JPH0463801A - 光硬化触媒組成物 - Google Patents

光硬化触媒組成物

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JPH0463801A
JPH0463801A JP17717990A JP17717990A JPH0463801A JP H0463801 A JPH0463801 A JP H0463801A JP 17717990 A JP17717990 A JP 17717990A JP 17717990 A JP17717990 A JP 17717990A JP H0463801 A JPH0463801 A JP H0463801A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
alkyl group
phenyl
hydrogen
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JP17717990A
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English (en)
Inventor
Shiyousuke Tsuboniwa
章介 坪庭
Satoru Urano
哲 浦野
Hirotoshi Umemoto
梅本 弘俊
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカチオン重合し得る樹脂の重合開始剤として用
いられる光硬化触媒組成物に関する。
(従来の技術およびその課題) カチオン重合し得る化合物であってもそれ単独で用いて
光を照射しても重合は進行しない。従って、通常紫外線
照射によりルイス酸を発生し、それがカチオン重合開始
剤として働くような触媒を用いることが行なわれている
(米国特許第3,708.296号等)。これらの組成
物の硬化はかなり遅く、連続操作性が悪い。
特開昭57−209931号公報には広範囲のピリジニ
ウム塩とカルボニル化合物とをカチオン重合性化合物に
組合せることにより、硬化に必要な露光時間をかなり短
縮することが提案されている。しかしながら、この技術
は、窒素を含む環のバラエティ−か少なく、応用範囲が
狭いという欠点を有する。
(課題を解決するための手段) 上記欠点を解決するために検討の結果、本発明者等は特
開昭57−209931号公報のピリジニウム塩と異な
るピリジニウム塩か優れた効果を発揮することを見出し
本発明をなすに到った。即ち、本発明は (A)式 E式中、R1は水素または置換基を有することもある芳
香族基、Qは炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖を有する
アルキレン基または7クロアルキレン基、R2およびR
3は同一または異って水素またはシアノ基、またはR2
およびR3が縮合した芳香環またはへテロ芳香環、およ
びXはBF4、PF、、S bF a、 S bF 5 (OH)、またはA s F eを示す。]で表わされ
る化合物、および (B)光照射により開裂し得るカルボニル化合物を含有
する光硬化触媒組成物を提供する。更に、この組成物と
カチオン重合性化合物とを含有する光重合性樹脂組成物
を提供する。
本発明に用いる成分(A)の化合物は厳密には米国特許
第4,069,056号に包含されるものであるが、具
体的な実施データーは挙げられていないものである。本
発明ではこの成分(A)を特定のカルボニル化合物と組
合せた時にはじめて(A)単独てはろられない活性の高
いカチオン触媒としての効果を発現するものであり、こ
の組合せについては前記米国特許は何ら示唆しない。
