JPH0472779B2 - - Google Patents
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- JPH0472779B2 JPH0472779B2 JP61003370A JP337086A JPH0472779B2 JP H0472779 B2 JPH0472779 B2 JP H0472779B2 JP 61003370 A JP61003370 A JP 61003370A JP 337086 A JP337086 A JP 337086A JP H0472779 B2 JPH0472779 B2 JP H0472779B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
- C03C3/068—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing rare earths
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Glass Compositions (AREA)
Description
（産業上の利用分野）
本発明は、1.73〜1.80の屈折率および49以上の
アツベ数を有する新規な光学ガラスに関する。 （従来の技術） この技術分野の背景は、ドイツ公開特許（DE
−OS）第3102690号公報において詳細に示されて
いる。そこで言及されている特許出願のいくつか
においては、大量のYb2O3を、例えば40重量％ま
で［特公昭53−25383号（J78025383）とか65重量
％まで［特開昭56−78447号（J8178447）］とか32
重量％まで（DE−OS3130715）］とかの量で含有
する系での極端な光学的状態を得るような研究が
報告されている。この場合、これらのガラスは、
850〜1000nmの波長範囲において低下した透過率
を示し、かつ高いYb2O3価格のために極めて高価
となる。ドイツ公開特許第2237259号公報におい
て、好ましい光学的状態は、20〜30重量％のMo
酸化物に対して53重量％までのCdOと30重量％ま
でのTa2O5を含有することによつてのみ得られて
いる。 （発明が解決しようとする問題点） CdO含有ガラスは、今日の環境保護の必要によ
りもはや適合しないし、Ta2O5は、その高い価格
のゆえに大量の使用では極めて高価なガラスとな
つてしまう。その上、このような系において屈折
率が1.75を越えると、アツベ数が50に満たないも
のを溶解せざるを得ない。 特開昭52−155615号（J77155615）および米国
特許第4111707号に係るガラスは、17重量％を越
えるGd2O3を必要としているが、このガラスの安
定性は極めて貧弱なものである。ドイツ公開特許
第3102690号（DE−OS3102690）およびドイツ公
開特許第3130066号（DE−OS3130066）に係るガ
ラスは、Nb2O5に関し高含有量−11重量％まで
（DE−OS3102690）−を特徴とし、あるいはGd2
O3を含まないこと（DE−OS3130066）を特徴と
する。 ドイツ公開特許第3397497号に係るガラスは
HfO2，Ta2O5およびWO3を含まないことを特徴
としている。 （問題点を解決するための手段） 本発明の目的は、1.73〜1.80の屈折率と49以上
のアツベ数を有する光学ガラス用の組成範囲を見
出すことにあり、かつその際ガラスの失透安定性
が、光学ガラス工業の要求に十分適合しうること
である。これらの目的は、前記特許請求の範囲に
係るガラスにより達成される。 本発明は、次の組成（重量％）よりなり1.73〜
1.80の屈折率と49以上のアツベ数を有する光学ガ
ラスである： SiO2 0.5〜2.5 B2O3 28.0〜30.0 ZnO 0.5〜2.0 La2O3 40.0〜45.0 Y2O3 6.0〜10.5 HfO2 0.5〜1.5 Gd2O3 5.0〜8.0 ZrO2 4.0〜8.0 Ta2O5 0.5〜3.0 WO3 0.2〜1.0 ただし SiO2＋ZrO2＋HfO2＝0.5〜10.5である。さらに、
本発明は、次のものを（重量％）含むガラスであ
る： Cs2Ｏ 0.0〜2.0 Σ一般式M2Ｏ 0.0〜2.0 ただし、一般式M2Ｏ＝ Li2Ｏ，Na2Ｏ， K2Ｏ，Cs2Ｏである。 本発明は、次のものを（重量％）含むガラスで
ある： PbO0.0〜2.0。また、本発明は、次のものを（重
量％）含むガラスである： TiO20.0〜2.0。さらに、本発明は、次のものを
（重量％）含むガラスである： Nb2O50.0〜1.0。本発明は、0.0〜1.0重量％の酸素
イオンがフツ素イオンと置換せしめられてな
るガラスである。 本発明に係るガラスは、良好な失透安定性の要
求を満たすのみではなく、良好な透過性、特に
370〜1400nm波長のすべての領域における透過性
の要求を満たし、さらに良好な耐アルカリ性や、
よごれ形成に対し動じない性質および良好な耐気
候変動性（詳細な試験法は、シヨツトカタログ
「光学ガラス」第311版、1980年に示されている。）
を満たす。 良好な結晶化安定性は、SiO2，B2O3，ZrO2，
Y2O3，Gd2O3に関して一定量存在せしめ、かつ
1.5重量％までのHfO2、３重量％までのTa2O5、
１重量％までのWO3を正確に加えるにより達成
される。この３つの酸化物、HfO2，Ta2O5およ
びWO3は、好適に秤量された少量で特に結晶化
安定性に有効である。 第１表には、前述した本発明に係る10の組成例
を示す。 （実施例） 本発明に係るガラスは、次のように調製され
る： 原料（酸化物、炭酸塩、必要によりフツ素化物
および硝酸塩）を秤量する。0.1〜0.5重量％の
As2O3のような清澄化剤を加え、充分に混合す
る。このガラス混合物を、白金またはセラミツク
るつぼ中で役1280〜1320℃で溶融し、さらに清澄
化し、攪拌機により良く均質化する。1080〜1180
℃の鋳造温度でガラスを所望の大きさに加工す
る。
アツベ数を有する新規な光学ガラスに関する。 （従来の技術） この技術分野の背景は、ドイツ公開特許（DE
