JPH046608A - 薄膜磁気ヘツド及びこれを搭載した磁気デイスク装置 - Google Patents

薄膜磁気ヘツド及びこれを搭載した磁気デイスク装置

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JPH046608A
JPH046608A JP10761190A JP10761190A JPH046608A JP H046608 A JPH046608 A JP H046608A JP 10761190 A JP10761190 A JP 10761190A JP 10761190 A JP10761190 A JP 10761190A JP H046608 A JPH046608 A JP H046608A
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JP
Japan
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magnetic
film
thin film
magnetic core
core
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Pending
Application number
JP10761190A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Sudo
須藤 修二
Reiko Arai
礼子 荒井
Koichi Nishioka
浩一 西岡
Masao Funyu
舟生 征夫
Akira Kumagai
昭 熊谷
Masaaki Sano
雅章 佐野
Takashi Kawabe
川辺 隆
Moriaki Fuyama
盛明 府山
Katsuya Mitsuoka
光岡 勝也
Shinji Narushige
成重 真治
Toshihiro Yoshida
吉田 敏博
Tetsuo Kobayashi
哲夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に、高記録密度を達成するために適した薄
膜磁気ヘッドに関する。
更に、本発明は薄膜磁気ヘッドを搭載した磁気ディスク
装置、特に、コンピュータの外部記憶装置として使用す
るのに好適な磁気ディスク装置に関する。
〔従来の技術〕
磁気ディスク装置、フロッピーディスク装置。
ビデオテープレコーダ等の磁気記録装置の記録密度が増
加するにつれて、情報の書込みや読出しを行う薄膜磁気
ヘッドの高周波特性を向上させなければならない。薄膜
磁気ヘッドの特性は磁気コアの磁区構造と密接な関係が
あり、磁区構造の制御が重要になってきている。読出又
は書込み時に好ましい磁区構造の変化は、応答の速い磁
化回転であるが、単層磁性膜を磁気コアに用いると環流
磁区構造となるため、応答が遅く不連続な変化になりや
すい90度磁壁の移動を含んでしまい、高周波特性が劣
下しS/N比が悪くなってしまう。また、読込時の信号
波形が歪むことがあり読出エラーの原因になってしまう
。従来の方法は、特開昭58−171709号公報に記
載のように、磁性膜と非磁性膜を交互に積層した多層磁
性膜を磁気コアに用いる事により、磁区構造を単磁区化
していた。単磁区の場合には磁化回転だけで磁束を通す
ため、高周波特性が良く読込時に信号波形が歪むことも
ない。この場合、上部・下部磁気コアはそれぞれ分割さ
れておらず、それぞれ連続した多層磁性膜から成る。
また、記録密度を高くするにはトラック幅を小さく高精
度で形成しなければならない。トラック幅を決める上部
磁気コア先端部の幅を高精度で形成するには特開昭60
−10409号公報に記載のように上部磁気コア先端部
のみを先に形成し、その後、上部磁気コア後部を形成す
るのが有利とされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術のうち、特開昭58−171709号に記
載されている技術を用いれば、再生波形歪を発生させず
に高周波でのS/N比を良くすることができるが上部磁
気コア先端部形成の高精度化については考慮されておら
ず、出力が薄膜磁気ヘッドによってばらつくという問題
があった。また、従来技術のうち特開昭60−1040
9号公報に記載されている技術を用いれば、上部磁気コ
ア先端部を高精度で形成できるが、磁区構造については
考慮がされておらず、再生波形歪が発生したり、高周波
でのS/N比が低くなる問題があった。
本発明の目的は、上部磁気コア先端部を高精度に形成す
る薄膜磁気ヘッドの、再生波形歪をなくし、高周波での
