JPH047117A - 予備成形品の搬送装置 - Google Patents

予備成形品の搬送装置

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JPH047117A
JPH047117A JP10931090A JP10931090A JPH047117A JP H047117 A JPH047117 A JP H047117A JP 10931090 A JP10931090 A JP 10931090A JP 10931090 A JP10931090 A JP 10931090A JP H047117 A JPH047117 A JP H047117A
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cam
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、加工ステーションが配設された搬送路に沿っ
て予備成形品を搬送する予備成形品の搬送装置に関する
[従来の技術] 最終製品である中空成形品例えばボトルを成形するため
に、予め予備成形品(Parlsonとも称される)を
射出成形しておき、その後この予備成形品をブロー成形
加工する装置がある。特開昭50−89470号公報に
開示された装置では、予備成形品を加熱しながら回転搬
送可能な第1の搬送路と、このvNlの搬送路より予備
成形品の供給を受け、放射状に複数配置されたブロー成
形型を回転搬送する第2の搬送路とを有している。この
装置では、回転搬送されるブロー成形型にエアーと電力
とを供給することが難点となり、構造上の費用を高くし
てしまう。この点、特開平1−297231号公報に開
示された装置のように、射出成形された予備成形品の受
け取り工程、加熱工程、ブロー成形工程。
イジェクト工程を無端搬送路上に固定配置し、各固定工
程位置にエアーや電力等を供給し、この各工程に予備成
形品を間欠搬送するものが有利となる。
[発明が解決しようとするam] しかしながら、間欠搬送した場合には、その搬送停止時
間はある一つの加工ステーションでの最大加工時間に合
わせて統一する必要がある。通常ホットパリソンと称さ
れる成形方法では、射出成形時間が最大加工時間となり
、コールドパリソン方式と称される成形方法では、加熱
温調時間最大加工時間となり、この最大加工時間に亘っ
て、他の各加工ステーションでも搬送を停止する必要が
あり、停止時間が無駄になってしまう。そこで、特開平
1−297231号公報に開示された装置のように、加
熱・温調工程を複数段階に分けて行うことが考えられる
が、コールドパリソンをブロー成形可能な温度まで再加
熱するためには、通常ブロー成形時間の10倍もの時間
を要するので、長い区間に亘って加熱温調工程を設けざ
るを得す、装置の設置面積が増大しコストアップとなっ
てしまう。また、停止時間が一つの加工ステーションで
の処理時間により決められてしまうため、他の加工ステ
ーションでの加工条件例えば加熱条件等の設定が極めて
複雑となってしまう。さらには、間欠搬送は連続搬送に
比べて制御が複雑化し、消費電力も増大してしまう。
本発明の目的とするところは、従来に無い新規な搬送方
式を採用することで、回転円盤の連続回転を行いながら
も、予備成形品を加工ステーションに停止させることが
でき、また、搬送路上で予備成形品を加速、減速して搬
送することのできる予備成形品の搬送装置を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的とするところは、回転円盤の連続回転
駆動力を、カムとカムフォロアとにより、予備成形品搬
送用支持アームを伸縮、加減速及び停止駆動できる簡易
で信頼性の高い構造の搬送装置を提供することにある。
さらに、他の目的としては、予備成形品を保持するカッ
プリング構造を改良することで、予備成形品のチャック
及びチャック解除を短時間で行い、成形サイクルの短縮
に寄与できる搬送装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段およびその作用]前記目的
を達成する本発明に係わる予備成形品の搬送装置は、 加工ステーションが配置された搬送路に沿って、予備成
形品を搬送する装置において、 回転円盤と、 この回転円盤と対向して設けられた固定板と、この固定
板に形成された第1及び第2のカムと、前記回転円盤よ
り放射方向に伸縮自在であり、その基端が前記回転円盤
に揺動可能に支持され、前記第1のカムに案内される第
1のカムフォロア、及び前記第2のカムに案内される第
2のカムフォロアを具備する支持アームと、 この支持アームの先端側に配置され、前記予備成形品の
ネック部を着脱自在に保持する力・ツブリングと、 を有し、 前記支持アームは、前記第1のカムフォロアの従動位置
により長手方向に伸縮駆動され、前記第2のカムフォロ
アの従動位置により前記基端を支点として揺動されるこ
とで前記搬送路上で加速。
