JPH0454942A - Ｘ線ｃｔスキャナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、被検体の断層撮影を行うＸ＆ＩＣＴスキャナ
に関し、特にスキャナ制御技術の改良に関する。

（従来の技術） 従来、この種のＸｌ１９１ＣＴスキヤナにより被検体の
断層撮影を行う場合、スキャン条件はオペレタが被検体
の撮影部位に合わせて、管電流、管電圧、スキャン時間
などのスキャン条件をマニュアル操作によって設定して
いた。

また、シフトのあるＸ線スキャノの場合には、シフト位
置の設定もマニュアル操作で行っていた。

しかし、このようにマニュアル操作でスキャン条件を設
定すると、撮影開始からこの終了までの時間が長びくこ
とから、先に、スキャノ撮影時の検出データを基に、ス
キャン時のスキャン条件をプログラマブルに設定変更し
得るＸ＄＊ＣＴスキャナが提案されている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このようにスキャン条件を自動選択した
場合にあっても、スキャン条件を一部変更したい場合が
生じるが、このスキャン条件の一部変更を行うことは容
易ではなかった。更に、実際のスキャン条件をスキャン
直前に画面上に表示することも先の提案の中に含まれる
が、予めその実際のスキャン条件を確認することは容易
ではなかった。

本発明は、係る事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、自動選択したスキャン条件を一部変
更した場合に、その変更作業を容易に行えるＸ＠ＣＴス
キャナを提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、上記の目的を達成するため、スキャノ撮影時
の検出データを基に、スキャン時のスキャン条件をプロ
グラマブルに設定し得るＸ線ＣＴスキャナにおいて、 スキャン時のスキャン条件が設定される毎に、同時に設
定されたスキャン条件を画面上に表示する制御を行う表
示制御手段を、具備することを特徴とするものである。

（作用） 本発明によるＸＩＩＣＴスキャナの構成であれば、スキ
ャン時のスキャン条件が設定される毎に、同時に設定さ
れたスキャン条件か画面上に表示がなされるため、画面
上のスキャン条件を確認し、必要に応じてスキャン条件
の一部変更する作業を容易に行える。

（実施例） 第１図は、本発明が適用された一実施例のＸ線ＣＴスキ
ャナの概略を示すブロック図である。

この一実施例のＸ線ＣＴスキャナは、架台１において被
検体Ｐをスキャンするため、システムコントローラ２を
システム全体の制御中枢として、曝射制御部３、データ
収集部４、再構成部５、表示制御部６、表示部７を備え
ている。

架台１は、Ｘ線管８と検出器９とが被検体Ｐの回りに一
体的に回転するようになされている。この架台１におけ
るスキャン条件がシステムコントローラ２により設定さ
れ、設定されたスキャン条件に従って曝射制御部３によ
りＸ線管８がコントロールされる。

データ収集部４は、検出器９て得られたＸ線透過データ
を各チャネル毎に入力し、増幅、積分、サンプルホール
ド及びＡ／Ｐ変換して出力し、後段の再構成部５に出力
するものである。

再構成部５は、データ収集部４がらの全方向からの投影
データに基づきコンボリューション、パックプロジェク
ションを行ってＣ７画像を再構成し、後段の表示部７で
の画像表示に供するようになっている。

表示制御部６は、システムコントローラ２においてスキ
ャン時のスキャン条件が設定される毎に、同時に設定さ
れたスキャン条件を表示部７の画面上に表示する制御を
行うものである。

コノような各部を備えたシステム構成においで、スキャ
ノ撮影をして、プランして、オートインデックススキャ
ンを行う時、システムコントローラ２は、スキャノ撮影
時にデータ収集部４より得た検出器９のデータを基に、
スキャン時のスキャン条件をプログラマブルに設定する
ことができる。

そして、システムコントローラ２によりスキャン時のス
キャン条件が設定されたとき、表示制御部６はシステム
コントローラ２で設定されたスキャン条件を表示部７の
画面上に第２図に示すように表示し、また変更可能なパ
ラメータを表示する。

