JPH0467921A - 射出成形方法及び装置 - Google Patents

射出成形方法及び装置

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JPH0467921A
JPH0467921A JP18057490A JP18057490A JPH0467921A JP H0467921 A JPH0467921 A JP H0467921A JP 18057490 A JP18057490 A JP 18057490A JP 18057490 A JP18057490 A JP 18057490A JP H0467921 A JPH0467921 A JP H0467921A
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JP
Japan
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mold
movable
core
sheet member
molds
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JP18057490A
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Inventor
Shozo Nishida
正三 西田
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14336Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/1418Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
    • B29C45/14221Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure by tools, e.g. cutting means

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、射出成形方法及び装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 衛星放送受信用のパラボラアンテナは、パラボラ面部と
なるシート部材の輪郭部に補強用の枠体をはめ込み接合
して構成されている。従来は、シート部材をプレス機械
による打ち抜きなどでパラボラ形に成形し、一方、補強
用の枠体を射出成形などで成形し、これらを手作業で接
着するようにしていた。また、上記のように成形したシ
ート部材を射出成形機の金型内に手作業により位置決め
して取付け、型締めして枠体を射出成形するようにした
ものもある。こうすることによってシート部材と枠体と
が一体となったパラボラアンテナを製造することができ
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の衛星放送受信用のパ
ラボラアンテナは、シート部材単体の状態では、これの
剛性が低いために、変形しやすくて取扱が面倒であり、
パラボラアンテナの生産能率が低いという問題点があっ
た。また、シート部材が変形しやすいために、パラボラ
アンテナの製造を機械化することが困難であった。
本発明はこのような課題を解決することを目的としてい
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、金型間にシート部材をはさみ込み、この状態
でシート部材を所定の外形に切断し、このままの成形シ
ート部材又は金型内で所定の形状にした成形シート部材
を成形位置に位置させて、シート部材と一体的に射出成
形することにより、上記課題を解決する。すなわち、本
発明の射出成形方法は、長尺のシート部材を金型の間に
はさみ込んで保持し、金型内で所定の形状に切断し、こ
の切断した成形シート部材の外縁部をキャビティ内に位
置させ、キャビティに溶融樹脂を射出して成形シート部
材の外縁部にこれと一体的に枠体を成形し、金型を開い
て成形品を取り出すようにしている。
また、上記方法を実施するための本発明の請求項2に対
応する射出成形装置は、固定金型取付板(10)側に配
置される固定側金型(14)と、可動金型取付板(12
)に固定される可動側金型(16)と、両金型(14・
16)間に配置される中間金型(18)と、両金型(1
4・16)の両方又はいずれか一方(14)に金型開閉
方向に移動可能に設けられた中子(20)と、可動側金
型(16)及び中間金型(18)間に配置され、これら
を連結又は離脱させることが可能なダイロック機構(2