減速及び停止が可能であることを特徴とする。
本発明によれば、支持アームの基端が回転円盤に支持さ
れるので、その基端は回転円盤と一体的に連続回転駆動
されることになる。しかし、支持アームは第1のカムと
第1のカムフォロアとの関係、及び第2のカムと第2の
カムフォロアとの関係から、その先端側に保持する予備
成形品を等速にて連続駆動せず、基端を支点として支持
アームを揺動させ、必要に応じて伸縮させて、予備成形
品の加速、減速が可能となる。さらに、支持アームの揺
動及び伸縮の組み合わせにより、予備成形品を搬送路上
で停止させることができる。
前記第1のカムは、前記支持アームの基端位置から、前
記第1のカムフォロアの従動位置までの距離を長くする
ことで前記支持アームを伸張させることができ、逆に短
くすることで支持アームを短縮することができる。
一方前記w、2のカムは、前記回転円盤の回転に従い、
前記第2のカムフォロアの位置を前記回転円盤の回転中
心より遠ざけてゆくことで前記支持アームを加速させる
ことができ、前記回転中心に近付けてゆくことて支持ア
ームを減速することができる。
このような支持アームは、前記第2のカムフォロアの従
動位置に従い、前記回転円盤に対して揺動する揺動部と
、この揺動部に直線移動可能に支持され、その先端にロ
ッドを支持したロッドと、′FJ記揺動揺動部して前記
ロッドと同一方向に直線移動可能に支持され、前記第1
のカムフォロアの従動位置に従い直線移動する直線駆動
部と、前記直線駆動部の移動に基づき、前記ロッドを直
線案内駆動するガイド駆動機構とで構成できる。この際
、ガイド駆動機構として、前記@klA駆動部とロンド
とを固定する場合には、ロッドストロークは常に直線駆
動部のストロークと等しくなり、第1のカムの位置を支
持アームの基端の回転軌跡よりも遠ざけなければ、支持
アームの所定の伸縮ストロークを確保てきない。このこ
とは、固定板の外形が極めて大きくなることを意味する
そこで、ガイド駆動機構としては、前記直線駆動部の小
ストローク移動に対して前記ロッドの移動ストロークを
増大させることができるものが好ましい。このようなガ
イド駆動機構としては、例えば、一端が前記揺動部に回
転自在に連結された第1のリンクと、一端が前記ロッド
先端側に回転自在に連結され、その他端が前記第1のリ
ンクの他端と回転自在に連結された′@2のリンクと、
端が前記直線駆動部に回転自在に連結され、その他端が
前記第1のリンク途中に回転自在に連結された第3のリ
ンクと、で構成できる。
さらに、本発明では予備成形品のネック部を保持するカ
ップリング構造を改良している。
すなわち、予備成形品のカップリングは、前記予備成形
品のネック部を包囲して保持し、かつ、回転により保持
状態を解除できるようにヒンジ結合された複数のクラン
プと、この各クランプを互いに近接する方向と離隔する
方向とに回転させる回転制御機構と、 を備え、複数のクランプの近接回転状態では前記ネック
部を包囲して保持し、離隔回転状態では前記ネック部か
ら外れるように構成している。クランプの回転動作は比
較的迅速に実施できるので、予備成形品の受け取り動作
及びイジェクト動作を速やかに実施でき、成形サイクル
の短縮に寄与できる。
ここで、前記ネック部に形成される膨張部の下面と当接
する受部を形成しておけば、予備成形品の落下を確実に
防止できる。
前記各クランプを固定シリンダにヒンジ結合しておき、
前記回転制御機構として、前記固定シリンダに沿って上
下動する滑りリングと、両端が前記滑りリング及び固定
シリンダにそれぞれ回転自在に支持されたレバーとで構
成すれば、滑りリングを上昇させることで前記各クラン
プを離隔回転でき、滑りリングを下降させることで各ク
ランプを近接回転できる。
滑りリングを常時下降するように押圧するスプリングを
設ければ各クランプの近接回転状態すなわち予備成形品
の保持状態を維持できる。各クランプの離隔回転駆動は
、加工ステーションに設けた滑りリング押上駆動部材に
より行うことができる。
前記固定シリンダの内側に、上下動可能な可動シリンダ
を設ければ、ネック部との密着状態を維持してブロー成
形時の圧力媒体を導入することができる。この可動シリ
ンダの下端に気密性を保つパツキンを設けることもでき
る。さらに、固定シリンダの上端と、この固定シリンダ
より上方に突出する可動シリンダの上端とにそれぞれフ
ランジを形成しておき、このフランジ間にスプリングが
配置し、ブロー成形ステーションに、可動シリンダのフ
ランジを押下げ駆動する部材を設ければ、圧力媒体の漏
れを確実に防止できる。
このようなカップリングの改良は、支持アームを加減速
、停止する搬送装置に限らず、他の搬送方式を採用する
装置に適用しても、成形サイクルの短縮に寄与できる。
[実施例] 次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図において、円形の固定板10は固定軸12と固く
結合されている。固定軸12は底部14にボルト16.
