JPH047237Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047237Y2 JPH047237Y2 JP1986116862U JP11686286U JPH047237Y2 JP H047237 Y2 JPH047237 Y2 JP H047237Y2 JP 1986116862 U JP1986116862 U JP 1986116862U JP 11686286 U JP11686286 U JP 11686286U JP H047237 Y2 JPH047237 Y2 JP H047237Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- cover plate
- expanded metal
- mortar
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 21
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 13
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011378 shotcrete Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は法面の崩壊を防ぐ法枠を構築するた
めの型枠に関するものである。
めの型枠に関するものである。
従来技術
従来法面の崩壊を防ぐための法枠の構築には、
法面上に堰板を設置してスランプ量の小さいモル
タル、若しくはコンクリートを吹付けて構築して
いた。
法面上に堰板を設置してスランプ量の小さいモル
タル、若しくはコンクリートを吹付けて構築して
いた。
この考案が解決すべき問題点
このような吹付けコンクリート等によつて構築
した法枠の問題点は、コンクリート等中に空気が
混入してしまい法枠の強度にバラツキが生じてし
まうということである。
した法枠の問題点は、コンクリート等中に空気が
混入してしまい法枠の強度にバラツキが生じてし
まうということである。
また型枠内にスランプ量の大きいモルタル若し
くはコンクリートを打設する場合は、斜面である
ためモルタル若しくはコンクリートが流れ出して
しまうという問題がある。
くはコンクリートを打設する場合は、斜面である
ためモルタル若しくはコンクリートが流れ出して
しまうという問題がある。
このような問題を解決するために左右の堰板間
に蓋を取付けてモルタル若しくはコンクリートが
流出させないことが考えられるが、モルタル等の
重量は大きく、これを強固に支えることが必要と
なる。
に蓋を取付けてモルタル若しくはコンクリートが
流出させないことが考えられるが、モルタル等の
重量は大きく、これを強固に支えることが必要と
なる。
問題点を解決するための手段
この考案にかかる法枠用型枠は、長尺、かつ平
板状のエキスパンドメタルから成る左右堰板の上
端部間内側に蓋板を掛け渡し、左右堰板上部網目
を貫通させて棒状のホルダーを取付け、蓋板上面
を押えてあるものである。
板状のエキスパンドメタルから成る左右堰板の上
端部間内側に蓋板を掛け渡し、左右堰板上部網目
を貫通させて棒状のホルダーを取付け、蓋板上面
を押えてあるものである。
このようにして、蓋板をホルダーによつて押え
てモルタル若しくはコンクリートの重量を支え、
モルタル等の流出を防ぐものとする。
てモルタル若しくはコンクリートの重量を支え、
モルタル等の流出を防ぐものとする。
実施例
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
図において、１，１はエキスパンドメタルから
成る左右堰板であつて、左右堰板１，１の上下端
部間に上下に平行にエキスパンドメタルから成る
蓋板２と底板３が掛け渡してある。左右堰板１，
１を貫通して蓋板２の上面と底板３の下面を押え
るための複数本の棒状のホルダー４が型枠の左右
堰板１，１のエキスパンドメタルの上方網目を貫
通させ長手方向に適宜間隔を離して取付けられて
いる。ホルダー４としては鋼棒が使用されてお
り、ホルダー４の左右端部が堰板１，１の外側面
側で屈曲されて外れ止めがなされている。
成る左右堰板であつて、左右堰板１，１の上下端
部間に上下に平行にエキスパンドメタルから成る
蓋板２と底板３が掛け渡してある。左右堰板１，
１を貫通して蓋板２の上面と底板３の下面を押え
るための複数本の棒状のホルダー４が型枠の左右
堰板１，１のエキスパンドメタルの上方網目を貫
通させ長手方向に適宜間隔を離して取付けられて
いる。ホルダー４としては鋼棒が使用されてお
り、ホルダー４の左右端部が堰板１，１の外側面
側で屈曲されて外れ止めがなされている。
以上のような型枠が法面上に載置されてアンカ
ーによつて固定されている。型枠内には鉄筋が配
設されている。型北は法面に格子状に縦横に配し
てもよいし、縦のみに配設してもよい。
ーによつて固定されている。型枠内には鉄筋が配
設されている。型北は法面に格子状に縦横に配し
てもよいし、縦のみに配設してもよい。
以上のような型枠を使用した施工法を説明すれ
ば、法面に沿つて型枠を上下に積み上げる。蓋板
２の上部に打設開口部５を形成しておき、その若
干下までモルタル若しくはコンクリート６を打設
する。その後打設開口部５をエキスパンドメタル
によつて塞ぎ、その上方の型枠の打設開口部５か
ら打設を再開し、打ち継ぎを行う。
ば、法面に沿つて型枠を上下に積み上げる。蓋板
２の上部に打設開口部５を形成しておき、その若
干下までモルタル若しくはコンクリート６を打設
する。その後打設開口部５をエキスパンドメタル
によつて塞ぎ、その上方の型枠の打設開口部５か
ら打設を再開し、打ち継ぎを行う。
蓋板２や底板３はホルダー４によつてモルタル
等６の重量を支えるため、蓋板が外れてしまうよ
うなことがない。
等６の重量を支えるため、蓋板が外れてしまうよ
うなことがない。
ホルダー４にかかる重量は堰板１であるエキス
パンドメタルの網目によつて支えるが、エキスパ
ンドメタルはほぐれてしまうことがなく、型枠が
解体するようなことがない。
パンドメタルの網目によつて支えるが、エキスパ
ンドメタルはほぐれてしまうことがなく、型枠が
解体するようなことがない。
第４図及び第５図に示すのは他の実施例を示す
ものであつて、略Ｕ字状の左右堰板１，１と底板
