JPH0477912A - タッチパネルシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野Ｊ この発明は、タッチパネルに係り、特にタッチパネルに
より指示された情報に対するクリック処理をマウスエミ
ュレーションするタッチパネルシステムに関するもので
ある。

【従来の技術Ｊ 従来、情報処理装置におけるポインティングデバイスと
してマウス、タッチパネル、トラックボール等が実用化
されており、種々のアプリケーションジョンソフトウェ
ア実行のための有効な手段として機能している。

とりわけ、タッチパネルは表示手段の画面を透明に被う
様に配設され、画面上の座標と１対１に対応しており、
タッチパネルの１点を押下することにより、画面の１点
を指示することができるように構成されている。

〔発明が解決しようとする課題］ このような情報処理装置におけるポインティングデバイ
スとしてはマウスが一般的であるが、アプリケーション
ソフトウェアが、例えばマウスとタッチパネルの使用を
混在可能な場合、１つの座標指示およびクリック処理を
実行するためには、２つのポインティングデバイスを使
用しなければならず、却って操作が低下し、タッチパネ
ルの特性を活かした有効な利用が図れない問題点があっ
た。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、タッチパネルを指示する部材にクリック指示部を
併設することにより、タッチパネルによりマウス機設処
理をエミュレーションできるタッチパネルシステムを得
ることを目的とする。

［課題を解決するための手段〕 この発明に係るタッチパネルシステムは、タッチパネル
を指示するスティック部材と、このスティック部材が指
示する画面内容をクリック指示するクリック指示手段と
、スティック部材によりタッチパネルにより画面指示さ
れた座標情報およびクリック指示手段によるクリック指
示をレジスタにエミュレート設定する制御手段とを設け
たものである。

［作用Ｊ この発明においては、タッチパネルがスティック部材に
指示され、さらにクリック指示手段によるクリック指示
がなされると、制御手段がクリック指示手段によるクリ
ック指示およびスティック部材により画面指示された座
標情報をレジスタにエミュレート設定し、その内容をア
プリケーションソフトウェアに受は渡すことを可能とす
る。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示すタッチパネルシステ
ムの外観構成を説明する斜視図で、１はタッチパネル制
御用のスティック、２はクリック指示手段を構成する第
１ボタン、３はクリック指示手段を構成する第２ボタン
、４は前記スティック１の各第１ボタン２．第２ボタン
３の内容をシステムバス１３（第２図参照）に接続する
ケーブル、５はデイスプレィ装置で、画面前面にタッチ
パネル６が画面の座標値に１対１に対応するように配設
されている。７はパーソナルコンピュータ本体（情報処
理装置）で、後述する制御部が収納されている。８はキ
ーボードである。

第２図は、第１図に示した情報処理装置７の制御構成を
説明するブロック図であり、第１図と同一のものには同
じ符号を付しである。

図において、２１は制御部で、ＣＰＵ９．ＲＯＭｌ０．
ＲＡＭＩ　１から構成され、ＲＯＭ１０に記憶された制
御プログラムに基づいて各部を制御する。１２は外部記
憶装置で、例えばフロッピーディスクを記録媒体とする
フロッピーディスクユニットまたはジャードディスクを
記録媒体とするハードディスクユニットで構成される。

このように構成されたタッチパネルシステムにおいて、
タッチパネル６がスティック部材（この実施例では制御
用スティック１）に指示され、さらにクリック指示手段
（この実施例では第１ボタン２．第２ボタン３）による
クリック指示がなされると、制御手段（この実施例では
ＣＰＵ９）がクリック指示手段によるクリック指示およ
びスティック部材により画面指示された座標情報をレジ
スタ（この実施例ではＲＡＭＩＩの所定エリア）にエミ
ュレート設定し、その内容をアプリケーションソフトウ
ェアに受は渡す。

以下、第３図を参照しながらこの発明に係るタッチパネ
ルシステムにおけるタッチパネル処理動作について説明
する。

第３図はこの発明に係るタッチパネルシステムにおける
タッチパネル処理手順の一例を説明するフローチャート
である。なお、　（１１〜（４）は各ステップを示す。

また、このフローチャートに示す手順は、アプリケーシ
ョンスフトウエアがマス情報を得るための機能を呼び出
すと、このエミュレート処理が開始される。

先ず、タッチパネル６が押下されているかどうかを制御
部２１が判定しく１）　、Ｎｏならばステップ（４）に
進み、ＹＥＳならばいずれかのボタンが押下されている
かどうかを制御部２１が判定しく２）　　Ｎｏならばス
テップ（４）に進み、ＹＥＳならば第１ボタン２．第２
ボタン３の何れが押下されたかどうかを認識しく３）、
タッチパネル６が押下された場合にはその押下座標値を
、タッチパネル６が押下されない場合は、最後に指示さ
れた座標値をフラグレジスタ１４にセットするとともに
、第１ボタン２．第２ボタン３の情報をフラグレジスタ
１４　（ＲＡＭＩ　ｌ内に設ける）にセットしく４）、
処理をアプリケーションに戻すためリタ−ンする。

以後、アプリケーション常駐エリア１５に常駐するアプ
リケーションがフラグレジスタ１４の内容に基づいて各
種の処理を実行する。

なお、上記実施例では通常の２ボタン型のポインティン
グデバイス（いわゆるマウス）をエミュレーションする
場合について説明したが、ボタン数は上記２個に限定さ
れることはなく、例えばアップル社製のマウスのように
クリックボタンが１個で、一定時間内にクリックされる
回数でクリック処理を実行するタイプでもこの発明を適
用できるし、また、クリックボタンが３個のタイプのも
のでも容易にこの発明を適用できることは言うまでもな
い。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明はタッチパネルを指示す
るスティック部材と、このスティック部材が指示する画
面内容をクリック指示するクリック指示手段と、スティ
ック部材によりタッチパネルにより画面指示された座標
情報およびクリック指示手段によるクリック指示をレジ
スタにエミュレート設定する制御手段とを設けたので、
タッチパネルをスティック部材で指示し、かつ内容のク
リック指示を画面タッチ処理に並行して実行するだけで
、いわゆるマウス機能処理を容易にエミュレーションで
きる。

従って、タッチパネルを使用するシステム環境を設定し
た場合に、必ずしもマウスを使用しなければならない制
約からオペレータが解放され、スティックを仮想マウス
のように扱うことができ、タッチパネルシステムへの情
報入力処理を円滑に実行できる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すタッチパネルシステ
ムの外観構成を説明する斜視図、第２図は、第１図に示
した情報処理装置本体の制御構成を説明するブロック図
、第３図はこの発明に係るタッチパネルシステムにおけ
るタッチパネル処理手順の一例を説明するフローチャー
トである。 図中、１は制御用スティック、２は第１ボタン、３は第
２ボタン、４はケーブル、５はデイスプレィ装置、６は
タッチパネル、７はパーソナルコンピュータ本体、１４
はフラグレジスタ、１５はアプリケーション常駐エリア
、２１は制御部である。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タッチパネルにより画面指示可能な表示装置を有する情
   報処理装置において、タッチパネルを指示するスティッ
   ク部材と、このスティック部材が指示する画面内容をク
   リック指示するクリック指示手段と、前記スティック部
   材により前記タッチパネルにより画面指示された座標情
   報およびクリック指示手段によるクリック指示をレジス
   タにエミュレート設定する制御手段とを具備したことを
   特徴とするタッチパネルシステム。