2)と、固定側金型(14)及び中間金型(18)間に
配置され、これらの型開時の型開方向の間隔が所定の大
きさ以上にならないように制限する型開間隔制限機構(
24)と、を有しており、 両金型(14・16)のいずれか一方(14)及び中間
金型(18)間には、成形品の一部となるシート部材(
30)をはさみ込むすき間(14e)が形成されており
、 中子(20)は、金型パーティング面と直交する方向に
移動することによってシート部材(30)を切断するこ
とが可能であり、固定側金型(14)又は可動側金型(
16)、中間金型(18)、中子(20)及び切断され
た成形シート部材(30a)によってキャビティ(C)
が形成されており、 中間金型(18)は、型閉時にはダイロック機構(22
)を介して可動側金型(16)と連結され、型開時には
可動側金型(16)から離脱して固定側金型(14)か
ら型開方向に所定距離離れた型開間隔制限位置に位置す
るようになっている。
また、本発明の請求項3に対応する射出成形装置は、固
定金型取付板(50)側に配置される固定側金型(54
)と、可動金型取付板(52)に固定される可動側金型
(56)と、両金型(54・56)間に配置される中間
金型(58)と、両金型(54・56)の両方又はいず
れか一方(54・56)に金型開閉方向に移動可能に配
置された中子(60・62)と、一方の金型(54)及
び一方の中子(60)間にこれらと金型開閉方向に相対
的に移動可能に配置された中間中子(64)と、可動側
金型(56)及び中間金型(58)間に、これらを連結
又は離脱させることが可能なダイロック機構(66)と
、固定側金型(54)及び中間金型(58)間に、これ
らの型開時の型開方向の間隔が所定の大きさ以上になら
ないように制限する型開間隔制限機構(68)と、を有
しており、 両金型(54・56)のいずれか一方(54)及び中間
金型(58)間には、成形品の一部となるシート部材(
70)がはさみ込まれるすき間(54f)が形成されて
おり、 中間中子(64)は、金型パーティング面と直交する方
向に移動することによってシート部材(70)を切断す
ることが可能であり、固定側金型(54)又は可動側金
型(56)、中間金型(58)、中子(60及び62)
、中間中子(64)及び切断された成形シート部材(7
0a)によってキャビティ (C)が形成されてお一つ
、 中間金型(58)は、型閉時にはダイロック機構(66
)を介して可動側金型(56)と連結され、型開時には
可動側金型(56)から離脱して固定側金型(54)か
ら型開方向に所定距離離れた型開間隔制限位置に位置す
るようになっている。なお、かっこ内の符号は実施例の
対応する部材を示す。
(ホ)作用 長尺のシート部材は、金型と中間金型との間にはさみ込
まれた状態で所定の外形に切断される。
必要に応じてシート部材を所定の形状に成形した後、シ
ート部材はキャビティに臨んだ成形位置に位置させられ
、キャビティ内に溶融樹脂が射出される。型開して成形
品を取り出す。これによりシート部材と枠体とが一体的
に成形された成形品を製造することができる。シート部
材の切断から溶融樹脂の射出までの工程がすべて金型内
で行われるので、剛性の低いシート部材であっても加工
中に変形を生ずことが少なく、安定した品質の複合成形
品を製造することができる。
(へ)実施例 第1〜3図に本発明の第1実施例を示す。固定金型取付
板10と対面して可動金型取付板12が設けられている
。可動金型取付板12は、図示してない型締めシリンダ
によって第1図に示す型閉位置と第3図に示す型開位置
との間を移動可能である。固定金型取付板10には固定
側金型14が固着されており、また可動金型取付板12
には可動側金型16が固着されている。可動側金型16
は断面が「63字状をしており、固定側金型14と可動
側金型16の段部との間にリング状の中間金型18が配
置されている。中間金型18は、図示してない案内機構
によって両金型14・16と平行を保って型開閉方向に
移動可能に案内されている。固定側金型14の中間金型
18と対面する側には、後述するシート部材30をはさ
み込むためのすき間14eが設けられている。すき間1
4eは、固定側金型14の図中左側の端面14aと中間
金型18の図中右側の端部との間、及び固定側金型14
の端面14aと可動側金型16の図中右側の端面16c
との間などにより形成されている。固定側金型14のパ
ーティング面側には、はぼリング状の穴が形成されてお
り、これにリング状の中子20がはめ合わされている。
中子200図中左側の外径部は、中間金型18の内径部
18aとはめ合わせることが可能である。
