JPH0467043A - イレーザブルペーパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプリンターや複写機で使う用紙に関係し、特に
−度使用した用紙をクリーニング再生して利用できるイ
レーザプルペーパＣ二関する。

従来の技術 近年のＯＡ化により、プリンター用紙や複写用紙が大量
に使用されるようになってきた。そのために、森林の伐
採による地球環境の悪化の問題まで引き起こすようにな
ってしまった。従来、この問題に対しては、−度使用し
た用紙上のインキ等をとり、潰して再びすいて、古紙と
いわねる紙に再生するしか方法がなかった。しかし、最
近、度使用した紙の上の文字画像を簡単に取り去るクリ
ーニングする方法が開発された。詳細は特願昭６３−１
２８９４６号に記されている。この発明によると、表面
に離型処理をしだ祇（イレーザプルペーパ）を用い、こ
の上ζこ印刷等を１テい、次に、クリーニングのために
印刷の上をン容融状態のｐ　７ｇ融性の材料（クリーニ
ング材）で１い、冷やして、熱熔融性の材料とともに文
字画像等の印刷を取り除くのである。

この方法は誠に有効で、離型処理を巳だ紙は数百回は使
用できるし、印刷インキを熱溶融性で且つクリーニング
材と同一の材料とすることにより、クリーニング材も何
百回となく使える。そのために大変経済的で、当然、森
林を破壊することもない。

発明が解決しようとする課題 しかし、前記イレーザプルペーパは普通紙と区別がつき
にくいために、普通紙と一緒に捨ててしまったり、破い
たりしてしまうことがある。また、普通紙をイレーザプ
ルペーパと思って、前記クリニングする装置にかけると
、クリーニング材が固着し、取れなくなるという問題も
ある。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明においては、シート状
支持体の表面に離型処理をし、消去可能な用紙であるこ
とを表示するようにしている。

作用 本発明のイレーザプルペーパは広く社会に流通しても、
表示があるために、捨てたりすることなく、クリーニン
グ装置にかけて何回も使用できる。

そのために紙の消費量を大きく削減できる。

実施例 以下、本発明のイレーザプルペーパについて図面を参照
しながら詳細に説明する。

第１図は本発明のイレーザプルペーパの一例の断面図を
示す、１０１は支持体である。材質としてはプラスチッ
クシートや紙等がある。１０２は消去可能なことを表示
する印であり、印刷等によってつ（る。１０３は離型層
であり、この上に載せる文字や画像のインクやトナーの
接着力を調整し、後に説明するクリーニング処理で取り
除きやすいように、且つ通常の取扱いでは取れないよう
にする。

このように作ったイレーザプルペーパは表示があるため
に一般普通紙と区別がつくし、機械に認識させて、混ざ
った場合に自動的に分けることができる。

第１図では離型処理前に消去可能であることの表示を付
けたものを示したが、必ずしもその必要はなく、処理後
に印す１］することも可能である。また、裏面に印刷も
可能である。あるいは、穴をあけて表示とすることもで
きる。

勿論、離型処理を支持体の両面に施すことは容易である
。また、それを表示することもできる。

実施例１ Ａ４版のコート紙にマジックで印を付け、その上にシリ
コーンシール荊（東芝シリコーン製　商品名ＴＳＥ　　
３９７）を薄く塗布し、乾燥してイレーザプルペーパを
作った。このイレーザプルペーパを用紙として複写機（
キャノン製　ＦＣ−５１１）で印刷したら、普通紙への
複写とほとんど変わらない画像をえた。このイレーザプ
ルペーパの画像の面をラミネートフィルムパック（東京
ラミ矛／クス株式会社製　ＴＯＬＡＭ　Ｉ　−Ｆ　Ｉ　
ＬＭ（Ａ））の熱溶融性樹脂の塗布面に重ね、ラミ不一
トマンン（東京ラミネノクス株式会社製、Ｌ　Ｐ　Ｄ　
−２３０１）を通したところ、イレーザプルペーパとラ
ミネートフィルムは（つついて一体化した。冷えたとこ
ろで剥がしてみると簡単に剥がれて、イレーザプルペー
パの表面から画像のトナーは剥ぎ取られ、クリーニング
できた。しかし、マジックで付けた印は消えず普通の紙
とすぐ識別できた。

実施例２ 普通紙（コピー用紙）に鉛筆で印をつけ、この上にメン
ディングテープ（住友スリーエム株式会社製　８１１０
）を張りつけ、イレーザプルペーパを作った。このイレ
ーザプルペーパに実施例１と同樟乙：複写し画像を形成
し、また、その後も同様にクリーニング処理をした。そ
の結果、画像は取り除かれた。しかし、鉛筆の印は消え
ず普通の紙とすく識別できた。

実施例３ メンディングテープ（住友スリーエム株式会社製　８１
１０）のライナーをＡ４に切り、隅に小さな穴をあけ印
とした。このライナーをイレーザプルペーパとして、離
型層側に実施例と同様コピーをした。

トナーの定着性もよく、指で擦るくらいでは剥がれなか
った。これにクリーニング処理（イレーズ処理）をした
ところ、きれいに剥がれコピーする状態に戻った。隅に
穴が開いているために、離型面を間違うこともないし、
離型処理をしていない良く位た紙と区別は簡単であった
。

発明の効果 本発明を用いれば、消去可能な用紙であることを表示し
であるから、簡単にイレーザプルペーパであることが見
分けられるし、また機械にかけて選別することもできる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のイレーザプルペーパの一実施例の断面
図である。 １０１・・・・・・支持体、１０２・・・・・・消去可
能なことを示す印、１０３・・・・・・離型層。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名衛１図 ＋ｏｒ−−女Ｘ躯 １０クー−−５ｈ云可紅なユに乏元Ｔｇｐ１０３−％ｉ
ｔ！ｉ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）シート状支持体の表面に離型処理をし、消去可能
   な用紙であることを表示したイレーザプルペーパ。
2. （２）片面のみに離型処理をし、離型面を表示したこと
   を特徴とする請求項（１）記載のイレーザプルペーパ。
3. （３）シート状支持体上に消去可能な用紙であることを
   表示した印を付けその上に離型処理をしたことを特徴と
   する請求項（１）または（２）のいずれかに記載のイレ
   ーザプルペーパ。
4. （４）消去可能な用紙であることを穴を開けて表示した
   ことを特徴とする請求項（１）または（２）のいずれか
   に記載のイレーザプルペーパ。