JPH0455331Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0455331Y2 JPH0455331Y2 JP1985018607U JP1860785U JPH0455331Y2 JP H0455331 Y2 JPH0455331 Y2 JP H0455331Y2 JP 1985018607 U JP1985018607 U JP 1985018607U JP 1860785 U JP1860785 U JP 1860785U JP H0455331 Y2 JPH0455331 Y2 JP H0455331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- paper
- release agent
- fixing
- transfer paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 15
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 3
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 3
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
この考案は複写機等に用いられる定着ローラの
クリーニング装置に関する。
クリーニング装置に関する。
〈従来技術とその欠点〉
一般に、複写機の定着ローラは離型剤(オイ
ル)が含浸されたクリーニングローラが転接され
るようになつており、両ローラの回転で剥離剤が
定着ローラに塗布される。一方、離型剤を定着ロ
ーラの軸方向全域に塗布し過ぎると、この離型剤
の蒸発等の不具合があるため、この離型剤を全く
使用しない、所謂オイルレス方式のものも試みら
れるようになつている。しかし、この方式では、
定着後の転写紙を原稿として自動給紙装置等で給
紙させる際に次のような不具合を生じる。
ル)が含浸されたクリーニングローラが転接され
るようになつており、両ローラの回転で剥離剤が
定着ローラに塗布される。一方、離型剤を定着ロ
ーラの軸方向全域に塗布し過ぎると、この離型剤
の蒸発等の不具合があるため、この離型剤を全く
使用しない、所謂オイルレス方式のものも試みら
れるようになつている。しかし、この方式では、
定着後の転写紙を原稿として自動給紙装置等で給
紙させる際に次のような不具合を生じる。
即ち、この種の給紙機構は第4図のようにウレ
タンゴム等からなり表面摩擦係数の比較的大きな
上側ローラ101と、ゴム等からなり表面摩擦係
数の比較的小さい下側ローラ102と、給紙補助
ローラ103とを有し、給紙補助ローラ103で
転写紙Mを引き出し、上記上側ローラ101で転
写紙Mに対する給紙力を確保し、下側ローラ10
2を上側ローラ101に対して逆回転させること
により多重枚送りを防止してある。ところが、転
写紙Mの性状や上側および下側ローラ101,1
02に付着した異物等のため、第5図Aのように
2枚の転写紙M1,M2がある場合、厳密には2
枚目の転写紙M2が第5図Bのように1枚目の転
写紙M1によつて両ローラ101,102の接点
に向けて引きづられる。このため、これら転写紙
M1,M2が定着後のものであれば、2枚目の転
写紙M2の画像P2が下側ローラ102に擦すら
れてこのローラ102に付着して1枚目若しくは
2枚目の転写紙M1,M2の各画像P1,P2が
汚れたり、或いは1枚目の転写紙M1の画像P1
と2枚目の転写紙M2の裏面とが擦すり合つて2
枚目の転写紙M2の裏面を汚してしまう。
タンゴム等からなり表面摩擦係数の比較的大きな
上側ローラ101と、ゴム等からなり表面摩擦係
数の比較的小さい下側ローラ102と、給紙補助
ローラ103とを有し、給紙補助ローラ103で
転写紙Mを引き出し、上記上側ローラ101で転
写紙Mに対する給紙力を確保し、下側ローラ10
2を上側ローラ101に対して逆回転させること
により多重枚送りを防止してある。ところが、転
写紙Mの性状や上側および下側ローラ101,1
02に付着した異物等のため、第5図Aのように
2枚の転写紙M1,M2がある場合、厳密には2
枚目の転写紙M2が第5図Bのように1枚目の転
写紙M1によつて両ローラ101,102の接点
に向けて引きづられる。このため、これら転写紙
M1,M2が定着後のものであれば、2枚目の転
写紙M2の画像P2が下側ローラ102に擦すら
れてこのローラ102に付着して1枚目若しくは
2枚目の転写紙M1,M2の各画像P1,P2が
汚れたり、或いは1枚目の転写紙M1の画像P1
と2枚目の転写紙M2の裏面とが擦すり合つて2
枚目の転写紙M2の裏面を汚してしまう。
〈考案の目的〉
この考案の目的は上記不都合を解消し、給紙ロ
ーラで転写紙が汚れるのを防止できる定着ローラ
のクリーニング装置を提供することにある。
ーラで転写紙が汚れるのを防止できる定着ローラ
のクリーニング装置を提供することにある。
〈考案の構成および効果〉
この考案は次のように構成される。
用紙搬送方向に回転する上ローラ、および、上
ローラと逆方向に回転する下ローラからなり、複
写機本体内に用紙を1枚づつ給紙する給紙ローラ
と、 トナーが転写された用紙に圧接してトナー定着
を行う定着ローラと、 離型剤を保有した多孔性のローラ本体、およ
び、このローラ本体の外周面に被着されたウエブ
で構成され、前記定着ローラに転接するクリーニ
