JPH047707A - 工具軸補正方式 - Google Patents
工具軸補正方式Info
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- JPH047707A JPH047707A JP11155090A JP11155090A JPH047707A JP H047707 A JPH047707 A JP H047707A JP 11155090 A JP11155090 A JP 11155090A JP 11155090 A JP11155090 A JP 11155090A JP H047707 A JPH047707 A JP H047707A
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- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は研削盤等の工具ヘッドの回転中心をオフセット
する工具軸補正方式に関し、特にクランク状に曲がった
工具ヘッドの回転中心をオフセットする工具軸補正方式
に関する。
する工具軸補正方式に関し、特にクランク状に曲がった
工具ヘッドの回転中心をオフセットする工具軸補正方式
に関する。
研削盤のように工具ヘッドの先端に工具があり、工具ヘ
ッドが回転できるように構成された工具ヘッドがある。
ッドが回転できるように構成された工具ヘッドがある。
これらの工具ヘッドはワークの法線方向に工具ヘッドの
軸を制御して、加工を行う。
軸を制御して、加工を行う。
ここで、工具ヘッドの軸を工具軸と称する。このような
制御は法線方向制御といわれ、工具軸が常にワークの法
線方向にあり、工具ヘッドの回転中心と工具のワークに
接する面までの距離を径とする法線方向補正ベクトルを
生成して工具ヘッドの回転中心の工具軸補正を行ってい
る。
制御は法線方向制御といわれ、工具軸が常にワークの法
線方向にあり、工具ヘッドの回転中心と工具のワークに
接する面までの距離を径とする法線方向補正ベクトルを
生成して工具ヘッドの回転中心の工具軸補正を行ってい
る。
しかし、クランク状に曲がった工具ヘッドがある。この
ような工具ヘッドでは、従来の法線方向補正ベクトルだ
けでは、工具ヘッドの回転中心の工具軸補正を行うこと
ができなかった。また、塗装用のノズル等でもノズルの
形状が直線でなく、クランク軸状に曲がったものがあり
、これらのノズルのオフセットも同様に従来の工具軸補
正方式を適用することができない。
ような工具ヘッドでは、従来の法線方向補正ベクトルだ
けでは、工具ヘッドの回転中心の工具軸補正を行うこと
ができなかった。また、塗装用のノズル等でもノズルの
形状が直線でなく、クランク軸状に曲がったものがあり
、これらのノズルのオフセットも同様に従来の工具軸補
正方式を適用することができない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ク
ランク状に曲がった工具ヘッドの回転中心の工具軸補正
方式を提供することを目的とする。
ランク状に曲がった工具ヘッドの回転中心の工具軸補正
方式を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的はクランク状に曲がったノズル
のオフセットを行うようにした工具軸の工具補正方式を
提供することを目的とする。
のオフセットを行うようにした工具軸の工具補正方式を
提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するた杓に、工具ヘッドの回
転中心をオフセットする工具軸補正方式において、前記
回転中心をワークの法線方向にオフセットする法線方向
補正ベクトルを求め、前記回転中心と、前記法線との距
離をオフセットする垂直方向補正ベクトルを求め、前記
法線方向補正ベクトルと、前記垂直方向補正ベクトルと
を合成して工具軸補正ベクトルを求と、前記工具ヘッド
の前記回転中心をオフセットすることを特徴とする工具
軸補正方式が、提供される。
転中心をオフセットする工具軸補正方式において、前記
