JPH0454358A - 遊星ローラ減速機 - Google Patents

遊星ローラ減速機

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JPH0454358A
JPH0454358A JP16286790A JP16286790A JPH0454358A JP H0454358 A JPH0454358 A JP H0454358A JP 16286790 A JP16286790 A JP 16286790A JP 16286790 A JP16286790 A JP 16286790A JP H0454358 A JPH0454358 A JP H0454358A
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JP
Japan
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roller
output shaft
planetary
encoder
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP16286790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sawada
沢田 康宏
Takeo Tanida
武雄 谷田
Yusaku Azuma
雄策 我妻
Teiji Aisaka
逢坂 禎二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US07/695,995 priority patent/US5203748A/en
Publication of JPH0454358A publication Critical patent/JPH0454358A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明はロボットアーム等のように回転および停止精度
が重要なものに用いられる遊星ローラ減速機に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の遊星ローラ減速機は、特開昭58−39
873号公報等に開示されている。
第5図、第6図、第7図はそれぞれ従来例を示す構成図
である。
第5図のものは角度検出用エンコーダを遊星ローラ減速
機の出力側には取り付けず、モータ41に直結のエンコ
ーダ44で角度検出を行い、この検出値に基いて制御装
置42によりモータ41を制御して位置決め制御を行う
ものである。
第6図のものは、遊星ローラ減速機の出力側シャフトと
、エンコーダシャフトとを、タイミングベルトや歯車等
の伝達機構43で接続して位置を検出している。
第7図のものは、外輪が出力軸となっており、出力軸に
取り付けられたロボットアームの回転を直接検出できる
が、遊星ローラはベースあるいは基台に固定となり、遊
星ローラ減速機の最大の特徴である遊星ローラが自転し
ながら、公転するということができない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来例において、第5図のものは、ローラ部に
おいてすべりが発生すると、出力側の位置がくるってし
まう問題があり、第6図のものは、ローラのすべりによ
る位置ズレの心配はなくなるが、伝達機構の遊びにより
精度の良い位置検出ができないばかりでなく、制御上問
題があり、歯車等の摩耗の心配もある。
また、減速比は外輪固定で遊星ローラを自転させながら
公転させると、外輪回転に比べ+1されるのに、第7図
のものは、遊星ローラを公転させず、外輪を回転させて
いるので、減速比が小さくなる。さらに慣性の大きい外
輪を回転せねばならなくなる。
本発明は上記の問題点に鑑み、遊星ローラを自転および
公転させ、公転する遊星ローラの基台に対する回転角を
直接検出する遊星ローラ減速機を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の遊星ローラ減速機は、基台に回転自在に取り付
けられ、モータによって駆動される太陽ローラと、 前記太陽ローラに外接し太陽ローラにより駆動され、太
陽ローラの周囲を回転する複数の遊星ローラと、前記各
遊星ローラが相互に一定の位置関係を保ちつつ前記回転
をするように各遊星ローラの回転軸の一端を連結してい
るフランジと、飢記遊星ローラと内接し、前記基台に固
定されている外輪と、前記フランジに連結された出力軸
とを有する遊星ローラ減速機において、前記基台と前記
出力軸との間の回転角を直接検出する回転角検出手段を
有し、 好ましくは、回転角検出手段は基台に固定された中空軸
形エンコーダであって、中空軸形エンコーダの中空な回
転軸の中空部に太陽ローラが遊嵌され、中空な回転軸の
一端から外側に水平板状に延びるエンコーダフランジに
は遊星ローラの回転軸の他端がそれぞれ取り付けられら
れており、さらに好ましくは、回転角検出手段が検出し
た出力軸の位置検出値を位置情報として、制御装置にフ
ィードバックし、太陽ローラ駆動用モータに直結された