ングローラと、 を備えるとともに、 前記クリーニングローラのローラ本体における
前記給紙ローラと対向する領域の開口率を他の領
域よりも大に設定する。
ローラと逆方向に回転する下ローラからなり、複
写機本体内に用紙を1枚づつ給紙する給紙ローラ
と、 トナーが転写された用紙に圧接してトナー定着
を行う定着ローラと、 離型剤を保有した多孔性のローラ本体、およ
び、このローラ本体の外周面に被着されたウエブ
で構成され、前記定着ローラに転接するクリーニ
ングローラと、 を備えるとともに、 前記クリーニングローラのローラ本体における
前記給紙ローラと対向する領域の開口率を他の領
域よりも大に設定する。
以上のように構成することによつてこの考案に
よれば、クリーニングローラから定着ローラに塗
布された離型剤が給紙ローラと対向する部位で多
いため、定着後の転写紙を上記給紙ローラで送る
場合、上記離型剤の付着によつて転写紙が擦られ
ることがなくなり、転写紙の汚れが防止される。
さらに上記離型剤が上記定着ローラの特定の領域
だけに多く他の殆どの領域は少ないため、蒸発量
も少なくてすむ。
よれば、クリーニングローラから定着ローラに塗
布された離型剤が給紙ローラと対向する部位で多
いため、定着後の転写紙を上記給紙ローラで送る
場合、上記離型剤の付着によつて転写紙が擦られ
ることがなくなり、転写紙の汚れが防止される。
さらに上記離型剤が上記定着ローラの特定の領域
だけに多く他の殆どの領域は少ないため、蒸発量
も少なくてすむ。
〈実施例〉
第1図A,Bはこの考案の実施例である定着ロ
ーラのクリーニング装置の上面図および側面断面
図である。
ーラのクリーニング装置の上面図および側面断面
図である。
同図において、上下一対の定着ローラ1,2は
ヒートローラで構成されており、給紙ローラ10
1,102に対向する位置に配設されている。上
側定着ローラ1には、軸受4,5に支持されたク
リーニングローラ6が転接しており、さらに定着
ローラ1の軸方向に沿つて配設されたシヤフト7
には上記定着ローラ1に摺接される複数の剥離爪
8が設けられている。
ヒートローラで構成されており、給紙ローラ10
1,102に対向する位置に配設されている。上
側定着ローラ1には、軸受4,5に支持されたク
リーニングローラ6が転接しており、さらに定着
ローラ1の軸方向に沿つて配設されたシヤフト7
には上記定着ローラ1に摺接される複数の剥離爪
8が設けられている。
上記クリーニングローラ6は第2図に示すよう
に、シリコンオイルのような離型剤9を内部に保
有したローラ本体10とこのローラ本体10の外
周面に被着されたフエルト等からなるウエブ11
とからなり、ローラ本体10の外周面には多数の
孔12が全域に形成されている。上記ローラ本体
10における給紙ローラ101,102と対向す
る領域m(第1図の斜線部分)の孔12aを他の
領域の孔12bよりも大径に設定してある。上記
剥離爪8は上記領域mに対応する部位が除去され
ている。
に、シリコンオイルのような離型剤9を内部に保
有したローラ本体10とこのローラ本体10の外
周面に被着されたフエルト等からなるウエブ11
とからなり、ローラ本体10の外周面には多数の
孔12が全域に形成されている。上記ローラ本体
10における給紙ローラ101,102と対向す
る領域m(第1図の斜線部分)の孔12aを他の
領域の孔12bよりも大径に設定してある。上記
剥離爪8は上記領域mに対応する部位が除去され
ている。
定着ローラ1,2の回転によりローラ本体10
内の剥離剤9が孔12,12a,12bを通して
流出し、ウエブ11を介して定着ローラ1に塗布
される。上記ローラ本体10の領域mの孔12a
が他の領域の孔12bよりも大径であるため、上
記剥離剤9は定着ローラ1に上記領域mに対応す
る部分で多く塗布される。即ち、定着後の転写紙
には上記領域mに対応する部分に多くの剥離剤9
が付着される。したがつて、この転写紙を給紙ロ
ーラ101,102で複数枚送給させた際にも給
紙ローラ101,102で転写紙の画像が擦り取
られることがなくなり、転写紙の裏面が汚れるこ
とが防止される。しかも、上記定着ローラ6に塗
布される剥離剤9は上記領域m対応する部分に殆
どが集中するだけであるから、蒸発の問題も解消
されることになる。
内の剥離剤9が孔12,12a,12bを通して
流出し、ウエブ11を介して定着ローラ1に塗布
される。上記ローラ本体10の領域mの孔12a
が他の領域の孔12bよりも大径であるため、上
記剥離剤9は定着ローラ1に上記領域mに対応す
る部分で多く塗布される。即ち、定着後の転写紙
には上記領域mに対応する部分に多くの剥離剤9
が付着される。したがつて、この転写紙を給紙ロ
ーラ101,102で複数枚送給させた際にも給
紙ローラ101,102で転写紙の画像が擦り取
られることがなくなり、転写紙の裏面が汚れるこ
とが防止される。しかも、上記定着ローラ6に塗
布される剥離剤9は上記領域m対応する部分に殆
どが集中するだけであるから、蒸発の問題も解消
されることになる。
第3図はクリーニングローラ6の変形例を示
し、ローラ本体10の孔12のうち、上記領域m
の開口率を上げるために、この領域mにおける孔
12aのピツチを他の領域のピツチよりも小さく
したものである。この場合も上記実施例と同様の
効果を奏する。
し、ローラ本体10の孔12のうち、上記領域m
の開口率を上げるために、この領域mにおける孔
12aのピツチを他の領域のピツチよりも小さく