13により固定されている。
固定軸12の周囲には、この固定軸12と同軸にて中空
回転軸20がベアリング22.22を介して回転可能に
支持されている。この中空回転軸20はその上端24に
回転円盤40を有し、この回転円盤40は中空回転軸2
oと固く結合され、中空回転軸20と共に固定軸12の
周りに回転可能である。中空回転軸200下端26には
駆動ピニオン28が固定されている。この駆動ピニオン
28は、モータ30の出力軸に固定されたモータピニオ
ン32と噛み合っている。
固定板10は、回転円ff140と対向する下面をカム
板50とし、このカム板5o内には2つの互いに別個の
経路をとる第1のカム52及び第2のカム54が形成さ
れている。本実施例では第1゜第2のカム52.54を
それぞれカム溝として構成している。なお、このカム溝
の形状については後述する。
第1図に示すように、回転円盤40がら放射状に伸びる
複数例えば20本の支持アーム60(608〜60t)
が設けられている。この各支持アーム60は、その基端
62が回転円盤40上で等間隔にて配置され、かつ、基
端62を回転円盤40に対して揺動可能に支持している
。また、支持アーム60は後述する構造によりその軸方
向に伸縮可能となっている。この支持アーム60は、第
3図に示すように、前記回転円盤40に揺動可能に取り
付けられ、第2のカム54に従動する第2のカムフォロ
ア82により揺動される揺動部70と、この揺動部70
に直線移動可能に支持された2本のロッド90,90と
、第1のカム52に従動する第1のカムフォロア106
に連結され、かつ、揺動部70に対してロッド90と同
一方向に直線移動可能に支持された直線駆動部100と
、ロッド90,90の先端に固定され、予備成形品1を
着脱可能に保持するカップリング110と、直線駆動部
100の駆動により、ロッド90゜90を直線案内駆動
するガイド駆動機構120とで構成される。
各支持アーム60a〜60tの揺動部70は、第3図に
示すように基端62において回転円盤40に揺動可能に
支持された揺動軸72をそれぞれ有する。これらの揺動
軸72にはガイドセクション74が固定されている。こ
のガイドセクション74は2つの穴76a、76aで構
成した第1のガイド部76を有し、2本のロッド90,
90を移動可能に支持している。また、ガイドセクショ
ン74には第2のガイド部78が形成され、第1のガイ
ド部76の上端にて離間して突出した支持片78a、7
8gと、この間に固定されたガイド軸78bを有する。
そして、ガイド軸78bに前記直線駆動部100を直線
移動可能に支持している。ガイドセクション74に移動
案内されるロッド90,90の先端には、サポートセク
ション92が固定されている。そして、このサポートセ
クション92に前記カップリング110が設けられてい
る。このカップリング110を用いて予備成形品1を把
持し予め定められ搬送路上で搬送することができる。
揺動軸72の上端には、第4図に示すように、クランク
形状の揺動アーム80が固定されている。
この揺動アーム80の上端に、第2のカム54に沿っテ
従動する第2のカムフォロア82が設けられ、この第2
のカムフォロア82は揺動アーム80に対して回転する
ローラとして構成されている。このようにして、揺動軸
72は、揺動アーム80の変位によって回転円1140
に対して揺動運動することができる。
この揺動運動は、支持アーム60の基端である揺動軸7
2の位置と、第2のカムフォロア82の従動位置とによ
って一義的に定まり、この位置により支持アーム60の
加減速を実現できる。
この揺動運動を第5図を参照して説明する。同図におい
て、図示Aは支持アーム60の基端62)すなわち揺動
軸72の移動軌跡を示し、0は回転円板40の回転中心
を示し、Cは回転円板40の回転方向を示している。本
実施例の場合、揺動アーム80の方向と支持アーム60
が伸びる方向とは直角の関係にあるが、他の角度として
も良い。
同図(A)に示すように移動軌跡Aに対して第2のカム
フォロア82の従動軌vpBが移動軌跡Aと同心の円を
描けば支持アーム60は回転円盤40と等速度で移動す
る。同図(B)に示すように、第2のカムフォロア82
の従動位置が回転中心0より遠ざかってゆけば(従動軌
跡Bが移動軌跡Aに対して外側に向かう)、支持アーム
60の加速が実現できる。一方、同図(C)に示すよう
に、第2のカムフォロア82の従動位置が回転中心0に
近づいてゆけば(従動軌跡Bが移動軌跡Aに対して内側
に向かう)、支持アーム60の減速が実現できる。
そして、支持アーム60先端が同一位置に止どまるよう
な減速、及び後述する支持アーム60の伸縮連動を伴う
ことで、予備成形品1をある位置に停止させることも可
能となる。そして、このような加減速を行い得る形状に
第2のカム54の曲線形状が決定され、例えば第1図に
示すような溝形状となっている。
直線駆動部100は、第3図に示すように垂直方向に伸
びる長脚102および水平方向に伸びる短脚104を備
えたし形状にて形成され、長脚102の上端には第1の
カムフォロア106が設けられている。この第1のカム
フォロア106は長脚102に対して回転可能なローラ
として構成され、第1のカム52に沿って従動する。長
脚102は、ガイドセクション74の第2のガイド78
に移動可能に支持されるため、ガイド軸78bを挿通す
る長孔102aを有する。さらに、ロッド90.90と
の干渉を防止するため、このロッド90.’IOを挿通
する長孔102b、102Cを有している。なお、一方
のロッド90の周囲であって、ガイドセクション74の
内側端面74aと、これと対面する長脚102との間に
は、圧縮コイルスプリング108が配置され、直線駆動
部100を固定軸12より遠ざかる方向に付勢している
