JPH0457117A - タッチ操作式入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はディスプレイと組合せて使用するタッチ操作式
入力装置に関する。

（従来の技術） タッチ操作式の入力装置として、従来より光学式・接触
式等種々のタッチパネルが使用されている。第４図に接
触式タッチパネルを用いた従来型のタッチ操作式入力装
置の構成例を示す。これらは１台のディスプレイに対し
１台のタッチパネルを設けた構成となっており、タッチ
パネルの故障・タッチパネルコントローラの誤動作時に
１．誤った情報が入力されることに対し辣防倫であった
。

第４図において、１はディスプレイであり、ディスプレ
イコントローラ２によってタッチ操作用の画面を表示し
ている。そして接触式タッチパネル５をタッチすると、
接触式タッチパネルコントローラ６からタッチ操作指令
信号８が制御装置９に入力される。これにより制御装置
９てはタッチ操作指令信号とタッチ操作用の表示画面の
情報をもとに、制御出力１０を出力するよう動作する。

（発明が解決しようとする課題） 上記した従来装置ては、誤って接触式タッチパネルをタ
ッチしてしまう場合の保護対策がない。

したがってこの種の誤入力を排除するため他の入力装置
からの指令によって、タッチシステムの使用・除外を設
定していたか、この場合は操作が煩雑となる欠点を有し
ていた。

更に、タッチシステムの使用中において、光学式タッチ
パネルを使用した場合は虫、異物等の飛来によって、ま
た接触式タッチパネルを使用した場合はタッチパネル部
のキス、変形等によりそれぞれ誤った入力が発生ずる原
因となっていた。又、タッチパネルコン１〜ローラ故障 防止は、コンＩ〜ローラの自己診断のみであり、タッチ
システムの信頼性を向上することが困難であった。

本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、入力装置の基本構成要素であるタッチパネルと、それ
に（ｊ随するコントローラ部分を方式の異なる二重化と
することにより、故障発生等による誤入力を防止できる
タッチ操作式入力装置を提供することを目的としている
。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 第１図に本発明によるタッチ操作式入力装置の構成例を
示す。

タッチ操作用画面表示用のディスプレイ１１画面制御用
のディスプレイコントローラ２に、光学式タッチパネル
３及び光学式タッチパネルコントローラ４と、接触式タ
ッチパネル５及び接触式タッチパネルコントローラ６と
を組合せ、方式の異なる入力系を二重化する。そして、
独立した２種のタッチ操作入力信号７，８を比較し、正
常人力信号を判定する信号判定部９Ｄを制御装置９に設
ける。これにより、タッチパネル３，５及びタッチパネ
ルコントローラ４．６の片系から入力される誤入力信号
を制御装置９に設けた信号判定部９Ｄにより排除するこ
とが可能となる。

（作　用） 第１図に従って本発明の詳細な説明する。

ディスプレイコンＩーローラ２により、ディスグレイ１
」二にタッチ操作用の画面を表示した状態て、タッチ入
力を行なうなめにディスプレイ面をタッチする。このと
き光学式タッチパネル３と接触式タッチパネル５を用い
てオペレータの操作を検出し、各々の夕・ンヂパネルニ
１ンＩ〜ローラ４，６によす、タッチか行なわれた位置
の情報をタッチ操作指令信号７．８として制御装置９に
入力する。制御装置９は個々のタッチ操作指令信号７，
８とタッチ操作用の表示画面の情報を基に各々を操作信
号に変換した後、信号判定部９Ｄにて両者を止転判定す
ることにより、必要な信号を制御出力１０として選出す
る。これにより、タッチパネル３，５及びタッチパネル
コントローラ４．６における言置ｆ言づの発生を排除で
きる。

（実施例） 第２図は本発明のタッチ操作式入力装置をプロセス制御
装置に適用した例を示す。

第３図はタッチシステムで使用する制御装置の内部処理
の例を示す。

ディスプレイ１にはディスプレイコンＩーローラ２によ
り、タッチ操作のための画面が出力される。

ディスプレイ１には光学式タッチパネル３と接触式タッ
チパネル５の２種の異方式のタッチパネルが組込まれて
おり、タッチパネルコントローラ４６を介してそれぞれ
独立にタッチ操作指令信号７８を制御装置９に出力する
。