中子20の図中左端の内径にはテーパ穴部20aが形成
されており、可動側金型16の上記テーパ穴部20aと
対応する個所にはテーパ凸部]、 6 eか形成されて
いる。可動側金型16のテーパ凸部16eの大径部の図
中左側には断面rUJ字状のみぞ16fが形成されてお
り、後述するキャビティCの壁の一部を形成している。
中子20は第1図に示す金型内の待機位置と、第2図に
示す中間金型18内にはまり込んだ成形位置との間を移
動可能である。両金型14・16の図中上部にシート部
材3oを巻きつけた供給ロール26が配置されており、
同様に図中下部に後述するシート残材31を巻き取るた
めの巻取ロール27が配置されている。固定金型取付板
10にはスプルブツシュ28が固着されている。スプル
ーブツシュ28は、固定側金型14にはめ合わされてお
り、これの樹脂通路は、第2図に示すように固定側金型
14の樹脂通路14b、中間金型18の樹脂通路18b
、可動側金型16の樹脂通路16b及びキャビティCと
連通している。これらの樹脂通路14b、18b及び1
6bは第2図中上下の2個所に形成されている。可動側
金型16及び中間金型18の第2図中上下の位置にダイ
ロック機構22が固着されている。ダイロック機構22
は、その詳細は省略するが、第2図に示す可動側金型1
6及び中間金型18を連結する連結状態と、第3図に示
す可動側金型16及び中間金型18を解放する解放状態
の2つの状態をとることが可能である。中間金型18及
び固定側金型14の第2図中上下の位置に型開間隔制限
機構24が取り付けられている。型開間隔制限機構24
は、型開時に中間金型18が固定側金型14から所定の
間隔以上離れないように制限することが可能である。こ
れにより型開時にまず中間金型18が固定側金型14か
ら所定距離だけ離れ、次いでダイロック機構22が解除
されて、中間金型18が可動側金型16から離脱するよ
うにすることができる。
次にこの第1実施例の作用を説明する。始めに型開状態
において、供給ロール26に巻き付けられているシート
部材30を固定側金型14及び中間金型18間を通して
巻取ロール27に巻き付けておく。また、中子20は、
固定側金型14の油室14Cに圧油を供給して第1図に
示す待機位置に位置させてお(。この状態で型閉を行う
と第1図に示すようにシート部材30は、すき間14e
にはさみ込まれる。可動側金型14と中間金型18とは
、ダイロック機構22により連結状態となる。次いで油
室14Cの圧油を解放して、第2同に示すように油室1
4dに圧油を供給して中子20を成形位置に移動させる
。この移動の途中で中子20の外径部がシート部材30
を円形に切断する。さらにシート部材30の周辺部は中
子20のテーパ穴部20aにより折り曲げられる。
これにより深皿形の成形シート部材30aが形成される
。この状態で可動側金型16、中子20及び成形シート
部材30aによりキャビティCが形成されている。型締
めを行い、図示してない射出装置からスプルーブツシュ
28、固定側金型14の樹脂通路14b、可動側金型1
6の樹脂通路16b及び中間金型18の樹脂通818b
を通ってキャビティCに溶融樹脂が射出される。これに
より成形シート部材30aの周辺部と一体的に枠体が成
形された複合成形品30bが成形される(第3図参照)
。これの冷却後に油室14cに圧油を供給して中子20
を待機位置に位置させる。次いで型開が行われる。第2
図に示す状態から可動金型取付板12を左方向に移動さ
せると、可動側金型16及び中間金型18も一緒に左方
向に移動する。これに伴って型開間隔制限機構24のひ
も部材が第3図に示すように緊張し、ついにはダイロッ
ク機構22を解除させる。これにより中間中子18は制
限位置に残り、可動金型取付板12と可動側金型16と
が型開位置まで移動する。可動側金型16には、複合成
形品30bが残り、固定側金型には、シート部材30か
ら成形シート部材30aを切り取った残りのシート残材
31が残っている。複合成形品30bを可動側金型16
から取り外し、巻取ロール27を回転させてシート残材
31を巻き取って新しいシート部材30を供給し固定側
金型14上に位置させる。固定側金型14と中間金型1
8との間には所定の間Mが確保されているので、上記の
シート残材31及びシート部材30の移動を円滑に行う
ことかできる。再び型閉を行い、以後同様の操作を繰り
返すことにより、連続的に深皿形の複合成形品30bを
成形することができる。
次に第4〜7図に本発明の第2実施例を示す。
この実施例では、第1実施例の構成に加えて可動側金型
にも中子が設けられており、これにより後述するように
成形シート部材に直角の折り曲げ部を成形することが可