支持アーム60の伸縮ストロークは、前記第2のカムフ
ォロア106と共に変位するOi線馳駆動部100移動
ストロークを、ガイド駆動機構120により拡大するこ
とで得られる。
このガイド駆動機構120は、3本のリンク、すなわち
第1のリンク122.第2のリンク124、JR3のリ
ンク126から構成されている。
第1のリンク122の端部122aは揺動軸72に支え
られている。このため揺動軸72はその下端に回転ヘッ
ド128を備え、この回転ヘッド128は揺動軸72に
回転可能に支持されている。
この回転ヘッド128において第1のリンク122は揺
動ピボット130に揺動可能に支持されている。
第1のリンク122の他の端部122bには、揺動ピボ
ット132が設けられ、この揺動ピボット132を介し
て第1.第2のリンク122゜124の端部122b、
124b同士を揺動可能に連結している。第2のリンク
124は他の端部124aに揺動ピボット134を有し
、この揺動ピボット134によりサポートセクション9
2に揺動可能に支持されている。
さらに、第3のリンク126がその端部126aにおい
て、第1のリンク122上の揺動ピボット136に揺動
可能に支持され、他の端部126bにおいて直線駆動部
100の短脚104上の揺動ピボット138に揺動可能
に支持されている。
この結果、直線駆動部100のストローク運動は、ガイ
ド駆動機構120により、リンク122゜124.12
6の各長さに応じてサポートセクション92に伝達され
る。
このようなストローク連動は、支持アーム60の基端6
2)すなわち揺動軸72から第1のカムフォロア106
に至る距離を変えることによって引き起される。また、
支持アーム60の先端に保持される予備成形品1の位置
は、第2のカム54及び第2のカムフォロア82の作用
による支持アーム60の揺動運度によっても変位する。
したがって、支持アーム60が最大に伸張したからとい
って、回転中心からの距離が最も遠ざかるとは限らない
。それゆえ、予備成形品1の回転中心からの距離は、第
2のカム54を従動する第2のカムフォロア106の進
行をも考慮して、支持アーム60の伸縮長さを決定すべ
きである。第1図に示す11のカム52の溝形状は、予
め定められる予備成形品1の搬送路を実現できるよう、
第2のカム54の形状を考慮して決定されている。ここ
で、第1のカム52は固定板100周縁近傍を通って形
成され、1つのストロークを確定するような曲線を描き
、支持アーム60の各位置において固定軸12から離れ
るような向きのカップリング110の動きを制御するこ
とができる。このように、第1のカム52の作用による
予備成形品10回転中心からの変位量と共同して、揺動
軸72を介して引き起される揺動連動により、固定軸1
2の周りで放射状に延びる各点(複数の予備成形品1)
を互いに制御することができる。
次に、予備成形品1の搬送動作の概要について説明する
。予備成形品1が種々の加工ステーションを通る予め定
められた搬送路を通り抜けるために、モータ30が駆動
される。このモータ30の駆動力は、ビニオン32.2
8及び中空回転軸20を介して回転円盤40に伝達され
る。回転円盤40は、支持アーム60の基端である揺動
軸72を一体的に回転移動させることになる。この際、
支持アーム60は第1.第2のカム52゜54をそれぞ
れれ従動する第1. jl!2のカムフォロア106.
82の作用を受け、その先端のカップリング110の位
置が制御される。すなわち、第2のカムフォロア82と
揺動軸72との位置関係により支持アーム60は揺動す
る。さらに、第1のカムフォロア106の位置に関係し
て直線駆動部100のストローク運動が行われ、このス
トローク運動はガイド駆動機構120の変速比に応じて
支持アーム60のストローク運動として実現される。揺
動軸72によって行われる揺動運動と、直線駆動部10
0及びガイド駆動機構120によって行われるストロー
ク運動との重畳により、予備成形品1は第1.12のカ
ム52.54により予め定められる搬送路上を個々の加
工ステーションを通して案内されることになる。
ここで、搬送路上に設置される加工ステーションの配列
例について説明する。
第6図は、予備成形品1の回転方向に沿って、搬送路上
に予備成形品1の受け取りステーション140、第1の
加熱ステーション142.第2の加熱ステーション14
4.延伸ブロー成形ステーション146及びイジェクト
ステーション148をそれぞれ配置したものである。第
1.第2の加熱ステーション142.144では、直線
加熱ゾーンに予備成形品1を整列搬送させるため、支持
アーム60の減速及び伸縮が実行される。また、延伸ブ
ロー成形ステージジン146では、所定の処理時間に亘
って予備成形品1の停止が実現される。さらに、予備成
形品1の受け取りステーション140及びイジェクトス
テーション148では、各動作が実現できるよう減速あ
るいは停止動作が実施される。それ以外の搬送ゾーンで
は、各ステーションでの動作を迅速かつ円滑に行えるよ
うに、加速又は減速動作が実施される。
第7図では、複数箇所例えば3箇所に第1〜節3の延伸
ブロー成形ステーション1468〜146cを設け、各
ステーション146の搬送前段側に加熱ステーション1
42a〜142C及び受け取りステーション140a〜
140Cを設け、搬送後段側にイジェクトステーション
1488〜148cを設けている。この場合、支持アー
ムピッチを確保するために、回転円盤40及び固定板1
0の直径を大きくしている。また、円周方向に縦列搬送
される予備成形品1が各ステーション1468〜146
Cのいずれか一つにおいて成形動作が行われるように制
御している。
次に、前記カップリング110の好適な例について′!