回転中心をワークの法線方向にオフセットする法線方向
補正ベクトルを求め、前記回転中心と、前記法線との距
離をオフセットする垂直方向補正ベクトルを求め、前記
法線方向補正ベクトルと、前記垂直方向補正ベクトルと
を合成して工具軸補正ベクトルを求と、前記工具ヘッド
の前記回転中心をオフセットすることを特徴とする工具
軸補正方式が、提供される。
まず、工具ヘッドの回転中心を法線方向に補正する法線
方向補正ベクトルを求める。ついで、工具ヘッドの回転
中心をワークの法線に対して、垂直方向に補正する垂直
方向補正ベクトルを求約る。
方向補正ベクトルを求める。ついで、工具ヘッドの回転
中心をワークの法線に対して、垂直方向に補正する垂直
方向補正ベクトルを求約る。
この両者の合成ベクトルが、求める工具ヘッドの回転中
心の工具軸補正ベクトルとなる。この工具軸補正によっ
て、工具ヘッドの工具軸がワークの法線方向を向き、工
具の加工点が正しく、ワークの加工点に置かれる。
心の工具軸補正ベクトルとなる。この工具軸補正によっ
て、工具ヘッドの工具軸がワークの法線方向を向き、工
具の加工点が正しく、ワークの加工点に置かれる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の工具軸補正方式を説明するための図で
ある。工具ヘッド1はクランク状に曲がっており、点P
cは工具ヘッド1の回転中心である。また、工具へラド
1の先端に研削工具2があり、研削工具2は点Ptを中
心にして回転する。
ある。工具ヘッド1はクランク状に曲がっており、点P
cは工具ヘッド1の回転中心である。また、工具へラド
1の先端に研削工具2があり、研削工具2は点Ptを中
心にして回転する。
ワーク3の点Pwでの法線4上に研削工具2の中心Pt
があり、点Pwでのワーク3の接線方向5に研削工具2
が進めばよい。このた約、工具ヘッド1は点Pcを中心
として回転できるように構成されており、法線4が、す
なわち工具ヘッド1の部分1aの向きが法線4に一致す
るように制御される。
があり、点Pwでのワーク3の接線方向5に研削工具2
が進めばよい。このた約、工具ヘッド1は点Pcを中心
として回転できるように構成されており、法線4が、す
なわち工具ヘッド1の部分1aの向きが法線4に一致す
るように制御される。
これを満足するた約に、工具ヘッド1の回転中心Pcは
ワーク3の接線5から距離R離れ、また、法線4に対し
て、距離り離れた位置に有ればよい。
ワーク3の接線5から距離R離れ、また、法線4に対し
て、距離り離れた位置に有ればよい。
いい変えれば、工具ヘッドの回転中心PCを、長さRで
方向が法線4の方向を有する法線方向補正ベクトル6R
と、長さがLで、方向が接線5の方向である垂直方向補
正ベクトル6Lとの合成ベクトルである工具軸補正ベク
トル6だけオフセットすればよい。従って、このような
工具軸補正ベクトル6を求めて、プログラム通路から工
具ヘッド1の回転中心Pcをオフセットすれば、ワーク
3を加工することができる。勿論、このとき工具ヘッド
1は工具ヘッドの先端部1aの向きが、法線4と一致す
るようにC軸により回転制御される。
方向が法線4の方向を有する法線方向補正ベクトル6R
と、長さがLで、方向が接線5の方向である垂直方向補
正ベクトル6Lとの合成ベクトルである工具軸補正ベク
トル6だけオフセットすればよい。従って、このような
工具軸補正ベクトル6を求めて、プログラム通路から工
具ヘッド1の回転中心Pcをオフセットすれば、ワーク
3を加工することができる。勿論、このとき工具ヘッド
1は工具ヘッドの先端部1aの向きが、法線4と一致す
るようにC軸により回転制御される。
第2図は本発明の工具軸補正方式を適用したプログラム
の例を示す図である。点Psはスタート点である。第2
図で、7はプログラム通路を、破線8は工具ヘッドの回
転中心Pcの通路を示す。
の例を示す図である。点Psはスタート点である。第2
図で、7はプログラム通路を、破線8は工具ヘッドの回
転中心Pcの通路を示す。
最初のプログラム指令は以下の通りである。
G41 GOI X10.ODOI;G42.1;
ここでは、G41は工具軸補正指令であり、Golは直