そのため、より最適なスキャン条件を選択することが可
能となる。

例えば、被検体Ｐの動きが多く、最短スキャン時間での
スキャンを行いたい時、スキャン時間を最短時間に変更
することにより、Ｘ線管８に供給する管電流（ｍＡ）は
自動的に最適値に設定されるというような使い方ができ
る。勿論、自動設定された条件でよい場合は、確認のみ
行えば良い訳で、オヘレータの負担増加とはならない。

また、特定部位のみについてより良いＣ７画像を得るた
めに、Ｘ線管８に供給する管電流を自動設定よりも高め
に設定することも容易に行える。

更に、上述したようにプランして行うオートインデック
ススキャンに限らす、シングルスキャン、マルチスキャ
ンにおいても、表示制御部６のコントロールによって表
示部７の画面上にスキャン条件を表示することにより、
確認、変更を容易に行える。

例えば、マルチスキャンにおいて、従来はスキャン条件
の表示を行ってぃなかったが、第１図に示したＸ線ＣＴ
スキャナにおいて自動設定を行う際には、スキャン条件
は被検体Ｐの部位により異なって設定されることもあり
得るので、それを表示するのが好ましいものである。従
って、スキャン条件の設定変更か必要な場合は、その表
示に基づき、スキャン条件の設定変更を行えば良いこと
になる。

そこで、本実施例にあっては、システムコントローラ２
において第３図のフローチャートに示す如くの制御動作
かなされるようにした。

スキャノデータが与えられたとき（ステップ３０１）、
プリセット条件設定（スキャン時間優先等のプリセット
）に従って標準スキャン条件を設定する（ステップ３０
２）。この標準スキャン条件が設定される毎に、同時に
設定された標準スキャン条件を表示部７の画面上に表示
する制御を行う旨の制御信号を表示制御部６へ送出し、
表示部７の画面上に標準スキャン条件を表示させる（ス
テップ３０３）。

この標準スキャン条件の表示下でパラメータ変更かあっ
たとき（ステップ３０４て変更有りの判定）、または他
のスキャン条件変更かあって変更したいスキャン条件の
表示がなされたとき（ステップ３０５で変更有りの判定
、ステップ３０６）、これら変更内容がステップ３０３
で変更表示される。条件変更がない場合（ステップ３０
４及びステップ３０５で変更無しの判定）、スキャン制
御か実行されることになる（ステップ３０８）。

また更に、スキャン時間優先、管電流優先等については
、第１図に示したＸ線ＣＴスキャナでは、予め設定可能
もしくは自動判断にまかせることも可能であるが、本発
明ではスキャン条件を設定毎に表示することから、スキ
ャンプラン時もしくはスキャン時に一時的に変更するこ
とも容易に行える。

なお、画面上の変更可能なパラメータは、例えばブラン
キングして表示する。また、マウス等のポインティング
デバイスでその値の部分をクリックすることにより、条
件を変更し、自動的に他の条件を自動設定することがで
きる。更に、他の条件は固定にして特定パラメータ等の
変更の設定も可能である。また更に、複数スライスにわ
たる同時設定変更も可能にすることは容易である。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、スキャン条件の確
認、設定変更を容易に実現でき、これにともないスキャ
ン時の被検者に対する安全性が高まる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された一実施例のＸ線ＣＴスキャ
ナの概略を示すブロック図、第２図は本発明の一実施例
における画面上の表示例を示す図、第３図はシステムコ
ントローラの制御動作の一例を示すフローチャートであ
る。 ］・・・架台 ２・・システムコントローラ ３・・・曝射制御部　　　　４・・・データ収集部５・
・再構成部　　　　　６・・・表示制御部７・・表示部
　　　　　　８・・・Ｘ線管９・・・検出器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）スキャノ撮影時の検出データを基に、スキャン時
   のスキャン条件をプログラマブルに設定し得るＸ線ＣＴ
   スキャナにおいて、 スキャン時のスキャン条件が設定される毎に、同時に設
   定されたスキャン条件を画面上に表示する制御を行う表
   示制御手段を、具備することを特徴とするＸ線ＣＴスキ
   ャナ。