JPH0474697A - シート材分配収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明はシート材分配収納装置に係り、特に、複写機、
プリンタ等の紙処理を行ない、自動ステイプル機能を備
えたシート材分配収納装置に関する。

［従来の技術］ この種のシート材分配収納装置としては、例えば、特公
昭６４−３０２号に示す、綴じ装置自身を動かして、ト
レイ内のシート材を綴じる装置、また、特公昭６３−４
４６６２号に示す、複数トレイを順次移動させて、シー
ト材を分配収納する装置、また、固定トレイより、シー
トハンドリング手段にてシート材を引き出し、トレイに
対応した位置に移動可能な綴じ手段によって綴じを行な
い綴じ後は元に戻すというソータステイプラー等がある
。

そして、この種の装置では、トレイ内に収納したシート
材を整合（揃え）する必要があるためジョガー装置が設
けられている。このジョガー装置はＤＣモータ、ステッ
ピングモータ等を使用し、シート材のサイズ信号を得て
、シート材の揃え動作を行なっていた。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、的記従来のジョガー機能は、ステッピングモ
ータを使って用紙サイズ信号を受けて所定の位置まで、
ジョガー装置の整合片を移動させ、そこで１ないし２回
の整合動作（用紙端部を所定の基準面に対し軽く突当て
る）を行ない、次の用紙が、トレイ内に送り込まれる時
点には、用紙スタック範囲外に退避するごとく制御され
ているものである。一方、綴じ動作を行なう際には、ス
タック用紙の不用意な動きを押える必要があり、前記整
合片を用紙端の位置に移動させて固定させておく必要が
ある。ところが、この種のシート材分配収納装置には各
種のサイズのシート材を収納することから、ステッピン
グモータ、複写機、がらのサイズ情報伝達、そして、そ
れらの制御手段と多大なコストをかけた装置が必要とな
り、複雑化していた。

本発明は前記従来技術の課題に鑑み、これを解決すべく
なくなされたもので、その目的は、簡単な構成でありな
がら、綴り動作時におけるシート料理えも行なうことが
できるシート材分配収納装置を提供するものである。

［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するために、本発明は、画像形成装置よ
り排出されるシート材の排出口に対向する位置に複雑の
トレイを順次移動させてトレイ内にシート材を分配収納
し、分配収納完了後に、シート材綴り手段によりシート
材束の綴りを行なう綴り機能付シート材分配収納装置に
おいて、各トレイに貫通して、収納したシート材の全て
に接触してシート材を整合する整合手段を有し、この整
合手段が複数のホームポジションを取るように制御する
制御手段を備えた構成としである。

［作用コ 前記手段により、綴り動作時には整合手段のホームポジ
ションを切換えて、そのホームポジションの位置で整合
手段がシート材端に最も近づく位置で停止することにな
る。したがって、整合されたシート材束にズレが生じる
ことがない。

［実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明に係るシート材分配収納装置におけるジ
ョガー装置を示す要部斜視図、第２図はジョガー装置の
要部平面図、第３図はシート材分配収納装置の全体構成
の概略を示す説明図、第４図はシート材収納分配装置を
上方から見た説明図、第５図はビン移動装置の要部斜視
図、第６図は用紙束移動装置を示す説明図、第７図は用
紙束を挟持する動作を示す説明図である。

これらの図において、１はシート材分配収納装置で、こ
のシート材収納分配装置１には、筐体２内に複数枚のビ
ン３，３・・・・・・が上下動自在に積装されており、
このビン３の両側の両端にビン４゜４．４．４が突出さ
れ、これら各ビン４に係合し得るヘリ力とカムからなる
ビン移動装置５，５゜５．５によって各ビン３は１枚づ
つ平行に上下動される。筐体２にはビン３上に搬出され
た用紙Ｓを針６ａによって綴じる綴じ装置６．及びビン
３上の用紙Ｓを綴じ装置６の方に引き出す用紙束移動装
置７が配設されている。筐体２にはビン３上に用紙Ｓが
搬出される毎に動作して用紙を綴じ装置６側の基準面に
突き当てて整合するジョガー装置８が配設されている。

９は上ガイド板、１０は下ガイド板で、この上、下ガイ
ド板９．１０間で用紙の搬送路が構成されており、上、
下ガイド板９，１ｏの先端には上ローラ１１、下ローラ
１２がそれぞれ軸支されて分配搬出ローラ対が構成され
ている。