線補間、X10.0はX軸の移動量、Dolは法線方向
補正ベクトルの番号を指定する。このときの法線方向補
正ベクトルの大きさは10゜0mmである。この法線方
向補正ベクトルの大きさは数値制御装置内の不揮発性メ
モリに格納されている。
線補間、X10.0はX軸の移動量、Dolは法線方向
補正ベクトルの番号を指定する。このときの法線方向補
正ベクトルの大きさは10゜0mmである。この法線方
向補正ベクトルの大きさは数値制御装置内の不揮発性メ
モリに格納されている。
G42.1は法線方向工具補正指令であり、研削工具2
の進行方向に対して、右側に法線方向補正ベクトルを設
定することを指令する。この指令により、第1図の工具
中心PcはPicaに移動する。点P1はプログラム上
の移動点である。すなわち、研削工具2とワークが接す
る点である。
の進行方向に対して、右側に法線方向補正ベクトルを設
定することを指令する。この指令により、第1図の工具
中心PcはPicaに移動する。点P1はプログラム上
の移動点である。すなわち、研削工具2とワークが接す
る点である。
ベクトルVIPは法線方向補正ベクトルであり、第1図
の法線方向補正ベクトル6Rに相当する。
の法線方向補正ベクトル6Rに相当する。
ただし、第2図では、法線方向補正ベクトルVIRの向
きを第1図の法線方向補正ベクトル6Rと逆に表示して
いる。
きを第1図の法線方向補正ベクトル6Rと逆に表示して
いる。
次のプログラムを以下のように指令する。
G41.2 L5.O;
ここで、G41.2は垂直方向工具軸補正指令であり、
法線方向を向いて、左側に垂直方向補正ベクトルを生成
する。(右側に垂直方向補正ベクトルを生成する指令は
G42.2である。)この垂直方向補正ベクトルの大き
さはして指定され、5゜0mmである。この垂直方向補
正ベクトルVILは第1図の垂直方向補正ベクトル6L
に相当する。
法線方向を向いて、左側に垂直方向補正ベクトルを生成
する。(右側に垂直方向補正ベクトルを生成する指令は
G42.2である。)この垂直方向補正ベクトルの大き
さはして指定され、5゜0mmである。この垂直方向補
正ベクトルVILは第1図の垂直方向補正ベクトル6L
に相当する。
この垂直方向工具軸補正指令によって、工具ヘッドの回
転中心Pcは点PICに進み、研削工具2は点P1でワ
ークと接する。
転中心Pcは点PICに進み、研削工具2は点P1でワ
ークと接する。
次に、プロクラム、
G91 GOI X20.0;
により、プロクラム通路は点P1から、点P2へ進み、
工具へラド1の回転中心点Pcは点P2Cに進む。ベク
トルV2Rは法線方向補正ベクトル、ベクトルV2Lは
垂直方向補正ベクトルである。
工具へラド1の回転中心点Pcは点P2Cに進む。ベク
トルV2Rは法線方向補正ベクトル、ベクトルV2Lは
垂直方向補正ベクトルである。
同様にプログラム指令、
GO2X20.OY−20,OR20゜0;
により、プログラム通路は点P2から、点P3へ進み、
工具ヘッド1の回転中心点Pcは点P3Cに進む。ベク
トルV3Rは法線方向補正ベクトル、ベクトルV3Lは
垂直方向補正ベクトルである。
工具ヘッド1の回転中心点Pcは点P3Cに進む。ベク
トルV3Rは法線方向補正ベクトル、ベクトルV3Lは
垂直方向補正ベクトルである。
さらに、プログラム指令、
GOI Y−10,0;
により、プログラム通路は点P3から、点P4へ進み、
工具ヘッドの回転中心点Pcは点P4Cに進む。ベクト
ルV4Rは法線補正方向ベクトル、ベクトルV4Lは垂
直方向補正ベクトルである。
工具ヘッドの回転中心点Pcは点P4Cに進む。ベクト
ルV4Rは法線補正方向ベクトル、ベクトルV4Lは垂
直方向補正ベクトルである。
次に、プログラム指令、
G40.2;
により、垂直方向補正ベクトルがキャンセルされ、工具
ヘッドの回転中心PcはP4CからP5Cへ行き、点P
5C1へ進む。すなわち、垂直方向補正ベクトルV5L
がキャンセルされる。
ヘッドの回転中心PcはP4CからP5Cへ行き、点P
5C1へ進む。すなわち、垂直方向補正ベクトルV5L
がキャンセルされる。
さらに、プログラム指令、
G40.1