S/N比を向上することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、薄膜磁気ヘッドは上部磁気
コアを先端部と後部に分割して別々に形成する構造とし
、上部磁気コア先端部、上部磁気コア後部、下部磁気コ
アの一部又は全部を磁性膜と非磁性膜を交互に積層した
二層以上の多層磁性膜により形成したものである。
〔作用〕
薄膜磁気ヘッドを上部磁気コアが先端部と後部に分割し
て別々に形成する構造とすることにより。
トラック幅を決める上部磁気コア先端部の幅を高精度で
形成することができる。また、上部磁気コア先端部、上
部磁気コア後部、下部磁気コアを多層磁性膜で形成する
ことにより磁区構造は単磁区となり、磁壁がないため再
生波形歪が無くなるだけでなく高周波領域でのS/N比
も高くなる。
〔実施例〕
以下、本発明を用いた一実施例を第1図(a)。
(b)に示す。薄膜磁気ヘッドは基板1上に形成された
。磁性膜(Go−Ta−Zr)2と非磁性膜(AQzO
δ)3により形成された下部磁気コア。
磁気ギャップ(AQzOa)4.下層絶縁層(レジスト
)5.磁性膜(Go−Ta−Zr)6と非磁性膜(AQ
zOa)7により形成された上部磁気コア先端部、保護
膜(A Q zo s”) 8 、磁気性膜(Go−T
a−Zr)10と非磁性膜(A Q 203)9により
形成された上部磁気コア後部、コイル(@)12.上層
絶縁膜(レジスト)13.素子保護膜14から構成され
る。上部磁気コア先端部と上部磁気コア後部は保護膜8
に設けたコンタクトホール11を通して接続しており、
下部磁気コアとともに磁気回路を形成している。
磁性膜CoTaZr−層の膜厚を0.4μm非磁性膜八
ρへ03−暦の膜厚を5nmとし、下部磁気コアを五層
磁性膜(61i性膜膜厚2μm)、上部磁気コア先端部
を六層磁性膜(磁性膜膜厚2.4μm)+上部磁気コア
後部を上層磁性膜(磁性膜膜厚2.8μm)で形成した
薄膜磁気ヘッドの各磁気コアの磁区構造は単磁区となっ
た。第2図(a)に規格化したS/N比の周波数変化を
示す。
各磁気コアの膜厚がそれぞれ等しく、各磁気コアを単層
Co−Ta−Zr膜で形成し、他は同じ構成の薄膜磁気
ヘッドと、同じ記録媒体からの読込特性を比較すると、
トラック@8μmの場合には、10MHz以上の高周波
領域でS/N比が向上した。第2図(b)に規格化した
ノイズの周波数変化を示す、多層磁性膜の薄膜磁気ヘッ
ドで高周波領域でノイズが減少するのは磁気コアが単磁
区で磁壁がないため、磁壁移動の寄与がなくなるためで
ある。また、トラック幅が5μmの薄膜磁気ヘッドの場
合には、第3図に示すように、S/N比の向上はトラッ
ク幅が8μmの場合よりも大きい。
本発明によれば、狭トラック幅、高周波領域でS/N比
向上の効果がある。さらに、単Ha性膜で形成した薄膜
磁気ヘッドでは再生波形歪が発生したが、多層磁性層で
形成した薄膜磁気ヘッドでは再生波形歪は問題とならな
いレベルであった。
磁性膜をNi−Fe、Fe−5i、Fe−Ge。
Fe−Ti、Fe−N、Ni−Fe−Co、C。
−F e 、 Co −Z r 、 Co −T a 
、又は、Co−Tiで形成し、非磁性膜をC,Ti、W
、Cr。
Ta、Pt、SiO2,S i N、 T i−C,Y
2O3、又は、BNで形成した多層膜で磁気コアを構成
した薄膜磁気ヘッドは再生波形歪は問題にならないレベ
ルであり、同じ膜厚で単層磁性膜で形成した薄膜磁気ヘ
ッドよりも10MHz以上の高周波領域でS/N比が向
上した。
本実施例の、トラック幅が10μm以下の多層磁性膜で
磁気コアを形成した薄膜磁気ヘッドを搭載した磁気ディ
スク装置はトラック密度を−インチ当り1800)−ラ
ック以上に、線記録密度を一インチ当り30キロビット
以上にでき、両者の積である面記録密度を54メガビッ
ト以上にできた。
また、直径8〜11インチの磁気ディスクを3800r
pm以上で回転することにより転送速度を4.5メガバ
イト/秒以上にできた。再生波形歪が問題とならないレ
ベルであるため、読出エラーは無かった。トラック幅が
10μm以下の、単層磁性膜で磁気コアを形成した薄膜
磁気ヘッドを搭載した磁気ディスク装置は再生波形歪の
ため読出エラーが頻発した。また、S/N比が低下する
ため線記録密度を30キロビット以上にはできなかった
〔発明の効果〕
本発明によれば、トラック幅を高精度で形成する薄膜磁
気ヘッドの磁気コアの磁区構造を単磁区にできるので、
10μm以下の狭トラツク幅薄膜磁気ヘッドにおいて1
0MHz以上の高周波領域でのS/N比を向上する効果
がある。
さらに、再生波形歪がないので読比エラーをなくす効果
がある。
さらに、磁気ディスク装置の面記録密度を1平方インチ
当り54メガビット以上にできるため、60ギガバイト
