JPH04534Y2 - - Google Patents

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JPH04534Y2
JPH04534Y2 JP1984154322U JP15432284U JPH04534Y2 JP H04534 Y2 JPH04534 Y2 JP H04534Y2 JP 1984154322 U JP1984154322 U JP 1984154322U JP 15432284 U JP15432284 U JP 15432284U JP H04534 Y2 JPH04534 Y2 JP H04534Y2
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JP
Japan
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lead terminals
battery
insulating
battery body
insulating spacer
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JP1984154322U
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JPS6170366U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、基板実装タイプのリード端子つき
電池に関するもので、より具体的には偏平形電池
本体の両極端子面にそれぞれリード端子が固着さ
れ、その2つのリード端子がほぼ平行にほぼ同方
向へ突出しているリード端子つき電池に関するも
のである。
《従来技術》 リード端子つき電池は、特にエネルギー密度の
高いリチウム電池などの非水電解液電池に多く採
用されている形態であり、リード端子をハンダ付
けあるいはネジ止めすることにより電子機器の回
路基板に実装され、メモリーバツクアツプ用電池
などとして使用されている。
リード端子つき電池にも各種の形態のものがあ
るが、その1つに第1図に例示するようなリード
端子つき偏平形電池が従来から知られている。偏
平な正極缶10と負極端子板12およびこれらの
間に介在する環状の封口ガスケツト(図示省略)
によつて偏平形電池本体1が構成され、その内部
に発電要素が密封入されている。正極間10の底
面に細長い金属板からなるリード端子14がスポ
ツト溶接されているとともに、同様なリード端子
16が負極端子板12にもスポツト溶接されてい
る。この2つのリード端子14と16は、電池本
体1に対してほぼ同方向に突出し、ほぼ平行に取
付けられている。
この種のリード端子つき偏平形電池では、これ
が製造されてから回路基板に実装されるまでの過
程で、リード端子14,16による短絡が生じや
すいという問題がある。特に、負極端子板12側
のリード端子16の基部と正極缶10の開口端縁
部分とが非常に近接しているため、リード端子1
6が少し下方へ曲げられると直ぐに正極缶10の
開口端縁に接触してしまう。この接触を防止する
ため、従来のこの種の電池では、電池本体1の周
縁に熱収縮性チユーブを装着して絶縁被覆してい
る。また一部には、封口ガスケツトを正極缶10
の開口端縁からはさみ出させ、そのはさみ出した
部分でリード端子16と正極缶10の開口端縁と
を絶縁分離している。
《考案が解決しようとする課題》 しかし従来のいずれの絶縁構造によつても、リ
ード端子14と16の突出端部分が相互に接触す
ることによつて起こる短絡事故を防止することは
できない。リード端子14と16の直接的な接触
は、電池本体1が薄くて端子間の間隔が小さい程
起きやすく、またリード端子14,16が長い程
あるいは柔軟な程起きやすくなる。
電子部品の実装工程を考えると、リード端子つ
き電池のハンドリングや運搬の過程などにおい
て、リード端子14,16を接触変形させるよう
な力が加わることは大いに予想されることである
ので、リード端子間の直接的な接触に対する対策
も必要である。またリード端子14,16が接触
するまでには至らなくても、その変形によつて両
者の間隔が変つてしまうと、リード端子を回路基
板の孔に挿入するのが面倒になり、基板への挿入
作業能率が大きく低下してしまう。
上記の短絡の問題に対しては、2つのリード端
子の突出方向を変えたり、あるいはリード端子を
折り曲げて、両端子が接近しないようにすること
で一応対処できる。しかし、リード端子の形態お
よびその位置関係はユーザーの要求に応じても決
められるので、第1図のように2つのリード端子
がほぼ平行にほぼ同方向へ突出した形態のものも
必要とされる。
この考案の目的は、偏平形電池本体の両極端子
面に2つのリード端子がほぼ平行にほぼ同方向へ
突出して取付けられたものにおいて、簡単な絶縁
構造で、リード端子の突出部分が簡単に変形する
のを防ぎ、リード端子同士が接触することによつ
て起こる短絡事故をなくすとともに、回路基板へ
の挿入作業性を低下させないようにしたリード端
子つき電池を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、この考案に係る
電池は絶縁性保持部材を有し、この絶縁性保持部
材は電池本体の厚みとほぼ同等の幅を置いて配設
