JPH048015B2 - - Google Patents

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JPH048015B2
JPH048015B2 JP60091685A JP9168585A JPH048015B2 JP H048015 B2 JPH048015 B2 JP H048015B2 JP 60091685 A JP60091685 A JP 60091685A JP 9168585 A JP9168585 A JP 9168585A JP H048015 B2 JPH048015 B2 JP H048015B2
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JP
Japan
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poultry carcass
leg holding
shackle
hair removal
leg
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Inventor
Koichi Tabata
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GOODETSUKUSU KK
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GOODETSUKUSU KK
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Priority to CA000506153A priority patent/CA1240814A/en
Priority to IT20191/86A priority patent/IT1188661B/it
Priority to US06/855,382 priority patent/US4675943A/en
Priority to NL8601050A priority patent/NL8601050A/nl
Priority to GB08610214A priority patent/GB2175191A/en
Publication of JPS61249340A publication Critical patent/JPS61249340A/ja
Publication of JPH048015B2 publication Critical patent/JPH048015B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0053Transferring or conveying devices for poultry

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、食鳥屠体の脱毛を行なう脱毛ライ
ンと、脱毛処理された食鳥屠体の中抜きを行なう
中抜ラインとを備えた食鳥屠体処理ラインにおい
て、脱毛ラインの脱毛シヤツクルに吊り下げられ
ている脱毛処理された食鳥屠体を中抜ラインの中
抜シヤツクルに掛け替える装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の掛替装置としては、たとえば特
開昭58−216642号の公知技術がある。この公知技
術は、食鳥屠体の脱毛ラインから中抜ラインへの
掛替装置として、両ラインにそれぞれ隣接して配
置されたエンドレスベルトからなる移送用コンベ
アーを使用している。この移送用コンベアーは、
食鳥屠体の両脚部を吊り下げて保持するため、両
脚部を受け入れるスロツトを備えたプレート状部
材からなる吊下げ具をエンドレスベルトに装着す
る構成となつており、また移送用コンベアーと中
抜ラインとの隣接地点に、吊下げ具に保持されて
いる食鳥屠体を吊下げ具から離脱して中抜ライン
に係合させるためのエジエクター装置を設ける構
成となつている。
この結果、上記公知技術は、移送用コンベアー
を設置するために大きな設置スペースが必要で、
食鳥屠体の処理ライン全体のコンパクト化に大き
な障害となつている。そして、移送用コンベアー
が吊下げ具を装着しなければならないとともに、
エジエクター装置を設けなければならないもので
あるから、その構造が非常に複雑であり、かつそ
の製造作業がきわめて面倒である。また、吊下げ
具を装着したエンドレスベルト用の潤滑油等が吊
下げ具を伝つて食鳥屠体に付着することがあり、
食品衛生上大きな問題を惹起するおそれがある。
さらに、エジエクター装置は、瞬間的に食鳥屠体
の腹部を急速に押出すものであるから、食鳥屠体
の表皮が破れたり、内臓が破裂したりすることが
あり、次工程の処理に円滑化を欠くおそれがあ
る。
発明が解決しようとする問題点 この発明は、従来の上記公知技術の問題点に鑑
み、掛替装置の設置スペースをできるだけ小さく
