JPH047076Y2 - - Google Patents

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JPH047076Y2
JPH047076Y2 JP1984077854U JP7785484U JPH047076Y2 JP H047076 Y2 JPH047076 Y2 JP H047076Y2 JP 1984077854 U JP1984077854 U JP 1984077854U JP 7785484 U JP7785484 U JP 7785484U JP H047076 Y2 JPH047076 Y2 JP H047076Y2
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JP
Japan
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tube container
top wall
mouth
inward flange
container body
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JP1984077854U
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JPS60190636U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、例えば二種の、或いは色を異にする同
種のクリーム状化粧品等を任意に注出できるよう
にした二重のチユーブ容器に係る。
「従来の技術」 大形のチユーブ容器体内に小形のチユーブ容器
体を封入して、大形チユーブ容器体の肩部に穿設
した透孔から小形チユーブ容器体ノズルを、上記
大形チユーブ容器体のノズルと並べて外方へ突出
し、大形チユーブ容器体肩部の内面へ小形チユー
ブ容器体肩部の上面を固着した考案が知られてい
る(実公昭42−9340号公報)。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来の二重チユーブ容器は、大形チユーブ
容器体肩部内面への小形チユーブ容器体肩部上面
の固着が行い難く、又その一方チユーブ容器体か
らだけ収納物を注出させることが困難であつた。
又その二重チユーブ容器は、収納物注出を、胴部
下端に固着した絞出しハンドルによる胴部巻上げ
により行い、その巻上げ状態が保たれるよう設け
ているが、かような胴部巻上げは、そのチユーブ
容器が金属製の場合にだけ可能で、合成樹脂製の
場合は弾性復元するため、その弾性復元に際して
外気をチユーブ容器体内へ吸入することとなり、
よつて胴部内収納物が吸入した外気に触れて酸化
し、変質し易い欠点を来すものであつた。
本案はそのような欠点の除去および構造の簡易
化を目的とする。
「課題を解決するための手段」 第一口頸部4の内面に内向きフランジ5を付設
した合成樹脂製大形チユーブ容器体1と、上記内
向きフランジ5上に底壁外周部を載置させて内向
きフランジ上方の口頸部部分内面に有底の大径筒
部7を水密に嵌合させると共に、上記内向きフラ
ンジ内周面との間に間隙をおいて上記底壁下面か
ら脚筒9を垂下し、かつ上記大径筒部7内を仕切
壁により左右溜室8,8に二分割してその一方溜
室内と脚筒9内とを、又上記間隙を介して他方溜
室内と大形チユーブ容器体1内とをそれぞれ連通
する小透孔を上記底壁に穿設した吐出路形成部材
6と、上記脚筒9に第二口頸部11を嵌着させて
上記大形チユーブ容器体1内に垂設した合成樹脂
製小形チユーブ容器体10と、上記左右溜室8,
8の上端面を閉塞する頂壁14外周から第一口頸
部外面へ嵌合させた周壁13を垂設すると共に、
上記両室の各上方頂壁部分に注出孔15,15を
穿設し、更にこれ等両注出孔15,15に密嵌さ
せた栓18,18を有する蓋板16,16を頂壁
14の左右両半部上面へ載置し、これ等両蓋板外
をヒンジ17,17を介して頂壁14の左右両部
外縁へ、各蓋板の開閉が自在に連結したキヤツプ
12とで形成した。
「作用」 二つの蓋板16,16を共に開いておき、大形
チユーブ容器体1の胴部2を圧搾すると、小形チ
ユーブ容器体10の胴部も共に圧搾されることと
なるため、大形チユーブ容器体内収納物は、内向
きフランジ5の内周と脚筒9との間隙、および該
間隙上方を閉塞する吐出路形成部材6の底壁部分
に穿設した小透孔を通つて、又小形チユーブ容器
体内収納物は、脚筒9内およびその上方底壁部分
に穿設した小透孔を通つてそれぞれ大径筒部7の
左右溜室8,8内に入り、更にこれ等両溜室内を
満たした後それ等両室上方の頂壁14に穿設した
注出口15,15を通つて注出される。一方チユ
ーブ容器体内の収納物だけを注出する場合は、一
方の蓋板16だけを開き他方蓋板16を閉じた状
態で大形チユーブ容器体胴部を圧搾すればよい。
注出後、大形チユーブ容器体胴部2の圧搾を開
放すると、その胴部2および小形チユーブ容器体
10の胴部は弾性復元しようとするが、上記溜室
8,8内にはクリーム状物が充填しているから、
該溜室内クリーム状物が吸戻されて溜室底壁の小
透孔と注出孔15とが連通するまでは外気が胴部
内に吸入されることはなく、よつてその間に蓋板
16閉塞により注出孔15を栓18で密閉するこ
とで、胴部内への外気吸入を完全に防止できる。
「実施例」 1は合成樹脂製の大形チユーブ容器で胴部2上
端から肩部3を介して口頸部4を起立し、その口
頸部内には内向きフランジ5を付設している。
上記口頸部内には吐出路形成部材6を嵌着させ
る。該部材は、底壁外周から大径筒部7を起立す
ると共に、その底壁下面から小径の脚筒9を垂下
し、かつ上記大径筒部7内を仕切壁により左右溜
室8,8に二分してその一方室内と脚筒9内とを
底壁に設けた小透孔で連通し、又他方室内の脚筒
9上方から外れた底壁部分にも小透孔を穿設した
もので、第1図が示すように、底壁外周を内向き
フランジ5上へ載置し、かつ大径筒部7を内向き
フランジ上方の口頸部部分内面へ水密に嵌合さ
せ、上記他方室内に穿設した小透孔と、脚筒9と
内向きフランジ5内周との間隙とを通つて上記他
方室内と大形チユーブ容器内とを連通させる。
上記脚筒9外面には、合成樹脂製の小形チユー
ブ容器10の口頸部11を嵌合させ、該小形チユ
ーブ容器は、大形チユーブ容器内へ垂設させる。
12はキヤツプで頂壁14外周から垂下する周
壁13を口頸部外面へ螺合させて頂壁下面により
既述溜室8,8上面を閉塞させ、又その頂壁の各
溜室上方にはそれぞれ吐出口15,15を穿設し
たものである。又頂壁14の左右両部外縁にはヒ
ンジ17,17を介して蓋板16,16が付設し
てあり、これ等蓋板は頂壁14の左右両半部上面
を覆つて上記吐出口15,15を、下面に付設し
た栓18,18により密嵌するものである。それ
等蓋板開放を容易とするため、周壁13の前後両