エンコーダ出力をF/V変換器に入力し変換出力値を速
度情報として制御装置にフィードバックするフィードバ
ック制御系を有する。
〔作   用〕
回転角検出手段は、出力軸に接続された遊星ローラの基
台に対する公転角度すなわち出力軸側の位置を直接検出
する。
〔実 施 例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の遊星ローラ減速機の第1の実施例を示
す断面図、第2図は第1図の実施例の中空軸形エンコー
ダを示す断面図である。
基台である減速機固定台20にはモータ取付フランジ2
1および外輪22が取り付けられている。駆動用モータ
1(以降、モータ1と記す)はモータ取付フランジ21
に取り付けられ、モータ1の回転速度はモータ直結エン
コーダ14により検出されて出力される。
太陽ローラ3は表面が平滑な円柱状をしていて、カップ
リング2によりモータ1の出力軸1aに結合されるとと
もに、ケーシングの一部であるモータ取付フランジ21
に1組のベアリング13を介して回転自在に軸支されて
おり、その自由端側の外周には後述の複数の遊星ローラ
が外接されて太陽ローラ3がふれ回らないように構成さ
れている。太陽ローラ3の回転力は、太陽ローラ3の周
囲に外接し複数個配置された直径の等しい遊星ローラ4
の摩擦力により伝達される。複数の遊星ローラ4は、そ
れぞれ出力フランジ9に固定されたシャフト5に一対の
ベアリング12を介し回転自在に軸支されている。各シ
ャフト5は、太陽ローラ3の出力軸la側にも延長され
下端5aがエンコーダ取付フランジ7aにそれぞれ接続
されている。各遊星ローラ4はその表面が平滑な円柱状
をしており、各遊星ローラ4はケーシング内の外輪22
に内接している。
本実施例の遊星ローラ減速機の減速比については、太陽
ローラ径をdl、外輪内径をd2とする式(1)で表わ
される。
つまり、モータ1が回転すると太陽ローラ3が回転し、
それに伴い各遊星ローラ4が回転する。
ところが、外輪22は固定されているため回転すること
ができず、各遊星ローラ4は、自転しながらかつ太陽ロ
ーラの回りを公転する。この現象は遊星ローラ減速機固
有のものであり、ただ単に太陽ローラと外輪とで減速し
たときよりも+1だけ減速比を大きく取ることができる
出力軸10は出力フランジ9に連結され、かつ出力フラ
ンジ9とともにベアリング11を介して外輪22に回転
自在に取り付けられている。したがって、減速された出
力は出力軸10に伝達され、出力軸10に接続された、
例えばロボットアーム15(第3図参照)等を駆動する
。一方、基台と出力軸10との間の回転角は、前記シャ
フト5の下端5aに接続されたエンコーダ取付フランジ
7aを介して駆動される回転角検出手段である中空軸形
エンコーダ7によフて検出される。中空軸形エンコーダ
7は、第2図に示されるように、固定部7f、スリット
板7b、光学系装置7c、中空軸7d、中空軸7dと一
体化されたエンコーダ取付フランジ7a、ベアリング7
e、固定部7fの一部か構成するベアリングハウジング
7g、カバー7h等から構成されている。固定部7fは
モータ取付フランジ21に固定されており、さらに固定
部7fに光学系装置7Cが固定されている。一方、中空
軸7dは、前記エンコーダ取付フランジ7aと一体化さ
れており、カバー7hおよび光学系装置7Cが取り付け
られた固定部7fの一部であるベアリングハウジング7
gに対のヘアリング7eを介して回転自在に軸支されて
いる。スリット板7bは中空軸7dに固定されており、
前記光学系装置7Cと固定部7fとの間に配設されてい
る。従って、エンコーダ取付フランジ7aが遊星ローラ
4によフて回転されると、その回転は中空軸7dを介し
てスリット板7bの回転となり、光学系装置7Cにより
検出され出力される。
中空軸形エンコーダ7は出力軸10と外輪22との間で
も取付可能であるが、中空軸形エンコーダ7の中空軸7
dの径はφ30〜φ50程度であるため、第3図に示す
ようにロボットアーム15の駆動を目的とするとき、大
トルクを伝達する出力軸をφ30〜φ50程度にしなけ
ればならなくなる。そのため、出力軸の材料強度が不足
するという問題が生じる(小トルクを伝達するなら問題
ない)。太陽ローラ3は、モータ1に減速機構を介せず
接続されたシャフトであるから伝達トルクも小さく径も
φ20〜φ30程度でよい。そこで、中空軸形エンコー
ダ7を太陽ローラの駆動モータ出力軸接続側に取付ける
わけである。また、モータ1、モータ直結エンコーダ1
4、中空軸形エンコーダ7は制御装置23に接続されて
制御される。
本実施例のような構造にすることにより、出力軸10の
回転中心と回転角検出用の中空軸形エンコーダ7の回転
中心とを同軸にすることができ直接出力軸の回転を検出
できるから完全な(:1osedloopを持つフィー
ドバック制御系を構成できる。
このフィードバック制御系の一例を示すのが第4図であ
る。
制御装置23は、速度制御部23a1位置制御部23b
、メモリ23c、操作部23d、I10制御回路23e
、F/V変換器23fおよびCPU23gを有し、ロボ
ットアーム15か結合された遊星ローラ減速機の出力軸