して食鳥屠体の処理ライン全体のコンパクト化を
図り、また掛替装置の構造の簡素化を図るととも
にその製造作業の簡素化を図り、さらに食品衛生
上何等の問題点も生じさせず、かつ次工程の処理
の円滑化を図るようにしたものである。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記問題点を解決するため、脱毛
ラインの脱毛処理終端部と中抜ラインの中抜処理
始端部とのそれぞれに近接した位置に、食鳥屠体
の両脚部を係合保持する回転自在な脚部保持用ホ
イールを設け、この脚部保持用ホイールの回転ス
ペース内で脱毛ラインの脱毛シヤツクルから食鳥
屠体を中抜ラインの中抜シヤツクルに掛替えるよ
うに構成し、脚部保持用ホイールのフレームに、
脱毛シヤツクルに吊り下げられた食鳥屠体を脚部
保持用ホイールの脚部保持溝に係合させるように
案内する係合案内部材と、脚部保持溝に係合した
食鳥屠体の足首を切断して食鳥屠体と脱毛シヤツ
クルとの係合を解除する切断装置と、脚部保持溝
に保持されている食鳥屠体をその脚部保持溝から
離脱させて中抜シヤツクルに係合させるように共
働して案内する傾動案内部材および離脱案内部材
とをそれぞれ設けたものである。
作 用 脱毛シヤツクルの走行移動および脚部保持用ホ
イールの回転に伴なつて、脱毛シヤツクルに吊り
下げられた食鳥屠体は、係合案内部材の案内によ
り脚部保持用ホイールの脚部保持溝に係合し、係
合した地点において食鳥屠体の足首が切断装置に
より切断され、食鳥屠体は脱毛シヤツクルとの係
合から解除され、脚部保持用ホイールのみに保持
される。脚部保持用ホイールの回転および中抜シ
ヤツクルの走行移動に伴なつて、脚部保持用ホイ
ールに保持された食鳥屠体は、傾動案内部材およ
び離脱案内部材の案内により脚部保持溝から傾斜
した状態で離脱し、同時に下方に位置する中抜シ
ヤツクルの係合部に受け止められ係合保持され
る。
以上の作動が連続して行なわれ、脱毛シヤツク
ルに吊り下げられていた食鳥屠体が確実に中抜シ
ヤツクルに掛け替えられ、以下同様の作動により
連続して食鳥屠体を脱毛ラインから中抜ラインへ
掛け替える。
実施例 以下、この発明の具体的な一実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
食鳥屠体処理ラインにおける食鳥屠体Aの脱毛
を行なう脱毛ライン1は、基本的には天井にエン
ドレス状に敷設した丸パイプ状の第一レール2に
沿つて走行移動する第一オーバーヘツドコンベア
ー3を備えている。この第一オーバーヘツドコン
ベアー3は、第3図に示すごとく、上記第一レー
ル2に係合する2個のローラー4を備えた多数の
ヨーク5をチエーン6で一定間隔毎に連結して構
成されている。上記各ヨーク5は、上記チエーン
6を走行させることにより、上記ローラー4を介
して上記第一レール2に沿つて一体的に走行移動
する。そして、上記各ヨーク5の下端部5aに
は、食鳥屠体Aの両足首Aaを吊り下げる脱毛シ
ヤツクル7が懸架された状態で取り付けられる。
したがつて、上記第一オーバーヘツドコンベアー
3は、一定の間隔P1を有して懸架される脱毛シ
ヤツクル7を多数懸架している。この脱毛シヤツ
クル7は、公知のもので、第4図に示すごとく、
適宜な長さを有し、その下端部には食鳥屠体Aの
両足首Aaを係合する適宜な間隔P2を有した係
合部7a,7aが形成されている。この両係合部
7aに食鳥屠体Aの両足首Aaをそれれ係合した
状態で食鳥屠体Aを吊り下げ、食鳥屠体Aはその
両足首Aaを上記脱毛シヤツクル7に吊り下げら
れた状態で脱毛処理される。
食鳥屠体処理ラインにおける食鳥屠体Aの内臓
を抜き去る中抜ライン8は、基本的には上記脱毛
ライン1と同様、エンドレス状に敷設した丸パイ
プ状の第二レール9に沿つて走行移動する第二オ
ーバーヘツドコンベアー10を備えている。この
第二レール9は、上記脱毛ライン1の第一レール
2より下方の位置で上記脱毛ライン1と直列ある
いは並列した配置で敷設されている。上記第二オ
ーバーヘツドコンベアー10は、第3図に示した
上記第一オーバーヘツドコンベアー3と同様、上
記第二レール9に係合する2個のローラー4を備
えたヨーク5をチエーン6で一定間隔毎に連結し
て構成されている。上記各ヨーク5は、上記チエ
ーン6を走行させることにより、上記ローラー4
を介して上記第二レール9に沿つて一体的に走行
移動する。そして、上記各ヨーク5の下端部5a
には、食鳥屠体Aの膝関節より上部の両脚部Ab
を係合して食鳥屠体Aを保持する中抜シヤツクル
11が懸架された状態で取付けられる。したがつ
て、上記第二オーバーヘツドコンベアー10は、
上記第一オーバーヘツドコンベアー3と同様、一
定の間隔P1を有して懸架される中抜シヤツクル
11を多数懸架している。この中抜シヤツクル1
1は、公知のもので、第5図に示すごとく、適宜
な長さを有し、その下端部には食鳥屠体Aの両脚
部Abを係合する係合部11a,11aが形成さ
れている。この両係合部11aは、上記脱毛シヤ