１３はビン連結部材で、このビン連結部材１３には長孔
１３ａが穿設されて各ビン３のビン４が挿入されている
。また、ビン連結部材１３のうちの１つにはその上下部
の２ケ所に突片１３　ｂ　、　１３　ｃが突設され、こ
の突片１３ｂ、１３ｃの一方がビン連結部材１３の上下
動によってセンサ１４を作動させて上下のリミッタ−の
作用をしている。このビン直結部材１３は、ヘリカルカ
ム１５の上下に配置されるビンの相互関係を保ち、各ビ
ン３のビン４をへりカルカム１５の溝＋５ａに関係付け
る役割を果たしている。このヘリカルカム１５は円柱状
で、その周面に螺旋状の溝１５ａが形成されており、駆
動モータ１６によってへりカルカム１５を右又は左に回
転させ、溝＋５ａに沿ってビン４を上、下動させてビン
３を上方又は下方に移の軸１５ｂの下端には駆動プーリ
４５が固設され、これら４個の駆動プーリ４５・・・・
・・にリング状ベルト４６が巻き回され、かつベルト４
６に駆動モータ１６のギア１６ａが噛合されている。し
たかつて、駆動モータ１６によりベルト４６を介して各
ヘリカルカム１５・・・・・・は同一方向に同期して回
動されることになる。

１７はセンサで、このセンサ１７は、へりカルカム１５
の１回転を制御するもので、このセンサ１７の出力によ
って、モータ１６のブレーキング動作と停止動作を行な
わせ、ビン３を一定の位置関係に保つようにしている。

１８は、用紙Ｓのビン３への受は入れ完了信号を出力す
るセンサである。

前記ジョガー装置８は、４個のへりカルカム１５のうち
の１つに近接し、かつ並設されたジョガー軸１９と、こ
のジョガー軸１９の上下部分で前記積装された各ビシ３
，３・・・・・を挟み込むように固設された２本のジョ
ガーアーム２０ａ、２０ｂと、両ジョガーアーム２０ａ
、２０ｂの遊端部間に張り渡されたジョガーワイヤ２１
と、ジョガー軸１９に突設された係合ビン２２と、ジョ
ガー軸１９に遊嵌され、一方向において係合ピン２２と
係合し、他方向において逃げ勝手自在とされたアーム２
３と、前記へりカルカム１５の軸１５ｂの下端に固設さ
れた円板２４と、この円板２４と前記アーム２３の遊端
とを連結したリンク３４とから主に構成されている。ジ
ョガーワイヤ２１は下ジョガーアーム２０ｂとスプリン
グ２１ａを介して連結されている。尚、３５はジョガー
アーム２０ａ、２０ｂをＢ方向に付勢する引張りばね、
３６はジョガー軸１９の下端に直結されたブレーキ、３
７はモータ３６の取付板、３８は各ビン３，３・・・に
それぞれ穿設されて前記ジョガーワイヤ２１を挿通、揺
動させるための弧状のスリット、４４は筐体２に穿設さ
れ、各ビン４．・・・・・を挿通する長孔である。

このようなジョガー装置８により、ジョガーワイヤ２１
はへりカルカム１５の１回転に連動しリンク３４等を介
してビン３中で揺動運動（第２図で角度ａ°）を行ない
、スタックされた用紙Ｓを前側フレーム３９面に押しあ
てて、整合作用を行なう。

このジョガー装置８には、ジョガーワイヤ２１のホーム
ポジションを切換えるための制御手段が設けられている
。この制御手段は、第３図で左側の争すカルカム１５の
軸１５ｂの下端に固設された円板４０を有している。こ
の円板４０の上下面には突起４１．４２がそれぞれ突設
されており、この各突起４１を検出する前記センサ１７
．及び突起４２を検出するセンサ４３が配設され、これ
ら各センサｌ　７，４３で円板４０の突起４１．４２を
検出することによりジョガーワイヤ２１のホームポジシ
ョンを切換えている。つまり、スタック作用をしている
トレイ移動動作時は、ジョガーワイヤ２１が用紙Ｓより
遠ざかる方向に退避して停止するモードとなり、この時
の制御用には１回転検知用センサ１７の信号が使われる
。また、綴じ動作を行なうためのトレイ移動・動作時は
ジョガーワイヤ２１か用紙Ｓ側に最も近づく位置に変位
した点で停止するモードとなり、この時の制御用にはセ
ンサ４３の信号が使われる。

なお、綴じ動作時にジョガーワイヤ２１を紙端に当てて
固定するのは綴し動作時に整合された用紙束にズレが生
じたりしないようにするためで、必要に応じて、ブレー
キ等を利用することて、より確実な用紙の固定が可能と
なる。

前記用紙束移動装置７は、第６図及び第７図に示すよう
に、筐体２にガイドビン２５．２５によってガイドされ
たスライダ２６と、スライダ２６のラック歯２６ａに噛
合してスライダ２６を往復動作させるギア２７及びギア
２７を駆動するモータ２８と、スライダ２（′Ｉの一端
に形成された上側挟持片２６ｂ並びにこの上側挟持片２
６ｂに直角下方に形成された当接片２６ｃと、スライダ
２６に軸支２６ｄされた下側挟持片２８と、スライダ２
６に固設され、その作動軸２９ａの先端と下側挟持片２
８の遊端とをコイルスプリング３０で張架したソレノイ
ド２９とから主に構成されている。

