JPH047695A

JPH047695A - 自動販売機の販売装置

Info

Publication number: JPH047695A
Application number: JP10745990A
Authority: JP
Inventors: Keiji Ohira; 大平　啓二
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-04-25
Filing date: 1990-04-25
Publication date: 1992-01-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は自動販売機に関し、特に容器の強度が弱く、重
量のある商品を販売するのに好適なる販売装置に関する
。

（ロ）従来の技術商品を積み上げて最下部の商品を１個づつ販売する販売
装置としては、駆動部の往復動作を利用し、商品を１個
づつ押し出す販売装置がある（実開昭６１−７４１７９
号公報）。また、他には次販売商品を阻止した状態で販
売商品を乗せた搬出板を動作させて、販売商品を１個づ
つ落下排出する販売装置がある（特公昭５４−３３７５
９号公報）。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかし、前者の販売装置の場合、販売商品の重量が比較
的軽く、商品収納部の雰囲気条件も、常温または冷蔵、
温蔵等に限られるものに利用して、有益なるものである
。

従って、商品収納部の雰囲気条件が冷凍の場合には商品
同志が凍結してくっついてしまったりして、販出動作時
に、引き剥して販出せねばならなくなり、そのため販売
装置の推力が大きくなったり、その引き剥しにより容器
が破損したりしてしまう問題が発生する。

また、後者の販売装置の場合、販売商品は直接販売通路
へ落下し、取出口へ排出させる方法であるため、特に重
量商品の場合には落下衝撃によって容器が変形したり、
破損したりする問題がある。

本発明は上記問題点に鑑み成されたもので、商品重量が
大きく、容器形態が落下衝撃に対して弱いという条件の
下で販売装置を問題無く確実に動作させることを可能と
した自動販売機の販売装置を提供することを目的とする
。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は上記問題点を解決するために、販売商品の次の
商品を、商品収納通路内に出没自在なる商品押え板と、
該商品押え板を出没制御するカムにより、保持するとと
もに販売商品を乗せである支持台を商品積載方向に、移
動可能に設けて、該支持台の移動を制御するカム動作に
より、支持台を商品積載方向に動作するように構成しで
ある。

また、販売商品が販売通路側に開放して置いである場合
、いたずら等により自動販売機全体をゆすられたとき、
排出される可能性があるため、前記カムに軸支した制止
部材を販売通路側に出没可能に設けである。

（ホ）作用商品通路内に出没自在なる商品押え板を駆動部に設けた
カムにより、出没させることにより、該商品押え板で次
販商品を保持するとともに、販売商品を乗せた支持台を
、下方向に、駆動軸に設けた別のカム動作により移動さ
せることにより、次販商品と販売商品が離れるため、販
売商品の自重で、商品同志の凍結によるくっつきが解除
されるとともに、販売商品に加わっていた上部商品の荷
重も解除されるため、販売商品を払い出す駆動部の推力
を小さくすることができる。また、凍結ロックによる商
品の破損がなくなる。

（へ）実施例以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は、販売時期状態を示した販売装置の正面図であ
り、同図に従い説明すると、商品収納部１下部に設けた
支持台２の上に商品３を積載する。ここで、商品３は弁
当等、比較的重量があり、またその容器３ａは、強度の
弱い、軟質の合成樹脂部材等により形成されているもの
となっている。支持台２はその左端に直立する部片２Ａ
を一体に有し、この部片２Ａに設けたローラー１７．１
７と、商品収納部１側方の空間路１６に設けたレール５
によって、支持台２を上下移動できるようにしている。

８は回転駆動軸７Ａに固定した半円状のカムで、このカ
ム８に前記支持台２の部片２Ａの中間より突設させた案
内板６を係止させている。カム８は販売待期時１図示の
如くカム面を上方に向けた格好の水平状態で停止してお
り、この状態のカム８に前記案内板６は当たって係止し
ている。一方、商品収納部１の側壁部４Ａ、４Ｂ（詳細
には前後に対向する側面部分）に、上端を軸支１８．１
８された商品押え板９Ａ　、　９Ｂが商品３を挟んで相
対向するように、回転駆動軸７Ａ　、　７Ｂと商品３の
間に配置されている。そして、商品押え板９Ａ　、　９
Ａの下端把持片９ａ　、　９ｂが側壁部の開口１９．１
９より出没する。駆動軸７Ａ　、　７Ｂには商品押え板
９Ａ　、　９Ｂを商品収納部に出没させるカムＩＯＡ、
ＩＯＢをカム８に対して９０″位相をずらして設けであ
る。駆動軸７Ａ。