ツクル7の両係合部7aの間隔P2と同じ間隔P
3を有し、食鳥屠体Aの両脚部Abをそれぞれ係
合した状態で食鳥屠体Aを保持し、食鳥屠体Aは
その両脚部Abを上記中抜シヤツクル11に保持
された状態で中抜処理される。
上記脱毛ライン1の脱毛処理終端部1aと上記
中抜ライン8の中抜処理始端部8aとは近接して
配置され、この両端部1a,8aが近接した地点
には縦枠12、横枠13および補強枠14等によ
り枠組みされたフレーム15が設置されている。
このフレーム15の中心部には、その上部横枠1
6と下部横枠17との間に上部軸受18と下部軸
受19とを介して回転自在に垂設した回転軸20
を備えている。この回転軸20は、上部から順番
に、上記脱毛ライン1の脱毛処理終端部1aを上
記第一レール2に沿つて走行移動する第一オーバ
ーヘツドコンベアー3と係合して回転する脱毛ラ
イン用ホイール21と、上記中抜ライン8の中抜
処理始端部8aを上記第二レール9に沿つて走行
移動する第二オーバーヘツドコンベアー10と係
合して回転する中抜ライン用ホイール22と、食
鳥屠体Aの膝関節より上部の両脚部Abを保持す
る一対の脚部保持溝23を外周縁部24aに多数
等間隔に備えた脚部保持用ホイール24(第7図
参照)とをそれぞれ回転自在に装着している。
上記脱毛ライン用ホイール21は、その外周縁
21aが上記第一オーバーヘツドコンベアー3と
係合する位置において、当該脱毛ライン用ホイー
ル21の中心部に嵌着したブツシユ25を介して
上記回転軸20に固着されており、上記回転軸2
0と一体となつて回転する。
上記中抜ライン用ホイール22は、上記脱毛ラ
イン用ホイール21とほぼ同径であり、上記脱毛
ライン用ホイール21の下方位置でかつその外周
縁22aが上記第二オーバーヘツドコンベアー1
0と係合する位置において、当該中抜ライン用ホ
イール22の中心部に嵌着したブツシユ26を介
して回転自在に装着されるもので、上記回転軸2
0に固着した適宜な長さを有するスリーブ27に
より位置決めされている。すなわち、上記中抜ラ
イン用ホイール22のブツシユ26の下面が上記
スリーブ27の上面に回転自在に支持されてお
り、上記中抜ライン用ホイール22は上記スリー
ブ27、したがつて上記回転軸20とはフリーな
状態で回転可能である。そして、上記中抜ライン
用ホイール22は、その下面に垂下して取付けた
ストツパー部材28が上記スリーブ27の上部の
外周面に遠心方向に突出して固着したフツク部材
29と当接するようになつており、両部材28,
29の当接により上記中抜ライン用ホイール22
は上記回転軸20を介して上記脱毛ライン用ホイ
ール21と同期して回転するとともに、上記脱毛
ライン用ホイール21の回転速度と同一速度で回
転する。上記フツク部材29の先端部には、その
先端部と水平面において直交する方向へ出没自在
な調整ピン(図示省略)が設けられており、上記
中抜ライン用ホイール22の上記脱毛ライン用ホ
イール21に対する周方向の相対的位置を調整可
能にしている。また、上記両ブツシユ25,26
間には、上記中抜ライン用ホイール22の上方へ
の移動を阻止する適宜なスペーサー30が嵌挿さ
れている。
上記脚部保持用ホイール24は、上記脱毛ライ
ン用ホイール21および上記中抜ライン用ホイー
ル22よりやや大径であり、上記中抜ライン用ホ
イール22の下方位置において、当該脚部保持用
ホイール24の中心部に嵌着したブツシユ31を
介して回転自在に装着されるもので、当該ブツシ
ユ31と上記下部軸受19との間に嵌挿され、そ
の下端部が適宜なストツプリング(図示省略)で
上記回転軸20に固着された調整スペーサー32
により位置決めされている。すなわち、上記脚部
保持用ホイール24のブツシユ31の下面が上記
調整スペーサー32の上面に回転自在に支持され
ており、上記脚部保持用ホイール24は上記調整
スペーサー32および上記回転軸20とはフリー
な状態で回転可能である。上記脚部保持用ホイー
ル24の上記回転軸20上における装着位置は、
上記第一オーバーヘツドコンベアー3に懸架され
た上記脱毛シヤツクル7の下端が上記脚部保持用
ホイール24の上面との間に適宜な間隔を有する
位置であり、同時に上記第二オーバーヘツドコン
ベアー10に懸架された上記中抜シヤツクル11
の二叉部11bが上記脚部保持用ホイール24の
上面とほぼ一致し、かつ下端の上記両係合部11
aが上記脚部保持用ホイール24の下方まで適宜
延在する位置であり、この装着位置は上記調整ス
ペーサー32により調節可能である。
そして、上記脚部保持用ホイール24は、その
上面に垂直に立設したストツパー部材33が上記
スリーブ27の下部の外周面に遠心方向に突出し
て固着したフツク部材34と当接するようになつ
ており、両部材33,34の当接により上記脚部
保持用ホイール24は上記回転軸20を介して上
記脱毛ライン用ホイール21および上記中抜ライ
ン用ホイール22と同期して回転するとともに、
上記両ホイール21,22の回転速度と同一速度
で回転する。すなわち、上記3個のホイール2