尚、３１は下側挾持片２８の回動位置を検出するセンサ
、３２は下側挾持片２８の挾持完了を検出するセンサで
ある。この用紙束移動装置７により、ビン３にスタック
されジョガー装置８によって用紙Ｓの整合が完了すると
、用紙束移動装置７か用紙束に作用し、第７図に示すよ
うに用紙Ｓをある力で挾み持ってステイプルユニット（
綴じ装置）６側に引き出す。引き出された用紙束はステ
イプルユニット６によって綴じられ、その後用紙束移動
装置７は、前回と逆動作を行ない用紙束をビン３内に戻
す。その後、用紙束移動装置７はビン３の上下動範囲外
に退避し、ビン３の移動が行なわれ、前記の動作が繰り
返されて、全ての用紙束が綴られる。

このように構成された前記実施例におけるジョガー動作
について次に説明する。

モータ１６を駆動することにより、ベルト４６、駆動プ
ーリ４５、円板４５、リンク３４、アーム２３、係合ビ
ン２２を介してジョガーアーム２０ａ、２０ｂを回動さ
せる。このジョガーアーム２０ａ、２０ｂの先端、つま
りジョガーワイヤ２１を用紙Ｓより遠ざかる方向（入方
向）に動かすときは引張りばね３５に抗して作動し、逆
に用紙Ｓ側に移動し用紙Ｓの整合を行なう方向（Ｂ方向
）に動くときはアーム２３はビン２２から逃げる方向の
動きとなり、この時ジョガーワイヤ２１は弓張りばね３
５の力のみで回動させられることとなる。この時ジョガ
ーワイヤ２１か用紙に接触すると用紙Ｓを基準面（前側
フレーム３９）まで押しやって突き当て整合を行ない、
ジョガーワイヤ２１は一旦用紙に当って止まり、ジョガ
ーアーム２０．２０ｂが行き過ぎて、帰り動作の時にア
ーム２３が係合ビン２２に係合して、ジョガーワイヤ２
１をトレイ（ビン）の外側位置に退避させる。

上記したスタック動作時と綴じ動作時とでは、ジョガー
ワイヤ２１の動作を異ならせている。すなわち、スタッ
ク作用をしているトレイ移動動作時には、ジョガーワイ
ヤ２１が用紙Ｓより遠ざかる方向に退避して停止するモ
ードとなる。この時のジョガーワイヤ２１制御用には１
回転検知用センサ１７の信号が使われる。例えば、セン
サ１７が突起４１を検出した位置でモータ１６を停止さ
せ（第２図に実線で示すジョガーワイヤ２１の位置）、
この位置をホームポジションとして動作させる。

一方、綴じ動作を行なうためのビン移動動作時には、ジ
ョガーワイヤ２１が用紙Ｓ側に最も近づく位置に変位し
た点で停止するモードとなる。この時の制御用にはセン
サ４３の信号が使われる。

このモードにおいては第２図に一点鎖線で示すジョガー
ワイヤ２１の位置をホームポジションとする。したがっ
て、このホームポジションの場合、用紙Ｓがあればジョ
ガーワイヤ２１は用紙Ｓ端に当接して第２図に二点鎖線
で示す位置にあり、用紙束を固定しズレないようにして
いる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成であ
りながら、綴じ動作時におけるシート料理えも行なうこ
とができるシート材分配収納装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は全て本発明の一実施例を説明するためのもので、
第１図は本発明に係るシート材分配収納装置におけるジ
ョガー装置を示す要部斜視図、第２図はジョガー装置の
要部平面図、第３図はシート材分配収納装置の全体構成
の概略を示す説明図、第４図はシート材収納分配装置を
上方から見た説明図、第５図はビン移動装置の要部斜視
図、第６図は用紙束移動装置を示す説明図、第７図は用
紙束を挾持する動作を示す説明図である。 １・・・・・・シート材分配収納装置、３・・・・・・
ビン、５・・・・・・ビン移動装置、６・・・・・・綴
じ装置、７・・・・・・用紙束移動装置、８・・・・・
・ジョガー装置、４０・・・・・・円板、４１．４２・
・・・・・突起、１７．４３・・・・・・センサ。 第 図 第２図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像形成装置より排出されるシート材の排出口に対向す
   る位置に複数のトレイを順次移動させてトレイ内にシー
   ト材を分配収納し、分配収納完了後に、シート材綴り手
   段により、シート材束の綴りを行なう綴り機能付シート
   材分配収納装置において、各トレイに貫通して、収納し
   たシート材の全てに接触をしてシート材を整合する整合
   手段を有しこの整合手段が複数のホームポジションを取
   るように制御する制御手段を備えたことを特徴とするシ
   ート材分配収納装置。