JPH0455222A - カセット式給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、プリンタ、ファクシミリあるいはコピー機等
にカットシート、すなわち所定寸法に裁断された紙等の
シート体を１枚ずつ供給する給紙装置に関する。

特にこの発明はＢ５．Ａ４．Ｂ４．Ａ３等の各種サイズ
のカットシートをそれぞれ積み重ねた状態でカセットに
収容し、これらカセットを装着してカットシートを補給
する形式のカセット式給紙装置に関する。

［従来の技術］ この形式のカセット式給紙装置において、２以上のカセ
ットを同時に装着可能とし、かつ各カセット用に送紙手
段を設け、これら送紙手段のうちのいずれか−・つを選
択的に駆動することにより、いずれか一つのカセットか
らカットシートを取出す給紙装置が開発されており、こ
れによると給紙するカットシートのサイズを選択するこ
とができる。通常カセットに互換性をもたせるために、
カセット外形は同一寸法に揃えられており、任意のカセ
ッＩ・を任意の位置に装着可能となっている。

そのためいずれのカセットにもほぼ同一枚数のカッＩ・
シートが収容可能となっている。

ところが、ユーザによってはＢ５用紙を多用する場合、
あるいはＡ４用紙を多用する場合があり、このような需
要に応しるために多枚数のカッＩ・シートを収容する大
型カセットが装着可能なものか開発されている。第８図
はこの形式の給紙装置を模式的に示す図であり、５０な
いし５２の装着空間に互換性のある標準カセットを装着
可能な他、空間５４に大型カセットを装着可能としてい
る。

［発明が解決しようとする課題］ この形式の給紙装置は、例えばＡ４サイズの用紙を常時
は多用し、時にＢ５あるいはＢ４サイズの用紙を用いる
ユーザには極めて便利である。しかるに常時は各種サイ
ズの用紙を使い分け、時に特定サイズの用紙を多量に使
うユーザにとっては必すしも良好なものでない。各種サ
イズを使い分ける際には大型ツノセットか不要であり、
特定サイズを多量に使用する際には標準カセットを装着
しておく必要がないからである。このようなユーザには
複数の標準カセットかあるいは１つの大型カセットか装
着できれはよいのである。そしてもしもこのようにでき
れば、複数の標準カセットと大型カセットの両者を同時
に装着しておく必要がなくなることから装着空間ないし
は給紙装置か小型化できることになる。またこのように
できれば複数の標準カセットと大型カセットのそれぞれ
に、各カセットからカットシートを取出すための送紙手
段、あるいは取り出されたカッ１〜シートを所定位置へ
送り出すための送紙路を設ける必要はなくなり、大型カ
セット専用のものか省略されるはすである。しかるにこ
のような必要性を知得し、これに対処した技術はいまま
で創案されていない。

第７図は従来の給紙装置を示すものであり、装着空間５
０には標準カセットＳ１か、５２には標準カセットＳ２
か、装着空間５４に大型カセットＬが装着されている状
態を示している。ここで２６（Ｓｌ）は装着空間５０に
装着されるカセフトのための送紙手段、２６　（Ｂ２）
、２６　（１，）はそれぞれ装着空間５２．５４に装着
されるカセットのための送紙手段を示している。

このような構造の従来の給紙装置では、標準カセッｈｓ
１とＢ２に代えて大型カセッｌ−Ｉ−を装着しようにも
、もともと空間５０．５２に大型カセットＬが装着でき
ず、またたとえこれを装着可能としても今度は送紙手段
２６（Ｂ２）と干渉して大型カセッｌ−Ｌを所定位置に
収容することかできないのである。

そこで本発明ではこれら問題を解決して複数の標準カセ
ットかあるいは１つの大型カセットを装着可能な給紙装
置を実現しようとするのである。

［課題を解決するための手段］ そこで本発明では、第６図にその一例が模式的に示され
るように、各カセットを装着するための空間のうち隣接
する２以上の空間（第６図の例では空間３０と３２）が
連続空間３４とされてそこに大型カセットＬが装着可能
とされる。またその連続空間３４中に装着される各カセ
ットＳｌ、Ｓ２のうち、最」二段のカセットＳ１以外の
カセットのための送紙手段は、大型カセット１．、の装
着位置と干渉しない位置に配置されているのである。

１作　用］ この構造の給紙装置によると、連続空間３４中に複数の
カセットＳｌ、Ｓ２を装着するか、あるいはそれに代え
て１つの大型カセットＬを装着することができる。そし
てこれにより常時は各種サイズを使い分け、時に特定サ
イズを多用するユーザの需要に充分に応えることかでき
る。またこの構造によると大型カセットのための専用ス
ペースが不必要となり、その分給紙装置の小型化を可能
とするのである。