部上端外面には凹部19,19を穿設している。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、大形チユーブ容
器体1の第一口頸部4内へ、該口頸部内面の内向
きフランジ5上へ底壁外周部を載置させて吐出路
形成部材6の有底大径筒部7を水密に嵌合させ、
又該筒部内を仕切つて設けた左右溜室8,8の一
方底壁に穿設した小透孔を、大径筒部底壁下面か
ら内向きフランジ5内周との間に間隙をおいて垂
下し、かつ大形チユーブ容器体内に収納させた小
形チユーブ容器体の第二口頸部11に嵌合させた
脚筒9と、又他方溜室底壁に穿設した小透孔を、
上記間隙を介して大形チユーブ容器体内と、それ
ぞれ連通させ、更に上記第一口頸部外面に嵌合さ
せたキヤツプ頂壁14の左右溜室上方部分に注出
孔15,15を穿設して、これ等注出孔に密嵌す
る栓18,18をそれぞれ有する蓋板16,16
を頂壁14上へ左右両部外縁へヒンジ17,17
を介して連結したから、その蓋板を開き、かつ大
形チユーブ容器体の胴部を圧搾して注出孔15,
15から注出されるクリーム状物は、溜室18,
18内を満たした後に注出されることとなり、よ
つてその注出後の胴部圧搾開放により胴部が弾性
復元しようとしても、上記溜室内に満たされたク
リーム状ものがその弾性復元により吸戻されて上
記小透孔と注出孔15とが連通しない限り外気は
吸入されないこととなり、従つてそれ等両孔が連
通するまでの間に蓋板16,16を閉じ、栓1
8,18で注出孔15,15を密閉することで各
注出容器体胴部内への外気吸入を確実に防止し、
もつて酸化によるクリーム状物の変質を防止でき
る。
尚胴部弾性復元による溜室内クリーム用物の吸
戻しは、そのクリーム状物の粘性が高まるにつれ
て困難となり、いわゆる練状のクリーム状物にあ
つては胴部の圧搾解放から注出孔15密嵌までの
操作を余裕を持つて行うことが出来る。粘性の低
いクリーム状物の場合は胴部の圧搾を解放しない
状態で上記密嵌を行えばよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の縦断面図、第2図はそのキ
ヤツプの斜視図、第3図はそのキヤツプの平面図
である。 1……大形チユーブ容器体、6……吐出路形成
部材、10……小形チユーブ容器体、12……キ
ヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一口頸部4の内面に内向きフランジ5を付設
    した合成樹脂製大形チユーブ容器体1と、上記内
    向きフランジ5上に底壁外周部を載置させて内向
    きフランジ上方の口頸部部分内面に有底の大径筒
    部7を水密に嵌合させると共に、上記内向きフラ
    ンジ内周面との間に間隙をおいて上記底壁下面か
    ら脚筒9を垂下し、かつ上記大径筒部7内を仕切
    壁により左右溜室8,8に二分割してその一方溜
    室内と脚筒9内とを、又上記間隙を介して他方溜
    室内と大形チユーブ容器体1内とをそれぞれ連通
    する小透孔を上記底壁に穿設した吐出路形成部材
    6と、上記脚筒9に第二口頸部11を嵌着させて
    上記大形チユーブ容器体1内に垂設した合成樹脂
    製小形チユーブ容器体10と、上記左右溜室8,
    8の上端面を閉塞する頂壁14外周から第一口頸
    部外面へ嵌合させた周壁13を垂設すると共に、
    上記両室の各上方頂壁部分に注出孔15,15を
    穿設し、更にこれ等両注出孔15,15に密嵌さ
    せた栓18,18を有する蓋板16,16を頂壁
    14の左右両半部上面へ載置し、これ等両蓋板外
    縁をヒンジ17,17を介して頂壁14の左右両
    部外縁へ、各蓋板の開閉が自在に連結したキヤツ
    プ12とで形成したことを特徴とする二重チユー
    ブ容器。
JP7785484U 1984-05-25 1984-05-25 二重チユ−ブ容器 Granted JPS60190636U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7785484U JPS60190636U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 二重チユ−ブ容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7785484U JPS60190636U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 二重チユ−ブ容器

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Publication Number Publication Date
JPS60190636U JPS60190636U (ja) 1985-12-17
JPH047076Y2 true JPH047076Y2 (ja) 1992-02-26

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ID=30621299

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7785484U Granted JPS60190636U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 二重チユ−ブ容器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5744404B2 (ja) * 2007-02-12 2015-07-08 タボネ モーリス 接着性の膜を平らに張り付けるための平面領域をもつ容器
JP7246850B2 (ja) * 2017-10-30 2023-03-28 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5389579A (en) * 1976-10-04 1978-08-07 Ferrero & C Spa P Small article container

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JPS5389579A (en) * 1976-10-04 1978-08-07 Ferrero & C Spa P Small article container

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JPS60190636U (ja) 1985-12-17

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