10を制御すべくモータ1に指令か出力され、指令に従
って出力軸10がモータ1によって駆動される。モータ
1からはモータ直結エンコーダ14およびF/V変換器
23fを介して速度データが速度制御部23aにフィー
ドバックされ、出力軸10側からは中空軸形エンコーダ
12を介して位置データが位置制御部23bにフィード
バックされる。従って、この制御系は完全なりローズド
・ループ(C1osed 1oop)となフており、モ
ータ1から出力軸10に至る駆動力伝達経路において、
例えすべりか発生したとしても、そのすべりには全く影
響されないで出力軸100回転位置を正確に制御できる
。なお、出力軸10の位置制御は、公知の数値制御手段
を用いることにより問題なく制御可能であり、精度を高
めるためには中空軸形エンコーダ7を高精度化するのみ
で、ロボットアーム15等が結合された出力軸10を高
精度に回転させることが可能である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、遊星ローラを自転および
公転させるとともに、出力フランジを介して出力軸と接
続し、基台と出力軸間の回転角を回転角検出手段により
検出することにより、伝達機構のすべりによる影響を受
けず出力軸の位置検出ができる効果があり、歯車を用い
た減速機と異なりバラクラシュがないため制御系は完全
クローズド・ループなるフィードバック系を構成できる
ため、絶対位置決め精度を向上できる効果があり、さら
に回転角の検出を中空軸形エンコーダで行うことにより
全体をコンパクトにできる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遊星ローラ減速機の第1の実施例を示
す断面図、第2図は第1図の実施例の中空エンコーダを
示す断面図、第3図は第1図の実施例をロボットアーム
に通用した応用例を示す構成図、第4図は第1図の実施
例の制御装置を詳細に示すブロック図、第5図、第6図
、第7図はそわぞれ従来例を示す構成図である。 !・・・駆動用モータ、   2・・・カップリング、
3・・・太陽ローラ、    4・・・遊星ローラ、5
・・・シャフト、     7・・・中空エンコーダ、
7a・・・エンコーダ取付フランジ、 9・・・出力フランジ、  10−・・出力軸、11.
12.13・・・ベアリング、 14−・・モータ直結エンコーダ、 15・・・ロボットアーム、 20−・・減速機固定台、 21・・・モータ取付フランジ、22・・・外輪。 ゛工8−コーフルイゴフラシシ a 第2図 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基台に回転自在に取り付けられ、モータによって
    駆動される太陽ローラと、 前記太陽ローラに外接し太陽ローラにより駆動され、太
    陽ローラの周囲を回転する複数の遊星ローラと、前記各
    遊星ローラが相互に一定の位置関係を保ちつつ前記回転
    をするように各遊星ローラの回転軸の一端を連結してい
    るフランジと、前記遊星ローラと内接し、前記基台に固
    定されている外輪と、前記フランジに連結された出力軸
    とを有する遊星ローラ減速機において、 前記基台と前記出力軸との間の回転角を直接検出する回
    転角検出手段を有することを特徴とする遊星ローラ減速
    機。
  2. (2)回転角検出手段は基台に固定された中空軸形エン
    コーダであって、中空軸形エンコーダの中空な回転軸の
    中空部に太陽ローラが遊嵌され、中空な回転軸の一端か
    ら外側に水平板状に延びるエンコーダフランジには遊星
    ローラの回転軸の他端がそれぞれ取り付けられている請
    求項1に記載の遊星ローラ減速機。
  3. (3)回転角検出手段が検出した出力軸の位置検出値を
    位置情報として制御装置にフィードバックし、太陽ロー
    ラ駆動用モータに直結されたエンコーダ出力をF/V変
    換器に入力し、変換出力値を速度情報として制御装置に
    フィードバックするフィードバック制御系を有する請求
    項1または請求項2に記載の遊星ローラ減速装置。
JP16286790A 1990-05-09 1990-06-22 遊星ローラ減速機 Pending JPH0454358A (ja)

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US07/695,995 US5203748A (en) 1990-05-09 1991-05-06 Rotary driving system and robot operating thereon

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JP16286790A JPH0454358A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 遊星ローラ減速機

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