式I中、R1は好ましくは水素または置換基を有するフ
ェニル基である。Qは好ましくは炭素数1〜6の直鎖ま
たは分岐鎖を有するアルキレン基である。R″およびR
3は好ましくは水素、シアン基または両者縮合したフェ
ニル基である。好ましい化合物(I)はm−メチルベン
ジル−m−シアノピリジニウム・ヘキサフルオロアンチ
モネート、0−メチルベンジル−0−シアノピリジニウ
ム・ヘキサフルオロアンチモ不一ト、2,4−ジメチル
ベン/ルーm−シアノピリジニウム・ヘキサフルオロア
ンチモ不一ト、m−メチルヘンシル−mシアノピリンニ
ウム・p−トルエンスルフォネート、0−メチルベン/
ルー0−7アノピリンニウム・p−トルエンスルフォネ
ート、2.4−ジメチルベン/ルーm−シアノピリジニ
ウム・pトルエンスルフォネート、p−ニトロヘンシル
O−ベンゾイルピリジニウム・ヘキサフルオロアンチモ
不一ト、o−ニトロベンジル−p−シアンピリジニウム
・ヘキサフルオロアンチモ不一ト、p−メトキンベンジ
ル−p−シアノピリジニウム・ヘキサフルオロアンチモ
不一ト、p−メトキ7ヘンジルー〇−クロロピリジニウ
ム・ヘキサフルオロアンチモ不−+−1p−t−ブチル
ベンジル−シアノピリジニウム・ヘキサフルオロアンチ
モネート、p−メチルベンジル−3−シアノキノリニウ
ム・ヘキサフルオロアンチモネート、m−メチルペンシ
ル−2−シアノキノリニウム・ヘキサフルオロアンチモ
ネート、0−メチルベンジルキノリニウム・ヘキサフル
オ口アンチモ不一ト、2、4−/メチルヘンシルーキノ
リニウム・ヘキサフルオロアンチモ不一ト、3,4−ジ
メチルヘンシル−キノリニウム・ヘキ寸フルオロアンチ
モ不−ト、p−ニトロヘンノル−2−ニトロキノリニウ
ム・ヘキサフルオロアンチモ不−ト、p−メトキシヘン
/ルー〇ークロロピリンニウム・ヘキサフルオロアンチ
モ不−ト、p−t−プチルヘンンルーキノリニウム・ヘ
キサフルオ口アンチモ不−ト、メチル−m−シアノピリ
ジニウム・ヘキサフルオ口アンチモ不−ト、メチル−m
−7アノキノリニウム・ヘキサフルオロアンチモネート
、メチル−〇mシアノピリンニウム・ヘキサフルオロア
ンチモネート、エチル−m−シアノピリンニウム・ヘキ
サフルオロアンチモネート、p−クロロヘンシル−p−
シアノピリジニウム・ヘキサフルオロホスフェート、p
−ニトロベンジル−p−シアノピリジニウム・ヘキサフ
ルオロホスフェートか挙げられる。
式■の化合物は、式■ (式中、R1およびR3は前記に同し。)のピリジンを
、式■ R’−Q−Ha(1          (Ill)(
式中、R1およびQは前記に同し。HaQはハロゲンを
示す。)のハロケン化化合物で4級化し、生成するピリ
ジニウムハライドのハライド陰イオンをX−イオンで交
換することによって合成することができる。すなわち、
式■のピリジニウム塩に対応するピリジニウムハライド
に、X−イオンのアルカリ金属塩を反応させることによ
って式lの化合物が得られる。
式■の化合物は、温度が上昇するとき開裂して対応する
カチオン種を生じ、カチオン重合し得る化合物の重合連
鎖反応を開始させる。
成分(B)の光分解により開裂しうるカルホニル化合物
は助触媒として作用する。この化合物の例はベンゾイン
及びその誘導体、ベンジル及びその誘導体、α−ジ及び
トリ置換アセトフェノンである。この種の化合物は短波
長光源に露光すると2個のラノカル片に***するかその
うちの1個はアノシラ/カルである。これらのラジカル
はう/カル連鎖反応を開始することかでき、ラジカル重
合開始剤として作用する。
成分(B)として、下記の式 %式% [式中、Arはフェニル基、炭素数1〜4のアルキル基
