JPH047240Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH047240Y2
JPH047240Y2 JP1984092339U JP9233984U JPH047240Y2 JP H047240 Y2 JPH047240 Y2 JP H047240Y2 JP 1984092339 U JP1984092339 U JP 1984092339U JP 9233984 U JP9233984 U JP 9233984U JP H047240 Y2 JPH047240 Y2 JP H047240Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
pipe
injection material
cast iron
stop device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984092339U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS616543U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984092339U priority Critical patent/JPS616543U/ja
Publication of JPS616543U publication Critical patent/JPS616543U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH047240Y2 publication Critical patent/JPH047240Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、PIP工法(Pipe in Pipe工法)に用
いられる充填材の止水装置に関するものである。
〔従来の技術とその課題〕
一般に、PIP工法とは、例えば、スクリユーオ
ーガーにより穿孔し、穿孔終了後オーガーを引上
げながら、オーガー先端よりモルタルあるいは豆
砂利コンクリートを注入し、杭を形成する工法を
も指すが、本考案におけるPIP工法とは、最近、
一般の既設の上水道管が老巧化しこれを補修する
際に開発された工法で、例えば、上水道の既設の
大口径の外層管(一般には鋳鉄管が使用されてい
る。)に、この管より小口径の新設管(内挿管で
鋼管や鋳鉄管が用いられる)を布設する工法であ
り、上水道管を新布設するには多大の費用が嵩む
が、これを避ける工法として歓迎されている。か
かるPIP工法を更に詳しくいえば、新設管として
は鋼管および鋳鉄管が併用される場合、例えばエ
ヤーモルタル等の充填材が既設管と新設管との間
隙(例えば40〜70mm)に防蝕のため充填される。
かかる場合、新設管としての鋼管使用の部分だけ
に充填材が充填される。したがつて、鋼管使用の
部分に充填材を充填すれば、この鋼管と次に挿入
される鋳鉄管の接合部分には止水装置を設ける必
要がある。
ところで、既設の水道管である外層管は老巧化
して円形でない各種の形状に変形しているが、そ
れに拘わらず、従来のPIP工法に用いる止水装置
は、この外層管と内挿管との間に形成されたドー
ナツ状間隙を一定形状とみなした止水装置が用い
られ、その結果、充填材が必要以上に使われた
り、充填作業が長びいたりし、その信頼性が低
い、という問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、かかる従来の不都合を解消しようと
して案出されたもので、その要旨とするところ
は、既設の大口径上水道管1と、新しく内嵌し、
かつ、下方に足11が突設された短尺の鋼管製内
挿管3とで形成された間隙に、腐蝕防止充填材を
充填し、該腐蝕防止充填材の流出止めをする止水
装置において、前記間隙にセツトする膨張可能の
チユーブ7に注入材供給細管8とエヤー抜出細管
9とを設け、該注入材供給細管8より経時的にゴ
ム状に硬化する注入材を注入可能とすると共に、
前記注入材を充満させて膨張したチユーブ7を、
前記内挿管3と接続する新設鋳鉄管4の接続側開
口端により保持し、該新設鋳鉄管4と共に、前記
水道管1の内周を摺接してセツトすることを特徴
とするPIP工法に用いられる充填材止水装置にあ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を添付図面に示す実施例に
もとづき詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例である止水装置の要部
断面図、第2図は第1図に用いるチユーブの断面
図、第3図は第1図の止水装置を用いて施工する
PIP工法概略図である。
先ず、第3図により本実施例を用いるPIP工法
を概説する。1は上水道に用いられた大口径の既
設鋳鉄管で、その径が略800mm〜1500mmになつて
いる。この鋳鉄管1が埋設された箇所に、発進立
坑2を穿孔し、この発進立坑2より新設用の短尺
の鋼管3を既設鋳鉄管1に逐次内嵌して挿入す
る。これらの鋼管3にはその外周に滑車状の足1
1を突設しているので、発進立坑2において機械
的にこれらの鋼管3を逐次連続して押込めば、既
設鋳鉄管1の内周を滑りながら到達立坑(図示せ
ず)まで搬入できる。そして、これらの鋼管3は
隣接したもの同志を溶接接合する。次に、新しく
挿入する鋳鉄管4を、すでに挿入している鋼管3
の端部と接合するには、この新しく挿入する鋳鉄
管4の受口5に鋳鉄管接続用鋼管6を予め挿入セ