−OS）第3102690号公報において詳細に示されて
いる。そこで言及されている特許出願のいくつか
においては、大量のYb2O3を、例えば40重量％ま
で［特公昭53−25383号（J78025383）とか65重量
％まで［特開昭56−78447号（J8178447）］とか32
重量％まで（DE−OS3130715）］とかの量で含有
する系での極端な光学的状態を得るような研究が
報告されている。この場合、これらのガラスは、
850〜1000nmの波長範囲において低下した透過率
を示し、かつ高いYb2O3価格のために極めて高価
となる。ドイツ公開特許第2237259号公報におい
て、好ましい光学的状態は、20〜30重量％のMo
酸化物に対して53重量％までのCdOと30重量％ま
でのTa2O5を含有することによつてのみ得られて
いる。 （発明が解決しようとする問題点） CdO含有ガラスは、今日の環境保護の必要によ
りもはや適合しないし、Ta2O5は、その高い価格
のゆえに大量の使用では極めて高価なガラスとな
つてしまう。その上、このような系において屈折
率が1.75を越えると、アツベ数が50に満たないも
のを溶解せざるを得ない。 特開昭52−155615号（J77155615）および米国
特許第4111707号に係るガラスは、17重量％を越
えるGd2O3を必要としているが、このガラスの安
定性は極めて貧弱なものである。ドイツ公開特許
第3102690号（DE−OS3102690）およびドイツ公
開特許第3130066号（DE−OS3130066）に係るガ
ラスは、Nb2O5に関し高含有量−11重量％まで
（DE−OS3102690）−を特徴とし、あるいはGd2
O3を含まないこと（DE−OS3130066）を特徴と
する。 ドイツ公開特許第3397497号に係るガラスは
HfO2，Ta2O5およびWO3を含まないことを特徴
としている。 （問題点を解決するための手段） 本発明の目的は、1.73〜1.80の屈折率と49以上
のアツベ数を有する光学ガラス用の組成範囲を見
出すことにあり、かつその際ガラスの失透安定性
が、光学ガラス工業の要求に十分適合しうること
である。これらの目的は、前記特許請求の範囲に
係るガラスにより達成される。 本発明は、次の組成（重量％）よりなり1.73〜
1.80の屈折率と49以上のアツベ数を有する光学ガ
ラスである： SiO2 0.5〜2.5 B2O3 28.0〜30.0 ZnO 0.5〜2.0 La2O3 40.0〜45.0 Y2O3 6.0〜10.5 HfO2 0.5〜1.5 Gd2O3 5.0〜8.0 ZrO2 4.0〜8.0 Ta2O5 0.5〜3.0 WO3 0.2〜1.0 ただし SiO2＋ZrO2＋HfO2＝0.5〜10.5である。さらに、
本発明は、次のものを（重量％）含むガラスであ
る： Cs2Ｏ 0.0〜2.0 Σ一般式M2Ｏ 0.0〜2.0 ただし、一般式M2Ｏ＝ Li2Ｏ，Na2Ｏ， K2Ｏ，Cs2Ｏである。 本発明は、次のものを（重量％）含むガラスで
ある： PbO0.0〜2.0。また、本発明は、次のものを（重
量％）含むガラスである： TiO20.0〜2.0。さらに、本発明は、次のものを
（重量％）含むガラスである： Nb2O50.0〜1.0。本発明は、0.0〜1.0重量％の酸素
イオンがフツ素イオンと置換せしめられてな
るガラスである。 本発明に係るガラスは、良好な失透安定性の要
求を満たすのみではなく、良好な透過性、特に
370〜1400nm波長のすべての領域における透過性
の要求を満たし、さらに良好な耐アルカリ性や、
よごれ形成に対し動じない性質および良好な耐気
候変動性（詳細な試験法は、シヨツトカタログ
「光学ガラス」第311版、1980年に示されている。）
を満たす。 良好な結晶化安定性は、SiO2，B2O3，ZrO2，
Y2O3，Gd2O3に関して一定量存在せしめ、かつ
1.5重量％までのHfO2、３重量％までのTa2O5、
１重量％までのWO3を正確に加えるにより達成
される。この３つの酸化物、HfO2，Ta2O5およ
びWO3は、好適に秤量された少量で特に結晶化
安定性に有効である。 第１表には、前述した本発明に係る10の組成例
を示す。 （実施例） 本発明に係るガラスは、次のように調製され
る： 原料（酸化物、炭酸塩、必要によりフツ素化物
および硝酸塩）を秤量する。0.1〜0.5重量％の
As2O3のような清澄化剤を加え、充分に混合す
る。このガラス混合物を、白金またはセラミツク
るつぼ中で役1280〜1320℃で溶融し、さらに清澄
化し、攪拌機により良く均質化する。1080〜1180
℃の鋳造温度でガラスを所望の大きさに加工す
る。
【表】
【表】
このガラスの特性を第１表中の第１例に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 次の組成（重量％）よりなることを特徴とす
る1.73〜1.80の屈折率と49以上のアツベ数を有す
るする光学ガラス： SiO2 0.5〜2.5 B2O3 28.0〜30.0 ZnO 0.5〜2.0 La2O3 40.0〜45.0 Y2O3 6.0〜10.5 HfO2 0.5〜1.5 Gd2O3 5.0〜8.0 ZrO2 4.0〜8.0 Ta2O5 0.5〜3.0 WO3 0.2〜1.0 ただし SiO2＋ZrO2＋HfO2＝0.5〜10.5である。 ２ 次のものを（重量％）含むことを特徴とする
特許請求の範囲第１項に記載のガラス： Cs2Ｏ 0.0〜2.0 Σ一般式M2Ｏ 0.0〜2.0 ただし、一般式M2Ｏ＝ Li2Ｏ，Na2Ｏ， K2Ｏ，Cs2Ｏである。 ３ 次のものを（重量％）含むことを特徴とする
特許請求の範囲第１項または第２項に記載のガラ
ス： PbO 0.0〜2.0。 ４ 次のものを（重量％）含むことを特徴とする
特許請求の範囲第１〜３項のいずれか１つに記載
のガラス： TiO2 0.0〜2.0。 ５ 次のものを（重量％）含むことを特徴とする
特許請求の範囲第１〜４項のいずれか１つに記載
のガラス： Nb2O5 0.0〜1.0。 ６ 0.0〜1.0重量％の酸素イオンがフツ素イオン
と置換せしめられてなることを特徴とする特許請
求の範囲第１〜５項のいずれか１つに記載のガラ