、ハロケン、炭素数1〜4のアルコキン、フェノキン基
、炭素数1〜4のアルキルチオ基またはフェニルチオ基
によって置換されたフェニル基、R4は水素、炭素数1
〜12のアルキル基、炭素数3〜15のアルコキシアル
キル基、フェニル基、炭素数1〜4のアルキル基または
ハロゲンによって置換されたフェニル基、R5は水素、
炭素数1〜4のアルキル基、アリル基、ベンジル基また
はフェニル基、R6は水素またはArで定義されたもの
、R7は炭素数1〜4のアルキル基、ノ\ロゲンまたは
炭素数1〜12のアルコキシ基で置換された炭素数1〜
4のアルキル基、R8、R8は互いに独立して炭素数1
〜8のアルキル基、−〇H,炭素数1〜4のアルコキシ
基、フェニル基により置換された炭素数1〜8のアルキ
ル基、R8R8が一緒になって炭素数4〜7のアルキレ
ン基、RIQは水素、炭素数1〜4のアルキル基、ベン
ジル基、アリル基、2−シアノエチル基、フェニル基ま
たはS:(R’つ、R1″で表わされる基(たたし、R
11およびR11はそれぞれメチル、フェニル基)RI
3は炭素数4〜12は第3アル牛ル基、あるいは未置換
もしくは炭素数1〜4のアルキル基もしくはハロゲンに
より両方のオルト位が置換されたフェニル基、R14お
よびR15は、互いに独立して、炭素数1〜4のアルキ
ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、フェニル基、また
は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキ
シ基もしくはハロゲンで置換されたフェニル基を示す。
]式(1)で表わされる化合物の例は、ヘンジイン、4
4゛−ジクロロヘンツイン、α−メチルヘンゾイン、ヘ
ンジインのメチルエーテル、エチルエーテル、イソプロ
ピルエーテル、第ニブチルエーテル、イソブチルエーテ
ル、アミルエーテル、へ牛ンルエーテル、オクチルエー
テルまたはドデンルエーテル、ベンジルベンゾイン−ブ
チルエーテルおよび44”−α−ジメトキシベンゾイン
ーイソブロピルエーテルである。
式(2)で表わされる化合物の例は、α−ジメトキシア
セトフェノン、α−ジェトキシアセトフェノン、ベンジ
ルジメチルケタール、ベンジル−ジエチルケタール、ペ
ンジルージ(2−クロロエチル)ケタール、ペンジルー
ジ(2−ブトキシエチル)ケタール、ベンジルジブチル
ケタール、4,4゛ジクロロベンジル−ジエチルケター
ル及び4,4“ンメトキシベンジルージメチルケタール
である。
式(3)で表わされる化合物の例は1,2−ベンゾイル
−プロパノ−ルー2.2’−(4−イソプロピルベンゾ
イル)−プロパノ−ルー2.2−(4−第3ブチルベン
ゾイル)−7’oパノール−2,2−(4クロロベンゾ
イル)−フロパノール−2,2−(4メチルベン゛ノイ
ル)−ブタノール−2,2−ペンゾイルーブタンンオー
ル−1,2、l−ペンゾイルーンクロペンタノール、1
−ヘンゾイルーンクロヘキサノール、1−(4−イソプ
ロピルベンゾイル)−シクロヘキサノール、1−(4−
クロロベンゾイル)−シクロオクタツール、α−メトキ
シ−インブチロフェノン、α−シアノエトキシイソブチ
ロフェノン、α−フェノ牛ノン−4−クロaインブチロ
フエノンびα−トリメチルシロキシ−イソブチルフェノ
ンである。
式(4)で表わされる化合物の例は、1,3.5−トリ
ノチルベンゾイルージフェニルホスフィンオキシド、2
,6−ジクロロベンゾイルージフエニルホスフインオキ
シド、2.6−シメトキシベンゾイルージフエニルホス
フインオキシド、メチル1.3.5−1リメチルベンゾ
イルーフエニルホスフイネート、ビバロイルージフェニ
ルホスフィンオキンド、及びメチル−ピバロイル−フェ
