JPH0470394A - 偽造防止印刷物 - Google Patents

偽造防止印刷物

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JPH0470394A
JPH0470394A JP2174860A JP17486090A JPH0470394A JP H0470394 A JPH0470394 A JP H0470394A JP 2174860 A JP2174860 A JP 2174860A JP 17486090 A JP17486090 A JP 17486090A JP H0470394 A JPH0470394 A JP H0470394A
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JP2174860A
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Takeshi Kubota
毅 久保田
Tetsuji Yamazaki
哲司 山崎
Katsunori Hori
堀 桂典
Masaki Yamamoto
正樹 山本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は偽造、複製が困難であり、かつ真偽の判別を容
易に行うことができる定期乗車券、プリペイドカード等
の有価証券を含む印刷物に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、基材に磁気記録層を設け、表面に必要事項を記載
した定期乗車券、プリペイドカード等の有価証券を含む
カード状印刷物が普及してきている。
このようなカード状印刷物の普及につれてこれを偽造ま
たは複製するケースも多くなり、その対策がいろいろ考
えられている。
例えば、可視光域の波長の光は吸収せず、可視光域外の
一定波長域の光を吸収する色素を含んだインキをストラ
イブ状に印刷した透明バーコードが提案されている(特
開昭63−116286号公報)。
このようなバーコードを印刷したものは、バーコードが
透明なために、その存在を知らずに印刷物を偽造または
複製した場合、可視光域外の一定波長域の光に感応する
検知器でバーコードがあるか否かを検知することにより
容易に真偽を判別することができるので、これを直ちに
排除することができ、偽造または複製を防止することが
可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような透明バーコードも完全に透明である
ということはなく、バーコードと基材との間に可視光域
における分光特性の差があるために、注視するとその存
在を認識することができ、またバーコード印刷面を斜め
にして注視するとバーコードに対応して印刷物表面に僅
かながら凹凸が見えてその存在が知られてしまうという
問題があった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、偽造または
複製を効果的に防止するとともに、偽造されでも真偽を
容易に判別して、偽物を直ちに排除することができる偽
造防止印刷物を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の偽造防止印刷物は、可視光域の光に対して吸収
が少なく、可視光域外の特定波長域の光に対して吸収を
有する色素を含む透明インキを用いて基材上に所定のパ
ターンを印刷した印刷物であって、前記基材は可視光域
の分光特性が前記透明インキと類似の特性を有すること
、また着色層上に前記透明インキのパターンを印刷した
こと、また前記透明インキを着色して所定のパターンを
印刷するか、また前記透明インキと着色インキとを併用
して所定のパターンを印刷したこと等を特徴としている
〔作用〕
本発明は、可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光
域外の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含む
インキを用いて基材上に所定のパターンを形成したもの
であり、基材と前記色素の分光特性を類似にするか、ま
たパターンを絵柄の一部としたり地紋または彩紋と共に
印刷したり、パターンの隠蔽層を設けることにより、ま
たパターンの凹凸を埋め合わせることにより、目視によ
ってはパターンの所在か認識困難になり、偽造防止する
ことができる。また、パターンを積極的に目視可能なパ
ターンとし、通常、同定用とは気かっかない模様等にし
ても偽造防止効果を得ることかできる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図(alは本発明の偽造防止印刷物層構成の一実施
例を示す図である。図中、lは基材、2は赤外線吸収パ
ターンである。
本実施例の層構成は、基材1の表面に赤外線吸収パター
ン2を印刷するようにしたものである。
基材lは、例えば第2図に示すように可視光域、赤外光