1,22,24は同期しかつ同一速度で回転す
る。上記フツク部材34の先端部には、上記中抜
ライン用ホイール22のフツク部材29と同様な
調整ピン(図示省略)が設けられており、上記脚
部保持用ホイール24の上記脱毛ライン用ホイー
ル21および上記中抜ライン用ホイール22に対
する周方向の相対的位置を調整可能としている。
また、上記脚部保持用ホイール24のブツシユ3
1の上面と上記スリーブ27の下面との間には、
上記脚部保持用ホイール24の上方への移動を阻
止する適宜なスペーサー35が嵌挿されている。
上記脚部保持用ホイール24の外周縁部24a
に備える一対の脚部保持溝23は、第7図に示す
ように、上記脱毛シヤツクル7の両係合部7aの
間隔P2および上記中抜シヤツクル11の両係合
部11aの間隔P3とほぼ同じ間隔P4を有して
上記外周縁部24aに多数等間隔に形成されてい
る。
さて、上記第一オーバーヘツドコンベアー3と
上記脱毛ライン用ホイール21との係合について
説明すると、この係合は上記脱毛処理終端部1a
において上記脱毛ライン用ホイール21を上記第
一オーバーヘツドコンベアー3の走行移動速度と
同一の速度で回転させるために係合させるもの
で、上記第一オーバーヘツドコンベアー3を上記
脱毛ライン用ホイール21の外周縁21aの回転
軌跡と同一の軌跡上を走行移動させ、この回転軌
跡上の走行移動時に上記第一オーバーヘツドコン
ベアー3のチエーン6を上記外周縁21aに適宜
間隔を有して多数装着されたアジヤスト部材36
(第6図参照)に当接係合させており、このアジ
ヤスト部材36と上記チエーン6との当接係合に
より上記第一オーバーヘツドコンベアー3の走行
移動速度と同一の速度で上記脱毛ライン用ホイー
ル21を回転させるようになつている。このた
め、上記第一オーバーヘツドコンベアー3を案内
する上記第一レール2は、上記回転軌跡上に上記
脱毛ライン用ホイール21の円周のほぼ半分とな
る半円弧の領域に亘つて敷設されている。そし
て、この半円弧の敷設領域にある上記第一レール
2は、適宜なブラケツト43aにより上記フレー
ム15に固着されている。この結果、上記第一オ
ーバーヘツドコンベアー3に懸架された上記脱毛
シヤツクル7は、その両係合部7aが上記脚部保
持用ホイール24の一対の脚部保持溝23と上下
方向において向かい合う正対した状態で上記半円
弧の敷設領域を走行移動する。この走行移動中
に、上記係合部7aに吊り下げられた食鳥屠体A
が上記脚部保持溝23に保持されるようになつて
おり(詳細は後述)、したがつて上記半円弧の敷
設領域は、上記脱毛処理終端部1aにおいて、上
記係合部7aに吊り下げられた食鳥屠体Aを上記
脚部保持溝23に係合して保持させるための脚部
係合作動領域42を形成している。
ここで、上記アジヤスト部材36について説明
すると、上記アジヤスト部材36は、これを上記
脱毛ライン用ホイール21の外周縁21aに装着
したとき外側に位置する外周面37が、上記脱毛
ライン用ホイール21の曲率半径より大きい曲率
半径を有する円弧状に形成されたプレート状のも
のである。上記外周面37は、上記チエーン6と
の当接係合を確実なものとするため、外周部38
と凹部39とが交互に形成されている。これは上
記チエーン6が第3図に示すように、多数のリン
クを連結している結果、垂直リンク6aと水平リ
ンク6bとが交互に配置された状態となつている
ためで、外周部38と垂直リンク6aが、また凹
部39と水平リンク6bがそれぞれ当接係合す
る。上記アジヤスト部材36は、上記外周面37
側の中央部に回転自在なローラー40を備えてお
り、このローラー40は上記外周面37から遠心
方向に突出した状態で設けられている。そして、
上記アジヤスト部材36は、上記脱毛ライン用ホ
イール21の下面において上記外周縁21aにボ
ルト41により装着されており、その装着は図示
は省略したが、上記脱毛ライン用ホイール21の
遠心方向への突出量が調整可能となつている。上
記アジヤスト部材36が上記外周縁21aにおい
て上記脱毛ライン用ホイール21の全円周に多数
装着されているため、上記各アジヤスト部材36
の上記突出量をそれぞれ調整することにより、上
記チエーン6のテンシヨン調節が可能となつてい
る。
つぎに、上記第二オーバーヘツドコンベアー1
0と上記中抜ライン用ホイール22との係合につ
いて説明すると、この係合は上記中抜処理始端部
8aにおいて上記第二オーバーヘツドコンベアー
10を上記中抜ライン用ホイール22の回転速度
(この回転速度は、前記した構成により、上記脱
毛ライン用ホイール21の回転速度、したがつて
上記第一オーバーヘツドコンベアー3の走行移動
速度と同一である。)と同一の速度で走行移動さ
せるために係合させるもので、上記第二オーバー
ヘツドコンベアー10を上記中抜ライン用ホイー
ル22の外周縁22aの回転軌跡と同一の軌跡上
を走行移動させ、この回転軌跡上の走行移動時に
上記第二オーバーヘツドコンベアー10のチエー
