JPH0467865B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、身体の***物を吸収し受止するため
に用いられる使い捨ておむつに関し、さらに詳し
くは、脚囲り用のエラスチツクバンドの収縮力で
身体側へ起立する立体的サイドフラツプ構造を有
する使い捨ておむつに関する。

この種のおむつの概念に含まれる限り、それが
乳幼児・病人・失禁者などのいずれの用に供され
るものであつても、好適に利用される。

［従来の技術］ 特公昭52−40269号公報において、フラツプの
脚囲りに対する密着性を図るため、サイドフラツ
プの縦方向にギヤザーを作るエラスチツクバンド
が取り付けられた使い捨ておむつが開示されてい
る。

また、米国特許第4579556号明細書において、
フラツプの脚囲りに対する密着性を図るため、該
サイドフラツプの縦方向にギヤザーを作るエラス
チツクバンドが取り付けられ、サイドフラツプが
エラスチツクバンドの収縮力で着用者の身体側へ
起立する使い捨ておむつが開示されている。

［発明が解決しようとする問題点］ 特公昭52−40269号公報に開示されたおむつに
おいては、サイドフラツプが単にコアの外側縁か
ら外側方向へ延出しているだけあつて、その外側
縁近傍に脚囲り用のエラスチツクバンドが取り付
けられている。したがつて、脚囲り用のエラスチ
ツクバンドの収縮力が、サイドフラツプのほぼ全
域にそのまま強く伝達し、その結果、サイドフラ
ツプの全域に多数の皺が派生し、おむつ着用状態
の体裁が悪くなる。脚囲り用のエラスチツクバン
ドの内側縁とコアの外側縁との間におけるサイド
フラツプの皺の派生を抑制するには、その間の距
離を大きくすればよいが、該距離は当然のことな
がら制限があり、該制限内で最も大きくすると、
サイドフラツプが身体から離れて不体裁でかつ歩
行に支障を来すような膨らみを作ることになる。

また、脚囲り用のエラスチツクバンドが位置す
るサイドフラツプ部分が着用者の身体に圧接する
から、一般的には***物が該サイドフラツプ部分
から外側方向へ流出するのを阻止されるといえる
が、それは完全ではなく、***液が該サイドフラ
ツプ部分の外側へ浸透して漏れ、下着などを汚す
ことが少なくない。こうした欠点は、特公昭52−
40269号公報に開示されたおむつのように、サイ
フラツプの身体に接触する上面（内面）が液体バ
リヤー性を有しないトツプシートの外側方向への
延長部から形成されている場合にとくに起こり易
い。

米国特許第4579556号明細書に開示されたおむ
つにおいては、コアを長方形に形成し、サイドフ
ラツプをその外側縁に取り付けた脚囲り用のエラ
スチツクバンドの収縮力によりコアの外側縁に沿
つて起立させるようにされている。このように起
立するのは、コアの剛性がサイドフラツプのそれ
よりも強いため、サイドフラツプに伝達する脚囲
り用のエラスチツクバンドの収縮力がコアの外側
縁で阻止されるからである。しかし、こうした思
想によれば、コアは、その外側縁が直線である形
状に、一般的には長方形に制限され、しかもその
幅の大きさにも制限をともなうため、おむつの身
体に対する適合密着性を図るべく他の形状に形成
することが困難になる。

本発明の目的は、従来のサイドフラツプに加え
て液体バリヤー性を有する第２のサイドフラツプ
を設けるとともに、これに脚囲り用のエラスチツ
クバンドを取り付けてサイドフラツプに立体的構
造を付与することなどにより、前記欠点を一挙に
除去することができる使い捨ておむつを提供する
ことにある。

［問題点を解決するための手段］ 前記目的を達成するため、本発明は、透水性ト
ツプシートと、不透水性バツクシートと、前記両
シート間に介在する吸収性コアと、前記コアの横
対向側に位置し下面が不透水性を有するサイドフ
ラツプとからなるおむつ本体を有し、該サイドフ
ラツプの縦方向に伸縮ギヤザーを作る脚囲り用の
エラスチツクバンドが取り付けられている使い捨
ておむつを前提とする。