域ともに吸収が少ない分光特性Aを有しており、例えば
紙、あるいはポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリカー
ボネイト等のプラスチックフィルム、あるいはアルミニ
ューム、鋼、ステンレス等の金属、あるいはこれらをラ
ミネートにより複合させたものであり、厚みは0.01
〜5mm程度のものを用いる。この上に可視光域の光に
対して吸収か少なく、可視光域外の特定波長域の光に対
して吸収を有する色素を含むインキを用いて赤外線吸収
パターン2を印刷する。このインキの分光特性は、例え
ば第2図の特性Bに示すようなものである。このような
色素は、赤外発光ダイオードや半導体レーザの発振波長
に吸収を持ち、可視光域では吸収のない透明な色素であ
って特に限定はなく、例えば、シアニン色素系、フタロ
シアニン系、ナフトキノン系、アントラキノン系、ジチ
オール錯体系、トリフェニルメタン系などを用いること
ができる。そして、基材1とインキの可視光域における
分光特性がなるべく類似するように材料の選定、色素の
塗布量を選択する。
このような層構成の印刷物にあっては、赤外線吸収パタ
ーン2は可視光域にはほとんど吸収がなく透明であり、
僅かに吸収があっても基材lと類似の吸収を持たせるよ
うにすることにより、パターンはほとんど認識すること
はできない。もちろん、基材lの色をパターンよりも濃
い色を呈するよう(こしてもパターンを目立たなくする
ことができる。一方、赤外光は赤外線吸収パターン2で
は吸収され、基材1では吸収を受けないので、赤外線に
感応する検知器を用いて印刷物表面からの反射赤外光を
検知すれば、赤外線吸収パターン2と基材1の表面の反
射率の差からパターンを読み取ることができる。したか
って、赤外線吸収パターン2の存在を知らずに偽造また
は複製しても容易に真偽を判別することができる。
なお、基材1に反射プラスチックフィルムを使用する場
合には、白色顔料(TiO!等)を混入したものが赤外
光をよく反射するので好ましい。
また、インキ層の厚みは特に限定されないが、赤外光を
反射する基材に印刷した場合に、赤外光のある波長にお
いて、印刷部と基材とで判別するに十分な反射率の差を
有する厚みが必要である。
第1図fb)は基材1の表面に着色層3を設け、その上
に赤外線吸収パターン2を設けた実施例を示す図である
本実施例によれば基材1は見えなくなり、着色層3のみ
見えるようになるために赤外線吸収パターン2が一層目
立たなくなり、偽造防止用としての効果を高めることか
可能となる。なお、基材lとして赤外光に対する反射率
の高いものを用いれば、表面におけるパターン部分とパ
ターン以外の部分の赤外線反射率の差を大きくすること
ができるので検出を容易にすることができる。
第1図(C1は基材1上に赤外線反射層を設けるように
した本発明の他の実施例を示す図である。
本実施例は、基材1の上に赤外線反射層4を設けるよう
にしたものであり、赤外線吸収パターン2との反射率の
差を太き(してパターンを確実に読み取れるようにして
いる。この場合も赤外線反射層4の色を赤外線吸収パタ
ーン2の色と同色にすれば一層パターンを目立たなくす
ることができる。
第1図(d)は基材l上に赤外線反射層4を設け、この
上に着色層3を設けるようにした実施例を示す図である
本実施例では着色層3により赤外線吸収パターン2を目
立たなくするとともに、赤外線反射層4の存在により赤
外線吸収パターン20部分と他の部分における赤外線反
射率の差を大きくしてパターンを確実に読み取ることが
可能となる。
第1図(elは基材lの上に可視光域に対して吸収か少
ない赤外線吸収層6を積層し、赤外線吸収層の上に透明
な赤外線反射パターン5を印刷するようにしたものであ
る。
本実施例では、可視光域、赤外光域に対して吸収の少な
いインキでパターン5を印刷したものであり、このパタ
ーンにより赤外線が反射され、それ以外の部分では赤外
線吸収層6によって赤外光が吸収されるので赤外線に感
応する検知器でパターンを読み取ることができ、偽造防
止用として用いることが可能である。
なお、赤外線反射パターン5の印刷に使用するインキを
可視光域で吸収を有するものを使用してもよく、その場
合は基材1と分光特性の類似のものを使用するか、ある
いはパターン5を積極的に目視可能なパターンとし、通
常、同定用とは気かつかない模様等にしても偽造防止効
果を得ることか可能である。
第1図(flは第1図telにおける赤外線吸収層を着
色するとともに、赤外線反射パターンを着色インキで印
刷した実施例を示す図である。
本実施例においては、基材1上に着色した赤外線吸収層
7を積層し、この上に着色した赤外線反射パターン5を
印刷したものであり、パターンの背景が着色されている
のでパターンを目立ちにくくすることができる。なお、
着色した赤外線反射パターンは基材1と分光特性の類似
の色素を含むインキで印刷すれば一層認識しにくくする
ことができる。また、第1図(e)の場合と同様に、赤
外線反射パターンと基材の分光特性を異ならせてパター