［実施例］ 次に図面を参照して本発明を具現化した一例を説明する
。

第１図は本実施例に係わる給紙装置に用いられる各種カ
セットの斜視図を示すものであり、ＳｌはＡ４カットシ
ートＰ（Ａ４）を収容可能な１５ｍｍ厚の収容スペース
を有する標準カセット、Ｓ２はＡ３カットシートＰ（Ａ
、３）を収容可能な１５ｍｍ厚の収容スペースを有する
標準カセットを示している。標準カセットＳｌ、Ｓ２の
外形は幅Ｅと高さＤか等しく、同一装着空間中にいずれ
の標壁カセッＩ・も装着可能とされている。なお長さＦ
は用紙サイズに合わせであるが、これは装着互換性を妨
げない。

カセットＳ２の両側板２，２、奥板４、前板８はＡ３サ
イズに対応しており、カセットＳ１はさらにＡ４サイズ
の幅に対応するためにペーパ側縁揃え板１６．１６か設
けられている。カセットＳ１、Ｓ２には、カセットの挿
入方向端部て最上部のカットシートの両角部に当接する
位置で一対の分離爪１０．１０が設けられている。また
カセットの側部には同一位置でカセット毎に形状の異な
る当接部１４Ｓ１，１４ｓ２が設けられている。

この当接部は給紙装置に装着されたときに給紙装置側に
固定されているスイッチを押圧し、このスイッチの信号
からカセットが装着されているか否か、またカセットが
装置されているときには装着されているカセットの種類
か識別可能となっている。

各標準カセットＳｌ、Ｓ２の底部には第３図によく示さ
れるようにはね１７とはね１７で上方に同勢されている
底板１９とを主体として構成されるホッパか設けられて
おり、積重ねられたＡ４カットンートＩ）（Ａ・１）な
いしノ＼３カットシートＰ（Ａ３）の最上部のシートの
両角部か分離爪１０によって上方から所定荷重で押圧さ
れた状態で収容される。なお底板１９はヒンジ１５で回
動可能となっている。

第１図に示されるように、大型カセットＬはＡ４カット
シートを多量に収容できるように上下方向において大型
であり、上部は標準カセットＳＬ。

８２等と同一幅Ｅ１同一高さＤに形成されている。

また標準カセットと同一位置に異なる形状の突起１４Ｌ
が形成されている。下部の幅はそれよりも僅かに狭く　
（それでもＡ４サイズを収容できる幅は確保されている
。）、またその高さＧは標準サフ イズのものＤよりも厚く形成されている。すなわち第３
図に示されるように、標準サイズのカセットＳ１と８２
を上下に配置したときの両者間の間隔をＨとしたとき、
Ｇ＝Ｄ＋Ｈの関係に設定されている。このため、大型カ
セットＬには２つの標準カセットの収容枚数の合計の他
、厚みＨに収容される枚数だけ余分に収容可能となって
いる。

第４図に示されるように、□この大型カセッｌ−１、の
底部にはばね１７と底板５とを主体とするホッパが形成
されている。この底板５は２枚の板５ａと５ｂがヒンジ
７によって連結されており、また底板５ｂの下面にはリ
ンクが備えられて底板５ｂは水平に保たれる。底板５ａ
にはペーパ後端部の揃え板６がヒンジ３で結合されてお
り、カセット中の用紙が減少して底板５が図示−点鎖線
に示すように太き（折れ曲がり、それにならってカット
シートが折れ曲がるとそれに合わせて前進してカットシ
ー）Ｐ（Ａ４）の後端縁を揃え、両角部が分離爪１０か
ら離脱しないようにしている。

さて第２図は給紙装置の断面図を模式的に示しており、
１対の側板２０，２０間にカセット装着空間３４か形成
されている。側板２０．２０のそれぞれには１対のレー
ル２４．２４が固定され、レール２４の上方に標準カセ
ットを装着する上部空間３０、下方に下部空間３２が確
保されている。

なおレール間の間隔は第１図に示した大型カセットＬの
下部の幅ＥＬよりは広く、大型カセットＬの装着か可能
となっている。なおりセット装着空間３４の下部にはレ
ール２２か固定され、下部空間３２に標準カセットを装
着するのをガイドする。

またレール２　／Ｉにはストッパ２５が固定されており
、カセットの挿入深さを規制している。レール２２には
ストッパ２５よりも奥側でストッパ２３が固定されてい
る。各カセットＳｌ、’Ｓ２は、側板２、前板８と、底
板とのコーナ部１２，１２がレール２４ないし２２にガ
イドされてストッパ２４ないし２３に当接するまで挿入
される。