７Ｂは１ケの駆動源で互いに逆動作するようにリンク１
１で連結されている。支持台２の下方には商品を払い出
す台車１２を配置し、一端を軸支したリンク１３の揺動
で台車１２を往復動作させる。台車１２に設けたプッシ
ャー１２ａが商品３〜ａを販売通路１４より押出す。カ
ムＩＯＢに一端を軸支２０シた制止部材１５を販売通路
１４をしゃ断するように設けである。

次に動作を説明する。駆動軸７Ａを記動手段により第１
図の矢印方向に動作をさせる。カムＩＯＡは、商品押え
板９Ａを商品収納部側へ押し出す、ｍ動軸７Ａの動作は
、リンク１１で相対向する駆動軸７Ｂを逆動作させカム
ＩＯＢも商品押え板９Ｂを商品収納部側へ押し出す。

第２図は時期状態から駆動軸が９０’回転した状態を示
す。商品押え板９Ａ　、　９Ｂは炊飯商品３〜ｂを保持
する。さらに駆動軸を９０°回転させると、カム１０Ａ
、カムＩＯＢは炊飯商品３〜ｂを保持したまま回転する
。第３図に示す如く、カム８は支持台２の側部より突出
した案内板６を下げなから９０°回転して停止する。案
内板６はカム８の約半径分のストローク下がった所で、
駆動軸７Ａに当たった状態で停止するため、支持台２上
の販売商品３〜ｂは下方へストローク分移動する。

カムＩＯＨに軸支した制止部材１５は、販売通路１４か
ら完全にひっ込んだ状急になり、販売通路１４は開放さ
れる。この状態で、別の駈動源によりリンク１３を揺動
することにより、台車１２はそのプッシャー１２ａで販
売商品３〜ｂを販売通路１４側へ押し出して、また元の
状態へ戻る。台車１２が時期状態へ戻ると、駆動軸７Ａ
を逆動作させる。カム８は案内板６を押し上げ、支持台
２も上方へ移動する。さらに駆動軸を回転すると、カム
８は案内板６を持ち上げたままの状態で、カム１０Ａ、
カムＩＯＢは商品押え板９Ａ　、　９Ｂを商品収納部ｌ
からひっ込んだ状態にする。

積載した商品３は支持台２上へ落下する。また、制止部
材１５は販売通路１４をしゃ断して停止する。

（ト）発明の効果このように、本発明は販売商品のみを押し出して販売す
るため、駆動部の推力が小さくて済むし、販売装置の雰
囲気が冷凍の場合、商品同志の凍結によるロックも防止
できるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の販売装置の正面図、第２図は炊飯商品
を保持している動作状態の正面図、第３図は販売商品が
炊飯商品と引き離されて販売される時の動作状態の正面
図である。１・・・商品収納部、２・・・商品の支持台、３・・・
商品、６・・・案内板、７Ａ、７Ｂ・・・駆動軸、８・
・・カム、９Ａ　、　９Ｂ・・・商品押え板、ＩＯＡ、
ＩＯＢ・・・カム、１２・・・販出手段、１５・・・制
止部材６代理人　弁理士　　紋　１）　誠第２図第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）商品収納通路内に対して出没自在になるように、
商品収納通路側壁部に上端を軸支した一対の対向配置せ
る商品押え板と、回転駆動軸に設けられて前記商品押え
板を出没させるよう動作するカムと、上下方向に移動可
能に配置され、前記カムのカム動作により商品押え板で
販売する次の商品が保持されたままの状態となった後、
前記駆動軸に設けた別のカムで下方へ移動されて販売商
品と次の商品との間にスキ間を設けるよう動作する販売
商品の支持台と、商品を載せて下降停止した前記支持台
上の販売商品を取出口へと搬出する搬出手段とを備える
ことを特徴とする自動販売機の販売装置。
（２）商品押え板を作動させる一対のカムのうち、商品
販売通路側に位置するカムに一端を軸支され、販売待期
状態においては、販売商品の販売通路をしや断し、販売
状態においては、販売通路を開放するように配置した制
止部材を備えることを特徴とする請求項１記載の自動販
売機の販売装置。