によって、法線方向補正ベクトルV5Rがキ丁ンセルさ
れる。また、プロクラム指令、 G40 X−50,O; によって、プロゲラl、通路、工具ヘッドの回転中心P
cともに、点Peに戻る。
れる。また、プロクラム指令、 G40 X−50,O; によって、プロゲラl、通路、工具ヘッドの回転中心P
cともに、点Peに戻る。
第3図は本発明の工具軸補正方式の工具軸補正ベクトル
を生成するた約の機能を示すブロック図である。加ニブ
ログラム101は前処理手段102で解読され、法線方
向工具軸補正指令は法線方向補正ベクトル演算手段10
4に、垂直方向工具軸補正指令は垂直方向補正ベクトル
演算手段105に送られる。
を生成するた約の機能を示すブロック図である。加ニブ
ログラム101は前処理手段102で解読され、法線方
向工具軸補正指令は法線方向補正ベクトル演算手段10
4に、垂直方向工具軸補正指令は垂直方向補正ベクトル
演算手段105に送られる。
法線方向補正ベクトル演算手段104は法線方向補正ベ
クトルを演算し、垂直方向補正ベクトル105は垂直方
向補正ベクトルを演算し、それぞれのX軸、Y軸成分は
加算器106a、106bで加算され、工具軸補正ベク
トルとして補間手段103に送られる。補間手段103
は前処理手段102からのX軸、Y軸の移動量と工具軸
補正ベクトルとを加算して、工具ヘッド1の回転中心P
Cの移動点を求め、これを補間して、補間パルスXP、
YPを一定周期で出力する。なお、上記のブロック図で
はC軸の回転制御は省略されている。
クトルを演算し、垂直方向補正ベクトル105は垂直方
向補正ベクトルを演算し、それぞれのX軸、Y軸成分は
加算器106a、106bで加算され、工具軸補正ベク
トルとして補間手段103に送られる。補間手段103
は前処理手段102からのX軸、Y軸の移動量と工具軸
補正ベクトルとを加算して、工具ヘッド1の回転中心P
Cの移動点を求め、これを補間して、補間パルスXP、
YPを一定周期で出力する。なお、上記のブロック図で
はC軸の回転制御は省略されている。
第4図は本発明の工具軸補正方式のフローチャートであ
る。図において、Sに続く数値はステップ番号を示す。
る。図において、Sに続く数値はステップ番号を示す。
〔S1〕法線方向工具軸補正指令があればS2へ進み、
なければS5へ進む。
なければS5へ進む。
〔S2〕法線方向補正ベクトル演算手段104は法線方
向補正ベクトルを演算する。
向補正ベクトルを演算する。
〔S3〕垂直方向工具軸補正指令があるか調べ、あれば
S4へ進み、なければS5へ進む。
S4へ進み、なければS5へ進む。
〔S4〕垂直方向補正ベクトル演算手段105は垂直方
向補正ベクトルを演算する。
向補正ベクトルを演算する。
〔S5〕法線方向補正ベクトルと垂直方向補正ベクトル
を合成して工具軸補正ベクトルを求め、補間手段103
に送る。
を合成して工具軸補正ベクトルを求め、補間手段103
に送る。
〔S6〕補間手段103は送られた工具軸補正ベクトル
と移動指令から工具ヘッドの回転中心Pcの移動点を求
め、この点への補間を一定周期で行い、補間パルスXP
、YPを出力する。
と移動指令から工具ヘッドの回転中心Pcの移動点を求
め、この点への補間を一定周期で行い、補間パルスXP
、YPを出力する。
第5図は本発明を実施するための数値制御装置(CNC
)のハードウェアのブロック図である。
)のハードウェアのブロック図である。
図において、10は数値制御装置(CNC)である。プ
ロセッサ11は数値制御装置(CNC)10全体の制御
の中心となるプロセッサであり、バス21を介して、R
OM12に格納されたシステムプログラムを読み出し、
このシステムプログラムに従って、数値制御装置(CN
C)10全体の制御を実行する。RAM13には一時的
な計算データ、表示データ等が格納される。RAM13
にはSRAMが使用される。CMO514には法線方向
補正ベクトル量、ピッチ誤差補正量、加工プロクラム1
01、及びパラメータ等が格納される。
ロセッサ11は数値制御装置(CNC)10全体の制御
の中心となるプロセッサであり、バス21を介して、R
OM12に格納されたシステムプログラムを読み出し、