前記サイドフラツプが、前記コアの外側縁から
外側方向へ延出する第１フラツプと、該第１フラ
ツプの上面から分岐する第２フラツプとからなつ
ている。

前記第１フラツプの外側部が、前記コアの外側
に位置する該第１フラツプの当該部と、当該部の
上面に接合された通気性を有する防水性シートの
外側部とで形成され、かつ、該第１フラツプの外
側部が該第１フラツプの上面における前記第２フ
ラツプの分岐縁から外側方向へ適宜幅延出してい
る。

前記第２フラツプが前記第１フラツプの外側部
に接合されていない前記防水性シートの内側部で
形成され、該内側部の内側縁に形成された袋状自
由端に前記エラスチツクバンドが取り付けられて
いる。

前記第２フラツプが前記おむつ本体の上面で伏
せられた状態で該第２フラツプの縦対向端が該上
面に固定され、該第２フラツプの縦対向端間の該
第２フラツプの中央域が前記エラスチツクバンド
の収縮力で該第２フラツプの前記分岐縁から着用
者身体側へ起立するようになつている。

［作用］ 前記構成を有する本発明のおむつによれば、第
２フラツプは、その自由縁に位置する脚囲り用の
エラスチツクバンドの収縮力で身体側へ起立して
身体に比較的強く圧接し、該自由縁と身体との間
を水密に保つ。

第２フラツプは、脚囲り用のエラスチツクバン
ドの収縮力によりその分岐縁を支持ラインとして
身体側へ起立しその状態を維持する。このとき、
第２フラツプの分岐縁が第１フラツプと交差ない
し第１フラツプから屈折していることから、エラ
スチツクバンドの収縮力が、そのままの強い力
で、分岐縁からその内外側方向、すなわち、コア
の外側縁および第１フラツプの外側縁へ伝達する
ことがないから、換言すると、第２フラツプに伝
達する収縮力が該分岐縁で減殺ないし緩和される
ことになるから、第１フラツプには脚囲り用のエ
ラスチツクバンドの収縮力による多数の皺が派生
することが少ない。

［実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいてさらに説明す
ると、以下のとおりである。

第１図ないし第５図に示すように、おむつ本体
は、透水性トツプシート１１と、不透水性バツク
シート１２と、吸収性コア１３と、サイドフラツ
プ１４とを有し、かつ、前側区域１８と、背側区
域１９と、股下区域２０とからなる。サイドフラ
ツプ１４は、コア１３の外側縁から外側方向へ延
出する第１フラツプ１６と、第２フラツプ１７と
からなる。

第２フラツプ１７は、通気性を有する防水性シ
ート１５の外側部１５ａをコア１３の外側縁から
外側方向へ延出するトツプシート部分１１ａの上
面に接合した該防水性シートの内側部１５ｂで形
成し、該第２フラツプの内側縁を折り返して形成
した袋状部２２の内部に脚囲り用のエラスチツク
バンド２１を取り付け、該第２フラツプの全体を
外側方向へ倒してその縦対向端１７ａを前側およ
び背側区域１８，１９に接着固定してある。

第１フラツプ１６は、コア１３の外側縁から外
側方向へ延出して接合するトツプおよびバツクシ
ートの延出部１１ａ，１２ａならびに該延出部１
１ａの上面に接合する防水性シート１５の外側部
１５ａから形成してある。

第２フラツプ１７は、第１フラツプ１６の上面
に位置する分岐縁１７ｂを有している。分岐縁１
７ｂの位置は、コア１３の外側縁と第１フラツプ
１６の内側縁との間に位置し、したがつて、第１
フラツプ１６の外側部が、該第１フラツプの上面
における第２フラツプ１７の分岐縁１７ｂから外
側方向へ適宜幅をもつて延出している。

