JPH0479215B2 - - Google Patents

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JPH0479215B2
JPH0479215B2 JP58036677A JP3667783A JPH0479215B2 JP H0479215 B2 JPH0479215 B2 JP H0479215B2 JP 58036677 A JP58036677 A JP 58036677A JP 3667783 A JP3667783 A JP 3667783A JP H0479215 B2 JPH0479215 B2 JP H0479215B2
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JP
Japan
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power
solar cell
circuit breaker
distribution line
power generation
Prior art date
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Application number
JP58036677A
Other languages
English (en)
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JPS59162729A (ja
Inventor
Juichi Watarai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPS59162729A publication Critical patent/JPS59162729A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、太陽電池発電システムを備えた電
力系統の保護回路に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
近年、太陽電池の研究が急速に進展し、今日に
おいては多数実用化されている。一般に、単一の
太陽電池が発生し得る出力は、既存の電力系統と
比べると小さいため、太陽電池を電力系統に接続
する場合は3KVや6KVの配電線が対象となつて
いる。
従来、配電線に太陽電池発電システムを組込む
方式としては、例えば第1図に示すように回路構
成したものが知られている。すなわち、第1図に
おいて、参照符号10は配電用変電所を示し、
3KVまたは6KVの給電ラインを備える。変電所
10からは送出し遮断器12を介して配電線14
が導出され、この配電線14に対し需要家側遮断
器16を介して負荷18が接続される。
この場合、負荷18が接続された需要家配電線
20には、太陽電池用遮断器22、昇圧用変圧器
24およびインバータ26を介して太陽電池28
が接続されて太陽電池発電システムが構成され
る。なお、このように構成される太陽電池発電シ
ステムの需要家配電線20に対する接続点と需
要家側遮断器16との間には、変流器30を介し
て逆送継電器32を接続配置する。また、配電線
14に対し直接負荷用遮断器34を介して接続さ
れる配電線負荷36につき配電線14に太陽電池
用遮断器38、昇圧用変圧器40およびインバー
タ42を介して太陽電池44を接続して太陽電池
発電システムが構成されている。
このように構成された太陽電池発電システム
,において、太陽電池28,44で発電され
た電力は、配電線14から供給される電力と共に
負荷18,36に給電される。そこで、今、送出
しの遮断器12が遮断した場合は、この状態を迅
速に検知して需要家側遮断器16を遮断し、太陽
電池発電システムによつて負荷18の単独運転
を行うことが要求される。この場合、第1図に示
す従来の回路構成においては、搬送継電器32に
よつて太陽電池発電システムから配電線14側
に電力が供給された場合に、この状態を検出して
需要家側遮断器16が開放される。
しかしながら、前記太陽電池発電システムを
常時稼働している場合には、前記逆送継電器32
を需要家側遮断器16の検出器として機能させる
ことができない。また、配電線14に直接接続す
る太陽電池発電システムでは、前述した逆送継
電器32による検出方法を採用することは困難で
ある。さらに、配電系統に短絡事故等を発生した
場合、誤動作する可能性がある。
特に、送出し遮断器12がトリツプしたり、配
電用変電所10全体が停電となつたような場合、
この状態を確実に検出できないと、太陽電池発電
システムに配電線14の負荷が全部かかつてし
まい、中途半ぱな電圧が残る可能性もあり、負荷
へ悪影響を及ぼす難点がある。すなわち、一般に
太陽電池は内部インピーダンスが大きく、過負荷
および過電流リレーが動作し難しく、特に遮光状
態では顕著となる。
〔発明の目的〕
本発明は、配電系統に接続される太陽電池発電
システムにおいて、配電系統の停電に際し太陽電
池発電システムの単独運転に必要な検出動作を適
正に行い、配電系統の保護と負荷に対する電力供
給の向上を達成し得る太陽電池を含む電力系統の
保護回路を提供するにある。
〔発明の要点〕
本発明は、配電用変電所から送出し遮断器を介
して導出される配電線により全負荷に対して電力
の供給を行う電力系統に対して需要家側遮断器を
設け、該需要家側遮断器を介して分岐導出された
需要家配電線に所定の負荷が接続されると共に、
前記電力系統の停電に際して前記需要家配電線に
対し単独給電を行えるように、太陽電池用遮断
器、昇圧用変圧器、インバータおよび太陽電池か
らなる太陽電池発電システムを備えた電力系統の
保護回路において、 前記変電所から導出される配電線に計器用変圧
器を介して不足電圧継電器を設け、 この不足電圧継電器により電力系統の不足電圧
状態から一定時間継続した際に、前記太陽電池シ
ステムを含む電力系統を、全負荷に対する電力系
統から遮断する遮断器をさらに設けると共に、 前記太陽電池発電システムにより単独給電され