このシステムプログラムに従って、数値制御装置(CN
C)10全体の制御を実行する。RAM13には一時的
な計算データ、表示データ等が格納される。RAM13
にはSRAMが使用される。CMO514には法線方向
補正ベクトル量、ピッチ誤差補正量、加工プロクラム1
01、及びパラメータ等が格納される。
CMO514は、図示されていないバッテリテハックア
ップされ、数値制御装置(CNC)10の電源がオフさ
れても不揮発性メモリとなっているので、それらのデー
タはそのまま保持される。
ップされ、数値制御装置(CNC)10の電源がオフさ
れても不揮発性メモリとなっているので、それらのデー
タはそのまま保持される。
インタフェース15は外部機器用のインフッニスであり
、紙テープリーダ、紙テープパンチャ、紙テープリーダ
・パンチャー等の外部機器31が接続される。紙テープ
リーダからは加ニブログラムが読み込まれ、また、数値
制御装置(CNC)10内で編集された加ニブログラム
を紙テープパンチャーに出力することができる。
、紙テープリーダ、紙テープパンチャ、紙テープリーダ
・パンチャー等の外部機器31が接続される。紙テープ
リーダからは加ニブログラムが読み込まれ、また、数値
制御装置(CNC)10内で編集された加ニブログラム
を紙テープパンチャーに出力することができる。
PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)16
はCNCl0に内蔵され、ラダー形式で作成されたシー
ケンスプログラムで機械を制御する。すなわち、加ニブ
ログラムで指令された、M機能、S機能及びT機能に従
って、これらをシーケンスプログラムで機械側で必要な
信号に変換し、I10ユニット17から機械側に出力す
る。この出力信号は機械側のマグネット等を駆動し、油
圧バルブ、空圧バルブ及び電気アクチュエイタ等を作動
させる。また、機械側のリミットスイッチ及び機械操作
盤のスイッチ等の信号を受けて、必要な処理をして、プ
ロセッサ11に渡す。
はCNCl0に内蔵され、ラダー形式で作成されたシー
ケンスプログラムで機械を制御する。すなわち、加ニブ
ログラムで指令された、M機能、S機能及びT機能に従
って、これらをシーケンスプログラムで機械側で必要な
信号に変換し、I10ユニット17から機械側に出力す
る。この出力信号は機械側のマグネット等を駆動し、油
圧バルブ、空圧バルブ及び電気アクチュエイタ等を作動
させる。また、機械側のリミットスイッチ及び機械操作
盤のスイッチ等の信号を受けて、必要な処理をして、プ
ロセッサ11に渡す。
タラフィック制御回路18は各軸の現在位置、アラーム
、パラメータ、画像データ等のディジタルデータを画像
信号に変換して出力する。この画像信号はCRT/MD
Iユニット25の表示装置26に送られ、表示装置2G
に表示される。インタフェース19はCRT/MDIユ
ニット25内のキーボード27からのデータを受けて、
プロセッサ11に渡す。
、パラメータ、画像データ等のディジタルデータを画像
信号に変換して出力する。この画像信号はCRT/MD
Iユニット25の表示装置26に送られ、表示装置2G
に表示される。インタフェース19はCRT/MDIユ
ニット25内のキーボード27からのデータを受けて、
プロセッサ11に渡す。
インタフェース20は手動パルス発生器32に接続され
、手動パルス発生器32からのパルスを受ける。手動パ
ルス発生器32は機械操作盤に実装され、手動で機械稼
働邪を精密に位置決約するのに使用される。
、手動パルス発生器32からのパルスを受ける。手動パ
ルス発生器32は機械操作盤に実装され、手動で機械稼
働邪を精密に位置決約するのに使用される。
軸制御回路41〜44はプロセッサ11からの各軸の移
動指令を受けて、各軸の指令をサーボ了ンプ51〜54
に出力する。サーボアンプ51−54はこの移動指令を
受けて、各軸のサーボモータ61〜64を駆動する。サ
ーボモータ61〜64には位置検出用のパルスワークが
内蔵されており、このパルスワークから位置信号がパル
ス列としてフィードバックされる。場合によっては、位