88図〜第10図を参照して説明する。
カップリング110の下端には、予備成形品1を保持す
る2つのクランプ150,152が設けられている。こ
の2つのクランプ150,152は、互いに逆方向に回
転可能に支持されている。
このために、クランプ150.152はそれぞれドラッ
グヒンジ154.156を有している。そして、このド
ラッグヒンジ154,156は固定シリンダ160と一
体的な固定リング162にヒンジ結合されている。この
固定リング162にはドラッグヒンジ154,156が
互いに直径上にて対向して配置されている。
2つのクランプ150,152の回転制御機構170は
、固定シリンダ160周囲にその長手方向に移動するよ
うに支持された滑りリング172として形成されている
。この滑りリング172の外周にはギア172aが形成
されている。また、この滑りリング172の下端には、
直径上にて互いに対向するようにレバー174,176
が上部回転点174a、176aにおいて回転できるよ
うに支持されている。このレバー174.176は固定
リング162に向って下方に延び、下部回転点174b
、176bにおいて回転可能に、クランプ150,15
2にヒンジ結合されている。
この場合、上部回転点174m、176aと下部回転点
174b、176bとは、上部、下部回転点を結ぶ仮想
結合線が、クランプ150,152の近接回転状態にお
いても離隔回転状態においても、ドラッグヒンジ154
 156を通らないように選定されている。このように
して、レバー174.176の回転支点が、クランプ1
50゜152の近接回転状態においても離隔回転状態に
おいても、死点位置にあることを防止できる。この結果
、滑りリング172の移動によってクランプ150,1
52の回転が行われるべきとき、死点位置からレバー1
74.176が離れ得ないようなことが防止される。
レバー174,176が死点位置に入り込むのを排除す
る方向に進むことを保証するために、下部回転点174
b、176bは、クランプ150゜152の離隔回転状
態において、固定シリンダ160の中心線Pから見て上
部回転点174 a。
176aからドラッグヒンジ154,156に延びる仮
想結合線の外側にある位置に配置される。
固定シリンダ160上の滑りリング172が移動するこ
とにより、レバー174,176は上部回転点174a
、176aの周り、および下部回転点174b、176
bの周りの回転運動を行う。
この場合、結合片150a、152aをドラッグヒンジ
154,156の周りに回転させるような力が、結合片
150m、152mに作用する。
固定シリンダ160上での滑りリング172の滑り運動
を行うために、押上駆動部材例えばプレート130が設
けられている。このプレート130は滑りリング172
の下向き面と172bと当接し、滑りリング172を固
定リング162より遠ざける方向に押し上げる。滑りリ
ング172の下降駆動は、突起リング132に支えられ
ているスプリング134で実現される。このスプリング
134はクランプ150.152が予備成形品1から離
隔回転しているときは緊張状態にあり、クランプ150
,152が近接回転状態において予備成形品1のネック
部2を抱いているときは弛緩状態にある。
突起リング132は、滑りリング172の上方にて固定
シリンダ160に設けられている。この突起リング13
2の上方に前記サポートセクション92が設けられ、こ
のサポートセクション92には前記固定シリンダ160
が回転可能に取付けられている。固定シリンダ160を
回転可能とした理由は、加熱ステーション142,14
4にて予備成形品1を回転するためである。この回転駆
動力は、滑りリング172に形成したギア172aを介
して伝達される。
固定シリンダ160の内側には、上下方向に移動可能な
可動シリンダ190が配置されている。
この可動シリンダ190の下端には、予備成形品1のネ
ック部2と密着するパツキン192が設けられている。
また、可動シリンダ190の上端にはフランジ194が
形成され、前記固定シリンダ160の上端フランジ16
0aとの間に、圧縮フィルスプリング196を配置して
いる。この可動シリンダ190を移動可能としている理
由は、特に前記延伸ブロー成形ステーション146にお
いてブロー成形する際に、パツキン192と予備成形品
1のネック部2の上面との密着性を良好とするためであ
る。すなわち、延伸ブロー成形ステーション146ては
、コア部材198が可動シリンダ190のフランジ19
4を押し下げ、スプリング196の弾性力を利用して、
パツキン192をネック部2の上面に密着させることが
できる。この結果、可動シリンダ190の内側に圧力媒
体を導入し、予備成形品1に圧力媒体を送り込む際には
、圧力媒体の漏れを防止することができる。
予備成形品1をクランプ150,152に確実に連結で
きるようにするため、クランプ150゜152は予備成
形品1のネック部2によって予め与えられている形状に
適合されている。このようにして、クランプ150.1
52は近接回転状態においてネック部2を確実に囲むこ
とができ、圧力媒体を導入する際にネック部2の膨張を