ニルホスフィネートである。
本発明方法に必要な成分(B)としての助触媒の量は、
(A)に対して10〜1000モル%、好ましくは50
0〜400モル%である。
本発明の光硬化触媒組成物はスペクトル感度を特定の範
囲に移行させる光増感剤(C)を配合してもよい。光増
感剤の例としてはアセトン、ベンセン、アセトフェノン
、ベンゾフェノン、ナフタレン、ビアセチレン、エオン
ン、ローズベンガル、ペリレン、チオキサントン、アン
トラキノンか挙げられる。光増感剤(C)は触媒組成物
中に(A)に対して1〜200モル%、好ましくは10
〜100モル%の量で配合する。
本発明の光硬化触媒組成物は上記成分を混合することに
より容易に得られる。得られた組成物はカチオン重合性
化合物と組合わせて光重合性樹脂組成物を形成する。
カチオン重合性化合物は、例えば酵素または硫黄を含む
飽和複素環式化合物、特に3員環、4員環または5員環
化合物及びその誘導体である。そのような化合物の例と
しては、エチレンオキシド、プロパンジオール、エピク
ロルヒドリン、スチレンオキシド、フェニルグリシジル
エーテルまたはブチルグリシジルエーテルのようなオキ
ンラントリメチレンオキシド、3,3−ジメチルオキセ
タン、または3.3−ン(クロロメチル)−オキセタン
などのオキセタン;テトラヒドロフラン、または2,3
−ジメチルテトラヒドロフランのようなオキソラン、ト
リオキサン、1,3−ジオキソランまたは1 3 6−
トリオキサンクロオクタンのような環状アセタール:β
−プロピオラクトン、ε−カプロラクトンのような環状
ラクトン及びそのアルキル誘導体;エチレンスルフィド
、1゜2−プロピレンスルフィトまたはチオエビクロロ
ヒドリンのようなティラン;1,3−プロピレンスルフ
イドまたは3,3−ジメチルチエタンのようなチエタン
類などがあげられる。
本発明の重合性化合物はまた、カチオン活性種によって
重合しうるエチレン性不飽和化合物てもある。このよう
な化合物はモノ及びジオレフィン類、例えばイソブチレ
ン、1−オクテン、ブタジエンマタハイソブレン゛スチ
レン、アリルヘンセンまたはビニルンクロヘキサン:ビ
ニルエーテル、例えばビニルメチルエーテル、ビニルイ
ソブチルエーテルマタはエチレングリコールジビニルエ
ーテル;ビニルエステル例えば酢酸ビニルまたはステア
リン酸ビニル:N−ビニル化合物例えばNビニルピロリ
ドンまたはN−ビニルカルバゾール及びジヒドロピラン
誘導体、例えば2−ヒドロキンメチル−34−ジヒドロ
−2H−ピランの34−ジヒドロ−2H−ピラン−2−
カルホン酸エステルなどを包含する。
上記の重合性化合物のうちで特に重要なものはエポキシ
化合物、特にジー及びポリエポキシド及びエポキシ樹脂
プレポリマー、例えばエポキシ樹脂を製造する為に使用
されるプレポリマーである。
これらの硬化反応は通常加熱によって行われる。
本発明による組み合わせ触媒を使用丈る時は化学反応体
を添加することなくエポキシドを光化学的に硬化させる
ことかできる。
この目的の為に使用するジーまたはポリエポキシドは脂
肪族、環状脂肪族または芳香族化合物である。これらの
例としては、脂肪族または環状脂肪族ジオールまたはポ
リオールのグリシジルエーテル、例えばエチレングリフ
ール、プロパンジオール−1,2、プロパンジオール−
1,3、ブタンジオール−1,4、ジエチレングリコー
ル、グリセロール、トリメチロールプロパン、1,4−
ジメチロール−シクロヘキサンまたは2.2−ビス(4
−ヒドロキシンクロヘキンル)−プロパンのグリシジル
エーテル、ジーまたはボリフェ/−ルのグリシジルエー
テル、例えばレゾルンノール、4゜4°−ジヒドロキシ