る前記需要家配電線に接続される所定の負荷の容
量を、前記太陽電池発電システムの発電出力に見
合うまで選択的に遮断するよう構成したことを特
徴とする。
すなわち本発明においては、電力系統の停電に
際し、所定の負荷に対し太陽電池発電システムに
よる単独給電に切換える場合、全負荷に対する電
力系統の一部に不足電圧継電器を設けて電圧低減
状態を検出し、この不足電圧状態が一定時間継続
した際所定の負荷と太陽電池発電システムとの電
力系統を、全負荷に対する電力系統から遮断する
と共に、太陽電池発電システムにより単独給電す
る負荷の容量を、太陽電池発電システムの発電出
力に見合うまで選択遮断するよう構成することに
より、必要な負荷に対し適正かつ安定した給電の
継続を実現することができる。
〔発明の実施例〕
次に、本発明に係る太陽電池発電システムを備
えた電力系統の保護回路の実施例につき、添付図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
第2図は本発明回路の一実施例を示す配電系統
図である。すなわち、本実施例回路は、太陽電池
発電システムを配電線の一部から分岐した需要
家配電線に接続した場合を示すものであつて、そ
の基本的回路構成は、第1図に示す回路と同一で
ある。従つて、説明の便宜上、第1図に示す回路
と同一の構成部分については同一の参照符号を付
してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本発明においては、太陽電池発電シ
ステムが接続される配電線14から需要家側遮
断器16を介して分岐導出された需要家配電線2
0に対し、逆送付電器を設けることなく、適宜遮
断器46を介して負荷18を接続する。そこで、
本発明においては、従来の逆送継電器に代えて、
配電線14に対し計器用変圧器50を介して不足
継電器52を設けたことを特徴とするものであ
る。この場合、計器用変圧器50は、配電用変電
所10に対して設けた送出した遮断器12側はな
く、例えば配電線負荷36側に設けるのが好適で
ある。
次に、前記構成からなる本発明回路の作用につ
き説明する。今、配電系統に事故もしくは停電を
生じたものとすれば、負荷36と接続される配電
線14では電圧低下が生じる。従つて、この電圧
低下は、一定時間継続すると計器用変圧器50を
介して不足電圧継電器52を作動させる。次い
で、この不足継電器52の作動に基づいて需要家
遮断器16を遮断し、太陽電池発電システムに
より負荷18への単独給電を継続する。この場
合、負荷18の容量が太陽電池発電システムの
出力より大きい場合は、太陽電池28の発電出力
に見合うまで需要家配電線20に接続される負荷
18の容量を選択的に遮断して低減すれば好適で
ある。
〔発明の効果〕 前述した実施例から明らかなように、本発明に
よれば、太陽電池発電システムを接続する電力系
統において、電力系統の停電に際し所定の負荷に
対し太陽電池発電システムによる単独給電に切換
える場合、全負荷に対する電力系統における電圧
低減状態を検出するための不足電圧継電器を設け
て、系統に不足電圧状態が一定時間継続した際太
陽電池発電システムと所定の負荷とを接続する電
力系統と他の電力系統との接続点に設けた遮断器
を遮断するよう構成することにより、太陽電池発
電システムによる所定負荷への給電を適正に継続
することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において
種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の太陽電池発電システムを備えた
電力系統の一構成例を示す系統図、第2図は本発
明に係る保護回路の一実施例を示す太陽電池発電
システムを備えた電力系統図である。 10……配電用変電所、12……送出し遮断
器、14……配電線、16……需要家側遮断器、
18……負荷、20……需要家配電線、22……
太陽電池用遮断器、24……昇圧用変圧器、26
……インバータ、28……太陽電池、34……負
荷用遮断器、36……配電線負荷、46……遮断
器、50……計器用変圧器、52……不足電圧継
電器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 配電用変電所から送出し遮断器を介して導出
    される配電線により全負荷に対して電力の供給を
    行う電力系統に対して需要家側遮断器を設け、該
    需要家側遮断器を介して分岐導出された需要家配
    電線に所定の負荷が接続されると共に、前記電力
    系統の停電に際して前記需要家配電線に対し単独
    給電を行えるように、太陽電池用遮断器、昇圧用
    変圧器、インバータおよび太陽電池からなる太陽
    電池発電システムを備えた電力系統の保護回路に
    おいて、 前記変電所から導出される配電線に計器用変圧
    器を介して不足電圧継電器を設け、 この不足電圧継電器により電力系統の不足電圧
    状態が一定時間断続した際に、前記太陽電池シス
    テムを含む電力系統を、全負荷に対する電力系統
    から遮断する遮断器をさらに設けると共に、 前記太陽電池発電システムにより単独給電され
    る前記需要家配電線に接続される所定の負荷の容
    量を、前記太陽電池発電システムの発電出力に見
    合うまで選択的に遮断するよう構成したことを特
    徴とする太陽電池発電システムを備えた電力系統
    の保護回路。
JP58036677A 1983-03-08 1983-03-08 太陽電池発電システムを備えた電力系統の保護回路 Granted JPS59162729A (ja)

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JPS59162729A JPS59162729A (ja) 1984-09-13
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