阻止することができる。このため、クランプ150゜1
52はそれぞれ半シリンダとして形成され、その内側断
面は予備成形品1のネック部2が有する外側断面に相応
している。
予備成形品1は、一般にネック部2の下側領域に膨張部
4を有している。そして、クランプ150.152は、
膨張部4の下面411を支持することで、予備成形品1
を落下せずに保持している。このために、クランプ15
0.152の下端内壁には、膨張部4の下面4aを支持
する受面150b、152bを有している。
このように、クランプ150,152の内壁形状、およ
び受面150b、152bを有することで、予備成形品
1の搬送中ずれることなく正確に搬送保持することがで
きる。また、クランプ150.152の回転運動は迅速
かつ極めて正確に制御できるので、予備成形品1の連結
およびその解除が迅速に行うことができる。特に、クラ
ンプ150,152の近接回転運動は、支持アーム60
が予備成形品1に近接したとき既に近接回転運動が開始
され、予備成形品1がクランプ150゜152の下方に
位置した瞬間に近接回転運動を完了するよう制御するこ
とができる。また、クランプ150,152の離隔回転
運動も迅速に実施できるので、ブロー成形の終了した瓶
のイジェクトも迅速に実施でき、その後新たな予備形成
品1を保持するための近接回転運動は、支持アームの搬
送工程中に開始させることができる。
次に、前記受取ステーション140において、カップリ
ング110に予備成形品1を受け渡す機構について説明
する。
第6図に示すシュート200は、第11図に示すように
傾斜して配置され、予備成形品1はこのシュート200
に沿って案内搬送される。このシュート200の下端に
は、第12図に示すように、U字形切り欠き212を有
する受け渡し部材210が軸214の周りに揺動可能に
配置されている。そして、実線で示す位W(供給位12
16)に受け渡し部材210を配置した状態で、シュー
ト200より一つの予備成形品1をU字形切り欠き21
2にて受け取り、破線で示す位W(カップリング110
への受け渡し位!213)まで揺動させることができる
。さらに、受け渡し位置213にて受け渡し部材210
は上下動可能となっている。また、上記各位11216
.213間の移送中に予備成形品1が遠心力により飛び
出すことを防止するため、ガイド219が設けられてい
る。
受け渡し位置213の上方には、第13図に示すように
、押上駆動部材を構成する一対のアーム220.220
が、同区に示す方向に揺動可能であり、かつ、上下可能
に配設されている。イジェクト動作が終了したカップリ
ング110が受け渡し位w213に到達したら、第14
図に示すように一対のアーム220.220を互いに近
接する方向に揺動させ、滑りリング172の下向き面1
72bと対向する位置に設定する。そして、対のアーム
220,220を上方に駆動することで、滑りリング1
72を持ち上げ、クランプ150.152を離隔回転さ
せることができる。
こののち、新たな予備成形品1を保持した受け渡し部材
210が上昇駆動され、予備成形品1のネック部2がク
ランプ150,152により保持可能な位置に設定され
る。さらに、一対のアーム220.220を下降駆動す
ることで、クランパ150.152が近接回転し、カッ
プリング110にて予備成形品1を受け取ることができ
る。
次に、イジョクトステーション178でのイジェクト動
作について説明する。
第15図に示すように、ブロー成形されたボトル6を保
持するカップリング110がイジョクトステーション1
78を通過する際には、滑りリング172の下向き面1
72bの下方に、押上駆動部材としてのイジェクトプレ
ート230が挿入される。その後、第16図に示すよう
に、このイジェクトプレート230をシリンダ232に
より上昇させることて、滑りリング172を持ち上げ、
クランプ150,152を1ltl隔回転させることが
できる。この結果、ボトル6は下方に落下するので、イ
ジェクト動作を完了できる。
なお、上記構造を有するカップリング110は、支持ア
ーム60を加減速させる搬送装置に適用することで、成
形サイクルの大幅な短縮が実現できるが、他の搬送方式
を採用する予備成形品の搬送装置に適用しても、予備成
形品の受け取り、イジョクトを迅速に実現できる効果が
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば回転円盤を連続回
転しながらも、カムとカムフォロアとの作用により、支
持アーム先端に保持した予備成形品を搬送路上にて加速
、減速及び停止させることができ、間欠回転駆動方式と
比較して駆動制御が極めて簡易となり、各加工ステーシ
ョンでの処理時間を、他の加工ステーションでの処理時
間と無関係に設定でき、処理条件の設定が簡易となる。
また、予備成形品のカップリングを、複数のクランプの
近接回転によりネック部の保持を可能とし、離隔回転に
よりその保持を解除できるように構成することで、予備
成形品の受け取り及び最終成形品のイジーエクトを迅速
に実施できる。
また、このカップリング110のクランプ150.15
2を上端に配置し、予備成形品1を倒立状態として下端