ジフェニルメタン、2,2−ジ(4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパンまたはノボラックのグリシジルエーテル
があげられる。更にこれら化合物の例としてN−グリシ
ジル化合物、例えばエチレン尿素、1,3−プロピレン
尿素、5−ジメチルオタントインまたは4,4゛−メチ
レン−5,5゛−テトラメチルージヒダントインのジグ
リンノル化合物またはトリグリシジルイソシアヌレート
かあげられる。
商業的に重要なグリ/ノル化合物はカルホン酸、特にソ
カルホン酸及びポリカルホン酸のグリ/ノルエステルで
ある。このような化合物の例はアンピン酸、フタル酸、
テレフタル酸、テトラ−またはへキサヒドロフタル酸、
イソフタル酸またはトリメリット酸のグリシジルエーテ
ルである。
グリシジル化合物でないポリエポキシドの例は、ビニル
ンクロヘキセン、ジシクロペンタジェンのシエボキシド
、3−(3°、4゛−エポキンシクロヘキンル)−8,
9−エポキシ−2,4−ジオキサスピロ[5,5]−ウ
ンデカン、3,4−エポキシシクロヘキサンカルホン酸
−3’、4’−エボキ7ンク口ヘキシルメチルエステル
、ブタジェン−またはイソブレンジエポキント、エポキ
シド化リノール酸誘導体またはエポキシド化ポリブタジ
ェンである。
反応条件下で多官能性反応ができ、従って架橋樹脂を生
成することのできるエチレン性不飽和工ホキ/化合物も
また使用することができる。このような化合物の例は、
アリルーグリンジルエーテル、アクリル酸−若しくはメ
タクリル酸グリシジルエステルまたは、例えば部分(メ
タ)−アクリル化エポキン樹脂のような不飽和ポリエポ
キ/ドである。
エボキ/化合物は相互に混合物としても使用でき、また
は得られる樹脂の例えば物性を変性させる為に他のカチ
オン重合性化合物と混合して使用することもてきる。こ
のような混合物の例はポリグリンンルエーテルとエボキ
ン化大豆浦との混合物で、この混合物は冷却後高い弾性
と柔軟性を示す。
本発明の光重合性組成物は上記カチオン重合性化合物1
00重量部に対し、前記光硬化触媒組成物を0.01〜
10重量部、好ましくは0.1〜5重量部含有する。本
発明の光重合性組成物は必要に応じて他の添加剤、例え
ば光増感剤を配合してもよい。
(発明の効果) 本発明の光硬化触媒組成物は高い活性のカチオン重合触
媒として作用する。また、それを用いて得られる光重合
性組成物は保護、装飾および絶縁用コーテイング材、注
入用コンパウンド、電線絶縁材、封止剤、ワニスなとの
用途に非常に有益なものである。
(実施例) 本発明を実施例により更に詳細に説明する。本発明はこ
れら実施例に限定されない。
製造例1 ベンジルキノリニウムヘキサフルオロアンチモネート ペンジルクロライド4.1.6g<0.033mol)
とキノリン3.87 g (0,03mol)をメタノ
ール40mC中に溶解し、80°Cて10時間加熱還流
した。反応終了後、溶媒を留去し、残渣に水エーテルを
加え、未反応物をエーテル層で洗浄した。塩化物を含む
水層にヘキサフルオロアンチモン酸ナトリウム7、74
 g (0,03moりを加え、生成した沈澱を濾過、
乾燥し、目的物を得た。
以下、同様に成分Aを合成した。
成分A p−ニトロヘンンルンアノピリジニウムへキサフルオロ
アンチモ不一ト IR(cm=);  3550,3140. 1950
1820、 1640  1515 m、p、=180〜185°C ペンジルンアメピリンニウムへキサフルオロアンチモ不
−ト IR(am−’);  3150.3070,1638
゜1450  64.0 n+、p、=153°C ヘンノルキノリニウムへキサフルオ口アンチモ不一ト IR(cm−’):  3070.  I 580. 
