JPH0470528A - ピン形ロードセル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えばサーボモータの操作力等を検出するロ
ードセルに係り、特に連結ピンに歪計を貼付したピン形
ロードセルに関する。

題） 第４図は、水車における一般的なガイドベーン操作装置
を示す図であって、ガイドベーンの開度制御を行なうが
イトリング１にはガイドリングロッド２の一端が枢着さ
れており、そのガイドリングロッド２の他端か電動サー
ボモータ３の作動ロッド４に連結され、その電動サーボ
モータ３の基端部がピン５を介して固定部に枢着されて
いる。

しかして、上記電動サーボモータ３か作動されその作動
ロッド４が進退されると、ガイドリングロッド２を介し
てガイドリング１か周方向に回動され、ガイドベーンの
開閉が行なわれる。

ところで、上述の如きサーボモータの操作力を検出する
手段としては、サーボモータの内部或は外部に負荷荷重
検出スイッチを設けることが行なわれている。

しかしこのようなものにおいては、荷重が負荷設定値に
達したか否か等の検出は容易に行なうことができるが、
通常の作動時における操作力を検出することは不可能で
ある。

しかも、サーボモータ等の操作力の異常は、或時に急増
する場合と機構部の摩擦によって徐々に摩擦力が増加し
ていく場合とがあり、機械の寿命を知るには、後者にお
ける摩擦力の増加をモニターする必要があるけれども、
上述の如き従来の装置では上記モニターができない等の
問題があった。

本発明はこのような点に鑑み、サーボモータ等に発生す
る荷重を容易にモニターすることができるようにしたピ
ン形ロードセルを得ることを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、互いに２つの部材を連動連結する連結ピンを
構成するとともに、そのピン部の外側面に、上記両部材
が隣接する面と対応する位置に荷重方向と平行に少なく
とも１つの歪計を貼付したことを特徴とする。

（作　用） 一方の部材から他方の部材に荷重が加わった場合、その
両者を連結する連結ピンに貼付されている歪計によって
、上記ピンに生ずる歪が測定され、これによって他方の
部材に加わる荷重が計測される。したがって、この計測
値をデジタル表示器等に表示させることによって常時或
は必要に応じて容易に荷重をモニタすることができる。

（実施例） 以下、第１図乃至第３図を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。

第３図は、前記ガイドリングロッド２と作動ロッド４と
の連結部の如き２つの部材の連結部の部分平断面図であ
って、一方の部材に設けられたクロスヘツド１０と他方
の部材に連結されたロッド１１の先端とがピン形ロード
セル１２によって連結されている。しかして、例えばク
ロスヘツド１０が図において左右方向に移動すると、上
記ピン形ロードセル１２を介してロッド１１が左右方向
に作動される。

ところで、上記ピン形ロードセル１２のピン部の両側面
には、上記クロスヘツド１０の内面とロッド１１の外面
とが対向する部分と対応する位置に、互いに平行な平面
１２ａ、１２ａが形成されており、その平面１２ａに、
それぞれ例えば多軸抵抗線歪ケージの如き歪計１３が貼
付されている（第１図、第２図）。

上記歪計１３を貼付した平面１２ａには、ピン形ロード
セル１２のピン部に軸線方向に穿設された中心孔１４に
連通する連通孔１５が設けられており、上記歪計１３の
リード線１３ａが上記連通孔１５を介して中心孔１４内
に挿通され、そのリード線１３ａの先端が、上記ピン形
ロードセル１２の頭部１２ｂ内に装着されたコネクター
１６に接続されている。

上記ピン形ロードセル１２は、前記歪計１３を貼付した
平面１２ａがそのピン形ロードセル１２に作用する荷重
方向（第３図の矢印方向）と平行となるようにクロスヘ
ツド１０およびロッド１１に挿通され、その先端にナツ
ト１７を締着することによってその抜出しが生じないよ
うにしである。

また、上記ピン形ロードセル１２の頭部１２ｂは回り止
め用ボルト１８によってクロスヘツド１０に固定されて
おり、クロスヘツド１０或はロッド１１が揺動する場合
においても、クロスヘツド１０とピン形ロードセル１２
の相対的位置が変動しないようにしである。

しかして、上記コネクター１６に動歪アンプおよびディ
ジタル表示器等を有する表示装置を接続することによっ
て、上記ロッド１１或はクロスヘツド１０に加わる荷重
が前記歪計１３を介して上記表示装置に表示され、上記
荷重を常時或は必要に応じて計測することができる。

なお、上記実施例においては、クロスヘツドとロッドと
の連結部に適用したものを示したが、単なるリンク同志
の連結に使用する連結ピンにおいても、これを荷重が加
わる両リンクの対向面と対応する部分に歪計を貼着した
ピン形ロードセルとすることによって、上述と同様に荷
重を計測することができる。

〔発明の効果〕

本発明は上述のように構成したので、このピン形ロード
セルを互いに動力が伝達される部品を連結する連結ピン
として使用することによって、特別な部品を設けること
なく荷重を測定することができ、常時或は必要に応して
きわめて容易に荷重を測定監視することかできる。しか
して、荷重の変化状態も検知することかでき、荷重の増
加傾向等により摩擦力等が増加しているか否かを検知で
き、機器に重大な影響を及はす前に作動機器の異常を検
知することができる。

１４・・・中心孔、 １５・・連通孔、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　互いに２つの部材を連動連結する連結ピンを構成する
   とともに、そのピン部の外側面に、上記両部材が隣接す
   る面と対応する位置に荷重方向と平行に少なくとも１つ
   の歪計を貼付したことを特徴とするピン形ロードセル。