフローチャート、
第5図はインテークドア開度を演算するためのサブルー
チンのフローチャート第6図はインテークドアの通常制
御の開度を検索するためのテーブル図である。 3・・・インテークドア、13・・・コントロール・ユ
ニット(演算手段、制御手段)、20・・・エンジン冷
却水温度(温度検出手段)、Tw・・・エンジン冷却水
温度、δT・・・エンジン冷却水温度の上昇度合。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エンジン温度を検出する温度検出手段と、内気と外
    気との割合を調節するインテークドアと、前記温度検出
    手段からの温度検出信号に基づいて前記エンジン温度の
    上昇度合を演算する演算手段と、該演算結果に基づいて
    前記インテークドアの開度を制御する制御手段とを備え
    た車両用空気調和装置。
JP19334590A 1990-07-20 1990-07-20 車両用空気調和装置 Pending JPH0481318A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086187A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 株式会社デンソー 熱交換システム

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086187A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 株式会社デンソー 熱交換システム
JP2012144245A (ja) * 2010-12-21 2012-08-02 Denso Corp 熱交換システム
US9925845B2 (en) 2010-12-21 2018-03-27 Denso Corporation Heat exchange system

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