  I 520゜+350  635 m、p、=147〜1506C メチルノア/ピリンニウムへ牛すフルオロアンチモ不一
ト bF8 IR(cm−’);  1645.  1570. 1
520゜m、p、=153〜154°C 実施例1〜10 表−1の成分(A)と成分(B)、必要により成分(C
)を表−1に記載の比で混合し本発明の光硬化触媒組成
物を得た。
エポキシ樹脂(東部化成社から市販のYD〜8125と
UCC社から市販のERL4206の1=1の混合物)
19に上記光硬化触媒組成物を表1の割合になる様に混
合し、ブリキ板に塗布し、その後超高圧水銀灯てUV照
射し、不粘着性となるまでの総量j/cπ2を計測した
。結果を表−1に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) [式中、R^1は水素または置換基を有することもある
    芳香族基、Qは炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖を有す
    るアルキレン基またはシクロアルキレン基、R^2およ
    びR^3は同一または異って水素、シアノ基、アルキル
    基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、または
    R^2およびR^3が縮合した芳香環またはヘテロ芳香
    環、およびXはBF_4、PF_6、SbF_6、Sb
    F_5(OH)、またはAsF_6を示す。] で表わされる化合物、および (B)光照射により開裂し得るカルボニル化合物を含有
    する光硬化触媒組成物。 2、カルボニル化合物(B)が式: ▲数式、化学式、表等があります▼(2)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(3)または▲数式
    、化学式、表等があります▼(4) [式中、Arはフェニル基、炭素数1〜4のアルキル基
    、ハロゲン、炭素数1〜4のアルコキシ、フェノキシ基
    、炭素数1〜4のアルキルチオ基またはフェニルチオ基
    によって置換されたフェニル基、R^4は水素、炭素数
    1〜12のアルキル基、炭素数3〜15のアルコキシア
    ルキル基、フェニル基、炭素数1〜4のアルキル基また
    はハロゲンによって置換されたフェニル基、R^5は水
    素、炭素数1〜4のアルキル基、アリル基、ベンジル基
    またはフェニル基、R^6は水素またはArで定義され
    たもの、R^7は炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン
    または炭素数1〜12のアルコキシ基で置換された炭素
    数1〜4のアルキル基、R^8、R^9は互いに独立し
    て炭素数1〜8のアルキル基、−OH、炭素数1〜4の
    アルコキシ基、フェニル基により置換された炭素数1〜
    8のアルキル基、R^8R^9が一緒になって炭素数4
    〜7のアルキレン基、R^1^0は水素、炭素数1〜4
    のアルキル基、ベンジル基、アリル基、2−シアノエチ
    ル基、フェニル基またはS:(R^1^1)_2R^1
    ^2で表わされる基(ただし、R^1^1およびR^1
    ^2はそれぞれメチル、フェニル基)R^1^3は炭素
    数4〜12は第3アルキル基、あるいは未置換もしくは
    炭素数1〜4のアルキル基もしくはハロゲンにより両方
    のオルト位が置換されたフェニル基、R^1^4および
    R^1^5は、互いに独立して、炭素数1〜4のアルキ
    ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、フェニル基、また
    は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキ
    シ基もしくはハロゲンで置換されたフェニル基を示す。 ]である請求項1記載の光硬化触媒組成物。 3、組成物が更に(C)光増感剤を含有する光硬化触媒
    組成物。 4、請求項1記載の光硬化触媒組成物およびカチオン重
    合性化合物を含有する光重合性樹脂組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05222112A (ja) * 1992-02-10 1993-08-31 Nippon Soda Co Ltd ピリジニウム塩化合物を含有する硬化性組成物
CN105977368A (zh) * 2016-04-29 2016-09-28 宁波高新区夏远科技有限公司 一种发光装置的环氧硅氧烷树脂密封料及其制备方法

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JPH05222112A (ja) * 1992-02-10 1993-08-31 Nippon Soda Co Ltd ピリジニウム塩化合物を含有する硬化性組成物
CN105977368A (zh) * 2016-04-29 2016-09-28 宁波高新区夏远科技有限公司 一种发光装置的环氧硅氧烷树脂密封料及其制备方法

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