第１フラツプ１６の外側部における縦方向中央
域には、着用者の股下に適合するように凹欠部２
３を形成してある。

こうしたおむつは、概略つぎのようにして形成
することができる。すなわち、第７図に示すよう
に、長方形のトツプシート１１とバツクシート１
２との間にコア１３を位置させ、トツプシート１
１の横対向側に、予め脚囲り用のエラスチツクバ
ンド２１を取り付けた比較的小幅の防水性シート
１５を重ねるとともに二点鎖斜線部分２４をホツ
トメルト型接着剤（図示せず）または溶着手段で
接合し、一点鎖線２５に沿つてシート１１，１
２，１５の一部を切除して前記凹欠部２３を形成
する。

第３図および第５図に示すように、前側区域１
８および背側区域１９の腰囲りにおけるトツプシ
ート１１およびバツクシート１２の間には腰囲り
用の弾性部材２７が接着剤を介して取り付けられ
ている。

背面区域１９におけるサイドフラツプ１４には
感圧性粘着剤が塗布されたテープフアスナー２６
を取り付け、おむつは、着用時、第１図に示すよ
うに、該フアスナーの自由端を前面に接着するこ
とで組み立てる。

トツプシート１１は、繊維不織布・多孔性プラ
スチツクフイルムなど、バツクシート１２は、プ
ラスチツクフイルム・該フイルムと不織布とのラ
ミネートシートなどが用いられる。該ラミネート
シートの場合には不織布が外面に位置するように
用いられる。また、バツクシート１２としてのプ
ラスチツクフイルムは、通気防水性を有するもの
が好ましい。コア１３は、フラツフパルプに高吸
収性ポリマー粒子を混合または混合しないマツト
状体の少なくとも上下面を透水性シートで被覆し
たものが用いられ、そして、このような素材から
作つた形態を有するがゆえに半剛性である。もと
より、コア１３は、トツプシート１１とバツクシ
ート１２とにホツトメルト型接着剤で比較的不動
に接合される。エラスチツクバンド２１は、糸状
またはテープ状のゴム・テープ状のプラスチツク
フオーム・熱処理で伸縮性を示すプラスチツクフ
イルムなどが用いられる。防水性シート１５は不
織布を撥水処理した通気・防水性を有するものが
好適に用いられる。

前記構成を付与した本発明のおむつの組み立て
状態においては、第１図、第２図、第４図に示す
ように、第２フラツプ１７は、その自由縁に位置
するエラスチツクバンド２１の収縮力により分岐
縁１７ｂを支持ラインとして身体側（上方向）へ
起立する。このとき、第１フラツプ１６と第２フ
ラツプ１７とが分岐縁１７ｂの部位で倒Ｔ字状に
交差または第２フラツプ１７が第１フラツプ１６
から屈折して分岐縁１７ｂを形成していることか
ら、エラスチツクバンド２１の収縮力が、そのま
まの強い力で、分岐縁１７ｂから第１フラツプ１
６の外側方向へ伝達することがない、換言する
と、分岐縁１７ｂで第２フラツプ１７に伝わる収
縮力が減殺ないし緩和されることになる。なお、
分岐縁１７ｂよりも内側の第１フラツプ１６に別
の弾性部材を取り付けた場合でも、分岐部１７ｂ
で該弾性部材の収縮力が若干でも減殺または緩和
されるから、分岐縁１７ｂが存在しない場合に比
較してその収縮力が第１フラツプ１６の外側部に
伝達して該外側部に皺を派生することが少ない。

第２フラツプ１７の横へ折曲した縦対向端部１
７ｂを固定してあるから、第２フラツプ１７は、
その中央域だけが分岐縁１７ｂを支持ラインとし
て前述のように起立し、その状態を維持する。