ツトして、この鋳鉄管4を発進立坑2より挿入す
る。この受口5の内周面と、受口5に挿入する鋳
鉄管接続用鋼管6の外周との間には、周知のメカ
ニカル継手を介在させている。例えば、ストツパ
用のセツトボルト、ゴム輪、ゴム輪を軸方向より
押圧するボルト等から構成されるメカニカルUF
形を採用すれば、止水は勿論、抜けだしも防止で
きる。
ここにおいて、第1図および第2図に示すごと
く、新しく挿入した鋳鉄管4の受口5の端部で、
かつ、鋳鉄管接続用鋼管6の外周一側に、ゴムチ
ユーブ7を介装する。このゴムチユーブ7はドー
ナツ状に形成され、軸方向に注入材供給細管8お
よびエヤー抜出細管9を突設している。これらの
細管8,9はいずれも細いゴム管で構成され、容
易に緊締できるようにしている。したがつて、こ
の新しく挿入した鋳鉄管4を、すでに挿入してい
る鋼管3の手前500mmのところ迄搬入し、次いで、
前記ゴムチユーブを受口5等の所にセツトし、注
入材供給細管8を適宜の注入器(図示せず)に接
続して、注入器によつて1Kg/cm2の圧力で注入材
(詳細は後述)を注入し、上部に設けたエヤー抜
出細管9より若干の注入材が漏出した時点で、す
なわち、エヤーを完全に抜いた時点で、エヤー抜
出細管9を緊締する。更に注入材を注入するとゴ
ムチユーブ7は膨張し、既設鋳鉄管1の内周と新
設鋳鉄管4等外周との間隙は完全に密閉される。
なお、注入材を注入せず、エアーのみを注入した
場合は、充填材を充填する迄にエアーが自然に漏
洩し、止水機能を果たさない。
次いで、新設鋳鉄管4を押し込むと、膨張した
ゴムチユーブ7は既設鋳鉄管1内周をスライドす
ると共に、新設接続管4の受口5に接合された鋳
鉄管接続用鋼管6もスライドし、鋳鉄管接続用鋼
管6がすでに挿入されている鋼管3に当接する。
そして、この鋼管3と鋳鉄管接続用鋼管6とを溶
接接合する。次に、充填材注入口10よりエヤー
モルタルを、ドーナツ状間隙に2Kg/cm2の圧力で
充填し、これにより新設管の固定と防蝕を行う。
なお、新設鋳鉄管4,4同志の接合は、ボルト
接合であるため発進立坑2内で接合する。
さて、前記注入材は、エヤーモルタル充填材の
流出を阻止すればよく、しかも注入時は液状のも
ので、経時的にゴム状に硬化するものであればい
ずれでもよい。例えば、吸水率が小さく耐水性の
優れた特殊コールタールとウレタン樹脂を化学的
に結合させた弾性シーリング材(日鉄化学(株)KN
コートTU)や、特殊合成樹脂に瀝青質および適
当充填材を加えた常温型二液性塗料(兎田化学(株)
ビチユールNo.200)などが適当である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、 既設の、つまり埋設されている上水道管1
と、それに内嵌する鋼管3との間隙に、腐蝕防
止充填材を充填するが、同様に内嵌する鋳鉄管
4との間隙には腐蝕防止充填材を充填する必要
がないので、この鋼管3と新設鋳鉄管4との接
続箇所には腐蝕防止充填材の止水装置を必要と
する。この止水装置を、硬化用注入材を予め注
入して膨張したチユーブ7で構成したので、内
挿管3を支持することなく、上水道管1内周全
面に亘り密閉され、しかも鋼管3との間隙にセ
ツトされることが推認できることから、止水装
置に信頼性が得られる。
しかも、セツト後、チユーブが経時的にしぼ
むことがないので、この信頼性に更に資するこ
とができる。
硬化用注入材の充満で膨張したチユーブ7
を、新設鋳鉄管4の接続側開口端で保持して、
上水道管1の内周を新設鋳鉄管4と共に摺接さ
せて、鋼管製内挿管3との間隙にセツトするの
で、摺接してもチユーブ7がパンクするおそれ
はなく、しかも、セツト後のチユーブ7の抜け
止めができ、ひいてはチユーブ7の正しいセツ
ト姿勢が維持される。
したがつて、止水装置に信頼性が得られる。
注入材の充満で膨張したチユーブ7を、新設
鋳鉄管4の接続側開口端で保持して、上水道管
1の内周を新設鋳鉄管4と共にスライドして鋼
管製内挿管3との間隙にセツトするので、チユ
ーブ7を膨張させる作業が視認でき、したがつ
て、チユーブ7をセツトするときの試行錯誤的
なやり直しがなく、狭い上水道管1内での作業
に好都合となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である止水装置の要部
断面図、第2図は第1図に用いるチユーブの断面
図、第3図は第1図の止水装置を用いて施工する
PIP工法の概略図である。 1……既設鋳鉄管、3……鋼管、4……新設鋳
鉄管、7……ゴムチユーブ、8……注入材供給細
管、9……エヤー抜出細管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 既設の大口径上水道管1と、新しく内嵌し、
    かつ、下方に足11が突設された短尺の鋼管製
    内挿管3とで形成された間隙に、腐蝕防止充填
    材を充填し、該腐蝕防止充填材の流出止めをす
    る止水装置において、 前記間隙にセツトする膨張可能のチユーブ7
    に注入材供給細管8とエヤー抜出細管9とを設
    け、該注入材供給細管8より経時的にゴム状に
    硬化する注入材を注入可能とすると共に、 前記注入材を充満させて膨張したチユーブ7
    を、前記内挿管3と接続する新設鋳鉄管4の接
    続側開口端により保持し、該新設鋳鉄管4と共
    に、前記水道管1の内周を摺接してセツトする
    ことを特徴とするPIP工法に用いられる充填材
    止水装置。 (2) 注入材供給細管8を下方に、エヤー抜出細管