ン6を上記外周縁22aに適宜間隔を有して多数
装着されたアジヤスト部材36(第6図参照、こ
のアジヤスト部材36は上記脱毛ライン用ホイー
ル21について説明したものと同一であるので、
上記中抜ライン用ホイール22についてのアジヤ
スト部材36については詳細な説明を省略する。)
に当接係合させており、このアジヤスト部材36
と上記チエーン6との当接係合により上記中抜ラ
イン用ホイール22の回転速度と同一の速度で上
記第二オーバーヘツドコンベアー10を走行移動
させるようになつている。このため、上記第二オ
ーバーヘツドコンベアー10を案内する上記第二
レール9は、上記回転軌跡上に上記中抜ライン用
ホイール22の円周のほぼ半分となる半円弧の領
域に亘つて敷設されている。そして、この半円弧
の敷設領域にある上記第二レール9は、適宜なブ
ラケツト43bにより上記フレーム15に固着さ
れている。この結果、上記第二オーバーヘツドコ
ンベアー10に懸架された上記中抜シヤツクル1
1は、その両係合部11aが上記一対の脚部保持
溝23と上記脚部保持用ホイール24の遠心方向
において向かい合う正対した状態で上記半円弧の
敷設領域を走行移動する。この走行移動中に、上
記脚部保持溝23に保持された食鳥屠体Aが上記
中抜シヤツクル11に係合されるようになつてお
り(詳細は後述)、したがつて上記半円弧の敷設
領域は、上記中抜処理始端部8aにおいて、上記
脚部保持溝23に保持された食鳥屠体Aを当該脚
部保持溝23から離脱して上記中抜シヤツクル1
1に係合させるための脚部離脱作動領域44を形
成している。
したがつて、上記第一オーバーヘツドコンベア
ー3を走行移動させると、上記チエーン6を介し
て上記脱毛ライン用ホイール21が回転し、この
回転に同期して上記中抜ライン用ホイール22が
回転し、上記チエーン6を介して上記第二オーバ
ーヘツドコンベアー10が上記第一オーバーヘツ
ドコンベアー3の走行速度と同一の速度で走行移
動する。同時に、上記脚部保持用ホイール24
が、上記脱毛ライン用ホイール21の回転に同期
し、かつこの回転速度と同一の速度で回転する。
この結果、上記脱毛シヤツクル7は、上記脚部係
合作動領域42において、上記脚部保持溝23と
正対して走行移動し、また上記中抜シヤツクル1
1は、上記脚部離脱作動領域44において、上記
脚部保持溝23と正対して走行移動する。
さて、上記脚部係合作動領域42の入口42a
付近からほぼ中間部42bに至る領域には、第7
図に示すように、上記脱毛シヤツクル7の両係合
部7aにその両足首Aaが吊り下げられた食鳥屠
体Aを、その吊り下げられた状態のまま食鳥屠体
Aの膝関節より上部(両足首Aaにより吊り下げ
られているので、実際には膝関節よりは下部)の
両脚部Abを上記脚部保持用ホイール24の脚部
保持溝23にそれぞれ係合させるよう案内する棒
状の係合案内部材45が設けられている。この係
合案内部材45は、上記脱毛シヤツクル7の走行
移動に伴なつて当該脱毛シヤツクル7に吊り下げ
られた食鳥屠体Aの両脚部Abに当接し、その当
接状態を維持しつつ当該両脚部Abを当該脱毛シ
ヤツクル7と正対する位置に位置している上記脚
部保持溝23に係合する方向(すなわち、上記脚
部保持用ホイール24の求心方向)へ徐々に案内
するよう形成されている。すなわち、上記係合案
内部材45は、その先端部45aが上記入口42
a付近においては上記脚部保持用ホイール24の
外周縁の回転軌跡の外側に位置し、その後端部4
5bが上記中間部42b付近においては上記回転
軌跡の内側に位置するよう弧状に形成されてお
り、この実施例においては、丸棒により形成して
いるが、上記両脚部Abとの当接による摩擦力を
軽減するために、実施に応じ他の部材により形成
することも可能である。そして、上記係合案内部
材45は、上記脚保持用ホイール24の下面に近
接した位置で、かつ上記脚部保持用ホイール24
と平行な状態で上記フレーム15に適宜な支持部
材(図示省略)により固着されている(第7図お
よび第8図参照)。
したがつて、上記脱毛シヤツクル7が走行移動
して上記脚部係合作動領域42の入口42aに達
すると、当該脱毛シヤツクル7に吊り下げられて
いる食鳥屠体Aの両脚部Abが上記係合案内部材
45に当接し、当該脱毛シヤツクル7の走行移動
および上記脚部保持用ホイール24の回転に伴な
つて、当該両脚部Abは上記係合案内部材45に
当接した状態で、当該脱毛シヤツクル7と正対す
る位置に位置している上記脚部保持溝23に係合
する方向に徐々に案内され、上記脚部係合作動領
域42のほぼ中間部42bにおいて当該両脚部
Abは当該脚部保持溝23に完全に係合する。こ
の結果、食鳥屠体Aは、その両足首Aaが上記脱
毛シヤツクル7に吊り下げられて保持されるとと
もに、その両脚部Abが上記脚部保持溝23に係
合して保持される(第9図参照)。
上記脚部係合作動領域42のほぼ中間部42b
から、すなわち両脚部Abの上記脚部保持溝23
への係合地点以降からその出口42cに至る領域
には、第1図および第2図に示すように、上記脱