能である。固定側金型34及び可動側金型36間にリン
グ状の中間金型38が配置されている。固定側金型34
にリング状の穴が形成されており、この中にリング状の
固定側中子40がはめ合わされている。固定側中子40
の図中左端側の内径部には後述するキャビティCの壁の
一部となる大径穴34aが形成されている。
可動側金型36は、中心部に凸部36eが形成されてお
り、また、後述するキャビティCの壁の一部となるみぞ
部36fが形成されている。固定側中子40よりも小径
のリング状の穴が形成されており、この中にリング状の
可動側中子42がはめ合わされている。固定側中子40
は、第4図に示す固定側金型34内の待機位置と、第6
区に示す中間金型38の内径部38aに一部がはまり込
んだ成形位置との間を移動可能である。また可動側中子
42は、第4図に示すシート部材30を固定側金型34
に向かって押す押付位置と、これより可動側金型36内
に入り込んだ、第6図に示す成形位置との間を移動可能
である。可動側金型36及び中間金型38には、これら
を連結又は解除することが可能なダイロック機構44が
設けられている。また中間金型38及び固定側金型34
には、これらの型開時の間隔を制限する型開間隔制限機
構46が設けられている。ダイロック機構44は、第1
実施例のダイロック機構22と同じものが用いられてお
り、また型開間隔制限機構46は、第1実施例の型開間
隔制限機構24と同じものが用いられている。
この第2実施例の作用を説明する。固定側金型34の油
室34dに圧油を供給して、固定側中子40を待機位置
に6位置させる。また可動側金型36の油室36cに圧
油を供給して、可動側中子42を押付位置に位置させる
。この状態で型閉が行われる。このとき中間中子38は
、第1実施例の場合と同様に、図示してない案内機構に
よって両金型34・36と平行を保って型閉方向に移動
するように案内されている。シート部材30は、固定側
金型34の図中左端側の端面34e及び可動側金型36
の図中量も右側の端面36aなどによって形成されるす
き間にはさみ込まれる。可動側中子42の端部42aは
、シート部材30を固定側金型34に向かって押しつけ
固定する。第5図に示すように油室34cに圧油を供給
して固定側中子40を待機位置から作動位置に移動させ
てシート部材30を所定の形状に切断するとともに、固
定側中子40の内径部40cによってシート部材30を
直角に折り曲げ、これを底のある筒形の成形シート部材
30cに形成する(第5図参照)。可動側金型36の油
室36dに圧油を供給して可動側中子42を第6図に示
す成形位置に移動させ、キャビティCを形成させる。型
締めを行い、図示してない射出装置からスプルーブツシ
ュ28、樹脂通路34b、36b及び38bを通ってキ
ャビティC内に溶融樹脂を射出する。これにより成形シ
ート部材30cの周辺部と一体的に枠体が成形された茶
筒形の複合成形品30dが成形される。これを冷却した
後、固定側中子40を待機位置に移動させ、また可動側
中子42を押付位置に位置させる。型開を行って複合成
形品30dを取り出す。型開の際のダイロック機構44
及び型開間隔制限機構46は、第1実施例のものと同様
に作動する。−次のシート部材30を金型34・38間
に供給して、以下同様の操作を繰り返す。これにより茶
筒形の複合成形品30dを連続的に製造することができ
る。
次に第8〜12図に本発明の第3実施例を示す。この実
施例では第2実施例の構成に加えて一方の中子に、さら
に入れ子式の中子が設けられており、これにより後述の
ように平板状の成形シート部材の外縁部に補強部材を成
形することか可能である。固定金型取付板50に固定側
金型54か固着されており、可動金型取付板52に断面
か「凹」字状の可動側金型56が固着されている。
可動金型取付板52は、第8図に示す型閉位置と、第1
2図に示す型開位置との間を移動可能である。固定側金
型54及び可動側金型56間にリング状の中間金型58
が配置されている。固定側金型54には、段付き円筒穴
が形成されており、これに有底円筒状の中間中子64が
はめ合わされている。中間中子64は、第8図に示す待
機位置と、中間金型58の穴58aに一部がはまり込ん
だ、第11図に示す成形位置との間を移動可能である。
中間中子64の円筒穴には段付き軸状の固定側中子60
がはめ合わされている。固定側中子60は、第8図に示
す待機位置と、中間金型58内に一部が入り込んだ、第
11図に示す成形位置との間を移動可能である。固定側
金型54及び中間中子64は、図示のものはそれぞれ一
体のものとしであるが、実際には組立の便のためにそれ
ぞれ複数の部材から構成されるようになっている。可動