制御装置９ては、画面情報メモリ録に蓄えられた画面位
置情報９ａと、タッチ操作指令信号７．８のタッチ位置
情報を信号変換部９Ｂ，　９Ｃにおいて、操作信号９ｂ
，９ｃとして認識する。独立した２種の操作信号９ｂ，
　９ｃは、信号判定部９１）にて論理積をとり、両者が
一致した場合に正常な制御出力１０としてプロセス制御
装置１１に引渡され、例えばこれに従って調節弁１２の
制御が実施される。

次に本実施例の作用について説明する。

正常時のタッチ操作入力は光学式タッチパネル３及び同
コントローラ４と接触式タッチパネル５及び同コン１〜
ローラ６を用いて画面上の座標データに変換され、タッ
チ操作指令信号７，８として制御装置９に出力される。

制御装置９内部には、画面情報メモリ９＾中に表示画面
Ｉ−のタッチ操作属性等のデータを画面位１〃情報９ａ
として有しており、信号変換部９Ｂ．　９Ｃにてタッチ
操作指令信号７．８と比較を行なうことて、タッチ操作
の座標データは具体的な操作信号９ｈ９Ｃとして認識さ
れる。

光学式、接触式の各々のタッチ操作端より入力された信
号より生成された２種の操作信号９ｂ、　９ｃが、同一
の信号である場合を正常のタッチ入力とすることにより
、信号判定部９Ｄにおいて２者の論理積をとることで、
片系に発生した異常入力を排除した制御出力１０を得る
ことができる。

実施例において制御出力１０がプロセス制御装置１１の
設定値の変更を例にとると、プロセス制御装置１１はタ
ッチシステムにて正常と判断された場合のみ出力される
制御出力１０に従って、設定値変更か行なわれることに
なる。

上記実施例によれはタッチシステムを採用することによ
り、タッチ操作回路の片系に発生した誤入力を排除する
ことが可能となり、従来のタッチシステムて困難であっ
た信頼性の向上を達成することかできる。

つまり、光学式タッチパネルだけでは実現か困難であっ
た虫・異物の飛来による誤入力及び接触式タッチパネル
だけでは実現が困難てあったタッチパネル部のキズ・変
形による誤入力の両者を排除することができる。また、
同時に、タッチパネルコントローラの故障に起因する誤
入力も片系故障は基本的に排除可能となり、片系故障検
出時は健全系からの入力のみで正常入力と判断すること
により、制御装置の信頼性か一層向上する。特に、原子
力発電制御など高度に信頼性を要求される場合でも、本
発明の適用により対応できる。

以上説明したディスプレイ装置はＣＲＴ　・［［、液晶
、プラズマ等の全てに適用可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば光学式・接触式の
タッチパネルを単独で使用した場合に問題となる誤入力
及びタッチパネルコントローラの故障に起因する誤入力
を排除可能となり、高信頼性のタッチ操作式入力装置を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のタッチ操作式入力装置の構成図、第２
図はタッチシステムをプロセス制御装置と組合せた構成
図、第３図は本発明の制御装置の内部構成図、第４図は
従来の接触式タッチパネルを用いた入力装置の構成図で
ある。 １・・・ディスプレイ ２・・・ディスプレイコントローラ ３・・・光学式タッチパネル ４・・・光学式タッチパネルコントローラ５・・・接触
式タッチパネル ６・・・接触式タッチパネルコントローラ７．８・・・
タッチ操作指令信刀

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タッチ操作を行なうためのディスプレイと、このディス
   プレイへの画面出力用のディスプレイコントローラと、
   方式の異なる２つのタッチパネルと、前記各タッチパネ
   ルに設けたタッチパネルコントローラと、前記各タッチ
   パネルコントローラの出力の比較を行なう信号判定部を
   備えた制御装置とを有することを特徴とするタッチ操作
   式入力装置。