毛シヤツクル7に吊り下げられかつ上記脚部保持
溝23に係合保持された食鳥屠体Aの両足首Aa
をそれぞれ切断し、当該脱毛シヤツクル7と食鳥
屠体Aとの係合を解除する切断装置46が設けら
れている。この切断装置46は、回転する切断刃
47を備え、上記フレーム15に水平方向に回動
可能に固着されており、その切断刃47の刃先の
水平方向の位置設定が調節可能となつている。
したがつて、食鳥屠体Aは、上記切断装置46
によりその両足首Aaが切断され、上記脱毛シヤ
ツクル7による係合保持から解放され、上記出口
42c地点において、上記脚部保持溝23のみ
に、したがつて上記脚部保持用ホイール24のみ
に保持され、その状態で上記脚部離脱作動領域4
4の入口44aへと移動する。
上記脚部離脱作動領域44の入口44a付近か
らほぼ中間部44bに至る領域には、第7図に示
すように、上記脚部保持溝23に保持された食鳥
屠体Aを、その保持された状態のまま両脚部Ab
の先端部Acを当該脚部保持溝23と正対する位
置に位置している上記中抜シヤツクル11に近づ
くように傾斜させるよう案内する棒状の傾動案内
部材48が設けられている。この傾動案内部材4
8は、上記脚部保持用ホイール24の回転に伴な
つて上記脚部保持溝23に保持された食鳥屠体A
の体部Adを支承するように当接し、その当接支
承状態を維持しつつ、両脚部Abの当該脚部保持
溝23との係合部を回動支点として食鳥屠体Aを
徐々に傾斜させ、上記中間部44b地点において
食鳥屠体Aを上記脚部保持用ホイール24に対し
て最大の角度となるように傾斜させる。このた
め、上記傾動案内部材48は、上記脚部保持用ホ
イール24の下方に配置され、その先端部48a
が上記入口44a付近においては上記脚部保持用
ホイール24の外周縁の回転軌跡上に位置し、そ
の後端部48bが上記中間部44b付近において
は上記脚部保持用ホイール24の中心に近づいた
位置に位置するよう弧状に形成され、かつ先端部
48aが下位で後端部48bが上位となるよう
に、上記入口44aから上記中間部44bに向つ
て昇り勾配となるように傾斜して配置されてお
り、上記フレーム15に適宜な支持部材(図示省
略)により固着されている。上記傾動案内部材4
8の後端部48bにおける傾斜上死点は、食鳥屠
体Aが上記中間部44b地点において、上記脚部
保持用ホイール24に対してほぼ45度に傾斜する
ように設定されている(第8図および第10図参
照)。したがつて、両脚部Abの各先端部Acは、
上記脚部保持用ホイール24の回転に伴なつて、
上記傾動案内部材48による体部Adの傾動案内
により、上記脚部保持用ホイール24の外周縁の
回転軌跡の外側へ徐々に突出し、上記中間部44
b地点において最大に突出し、正対している上記
中抜シヤツクル11の両係合部11aの係合領域
内に突入する。
なお、上記傾動案内部材48は、実施に応じ
種々の変更が可能であり、たとえば食鳥屠体Aの
支承力を増強するため、上記実施例と同様に形成
した棒状の傾動案内部材48をもう一つ準備し、
両者を平行かつ段違いに配置すれば効果的であ
り、また上記支承力を増強しかつ体部Adとの当
接による摩擦力を軽減するため、上記脚部保持用
ホイール24の回転速度と同一の速度で走行する
ベルトコンベアー等を配置すれば効果的である。
そして上記脚部離脱作動領域44の入口44a
付近からほぼ中間部44bに至る領域には、第7
図に示すように、上記脚部保持溝23に保持され
た食鳥屠体Aを、その両脚部Abを当該脚部保持
溝23からそれぞれ離脱させるよう案内する棒状
の離脱案内部材49が設けられている。この離脱
案内部材49は、上記脚部保持用ホイール24の
回転に伴なつて当該脚部保持溝23に保持された
両脚部Abに当接し、その当接状態を維持しつつ
当該両脚部Abを当該脚部保持溝23と正対する
位置に位置している上記中抜シヤツクル11に係
合する方向(すなわち、上記脚部保持用ホイール
24の遠心方向)へ徐々に案内するよう形成され
ている。すなわち、上記離脱案内部材49は、そ
の先端部49aが上記入口44a付近においては
上記脚部保持用ホイール24の外周縁の回転軌跡
の内側に位置し、その後端部49bが上記中間部
44b付近においては上記回転軌跡とほぼ一致し
た軌跡上に位置するよう弧状に形成されており、
この実施例においては、丸棒により形成している
が、上記両脚部Abとの当接による摩擦力を軽減
するために、実施に応じ他の部材により形成する
ことも可能である。そして、上記離脱案内部材4
9は、上記脚部保持用ホイール24の下面に近接
した位置で、かつ上記脚部保持用ホイール24と
平行な状態で上記フレーム15に適宜な支持部材
(図示省略)により固着されている(第7図およ
び第8図参照)。したがつて、食鳥屠体Aは、上
記中間部44b地点において、その両脚部Abが
上記脚部保持溝23から離脱し、下方に落下して
上記中抜シヤツクル11の両係合部11aに受け
止められる。
前記のように、上記傾動案内部材48と上記離