側金型56の穴には円柱状の可動側中子62がはめ合わ
されている。可動側中子62は、図示してない制限部材
によって第8図に示す押付位置より図中右方への移動は
できないようにされている。可動側中子62は、第8図
に示す押付位置と第11図に示す成形位置との間を移動
可能である。中間金型58の内径部58aと可動側中子
62の外径部62aとの間にはリング状の空間が形成さ
れており、後述するようにシード部材70を切断した中
間中子64が子の空間部にはまり合うことが可能である
。可動側金型56及び中間金型58には、これらを連結
又は解放することが可能なダイロック機構66が設けら
れている。
また中間金型58及び固定側金型54にはこれらの型開
時の間隔を制限する型開間隔制限機構68が設けられて
いる。ダイロック機構66は、第1実施例のダイロック
機構22と同じものが用いられており、また型開間隔制
限機構68は、第1実施例の型開間隔制限機構24と同
じものが用いられている。
次にこの第3実施例の作用を説明する。固定側金型54
の油室54c及び54eに圧油を供給して、中間金型5
8及び固定側中子60をそれぞれ待機位置に位置させる
。また可動側金型56の油室56aに圧油を供給して押
付位置に位置させてお(。この状態で型閉を行う。これ
によりシート部材70は、すき間54a内にはさみ込ま
れる。
固定側金型の油室54aに圧油を供給して中間中子64
を図中左方向に移動させ、シート部材70を切断して、
円形の成形シート部材70aが形成される。中間中子6
4の外形側の段部が固定側金型54の穴の段部に接触し
て中間中子64は第10図に示す位置で停止する。これ
により切断されたシート部材70は、第10図に示す位
置まで移動させられる。次に固定側金型54の油室54
dに圧油を供給して固定側中子6oを第11図に示す成
形位置に移動させる。この際、可動側金型56の油室5
6aの圧油を解放して可動側中子62が第11図に示す
成形位置に押し付けられるようにする。こうすることに
よって、可動側中子62、可動側金型56、中間金型5
8、中間中子64、固定側中子60及びシート部材70
aによってキャビティCが形成される。型締めを行い、
図示してない射出装置からスプルーブツシュ28、固定
側金型54の樹脂通路54b、中間金型58の樹脂通路
58b及び可動側金型56の樹脂通路56bを通ってキ
ャビティC内に溶融樹脂を射出する。これにより円板状
のシート部材の周辺部にリング状の樹脂の枠体が一体的
に成形された複合成形品70bが製造される(第12図
参照) これを冷却した後、型開を行って複合成形品7
0bを取り出し、巻き取りロール27を駆動してシート
残材71を巻き取り、新たにシート部材70を金型54
及び58間に配置させる。以上の操作を繰り返すことに
より、円板状の複合成形品70bを連続的に製造するこ
とができる。
なお、上記説明では、成形シート部材に補強用の枠体を
成形するものとしたが、これに限定されるわけではなく
、たとえば、剛性の低い網目部材の外縁部を樹脂製の枠
で保持したふるいなどを成形することができる。
また、上記説明では、シート部材30及び70の切断形
状を円形のものとしたが、これは長方形その他の形状に
することができる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、所定の形状に
切断した剛性の低いシート部材の周辺に補強用の樹脂材
料を一体的に形成した複合成形品を製造することができ
る。シート部材の切断から複合成形までの工程はすべて
金型内で行うことができるので、シート部材の変形を防
止することができ、パラボラアンテナなどの生産能率を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の射出成形装置の断面図、
第2図は第1図のII−IX線に沿う断面図、第3図は
その型開状況を説明する断面図、第4図は本発明の第2
実施例の射出成形装置の断面図、第5図はシート部材を
切断して折り曲げ成形した状況を示す図、第6図は第4
図のVI−VI線に沿う断面図、第7図はその型開状況
を説明する部分断面図、第8図は本発明の第3実施例の
射出成形装置の断面図、第9図は第8図のIX−IX線
に沿う断面図、第10図はシート部材を切断した状況を
示す断面図、第11図はシート部材を成形位置に位置さ
せた状況を示す断面図、第12図はその型開状況を説明
する部分断面図である。 10・・・固定金型取付板、12・・・可動金型取付板
、14・・・固定側金型、16・・・可動側金型、18
・・・中間金型、20・・・中子、22・・・ダイロッ
ク機構、24・・・型開間隔制限機構、30・・・シー