第２図によく示されるように下部の装着空間３２に装着
されるカセットは上部に装着されるカセッ、トよりも深
く挿入されて装着される。またこのカセット装置空間の
側方にカセットの有無兼カセット種別判別用のスイッチ
２７ｕ、２７ｆｆか装置側板２０に固定されている。こ
れはカセッＩ・かストッパ２５，２３に当接するまで挿
入されたときにカセットに設けられた突起１４に押圧さ
れる位置関係に置かれており、スイッチ２７ｕ、２７ｐ
の信号からカセットの有無、さらには装着されたカセッ
トの種別が判別される。

この上下のカセット装着空間３０．３２のそれぞれ」一
方にはローラを主体とする送紙手段２６ｕ。

２６ｐが設けられている。この送紙手段はローラか回転
するとカセットの最上面にあるカットシートを１枚ずつ
カセットから取出して、送紙路２９ｕ、２９ｆｆに送り
出す。送紙手段２６ｕ、２６ｎは」１下のカセットの挿
入深さが相異する分たけ異なる位置に配置されている。

このため第４図に示すように大型カセットＬのガイド部
１２，１２をレール２４．２４に沿わせてその前縁かス
トッパ２５に当接するまで挿入しても、大型カセット■
。

と送紙手段２６βとは干渉しない。なお図示２８ｕ、２
８ｐはカセットからカットシ−トがなくなったことを検
出するスイッチであり、装置側板２０に固定されている
か、これも大型カセッｌ−Ｌの装着位置と干渉しない。

さて第３図は標準カセットＳｌ、Ｓ２を挿着した状態で
あり、ローラ２６ｕが回転すればカセッ１〜Ｓ１からＡ
・１のカットシート すれはカセットＳ２からＡ：３カットシートか送紙され
る。

そして需要者は特定サイズのカットシートを多用する場
合には大型カセット■ーヲ装着することができる。これ
か第，１図に示されており、このようにすると２個の標
準カセットＳｔ．，Ｓ２にそれぞれ最大枚数を収容して
おくよりもさらに多量の用紙を使用することかできる。

なおこの状態ではスイッチ２７ｐの信号が、カセットが
セットされていない状態となっているので、下側の送紙
装置２６βが誤って駆動されることはない。

さて以上の実施例では２個の標準カセットＳｌ。

Ｓ２に代えて１個の大型カセソ＋−　ｒ−を用いる例を
示したが、３個以上の標準カセット用装着空間を連通さ
せて１個の大型カセットを装着できるようにしてもよい
。また３個以」二の標準カセッＩ・を装着できる場合に
は、土中のカセットに代えて大型カセットを装着できる
ようにしても、中下のカセットに代えて大型カセットを
装着できるようにしてもよい。

さらにまた第５図に示すように、４個の標準カセットを
装着できる場合には、４個の標準カセットを装着するこ
とも、１個の大型カセットと２個の標準カセットを装着
することも（これが第５図の状態）、２個の大型カセッ
トを装着することもできるようにすることができる。こ
のようにして需要者の多様な要求に応えることもできる
のである。

［発明の効果］ さて本発明では複数のカセットを装着したり、あるいは
それに代えて１個の大型カセットを装着することができ
るために、大型カセットの装着スペースを別に設けたり
、あるいは大型カセット専用の送紙手段を設ける必要か
ない。このため装置の大型化を招くことなく大型カセッ
トの使用を可能とでき、例えは小型のデスクトップ形の
コピファクス等にも大容量カセットを装着することを可
能とする。このようにしてユーザの多様なニスに的確か
つ広範囲に対応することができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は各種カセットの斜視図、第２図は実施例に係わ
る給紙装置本体側の断面模式図、第３図は標準カセット
を装着した状態の断面模式図、第４図は１つの大型カセ
ットを装着した状態の断面模式図、第５図は他の実施例
を示す図、第６図は本発明の詳細な説明する図、第７，
８図は従来の給紙装置を示す図である。 ２Ｇｕ（　１　）・・・送紙手段−１−、（下）３０・
・・上部装着空間 ３２・・下部装着空間 ３４・・・連続装着空間 Ｓｌ．、Ｓ２・・・標準カセット Ｉ。 ・・・大型カセッ ト

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 積重ねられたカットシートを収容するカセットの複数個
   を上下に配置した位置関係で装着することが可能で、該
   装着された複数のカセットのそれぞれからカットシート
   を１枚ずつ取出す送紙手段を各カセット毎に備え、該送
   紙手段のうちのいずれか一つが選択的に駆動されていず
   れか一つのカセットからカットシートが取出されるカセ
   ット式給紙装置において、 各カセットを装着する装着空間のうち、隣接する少なく
   とも２以上の装着空間が連続空間とされて各カセットの
   いずれよりも上下方向において大型のカセットが装着可
   能とされ、該連続空間中に装着される各カセットのうち
   、最上段のカセット以外のカセット用の送紙手段が、該
   大型カセットの装着位置と干渉しない位置に配置されて
   いることを特徴とするカセット式給紙装置。