以上の容量の磁気ディスク装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の薄膜磁気ヘッドの断面図(
a)および上面図(b)、第2図(a)はトラック幅が
8μmの、本発明の一実施例の薄膜磁気ヘッドと従来技
術の薄膜磁気ヘッドの、S/N比の周波数変化(a)お
よびノイズの周波数変化(b)を示す特性図、第3図は
トラック幅が5μmの、本発明の薄膜磁気ヘッドと従来
技術の薄膜磁気ヘッドのS/N比の周波数変化の説明図
を示す。 1・・・基板、2・・・下部磁気コア磁性膜、3・・・
下部磁気コア非磁性膜、4・・・磁気ギャップ、5・・
・下層絶縁膜、6・・・上部磁気コア先端部磁性膜、7
・・・上部磁気コア先端部非磁性膜、8・・・保護膜、
9・・・上部磁気コア後部非磁性膜、10・・・上部磁
気コア磁性膜、11・・・コンタクトホール、12・・
・コイル、13・・・上層絶縁膜、14・・・素子保護
膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非磁性材料からなるスライダ上に、下部磁気コアと
    、前記下部磁気コア上に形成され一部が前記下部磁気コ
    アの一端に接し、他端が前記下部磁気コアの他端に磁気
    ギャップを介して対向し、これによつて前記下部磁気コ
    アと共に一部に前記磁気ギャップをもつ磁気回路を形成
    する上部磁気コアが、前記スライダの浮上面側の先端部
    と、少なくとも前記先端部上に形成した保護膜と、前記
    保護膜に設けられたコンタクトホールを通じて前記先端
    部と接続する後部とをもち、前記上部磁気コアと前記下
    部磁気コアの間を通り前記磁気回路と交差する導体コイ
    ルとを具備した薄膜磁気ヘッドにおいて、 前記上部磁気コアの先端部及び前記上部磁気コアの後部
    及び前記下部磁気コアの一部又は全部が磁性膜と非磁性
    膜を交互に積層した複数層の多層磁性膜により形成され
    ることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。 2、請求項1において、前記上部磁気コア後部を形成す
    る磁気膜の総膜厚が、前記上部磁気コア先端部を形成す
    る磁性膜の総膜厚よりも大きい薄膜磁気ヘッド。 3、請求項1または2において、前記磁性膜が、Co−
    Ta−Zr、Ni−Fe、Fe−Si、Fe−Ge、F
    e−Ti、Fe−N、Ni−Fe−Co、Co−Fe、
    Co−Zr、Co−Ta、Co−Tiを主成分とする合
    金から選ばれた材料である薄膜磁気ヘッド。4、請求項
    1または2において、前記非磁性膜が高融点非磁性金属
    材料である薄膜磁気ヘッド。 5、請求項1または2において、前記非磁性膜が、C、
    Ti、W、Cr、Ta、Ptから選ばれた材料である薄
    膜磁気ヘッド。 6、請求項1または2において、前記非磁性膜が非磁性
    絶縁膜である薄膜磁気ヘッド。 7、請求項1または2において、前記非磁性膜絶縁膜が
    Al_2O_3、SiO_2、SiN、Ti−C、Y_
    2O_3、BNから選ばれた材料である薄膜磁気ヘッド
    。 8、請求項1、2、3、4、5、6または7において、
    情報を記録する少なくとも一枚の前記磁気ディスクと、 前記磁気ディスクに対して情報の書込及び読出を行う前
    記薄膜磁気ヘッドと、 前記磁気ディスクを回転させる手段と、 前記薄膜磁気ヘッドの位置決め手段とをもつヘッド・デ
    ィスク・アッセンブリを少なくとも一つ具備し前記薄膜
    磁気ヘッドを一個以上搭載する磁気ディスク装置。
JP10761190A 1990-04-25 1990-04-25 薄膜磁気ヘツド及びこれを搭載した磁気デイスク装置 Pending JPH046608A (ja)

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JP (1) JPH046608A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04214205A (ja) * 1990-12-12 1992-08-05 Fuji Electric Co Ltd 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
KR100415446B1 (ko) * 2000-03-09 2004-01-24 알프스 덴키 가부시키가이샤 박막자기헤드 및 그의 제조방법

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