ンを積極的に目視可能とし、通常、同定用とは気がつか
ない模様等にしても偽造防止効果を得ることか可能であ
る。
第1図(匂はパターン上に隠蔽層を設けた実施例を示す
図である。
本実施例は、例えば第1図(a)の層構成のものにおい
て、パターン上に可視光域で吸収を有し、赤外光域の特
定波長域で吸収を持たないパターン隠蔽層8を形成した
ものである。本実施例によればパターンが完全に隠れて
しまうので人の目では認識することができず、赤外線に
応答する検知器ではパターン部分とパターン以外の部分
とにおける赤外線反射率の差を検知することができるの
で、−層偽造防止効果を高めることができる。本実施例
には第1図(a)の層構成のものに限らず、あらゆる層
構成のものに対して適用できる。
第1図(社)は基材上に、直接着色赤外線吸収パターン
を印刷した実施例を示す図である。
本実施例は、第1図(a)における赤外線吸収パターン
を印刷するインキに可視光域に吸収を有する色素を混入
してパターンを印刷したものであり、混入する色素を基
材lと分光特性の類似のものとすれは認識を困難にする
ことかできる。また、パターン5を積極的に目視可能な
パターンし、通常、同定用とは気がつかない模様等にし
ても偽造防止効果を得ることが可能である。
第1図(i)は基材上に赤外線吸収パターンに赤外線を
吸収しないダミーパターンを印刷するようにした実施例
を示す図である。
本実施例は赤外線吸収パターン2に、赤外線の吸収が少
なく、可視光域に吸収を有するか、または吸収の少ない
色素を含むインキで印刷したダミーパターン10を混在
させたものであり、とのパターンが同定用のものである
か認識しにく(なる。
この場合、赤外線吸収パターン2とダミーパターンの可
視光域における分光特性を同じにしておけば、赤外線吸
収パターンの認識が一層困難になるので偽造防止効果を
さらに高めることができる。
なお、パターンをバーコードとしてもよく、または地紋
や彩紋であってもよいことはもちろんである。
第1図(j)は赤外線吸収パターン2の間を着色パター
ン10て埋め合わせるように印刷した実施例を示す図で
ある。
本実施例は、赤外線吸収パターン2と着色パターン11
とで、一つのパターンを形成するようにしたものであり
、両パターンを同色となるように色素を混合したインク
を用いればパターンの存在は目視では認識できない。こ
のとき、赤外線吸収パターンと着色パターンとの間は若
干隙間を開けて印刷することにより盛り上がりか生ずる
ことかなく、両パターンを面一にすることができる。こ
のような赤外線吸収パターンを着色パターンによる絵柄
の一部として利用するようにすれば、−層その存在の認
識を困難にすることかできる。もちろん、赤外線吸収パ
ターン2は着色しなくてもよく、その場合は着色パター
ン11によるパターンの一部に透明赤外線吸収パターン
2が組み込まれることになり、同様に赤外線吸収パター
ン2の存在の認識を困難にすることができる。なお、パ
ターンがバーコードや地紋、彩紋等でもよいことは言う
までもない。
第1図(ト)は赤外線吸収パターン2に赤外光域での吸
収が少ない着色パターン12を重ね印刷するようにした
ものであり、第1図(1)は逆に赤外光域での吸収が少
ない着色パターン13に赤外線吸収パターン2を重ね印
刷するようにしたものである。
どちらも着色パターンの一部に赤外線吸収パターンが混
在しているために赤外線吸収パターン2の存在の認識を
困難にすることができる。もちろん、第1図(ト)、(
1)の場合にも赤外線吸収パターンは色素を混合して着
色して使用するようにして絵柄の一部を構成するように
してもよい。
第1図…は印刷物表面にオーバーコート層14を設けた
実施例を示す図である。
上記各実施例の層構成により通常の目視ではパターンを
認識できないか、気がつかないが、例えばパターンが印
刷された表面を斜めから注意深く観察すると、光沢の差
や、凹凸によりパターンが認識されてしまい、またパタ
ーンに汚れが付着したりしてしまう可能性がある。そこ
で、本実施例では赤外線吸収パターンを印刷した上にオ
ーバーコート層またはラミネート層14を設けることに
より、保護層として機能させるとともに、パターン部に
おける凹凸が認識できないようにすることができる。
第1図(n)、(0)は磁気記録層を有する印刷物の実
施例を示す図である。
第1図FIn+に示す実施例では基材1上に磁気記録層
15を設け、これを見えなくするための隠蔽層16を設
け、その上に地紋または彩紋17を印刷するとともに、
その上に赤外線吸収パターン2を印刷してオーバーコー
ト層またはラミネート層13を設けたものである。なお
、隠蔽層16上は赤外線反射層との2層構造にしてもよ
い。
第1図(0)に示す実施例では、隠蔽層16上に赤外線
反射層18を設け、この上に赤外線吸収パターンを印刷
し、特殊インキ層19を印刷した上に地紋または彩紋を
印刷したものである。
また、上記実施例では磁気記録層側にパターンを設ける
ようにしたが、磁気記録層、基材、パターンの順に積層