のネック部2を保持して搬送してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した予備成形品の搬送装置を示
し、支持アームを加減速、停止させる主要部の横断面図
、 第2図は、搬送装置の概略縦断面図、 第3図は、支持アームの断面図、 第4図は、第3図の1−1断面図、 第5図は、支持アームの加減速動作を説明するための概
略説明図、 第6図は、搬送装置の概略平面図、 第7図は、同一の加工ステーションを搬送路上に3組配
置した搬送装置の一部を切断した平面図、第8図は、カ
ップリングの正面図、 第9図は、クランプの近接回転状態での断面図、第10
図は、クランプの離隔回転状態での断面図、 第11因は、予備成形品の受け取りステーションの概略
説明図、 第12図は、受け取りステーションの平面図、第13図
は、受け取りスーションに配置される押上駆動部材の概
略平面図、 第14図は、滑りリングと押上駆動部材との関係を示す
概略説明図、 第15図は、イジェクトステーションに配置される押上
駆動部材を示す概略斜視図、 第16図は、イジェクトステーションに配置される押上
駆動部材を示す概略正面図である。 103.予備成形品 2・・・ネック部  4・・・膨
脹部10・・、固定板  40・・・回転円I!!  
50・・・カム板52・・・第1のカム 54・・・[
2のカム60・・・支持アーム 62・・・基端 70
・・・揺動部82・・・第2のカムフォロア   90
・・・ロッド100・・・直線駆動部 106・・・第1のカムフォロア 110・・・カップリング 120・・・ガイド駆動機
構122・・・第1のリンク 124・・・第2のリン
ク126・・・第3のリンク 140・・・受け取りステーション 142.144・・・加熱ステーション146・・・ブ
ロー成形ステーション 148・・・イジェクトステーション 150.152・・・クランプ 154.156・・・ヒンジ 160・・・固定シリン
ダ17Q・・・回転制御機構  172・・・滑りリン
グ174.176・・・レバー 130.220,230・・・押上駆動部材134・・
・スプリング 190・・・可動シリンダ196・・・
スプリング

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工ステーションが配置された搬送路に沿って、
    予備成形品を搬送する装置において、回転円盤と、 この回転円盤と対向して設けられた固定板と、この固定
    板に形成された第1及び第2のカムと、前記回転円盤よ
    り放射方向に伸縮自在であり、その基端が前記回転円盤
    に揺動可能に支持され、前記第1のカムに案内される第
    1のカムフォロア、及び前記第2のカムに案内される第
    2のカムフォロアを具備する支持アームと、 この支持アームの先端側に配置され、前記予備成形品の
    ネック部を着脱自在に保持するカップリングと、 を有し、 前記支持アームは、前記第1のカムフォロアの従動位置
    により長手方向に伸縮駆動され、前記第2のカムフォロ
    アの従動位置により前記基端を支点として揺動されるこ
    とで、前記搬送路上で加速、減速及び停止が可能である
    ことを特徴とする予備成形品の搬送装置。
  2. (2)特許請求の範囲(1)において、 前記第1のカムは、前記支持アームの基端位置から、前
    記第1のカムフォロアの従動位置までの距離を長くする
    ことで前記支持アームを伸張させ、前記距離を短くする
    ことで前記支持アームを短縮することを特徴とする予備
    成形品の搬送装置。
  3. (3)特許請求の範囲(1)又は(2)において、前記
    第2のカムは、前記回転円盤の回転に従い、前記第2の
    カムフォロアの従動位置を前記回転円盤の回転中心より
    遠ざけてゆくことで前記支持アームを加速し、前記回転
    中心に近付けて行くことで前記支持アームを減速するこ
    とを特徴とする予備成形品の搬送装置。
  4. (4)特許請求の範囲(1)〜(3)のいずれか一つに
    おいて、 前記支持アームは、 前記第2のカムフォロアの従動位置に従い、前記回転円
    盤に対して揺動する揺動部と、 この揺動部に直線移動可能に支持され、その先端に前記
    カップリングを支持したロッドと、前記揺動部に対して
    前記ロッドと同一方向に直線移動可能に支持され、前記
    第1のカムフォロアの従動位置に従い直線移動する直線
    駆動部と、前記直線駆動部の移動に基づき、前記ロッド
    を直線案内駆動するガイド駆動機構と、 を有することを特徴とする予備成形品の搬送装置。
  5. (5)特許請求の範囲(4)において、 前記ガイド駆動機構は、 一端が前記揺動部に回転自在に連結された第1のリンク
    と、 一端が前記ロッド先端側に回転自在に連結され、その他
    端が前記第1のリンクの他端と回転自在に連結された第
    2のリンクと、 一端が前記直線駆動部に回転自在に連結され、その他端
    が前記第1のリンク途中に回転自在に連結された第3の