第１図から明らかなように、第２フラツプ１７
が収縮してギヤザーを作り、該第２フラツプの分
岐縁１７ｂから第１フラツプ１６の外側部が延出
し、おむつを前後側方向からみたとき、該第１フ
ラツプの外側部が該第２フラツプを覆うことにな
る。おむつの着用状態では、第１フラツプ１６の
外側部がつぼんで第２フラツプ１７を完全に覆
い、おむつを両側からみたとき第２フラツプ１７
がほとんどみえない。こうした状態になるために
は、分岐縁１７ｂから第１フラツプ１６の外側部
が延出する幅が、第２フラツプの幅１７とほぼ等
しいか、後者の幅よりも適宜大きいことが好まし
い。しかし、第２フラツプ１７は、収縮すると、
その幅が小さくなるから、非収縮状態における幅
が、第１フラツプ１６の前記延出幅よりも若干大
きくてもよい。

第２フラツプ１７の自由縁は袋状であつてこれ
にエラスチツクバンド２１が位置するから、該自
由縁に細かいギヤザーが生じ、これが身体に比較
的強く圧接するから、体裁が良好であるうえ、該
自由縁と身体との間が良好な密接状態に保たれ、
その間からの***物の漏れが防止される。

ちなみに、従来のおむつに一般にみられるよう
に、トツプおよびバツクシート１１，１２の外側
縁から内側へ離間した部位のそれらの間にエラス
チツクバンド２１を介在させてあるが、これは、
該両外側縁に該エラスチツクバンドを介在させる
ことは実際上困難であり、また、そのように介在
させると、エラスチツクバンド２１およびその接
合剤が該両外側縁の間から露出するとともに、該
両外側縁の間から***液が漏れる、といつた問題
を避けるためである。このように、トツプおよび
バツクシート１１，１２の外側縁から内側へ離間
した部位のそれらの間にエラスチツクバンド２１
を位置させると、該外側縁にも不規則な多数の皺
が派生するとともに、エラスチツクバンド２１に
よる収縮力およびこれによる身体への圧接力も低
下して***物の漏れの原因となる。

こうした問題を避けるため、たとえば、トツプ
およびバツクシート１１，１２の外側縁で袋状部
２２のように袋状部を形成し、その内部にエラス
チツクバンド２１を位置させることが考えられ
る。しかし、このようにすると、着用性をよくす
るためサイドフラツプ１４に凹欠部２３を形成す
るおむつにおいては、該凹欠部の形状に沿つてエ
ラスチツクバンド２１を取り付けるとともに袋状
部２２を形成する必要があるが、こうしたこと
は、機械で高速かつ廉価量産すべき使い捨ておむ
つには適しない。

ところが、本発明の実施例のように、第１フラ
ツプ１６とは別体に第２フラツプ１７を形成し、
該第２フラツプ７の内側縁にエラスチツクバンド
２１を取り付けるとともに該内側縁で袋状部２２
を形成すると、該袋状部、すなわち、エラスチツ
クバンドによる伸縮部と、凹欠部２３を形成すべ
き第１フラツプ１６の外側縁とが無関係になり、
前記問題を解決することができる。

また、第２フラツプ１７を形成する防水性シー
ト１５の外側部１５ａは第１フラツプ１６の外側
部の上面に接合してあつて、その最も狭い接合部
の幅でも少なくとも第２フラツプ１７の幅とほぼ
同じであるから、所要の接合強度を有し、第２フ
ラツプ１７を比較的強く引つ張つても剥離するお
それもない。

［発明の効果］ 以上の構成を有する本発明のおむつによれば、
つぎの効果を有する。

第２フラツプがその自由縁に位置する脚囲り用
のエラスチツクバンドの収縮力で身体側へ起立
し、該自由縁では脚囲り用のエラスチツクバンド
の収縮力が強く作用して該自由縁が身体に比較的
強く圧接するが、脚囲り用のエラスチツクバンド
の第１フラツプに及ぼす収縮力がその上面におけ
る第２フラツプの分岐縁において減殺ないし緩和
され、第１フラツプの外側縁へあまり強く伝達す
ることがないから、第１フラツプの外側縁近傍に
脚囲り用のエラスチツクバンドが取り付けられて
いて脚囲り用のエラスチツクバンドの収縮力の直
接の影響下にみられるような多数の皺が第１フラ
ツプの外側部に派生し、おむつ着用状態の体裁を
あまり悪くするようなことがない。