し、磁気記録層を基材の片面に、パターンを反対側の面
(こ設けるようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、上記各実施例では赤外光域に吸収を有する透明イ
ンキを例にして説明したか、本発明は紫外光域に吸収を
有する透明インキであっても同様に適用可能である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、目視によってはパターン
の存在はほとんど認識することができず、可視光域外の
光に感応する検知器により容易にパターンを認識するこ
とができるので、パターンの存在の有無により容易に真
偽の区別をすることが可能となり、偽造防止に極めて有
効であり、また、目視可能であり、かつ可視光域外の光
に感応する検知器で検出可能なパターンを積極的に使用
し、通常、同定用とは気がつかない模様等を印刷するよ
うにしても偽造防止効果を得ることが可能であり、特に
本発明を定期乗車券、プリペイドカード等の有価証券に
適用した場合に多大の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(01は本発明の偽造防止印刷物の層構
成の各実施例を説明するための図、第2図は本発明に使
用する透明インキの分光特性を説明するための図である
。 1・・・基材、2・・・赤外線吸収パターン、3・・・
着色層、4・・・赤外線反射層、5・・・赤外線反射パ
ターン、6・・・赤外線吸収層、7・・・着色赤外線吸
収層、8・・・パターン隠蔽層、9・・・着色赤外線吸
収パターン、10・・・赤外線非吸収パターン、11〜
13・・・着色パターン、14・・・オーバーコート層
、15・・・磁気記録層、16・・・隠蔽層、17・・
・地紋または彩紋。 出  願  人  大日本印刷株式会社代理人 弁理士
  蛭 川 昌 信(外7名)速 図 第 図 第1 図 第2図

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域外
    の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイン
    キを用いて基材上に所定のパターンを印刷するようにし
    た印刷物であって、前記基材は可視光域の分光特性が前
    記インキの印刷部分と類似の特性を有することを特徴と
    する偽造防止印刷物。
  2. (2)基材が可視光域外の特定波長域の反射率が高いこ
    とを特徴とする請求項1記載の偽造防止印刷物。
  3. (3)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域外
    の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイン
    キを用いて基材上に所定のパターンを印刷するようにし
    た印刷物であって、前記基材は可視光域外の特定波長域
    の反射率が高く、前記基材上に、可視光域の光に対して
    吸収を有する色素を含み、可視光域外の特定波長域の光
    に対して吸収が少ない着色層を設けたことを特徴とする
    偽造防止印刷物。
  4. (4)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域外
    の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイン
    キを用いて基材上に所定のパターンを印刷するようにし
    た印刷物であって、前記基材上に可視光域外の前記特定
    波長域の光を反射する層を設けたことを特徴とする偽造
    防止印刷物。
  5. (5)可視光域外の特定波長域の光を反射する層上に、
    可視光域の光に対して吸収を有する色素を含み、可視光
    域外の前記特定波長域の光に対して吸収が少ない着色層
    を設けたことを特徴とする請求項4記載の偽造防止印刷
    物。
  6. (6)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域外
    の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイン
    キ層を基材上に積層し、前記インキ層上に可視光域外の
    前記特定波長域の光に対して反射率の高いインキを用い
    て所定のパターンを印刷したことを特徴とする偽造防止
    印刷物。
  7. (7)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域外
    の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイン
    キ層を基材上に積層し、前記インキに可視光域の光に対
    して吸収を有する色素を混入し、前記インキ層上に可視
    光域外の前記特定波長域の光に対して反射率の高いイン