脱案内部材49の共働作用により、食鳥屠体Aは
上記中間部44b地点において、ほぼ45度に傾斜
した状態で、かつその両脚部Abの先端部Acがそ
れまで保持されていた当該脚部保持溝23と正対
する位置に位置している上記中抜シヤツクル11
の両係合部11aの係合領域に突入した状態で当
該脚部保持溝23から離脱して下方に落下し、当
該中抜シヤツクル11の両係合部11aにその両
脚部Abが受け止められて係合する。この両脚部
Abと上記中抜シヤツクル11の両係合部11a
との係合時に、上記中抜シヤツクル11が上記脚
部保持用ホイール24の外周縁から遠心方向へ揺
動するのを防止するための揺動防止部材50が設
けられている。この揺動防止部材50は、上記脚
部離脱作動領域44を走行移動する上記中抜シヤ
ツクル11を、その下部が上記脚部保持用ホイー
ル24の外周縁と当接した状態で走行移動するよ
うに案内する機能も有し、上記脚部離脱作動領域
44の入口44aから出口44cに至るほぼ全長
に亘つて配置され、上記脚部離脱作動領域44の
弧状軌跡に沿うよう弧状に形成されている。上記
揺動防止部材50は、上記脚部保持用ホイール2
4と平行な状態で上記フレーム15に適宜な支持
部材(図示省略)により固着されており、この実
施例においては、上記脚部保持用ホイール24の
上方位置に配置しているが(第2図、第7図およ
び第8図参照)、実施に応じ上記脚部保持用ホイ
ール24の下方位置に配置しても同様の作用効果
を奏する。
また、上記中抜シヤツクル11が上記脚部離脱
作動領域44を走行移動するとき、上記中抜シヤ
ツクル11が走行方向の前後(すなわち、上記脚
部保持用ホイール24の周方向の前後)に揺動
し、上記脚部保持溝23との正対位置がずれるの
を防止するための位置決め部材51が、上記脚部
保持用ホイール24の外周縁に設けられている。
この位置決め部材51は、上記一対の脚部保持溝
23の中心線と対応する位置で、かつ上記脚部保
持溝23の個数と同数設けられるもので、上記脚
部保持用ホイール24の上面に、その外周縁から
遠心方向に適宜突出した状態で固着されており、
これに上記中抜シヤツクル11の二叉部11bが
係合し、上記中抜シヤツクル11の走行方向の前
後への揺動を防止する(第8図および第10図参
照)。
なお、前記実施例においては、上記第一オーバ
ーヘツドコンベアー3を走行移動させる上記脱毛
ライン1の駆動力により、上記第二オーバーヘツ
ドコンベアー10を同期させかつ同一速度で走行
移動させるとともに、上記脚部保持用ホイール2
4を同期させかつ同一速度で回転させているが、
実施に応じそれぞれに独立の駆動源を設け、それ
らの駆動源を同期させかつ同一速度で走行移動あ
るいは回転させる構成も可能である。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、脱毛ライン
の脱毛処理終端部と中抜ラインの中抜処理始端部
とのそれぞれに近接した位置に、食鳥屠体の両脚
部を係合保持する回転自在な脚部保持用ホイール
を設け、この脚部保持用ホイールの回転スペース
内で食鳥屠体の掛け替えを行なうものであるか
ら、掛替え装置としての脚部保持用ホイールの設
置スペースが小さくてすみ、食鳥屠体の処理ライ
ン全体のコンパクト化を図ることができるととも
に、有効面積に対する処理ライン全体のライン設
定を効果的に行なうことができる。また、脱毛シ
ヤツクルから上記脚部保持用ホイールへの食鳥屠
体の係合は係合案内部材により行ない、上記脚部
保持用ホイールから食鳥屠体を離脱して中抜シヤ
ツクルへの係合は傾動案内部材と離脱案内部材と
の共働作用により行なうものであるから、その構
造が非常に簡素化されたものとなるとともに、そ
の製造作業もきわめて簡単であり、さらには掛替
作動も確実であるという独特な効果を奏する。ま
た、食鳥屠体を係合保持する部分の付近には、潤
滑油等を必要とする部材が配置されていないた
め、潤滑油が食鳥屠体に付着するおそれは全くな
く、食品衛生上においてもきわめて衛生的であ
る。さらに、食鳥屠体の係合、離脱作用は、すべ
て上記各案内部材による段階的な押圧力により行
ない、瞬間的な押圧力により行なうものではない
から、食鳥屠体の表皮が破れたり、内臓が破裂し
たりするおそれは全くなく、次工程の処理に円滑
化を欠くことはない。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の一実施例を示すもので、第
1図はこの発明の基本的な一例を概略的に示す平
面説明図、第2図はこの発明に係る掛替装置の一
部を省略した正面図、第3図は第一および第二オ
ーバーヘツドコンベアーの一部を示す斜視図、第
4図は脱毛シヤツクルを示すもので、同図Aは正
面図、同図Bは右側面図である。第5図は中抜シ
ヤツクルを示すもので、同図Aは正面図、同図B
は右側面図である。第6図はアジヤスト部材の装
着状態を示すもので、同図Aは正面図、同図Bは
同図Aの底面図であり、一部を省略している。第
7図は脚部保持用ホイールの拡大平面図で、脚部