３が一体となつたエキスパンドメタルの左右堰板
１，１間に蓋板２を掛け渡し、ホルダー４によつ
て押えられたものである。
ものであつて、略Ｕ字状の左右堰板１，１と底板
３が一体となつたエキスパンドメタルの左右堰板
１，１間に蓋板２を掛け渡し、ホルダー４によつ
て押えられたものである。
第６図及び第７図に示すものは左右堰板１，１
間に蓋板２のみを掛け渡した場合である。
間に蓋板２のみを掛け渡した場合である。
また第８図及び第９図に示すように蓋板２や底
板３の幅方向左右端を屈曲して堰板１，１の内側
面に当接してオーバーラツプさせてもよい。この
ようにすればエキスパンドメタルがオーバーラツ
プするのでコンクリート硬化後蓋と側面エキスパ
ンドメタル型枠がコンクリートの剪断効果によつ
て一体化されるので、曲げ及び剪断耐力の高いコ
ンクリート構造物が出来、即ちスターラツプ的な
効果が著しく向上する。
板３の幅方向左右端を屈曲して堰板１，１の内側
面に当接してオーバーラツプさせてもよい。この
ようにすればエキスパンドメタルがオーバーラツ
プするのでコンクリート硬化後蓋と側面エキスパ
ンドメタル型枠がコンクリートの剪断効果によつ
て一体化されるので、曲げ及び剪断耐力の高いコ
ンクリート構造物が出来、即ちスターラツプ的な
効果が著しく向上する。
考案の効果
この考案にかかる法枠用型枠は、エキスパンド
メタルから成る左右堰板の上端部間には堰板を掛
け渡し、左右堰板を貫通して蓋板上面を押える棒
状のホルダーを取付けたため施工の簡易な型枠を
安価に提供することができ、さらに蓋板によつて
型枠内のモルタル若しくはコンクリートの流出が
阻止され、スランプの大きいモルタル等の打設も
可能である。
メタルから成る左右堰板の上端部間には堰板を掛
け渡し、左右堰板を貫通して蓋板上面を押える棒
状のホルダーを取付けたため施工の簡易な型枠を
安価に提供することができ、さらに蓋板によつて
型枠内のモルタル若しくはコンクリートの流出が
阻止され、スランプの大きいモルタル等の打設も
可能である。
ホルダーによつて蓋板が押えられているため、
モルタル等の重量が蓋板にかかつても蓋板が外れ
てしまうようなことがない。
モルタル等の重量が蓋板にかかつても蓋板が外れ
てしまうようなことがない。
エキスパンドメタルの網目にホルダーを挿通し
たため、ホルダーに重量がかかつても堰板ははぐ
れず型枠が解体するようなことがない。
たため、ホルダーに重量がかかつても堰板ははぐ
れず型枠が解体するようなことがない。
第１図はこの考案にかかる型枠の斜視図、第２
図はその縦断面図、第３図は施工状態の断面図、
第４図は型枠の他の実施例の斜視図、第５図はそ
の縦断面図、第６図は型枠の他の実施例の斜視
図、第７図はその縦断面図、第８図、第９図はそ
の他の実施例の縦断面図である。 １……堰板、２……蓋板、３……底板、４……
ホルダー、５……打設開口部、６……モルタル若
しくはコンクリート。
図はその縦断面図、第３図は施工状態の断面図、
第４図は型枠の他の実施例の斜視図、第５図はそ
の縦断面図、第６図は型枠の他の実施例の斜視
図、第７図はその縦断面図、第８図、第９図はそ
の他の実施例の縦断面図である。 １……堰板、２……蓋板、３……底板、４……
ホルダー、５……打設開口部、６……モルタル若
しくはコンクリート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長尺、かつ平板状のエキスパンドメタルから
成る左右堰板の上端部間内側に蓋板を掛け渡
し、左右堰板上部網目を貫通させて棒状のホル
ダーを取付け、蓋板上面を押えてあることを特
徴とする法枠用型枠。 (2) 蓋板の幅方向左右端部を屈曲して左右堰板と
オーバーラツプさせたことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項記載の法枠用型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986116862U JPH047237Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986116862U JPH047237Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6323341U JPS6323341U (ja) | 1988-02-16 |
| JPH047237Y2 true JPH047237Y2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=31001848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986116862U Expired JPH047237Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047237Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4423711Y1 (ja) * | 1965-10-11 | 1969-10-07 | ||
| JPS5949972A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-22 | 株式会社 篠原鉄工所 | オフセツト印刷機の湿水装置、インキ装置などの制御装置 |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP1986116862U patent/JPH047237Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4423711Y1 (ja) * | 1965-10-11 | 1969-10-07 | ||
| JPS5949972A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-22 | 株式会社 篠原鉄工所 | オフセツト印刷機の湿水装置、インキ装置などの制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6323341U (ja) | 1988-02-16 |
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