ト部材、34・・・固定側金型、36・・・可動側金型
、38・・・中間金型、40・・・固定側中子、42・
・・可動側中子、44・・・ダイロック機構、46・・
型開間隔制限機構、50・・・固定金型取付板、52・
・・可動金型取付板、54・・・固定側金型、56・・
・可動側金型、58・・・中間金型、60・・・固定側
中子、62・・・可動側中子、64・・・中間中子、6
6・・・ダイロック機構、68・・・型開間隔制限機構
、70・・シート部材。 特 許 出 願 人 株式会社日本製鋼所代   理 
  人 弁理士  宮内利行第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、長尺のシート部材を金型の間にはさみ込んで保持し
    、金型内で所定の形状に切断し、この切断した成形シー
    ト部材の外縁部をキャビティ内に位置させ、キャビティ
    に溶融樹脂を射出して成形シート部材の外縁部にこれと
    一体的に枠体を成形し、金型を開いて成形品を取り出す
    ようにした射出成形方法。 2、固定金型取付板(10)側に配置される固定側金型
    (14)と、可動金型取付板(12)に固定される可動
    側金型(16)と、両金型(14・16)間に配置され
    る中間金型(18)と、両金型(14・16)の両方又
    はいずれか一方 (14)に金型開閉方向に移動可能に設けられた中子(
    20)と、可動側金型(16)及び中間金型(18)間
    に配置され、これらを連結又は離脱させることが可能な
    ダイロック機構(22)と、固定側金型(14)及び中
    間金型(18)間に配置され、これらの型開時の型開方
    向の間隔が所定の大きさ以上にならないように制限する
    型開間隔制限機構(24)と、を有しており、 両金型(14・16)のいずれか一方(14)及び中間
    金型(18)間には、成形品の一部となるシート部材(
    30)をはさみ込むすき間(14e)が形成されており
    、 中子(20)は、金型パーティング面と直交する方向に
    移動することによってシート部材(30)を切断するこ
    とが可能であり、 固定側金型(14)又は可動側金型(16)、中間金型
    (18)、中子(20)及び切断された成形シート部材
    (30a)によってキャビティ(C)が形成されており
    、 中間金型(18)は、型閉時にはダイロック機構(22
    )を介して可動側金型(16)と連結され、型開時には
    可動側金型(16)から離脱して固定側金型(14)か
    ら型開方向に所定距離離れた型開間隔制限位置に位置す
    ることを特徴とする射出成形装置。 3、固定金型取付板(50)側に配置される固定側金型
    (54)と、可動金型取付板(52)に固定される可動
    側金型(56)と、両金型(54・56)間に配置され
    る中間金型(58)と、両金型(54・56)の両方又
    はいずれか一方(54・56)に金型開閉方向に移動可
    能に配置された中子(60・62)と、一方の金型(5
    4)及び一方の中子(60)間にこれらと金型開閉方向
    に相対的に移動可能に配置された中間中子(64)と、
    可動側金型(56)及び中間金型(58)間に、これら
    を連結又は離脱させることが可能なダイロック機構(6
    6)と、固定側金型(54)及び中間金型(58)間に
    、これらの型開時の型開方向の間隔が所定の大きさ以上
    にならないように制限する型開間隔制限機構(68)と
    、を有しており、 両金型(54・56)のいずれか一方(54)及び中間
    金型(58)間には、成形品の一部となるシート部材(
    70)がはさみ込まれるすき間(54f)が形成されて
    おり、 中間中子(64)は、金型パーティング面と直交する方
    向に移動することによってシート部材(70)を切断す
    ることが可能であり、 固定側金型(54)又は可動側金型(56)、中間金型
    (58)、中子(60及び62)、中間中子(64)及
    び切断された成形シート部材(70a)によってキャビ
    ティ(C)が形成されており、 中間金型(58)は、型閉時にはダイロック機構(66
    )を介して可動側金型(56)と連結され、型開時には
    可動側金型(56)から離脱して固定側金型(54)か
    ら型開方向に所定距離離れた型開間隔制限位置に位置す
    ることを特徴とする射出成形装置。
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