保持溝および位置決め部材の図示を一部省略し、
さらに各案内部材および揺動防止部材の配置関係
を示している。第8図は第7図の正面図、第9図
は脚部係合作動領域の一部を示す拡大側面図、第
10図は脚部離脱作動領域の一部を示す拡大側面
図である。 1…脱毛ライン、1a…脱毛処理終端部、3…
第一オーバーヘツドコンベアー、7…脱毛シヤツ
クル、7a…脱毛シヤツクルの係合部、8…中抜
ライン、8a…中抜処理始端部、10…第二オー
バーヘツドコンベアー、11…中抜シヤツクル、
11a…中抜シヤツクルの係合部、15…フレー
ム、20…回転軸、21…脱毛ライン用ホイー
ル、22…中抜ライン用ホイール、23…脚部保
持溝、24…脚部保持用ホイール、42…脚部係
合作動領域、42a…脚部係合作動領域の入口、
42b…同じく中間部、42c…同じく出口、4
4…脚部離脱作動領域、44a…脚部離脱作動領
域の入口、44b…同じく中間部、44c…同じ
く出口、45…係合案内部材、46…切断装置、
48…傾動案内部材、49…離脱案内部材、50
…揺動防止部材、51…位置決め部材、A…食鳥
屠体、Aa…食鳥屠体の足首、Ab…同じく脚部、
Ac…同じく脚部の先端部、Ad…同じく体部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンドレス状に走行移動する第一オーバーヘ
    ツドコンベアーに取り付けられた脱毛シヤツクル
    に両足首を吊り下げた状態で食鳥屠体の脱毛を行
    なう脱毛ラインと、エンドレス状に走行移動する
    第二オーバーヘツドコンベアーに取り付けられた
    中抜シヤツクルの両脚部を吊り下げた状態で食鳥
    屠体の中抜きを行なう中抜ラインとを備えた食鳥
    屠体処理ラインにおいて、上記脱毛シヤツクルに
    吊り下げられている脱毛処理された食鳥屠体を上
    記中抜シヤツクルに掛け替える装置であつて、上
    記脱毛ラインの脱毛処理終端部と上記中抜ライン
    の中抜処理始端部とのそれぞれに近接した位置
    に、上記脱毛シヤツクルおよび中抜シヤツクルの
    走行移動に同期しかつ該走行移動速度と同一の速
    度で回転し、その外周縁部に食鳥屠体の両脚部を
    保持する一対の脚部保持溝を多数等間隔に備えた
    脚部保持用ホイールを、フレームに垂設した回転
    軸に回転自在に設け、該脚部保持用ホイールと上
    記脱毛処理終端部との接近部に上記脱毛シヤツク
    ルが上記脚部保持溝と正対して走行移動する脚部
    係合作動領域を形成するとともに、該脚部保持用
    ホイールと上記中抜処理始端部との接近部に上記
    中抜シヤツクルが上記脚部保持溝と正対して走行
    移動する脚部離脱作動領域を形成し、上記脚部係
    合作動領域の入口付近からほぼ中間部に至る領域
    に上記脱毛シヤツクルの走行移動に伴つて上記脱
    毛シヤツクルに吊り下げられた食鳥屠体の両脚部
    に当接し、当該両脚部を徐々に上記脚部保持溝に
    係合する方向に案内してそれぞれ係合させるよう
    形成した係合案内部材をフレームに固着し、上記
    脚部係合作動領域における食鳥屠体の両脚部の上
    記脚部保持溝への係合地点以降の領域に上記脱毛
    シヤツクルに吊り下げられかつ上記脚部保持溝に
    係合保持された食鳥屠体の両足首部をそれぞれ切
    断して上記脱毛シヤツクルと食鳥屠体との係合を
    解除する切断装置を設け、上記脚部離脱作動領域
    の入口付近からほぼ中間部に至る領域に上記脚部
    保持用ホイールの回転に伴なつて上記脚部保持溝
    に係合保持された食鳥屠体の体部に当接し、食鳥
    屠体をその両脚部が上記脚部保持溝に係合保持さ
    れた状態で、当該両脚部の先端部が上記脚部保持
    溝と正対する上記中抜シヤツクルに近づくように
    徐々に傾斜させるよう形成した傾動案内部材と、
    上記脚部保持用ホイールの回転に伴なつて上記脚
    部保持溝に係合保持された食鳥屠体の両脚部に当
    接し、当該両脚部を徐々に上記脚部保持溝からそ
    れぞれ離脱する方向に案内するよう形成した離脱
    案内部材とをフレームにそれぞれ固着し、該傾動
    案内部材と該離脱案内部材により上記脚部保持溝
    に係合保持された食鳥屠体の両脚部を上記脚部保
    持溝からそれぞれ離脱し、当該離脱した食鳥屠体
    の両脚部を下方に位置する上記中抜シヤツクルの
    両係合部に受け止め係合させ、それにより食鳥屠
    体を上記中抜ラインに掛け替えるよう構成したこ
    とを特徴とする、食鳥屠体の掛替装置。
JP60091685A 1985-04-28 1985-04-28 食鳥屠体の掛替装置 Granted JPS61249340A (ja)

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