    9を上方に備えたチユーブ7とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のPIP工法に用いら
    れる材止水装置。
JP1984092339U 1984-06-19 1984-06-19 Pip工法における充填材止水装置 Granted JPS616543U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984092339U JPS616543U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 Pip工法における充填材止水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984092339U JPS616543U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 Pip工法における充填材止水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS616543U JPS616543U (ja) 1986-01-16
JPH047240Y2 true JPH047240Y2 (ja) 1992-02-26

Family

ID=30649048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984092339U Granted JPS616543U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 Pip工法における充填材止水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS616543U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629234Y2 (ja) * 1987-01-28 1994-08-10 東洋ゴム工業株式会社 管敷設工事における充填材の堰止エア−バツグ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766208A (en) * 1980-10-07 1982-04-22 Ashimori Ind Co Ltd Construction of protective material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766208A (en) * 1980-10-07 1982-04-22 Ashimori Ind Co Ltd Construction of protective material

Also Published As

Publication number Publication date
JPS616543U (ja) 1986-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4049480A (en) Method and apparatus for forming a joint in a confined space between two abutting ends of conduit liners
JP5501664B2 (ja) 既設管路の耐震止水構造
US6540439B2 (en) Junction seal between a liner of an underground structure and a penetrating pipe
JPH047240Y2 (ja)
US4626133A (en) Waterstop for monolith joints
WO1992020901A1 (en) Injection means
CA2741768C (en) Method for creating a seal between pipe liners
JP2004162339A (ja) マンホール用止水継手、管継手、マンホール構造及びマンホール構造の施工方法
JP3439711B2 (ja) 接着剤注入方法
JP2003343190A (ja) パイプルーフ工法用短尺鋼管の接続方法および接続構造
JPH027994Y2 (ja)
JP2537383B2 (ja) 枝管付き既設管の内面ライニング方法
JP4313487B2 (ja) 裏込め材の打設方法
JPH033673Y2 (ja)
JP2954307B2 (ja) クラック注入装置
JPH01193489A (ja) 老朽管の更生工法
JP4617037B2 (ja) マンホールとパイプの接続方法
JP2000345789A (ja) 注入式長尺鋼管先受工に用いる口元コーキング装置およびそれを用いた注入式長尺鋼管先受工法
JPS6261835B2 (ja)
CN116838133A (zh) 一种抵抗承压水引起预制构件渗漏的封堵方法
JPH0516479Y2 (ja)
JPH04333722A (ja) 推進管と既設人孔との接続方法
JPH02311690A (ja) 小口径管渠置換工法
WO2006054810A1 (en) Method of water-proofed injection for concrete construction with injection pipe using a melting liguified gum mixture of wastetire to water-proof agent
JPH06212621A (ja) 地盤に対するグラウト材の注入工法