置検出器として、リニアスケールが使用される。
動指令を受けて、各軸の指令をサーボ了ンプ51〜54
に出力する。サーボアンプ51−54はこの移動指令を
受けて、各軸のサーボモータ61〜64を駆動する。サ
ーボモータ61〜64には位置検出用のパルスワークが
内蔵されており、このパルスワークから位置信号がパル
ス列としてフィードバックされる。場合によっては、位
置検出器として、リニアスケールが使用される。
また、このパルス列をF/V (周波数/速度)変換す
ることにより、速度信号を生成することができる。図で
はこれらの位置信号のフィードバックライン及び速度フ
ィードバックは省略しである。
ることにより、速度信号を生成することができる。図で
はこれらの位置信号のフィードバックライン及び速度フ
ィードバックは省略しである。
ここで、サーボモータ61.62.63及び64は、そ
れぞれ、X軸、Y軸、Z軸及びC軸周のサーボモータで
ある。
れぞれ、X軸、Y軸、Z軸及びC軸周のサーボモータで
ある。
スピンドル制御回路71はスピンドル回転指令及びスピ
ンドルのオリエンテーション等の指令を受けて、スピン
ドルアンプ72にスピンドル速度信号を出力する。スピ
ンドルアンプ72はこのスピンドル速度信号を受けて、
スピンドルモータ73を指令された回転速度で回転させ
る。また、オリエンテーション指令によって、所定の位
置にスピンドルを位置決めする。
ンドルのオリエンテーション等の指令を受けて、スピン
ドルアンプ72にスピンドル速度信号を出力する。スピ
ンドルアンプ72はこのスピンドル速度信号を受けて、
スピンドルモータ73を指令された回転速度で回転させ
る。また、オリエンテーション指令によって、所定の位
置にスピンドルを位置決めする。
スピンドルモータ73には歯車あるいはベルトでポジシ
ョンワーク82が結合されている。従って、ポジション
ワーク82はスピンドル73に同期して回転し、帰還パ
ルスを出力し、その帰還パルスはインタフェース81を
経由して、プロセッサ11によって、読み取られる。こ
の帰還パルスは他の軸をスピンドルモータ73に同期し
て移動させるために使用される。
ョンワーク82が結合されている。従って、ポジション
ワーク82はスピンドル73に同期して回転し、帰還パ
ルスを出力し、その帰還パルスはインタフェース81を
経由して、プロセッサ11によって、読み取られる。こ
の帰還パルスは他の軸をスピンドルモータ73に同期し
て移動させるために使用される。
第6図は塗装用ノズルに本発明を適用する場合の例を示
す図である。ノズル111はクランク状に曲がっている
。また、ノズル111は紙面上でB軸方向に回転でき、
さらに、線112を中心にC軸方向に回転でき、また線
118を中心にA軸方向に回転できる。従って、ノズル
111の回転中心はワーク113の点ppより、法線方
向にRa1接線方向にLaオフセットすればよい。この
オフセットは、線114と指令ブロック115の方向で
決まる平面上で行う。つまり、線114と指令ブロック
115の方向で決まる平面上116において指令ブロッ
クの進行方向が右になるようにノズル回転中心Pmから
ノズル111の先端に向かって見た場合において、左方
向に補正する場合をG41.2、右方向に補正する場合
を042゜2とする。このようなオフセット制御は3次
元上のオフセットであるが、上記のようにオフセットを
行う平面よ補正する左、右の方向を決約れば、上記に説
明した2次元平面上における工具軸補正と同じであり、
同様に補正を行うことができる。
す図である。ノズル111はクランク状に曲がっている
。また、ノズル111は紙面上でB軸方向に回転でき、
さらに、線112を中心にC軸方向に回転でき、また線
118を中心にA軸方向に回転できる。従って、ノズル
111の回転中心はワーク113の点ppより、法線方
向にRa1接線方向にLaオフセットすればよい。この
オフセットは、線114と指令ブロック115の方向で
決まる平面上で行う。つまり、線114と指令ブロック
115の方向で決まる平面上116において指令ブロッ
クの進行方向が右になるようにノズル回転中心Pmから
ノズル111の先端に向かって見た場合において、左方