    リンクと、 で構成され、前記直線駆動部の小ストローク移動に対し
    て前記ロッドの移動ストロークを増大させたことを特徴
    とする予備成形品の搬送装置。
  6. (6)加工ステーションが配置された搬送路に沿って、
    予備成形品をカップリングに保持して搬送する装置にお
    いて、 前記カップリングは、 前記予備成形品のネック部を包囲して保持し、かつ、回
    転により保持状態を解除できるようにヒンジ結合された
    複数のクランプと、 この各クランプを互いに近接する方向と離隔する方向と
    に回転させる回転制御機構と、 を備え、複数のクランプの近接回転状態では前記ネック
    部を包囲して保持し、離隔回転状態では前記ネック部か
    ら外れていることを特徴とする予備成形品の搬送装置。
  7. (7)特許請求の範囲(6)において、 前記クランプの内壁には、前記ネック部に形成されてい
    る膨張部の下面と当接する受部が形成されていることを
    特徴とする予備成形品の搬送装置。
  8. (8)特許請求の範囲(6)又は(7)において、前記
    各クランプは固定シリンダにヒンジ結合され、前記回転
    制御機構は、前記固定シリンダに沿って上下動する滑り
    リングと、両端が前記滑りリング及び固定シリンダにそ
    れぞれ回転自在に支持されたレバーとで構成され、前記
    滑りリングを上昇させることで前記レバーを介して前記
    各クランプを離隔回転させ、前記滑りリングを下降させ
    ることで前記レバーを介して前記各クランプを近接回転
    させることを特徴とする予備成形品の搬送装置。
  9. (9)特許請求の範囲(8)において、 前記滑りリングを常時下降するように押圧し、前記各ク
    ランプの近接回転状態を維持するスプリングを有し、前
    記各クランプの離隔回転駆動は、前記加工ステーション
    に設けた滑りリング押上駆動部材により行なうことを特
    徴とする予備成形品の搬送装置。
  10. (10)特許請求の範囲(8)又は(9)において、前
    記固定シリンダの内側には、上下動可能でかつブロー成
    形時に圧力媒体を導入可能な可動シリンダが配置されて
    いることを特徴とする予備成形品の搬送装置。
  11. (11)特許請求の範囲(10)において、前記固定シ
    リンダの上端と、この固定シリンダより上方に突出する
    前記可動シリンダの上端とにはそれぞれフランジが形成
    され、このフランジ間にスプリングが配置され、前記加
    工ステーションの一つであるブロー成形ステーションに
    は、前記可動シリンダのフランジを押下げ駆動する部材
    が設けられていることを特徴とする予備成形品の搬送装
    置。
  12. (12)特許請求の範囲(9)〜(11)のいずれか一
    つにおいて、 前記固定シリンダは、前記カップリングを搬送する搬送
    アームに対して回転可能に支持され、加工ステーション
    の一つである加熱ステーションに設けられた回転駆動部
    からの駆動力を受けて、予備成形品を回転駆動すること
    を特徴とする予備成形品の搬送装置。
  13. (13)少なくとも予備成形品の受け取りステーション
    、加熱ステーション、ブロー成形ステーション及びイジ
    ェクトステーションをそれぞれ一つ又は複数有する搬送
    路に沿って、予備成形品を搬送する装置であって、 回転円盤と、 この回転円盤と対向して設けられた固定板と、この固定
    板に形成された第1及び第2のカムと、前記回転円盤よ
    り放射方向に伸縮自在であり、その基端が前記回転円盤
    に揺動可能に支持され、前記第1のカムに案内される第
    1のカムフォロア、及び前記第2のカムに案内される第
    2のカムフォロアを具備する支持アームと、 この支持アームの先端に配置され、予備成形品を着脱自
    在に保持するカップリングと、 を有し、 前記支持アームは、前記第1のカムフォロアの従動位置
    により長手方向に伸縮駆動され、前記第2のカムフォロ
    アの従動位置により前記基端を支点として揺動されるこ
    とで、前記各ステーション間の搬送路上にて前記支持ア
    ームを加速又は減速し、前記各ステーションでは前記支
    持アームを減速又は停止し、 前記カップリングは、 前記予備成形品のネック部を包囲して保持し、かつ、回
    転により保持状態を解除できるようにヒンジ結合された
    複数のクランプと、 この各クランプを互いに近接する方向と離隔する方向と
    に回転させる回転制御機構と、 を備え、 前記受け取りステーション及びイジェクトステーション
    では、前記クランプを離隔回転して成形品の受け取り又
    はイジョクトを可能とし、それ以外の搬送途上では前記
    クランプの近接回転状態を維持して、前記ネック部を包
    囲して保持することを特徴とする予備成形品の搬送装置
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