したものである。この場合も上記実施例と同様の
効果を奏する。
第1図A,Bはそれぞれこの考案の実施例であ
る定着ローラのクリーニング装置の上面図および
側面断面図、第2図は同装置のクリーニングロー
ラを示す断面図、第3図は同クリーニングローラ
の変形構造を示す断面図、第4図は定着後の転写
紙を送給するための給紙機構の側面断面図、第5
図A,Bは同給紙機構の動作時の説明図である。 1,2……定着ローラ、101,102……給
紙ローラ、6……クリーニングローラ、9……剥
離剤、10……ローラ本体、11……ウエブ、1
2a,12b……孔、m……領域。
る定着ローラのクリーニング装置の上面図および
側面断面図、第2図は同装置のクリーニングロー
ラを示す断面図、第3図は同クリーニングローラ
の変形構造を示す断面図、第4図は定着後の転写
紙を送給するための給紙機構の側面断面図、第5
図A,Bは同給紙機構の動作時の説明図である。 1,2……定着ローラ、101,102……給
紙ローラ、6……クリーニングローラ、9……剥
離剤、10……ローラ本体、11……ウエブ、1
2a,12b……孔、m……領域。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 用紙搬送方向に回転する上ローラ、および、上
ローラと逆方向に回転する下ローラからなり、複
写機本体内に用紙を1枚づつ給紙する給紙ローラ
と、 トナーが転写された用紙に圧接してトナー定着
を行う定着ローラと、 離型剤を保有した多孔性のローラ本体、およ
び、このローラ本体の外周面に被着されたウエブ
で構成され、前記定着ローラに転接するクリーニ
ングローラと、 を備えるとともに、 前記クリーニングローラのローラ本体における
前記給紙ローラと対向する領域の開口率を他の領
域よりも大に設定したことを特徴とする複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985018607U JPH0455331Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985018607U JPH0455331Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61135357U JPS61135357U (ja) | 1986-08-23 |
JPH0455331Y2 true JPH0455331Y2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=30507400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985018607U Expired JPH0455331Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0455331Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57164774A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-09 | Ricoh Co Ltd | Cleaning device for fixing roller |
JPS5814173A (ja) * | 1981-07-18 | 1983-01-26 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | トナ−像の定着方法 |
JPS58215674A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 離型剤塗布装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5013645U (ja) * | 1973-06-01 | 1975-02-13 | ||
JPS5078230U (ja) * | 1973-11-16 | 1975-07-07 | ||
JPS5973761U (ja) * | 1982-11-06 | 1984-05-18 | 株式会社リコー | 複写機の定着装置 |
-
1985
- 1985-02-12 JP JP1985018607U patent/JPH0455331Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57164774A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-09 | Ricoh Co Ltd | Cleaning device for fixing roller |
JPS5814173A (ja) * | 1981-07-18 | 1983-01-26 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | トナ−像の定着方法 |
JPS58215674A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 離型剤塗布装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61135357U (ja) | 1986-08-23 |
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