    キを用いて所定のパターンを印刷したことを特徴とする
    偽造防止印刷物。
  8. (8)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域外
    の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイン
    キ層を基材上に積層し、前記インキ層上に可視光域の光
    に対して吸収を有し、可視光域外の前記特定波長域の光
    に対して反射率の高いインキを用いて所定のパターンを
    印刷したことを特徴とする偽造防止印刷物。
  9. (9)可視光域の光に対して吸収を有し、可視光域外の
    前記特定波長域の光に対して透過性を有するインキによ
    りパターン隠蔽層を設けたことを特徴とする請求項1〜
    8記載の偽造防止印刷物。
  10. (10)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域
    外の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイ
    ンキを用いて基材上に所定のパターンを印刷するように
    した印刷物であって、前記インキに可視光域の光に対し
    て吸収を有する色素を混入したことを特徴とする偽造防
    止印刷物。
  11. (11)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域
    外の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイ
    ンキを用いて基材上に所定のパターンを印刷するように
    した印刷物であって、可視光域外の前記特定波長域の光
    に対して吸収が少ないインキを用いて前記所定のパター
    ンに加えて任意のパターンを印刷したことを特徴とする
    偽造防止印刷物。
  12. (12)可視光域外の特定波長域の光に対して吸収が少
    ないインキは、可視光域外の前記特定波長域の光に対し
    て吸収を有する色素を含むインキによるパターン内の空
    白部に埋め込んで面一になるようにしたことを特徴とす
    る請求項11記載の偽造防止印刷物。
  13. (13)可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域
    外の特定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むイ
    ンキの印刷部分と、可視光域外の特定波長域の光に対し
    て吸収が少ないインキの印刷部分とは、可視光域の分光
    特性が類似の特性を有することを特徴とする請求項11
    または12記載の偽造防止印刷物。
  14. (14)可視光域外の特定波長域の光に対して吸収が少
    ないインキの印刷パターンがダミーバーであることを特
    徴とする請求項11または13記載の偽造防止印刷物。
  15. (15)可視光域外の特定波長域の光に対して吸収が少
    ないインキの印刷パターンが地紋または彩紋であること
    を特徴とする請求項11または13記載の偽造防止印刷
    物。
  16. (16)印刷物表面に可視光域外の特定波長域に対して
    透過性を有するオーバーコート層またはラミネート層を
    設けたことを特徴とする請求項1〜15のうち何れか1
    項記載の偽造防止印刷物。
  17. (17)基材上に設けた磁気記録層を可視光域外の特定
    波長域の光に対して反射性を有する隠蔽層で隠蔽し、該
    隠蔽層上に可視光域の光に対して吸収が少なく、可視光
    域外の前記特定波長域の光に対して吸収を有する色素を
    含むインキを用いて所定のパターンを印刷したことを特
    徴とする偽造防止印刷物。
  18. (18)基材の片面に磁気記録層を設け、基材の前記磁
    気記録層と反対の面を隠蔽層で隠蔽し、該隠蔽層上に可
    視光域の光に対して吸収が少なく、可視光域外の前記特
    定波長域の光に対して吸収を有する色素を含むインキを
    用いて所定のパターンを印刷したことを特徴とする偽造
    防止印刷物。
  19. (19)所定のパターンを地紋または彩紋上に印刷する
    ことを特徴とする請求項17または18記載の偽造防止
    印刷物。
  20. (20)所定パターン上に可視光域外の特定波長域の光
    に対して透過性を有するインキ層を設け、該インキ層上
    に地紋または彩紋を印刷したことを特徴とする請求項1
    7または18記載の偽造防止印刷物。
  21. (21)前記偽造防止印刷物が定期乗車券を含む有価証
    券であることを特徴とする請求項1〜20のうち何れか
    1項記載の偽造防止印刷物。
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