向に補正する場合をG41.2、右方向に補正する場合
を042゜2とする。このようなオフセット制御は3次
元上のオフセットであるが、上記のようにオフセットを
行う平面よ補正する左、右の方向を決約れば、上記に説
明した2次元平面上における工具軸補正と同じであり、
同様に補正を行うことができる。
また、ノズル111のクランク状に曲がった方向、つま
り線117が上記オフセットを行う平面上にのるように
回転軸のA軸も制御する。
り線117が上記オフセットを行う平面上にのるように
回転軸のA軸も制御する。
なお、第3図の説明では2次元のオフセットであったた
tXp、Ypの2軸の制御しか説明しなかったが、上記
3次元上のオフセットを行う場合は、それがXpSYp
と同様にzpが加わることは勿論のことである。
tXp、Ypの2軸の制御しか説明しなかったが、上記
3次元上のオフセットを行う場合は、それがXpSYp
と同様にzpが加わることは勿論のことである。
上記の説明では、法線方向工具軸補正と垂直方向工具軸
補正を別個に指令して行ったが1ブロツクの指令で両者
を同時に指令できるように構成することもできる。
補正を別個に指令して行ったが1ブロツクの指令で両者
を同時に指令できるように構成することもできる。
また、2次元の例として研削盤で、3次元の例として塗
装用ノズルで説明したが、同様の形式の工具ヘッド、あ
るいはノズル、アーム等にも適用できることはいうまで
もない。
装用ノズルで説明したが、同様の形式の工具ヘッド、あ
るいはノズル、アーム等にも適用できることはいうまで
もない。
以上説明したように本発明では、工具ヘッドの回転中心
を工具軸方向と垂直方向に補正するように構成したので
、クランク状に曲がった工具ヘッドの工具軸補正を可能
にする。
を工具軸方向と垂直方向に補正するように構成したので
、クランク状に曲がった工具ヘッドの工具軸補正を可能
にする。
また、クランク状に曲がった塗装用ノズル等にも適用す
ることができる。
ることができる。
第1図は本発明の工具軸補正方式を説明するための図、
第2図は本発明の工具軸補正方式を適用したプログラム
の例を示す図、 第3図は本発明の工具軸補正方式の工具軸補正ベクトル
を生成するだめの機能を示すブロック図、第4図は本発
明の工具軸補正方式のフローチャート、 第5図は本発明を実施するための数値制御装置(CNC
)のハードウェアのブロック図、第6図は塗装用ノズル
に本発明を適用する場合の例を示す図である。 工具ヘッド 研削工具 ワーク 工具軸補正ベクトル 垂直方向補正ベクトル 法線方向補正ベクトル プロセッサ OM AM MOS インタフェース 4 1〜44 5 1〜54 6 1〜64 PMC (プログラマブル・マ シン・コントローラ) I10ユニット タラフィック制御回路 インタフェース インタフェース ノ\ス 軸制御回路 サーボアンプ サーボモータ スピンドル制御回路 スピンドルアンプ スピンドルモータ インタフェース ポジションワーク 加ニブログラム 前処理手段 補間手段 法線方向補正ベクトル演算子 段 垂直方向補正ベクトル演算子 段 ノズル ワーク
の例を示す図、 第3図は本発明の工具軸補正方式の工具軸補正ベクトル
を生成するだめの機能を示すブロック図、第4図は本発
明の工具軸補正方式のフローチャート、 第5図は本発明を実施するための数値制御装置(CNC
)のハードウェアのブロック図、第6図は塗装用ノズル
に本発明を適用する場合の例を示す図である。 工具ヘッド 研削工具 ワーク 工具軸補正ベクトル 垂直方向補正ベクトル 法線方向補正ベクトル プロセッサ OM AM MOS インタフェース 4 1〜44 5 1〜54 6 1〜64 PMC (プログラマブル・マ シン・コントローラ) I10ユニット タラフィック制御回路 インタフェース インタフェース ノ\ス 軸制御回路 サーボアンプ サーボモータ スピンドル制御回路 スピンドルアンプ スピンドルモータ インタフェース ポジションワーク 加ニブログラム 前処理手段 補間手段 法線方向補正ベクトル演算子 段 垂直方向補正ベクトル演算子 段 ノズル ワーク
Claims (7)