ス。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3500578.5 | 1985-01-10 | ||
| DE19853500578 DE3500578C2 (de) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | Optisches Glas mit Brechwerten von 1,73 bis 1,80 und Abbezahlen ≥ 49 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61219738A JPS61219738A (ja) | 1986-09-30 |
| JPH0472779B2 true JPH0472779B2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=6259532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP337086A Granted JPS61219738A (ja) | 1985-01-10 | 1986-01-10 | １．７３〜１．８０の屈折率と４９以上のアツベ数を有する光学ガラス |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61219738A (ja) |
| DE (1) | DE3500578C2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW593195B (en) * | 2001-02-05 | 2004-06-21 | Koninkl Philips Electronics Nv | Multicomponent glass, glass fiber, twister and taper |
| DE10122263C2 (de) * | 2001-05-08 | 2003-04-03 | Schott Glas | Optische Gläser und ihre Verwendung |
| DE102004009930B4 (de) * | 2004-02-26 | 2008-07-24 | Schott Ag | Blei- und arsenfreie optische Lanthan-Flint-Gläser sowie deren Verwendung |
| JP2009242210A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Ohara Inc | 光学ガラス、光学素子及び光学機器 |
| JP5249697B2 (ja) * | 2008-09-26 | 2013-07-31 | アルフレッド ユニバーシティ | 光学ガラス |
| JP6096409B2 (ja) * | 2010-10-29 | 2017-03-15 | 株式会社オハラ | 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子 |
| JP6049591B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2016-12-21 | 株式会社オハラ | 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子 |
| JP6188553B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2017-08-30 | 株式会社オハラ | 光学ガラス、プリフォーム材及び光学素子 |
| WO2015083616A1 (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 旭硝子株式会社 | 光学ガラス、プレス成形用プリフォームおよび光学素子 |
| JP6472657B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2019-02-20 | Hoya株式会社 | ガラス、プレス成形用ガラス素材、光学素子ブランク、および光学素子 |
| JP2017171578A (ja) * | 2017-06-23 | 2017-09-28 | 株式会社オハラ | 光学ガラス及び光学素子 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56169150A (en) * | 1980-05-30 | 1981-12-25 | Ohara Inc | Optical glass |
| JPS59169952A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-26 | シヨツト，グラスヴエルケ | 光学ガラス |
-
1985
- 1985-01-10 DE DE19853500578 patent/DE3500578C2/de not_active Expired
-
1986
- 1986-01-10 JP JP337086A patent/JPS61219738A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56169150A (en) * | 1980-05-30 | 1981-12-25 | Ohara Inc | Optical glass |
| JPS59169952A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-26 | シヨツト，グラスヴエルケ | 光学ガラス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61219738A (ja) | 1986-09-30 |
| DE3500578C2 (de) | 1987-02-12 |
| DE3500578A1 (de) | 1986-07-10 |
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