起立する第２フラツプの袋状自由縁が身体に比
較的強く圧接するうえに、該自由縁に細かいギヤ
ザーが生じるから、該自由縁と身体との間が密接
に保たれ、その間からの***物の漏れが防止され
る。

第１フラツプの外側部が第２フラツプの分岐縁
から外側方向へ延出しているいるとともに該外側
部の上面が第２フラツプを形成する防水性シート
で覆われているから、第２フラツプが第１フラツ
プで覆われるとともに、第１フラツプの外側部が
全体的につぼむことになるが、該外側部にはこれ
に弾性部材が取り付けられている場合にみられる
よな多数の皺が派生しないことは前述のとおりで
あるから、該皺が***物の流動導溝になることが
ない。したがつて、もしなんらかの理由で若干量
の***液が第２フラツプを外側方向へ乗り超えて
第１フラツプの外側部にも達しても、下着などが
該***液で汚れるようなことが少ない。こうした
第１フラツプの外側部による利点は、おむつの上
からおむつを身体に押し付けるようなパンツを着
用した場合に一層有効に発揮される。

第２フラツプがトツプおよびバツクシートとは
別体の通気性を有する防水性シートの一部から作
られているから、トツプおよびバツクシートには
期待することのできないような優れた通気性を有
するシートを用いておむつ内部の蒸れを抑制する
ことができる。

脚囲り用のエラスチツクバンドの収縮力による
第２フラツプの身体側への起立状態が、第１フラ
ツプの上面における第２フラツプの分岐縁とその
縦対向端の固定とにより維持され、コアの外側縁
とは無関係であるから、身体に適合密着するよう
な適宜形状のコアを有するおむつを提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明おむつの実施例を示すもので、第
１図は組立図、第２図は展開斜視図、第３図、第
４図および第５図は第２図３−３線、４−４線お
よび５−５線のそれぞれにおける断面図、第６図
は本発明要部の斜視図、第７図は本発明おむつの
構成過程を示す平面図である。 １１：トツプシート、１２：バツクシート、１
３：コア、１４：サイドフラツプ、１５：防水性
シート、１５ａ：防水性シートの外側部、１５
ｂ：防水性シートの内側部、１６：第１フラツ
プ、１７：第２フラツプ、１７ａ：縦対向端、１
７ｂ：分岐縁、２１：エラスチツクバンド、２
２：袋状部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 透水性トツプシートと、不透水性バツクシー
   トと、前記両シート間に介在する吸収性コアと、
   前記コアの横対向側に位置し下面が不透水性を有
   するサイドフラツプとからなるおむつ本体を有
   し、該サイドフラツプの縦方向に伸縮ギヤザーを
   作る脚囲り用のエラスチツクバンドが取り付けら
   れている使い捨ておむつにおいて、 前記サイドラツプが、前記コアの外側縁から外
   側方向へ延出する第１フラツプと、該第１フラツ
   プの上面から分岐する第２フラツプとからなり、 前記第１フラツプの外側部が、前記コアの外側
   に位置する該第１フラツプの当該部と、当該部の
   上面に接合された通気性を有する防水性シートの
   外側部とで形成され、かつ、該第１フラツプの外
   側部が該第１フラツプの上面における前記第２フ
   ラツプの分岐縁から外側方向へ適宜幅延出し、 前記第２フラツプが前記第１フラツプの外側部
   に接合されていない前記防水性シートの内側部で
   形成され、該内側部の内側縁に形成された袋状自
   由端に前記エラスチツクバンドが取り付けられ、 前記第２フラツプが前記おむつ本体の上面で伏
   せられた状態で該第２フラツプの縦対向端が該上
   面に固定され、該第２フラツプの縦対向端間の該
   第２フラツプの中央域が前記エラスチツクバンド
   の収縮力で該第２フラツプの前記分岐縁から着用
   者身体側へ起立することを特徴とする前記おむ
   つ。 ２ 前記第１フラツプの前記外側部の幅が前記第
   ２フラツプの幅と少なくともほぼ同じである特許
   請求の範囲第１項記載のおむつ。