- (1)工具ヘッドの回転中心をオフセットする工具軸補
正方式において、 前記回転中心をワークの法線方向にオフセットする法線
方向補正ベクトルを求め、 前記回転中心と、前記法線との距離をオフセットする垂
直方向補正ベクトルを求め、 前記法線方向補正ベクトルと、前記垂直方向補正ベクト
ルとを合成して工具軸補正ベクトルを求め、 前記工具ヘッドの前記回転中心をオフセットすることを
特徴とする工具軸補正方式。 - (2)前記法線方向補正ベクトルと、前記垂直方向補正
ベクトルは別個の指令でプログラムすることを特徴とす
る請求項1記載の工具軸補正方式。 - (3)前記工具軸補正ベクトルを平面上で求めることを
特徴とする請求項1記載の工具軸補正方式。 - (4)前記工具軸補正ベクトルを3次元の空間上のベク
トルとして求めることを特徴とする請求項1記載の工具
軸補正方式。 - (5)前記3次元の空間上のベクトルは、前記法線方向
ベクトルと指令ブロックの方向を含む平面内において生
成することを特徴とする請求項4記載の工具軸補正方式
。 - (6)前記垂直方向補正ベクトルの方向に工具軸の垂直
オフセット方向を向けるために回転軸を回転させること
を特徴とする請求項4記載の工具軸補正方式。 - (7)前記工具軸補正ベクトルをノズルの補正ベクトル
として求めることを特徴とする請求項4記載の工具軸補
正方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11155090A JPH047707A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 工具軸補正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11155090A JPH047707A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 工具軸補正方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH047707A true JPH047707A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14564230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11155090A Pending JPH047707A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 工具軸補正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047707A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57166606A (en) * | 1981-04-04 | 1982-10-14 | Fanuc Ltd | Numerical control working method |
JPS62264307A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-17 | Fanuc Ltd | 法線ベクトル演算方法 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP11155090A patent/JPH047707A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57166606A (en) * | 1981-04-04 | 1982-10-14 | Fanuc Ltd | Numerical control working method |
JPS62264307A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-17 | Fanuc Ltd | 法線ベクトル演算方法 |
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