された2つの対向面部とこれらの対向面部を連結
する絶縁スペーサーとを有し、この絶縁スペーサ
ーにはリード端子の間隔と等しい間隔をおいて2
つの貫通孔が形成されてなり、上記2つの貫通孔
に上記2つのリード端子が挿通され、上記対向面
部が上記電池本体を厚み方向に挟持してなるので
ある。
《作用》 絶縁保持部材は絶縁スペーサーに形成された2
つの貫通孔にリード端子を挿通することによつて
電池本体に簡単に取り付けることができ、この取
り付けた状態では絶縁スペーサーによつて2つの
リード端子は所定の間隔に確実に保持され、両者
の変形、短絡が防止される。
《実施例》 第2図はこの考案の第1実施例を示している。
この実施例では、偏平形電池本体1に2つのリー
ド端子14,16をほぼ平行にほぼ同方向へ突出
して取付けたものに対し、絶縁スペーサ18と2
つの保持片22,22を一体的に有する合成樹脂
成形品を装着している。この合成樹脂成形品は音
叉型をなしており、その中央部分が絶縁スペーサ
18であり、絶縁スペーサ18の両端部分から平
行に突出している長方形状部分が保持片22であ
る。保持片22,22は偏平形電池本体1の厚み
とほぼ同じ間隔を保つている。また、絶縁スペー
サ18の部分には2つの貫通孔20,20がリー
ド端子14,16の間隔と等しい間隔をおいて形
成されている。
2つのリード端子14,16を絶縁スペーサ1
8の2つの貫通孔20,20にそれぞれ挿通し、
偏平形電池本体1を2つの保持片22,22の間
に嵌め込む。保持片22,22は適度な弾性を有
し、電池本体1をその厚み方向に挟持し、絶縁ス
ペーサ18を図示の装着状態に安定させる。
すると、リード端子14,16の突出部分は絶
縁スペーサ18によつてその自由な動きを規制さ
れるとともに機械的に補強された状態となり、リ
ード端子14,16の変形は生じにくくなり、リ
ード端子16の基部が正極缶10の開口端縁に接
触する短絡事故は完全に発生しなくなるととも
に、リード端子14と16が直接的に接触するこ
とによる短絡も殆ど生じなくなる。また、リード
端子14,16の間隔が拡がつたり狭まつたりす
る変形が絶縁スペーサ18によつて防止されるの
で、これを回路基板に装着する作業も非常にやり
やすくなる。
第3図はこの考案の第2の実施例を示してい
る。この実施例では、前述の絶縁スペーサ18が
合成樹脂製の絶縁ケース24の底部に一体的に設
けられている。絶縁ケース24は電池本体1を収
容する大きさの直方体をなしており、その上面が
開口部24bとなつており、ここから電池本体1
をケース内に収める。絶縁ケース24内に電池本
体1を収容するときに、リード端子14,16を
絶縁スペーサ18の貫通孔20,20に挿通し、
その先端部分を外部に突出させる。また、絶縁ケ
ース24の内側面には係止突起24a,24aが
形成されており、電池本体1をこの係止突起24
a,24aを乗り越えて強く押し込めば、電池本
体1は絶縁ケース24から簡単には抜けなくな
る。この実施例においても前述と同様に、絶縁ス
ペーサ18によつてリード端子14,16の変
形、短絡が防止される。
第4図はこの考案の第3の実施例を示してい
る。この実施例でも絶縁スペーサ18は絶縁ケー
スの一部に設けられているが、この実施例の絶縁
ケース26は電池本体1を全面的に覆うように収
容する。特にこの実施例の特徴とする点は、絶縁
ケース26が全く同じ形状の半割ケース部材28
a,28bによつて構成されている点である。ケ
ース部材28a,28bの端面部分には嵌合凸部
30と嵌合凹部32が形成されており、ケース部
材28a,28bを対象配置して向い合せ、一方
の嵌合凸部30を他方の嵌合凹部32にそれぞれ
圧入嵌合すると、絶縁ケース26が組立てられ
る。この組立時に電池本体1を内部に収容し、か
つケース部材28a,28bの組合せによつて形
成される貫通孔20,20にリード端子14,1
6をそれぞれ挿通し、その先端部分をケース26
の外方へ突出させる。この貫通孔20,20の形
成部分が前記実施例と同様な絶縁スペーサ18と
なるわけで、これによりリード端子14,16の
変形、短絡が防止される。
《考案の効果》 以上詳細に説明したように、この考案に係るリ
ード端子つき電池は絶縁性保持部材を有し、この
絶縁性保持部材は電池本体の厚みとほぼ同等の幅
を置いて配設された2つの対向面部とこれらの対
向面部を連結する絶縁スペーサーとを有し、この
絶縁スペーサーには上記リード端子の間隔と等し
い間隔をおいて2つの貫通孔が形成されてなり、
上記2つの貫通孔に上記2つのリード端子が挿通
され、上記対向面部が上記電池本体を厚み方向に
挟持してなるので、絶縁保持部材は絶縁スペーサ
ーに形成された2つの貫通孔にリード端子を挿通
することによつて電池本体に簡単に取り付けるこ
とができ、この取り付けた状態では絶縁スペーサ
ーによつて2つのリード端子は所定の間隔に確実
に保持され、両者の変形、短絡が防止され、しか
も実装作業が非常に容易なリード端子つき電池を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリード端子つき電池の斜視図、
第2図は本考案の一実施例によるリード端子つき
電池の部分断面側面図および正面図、第3図は同
じく第2実施例の部分断面側面図及び部分断面正
面図、第4図は同じく第3実施例の斜視図および
部分断面正面図、である。 1……偏平形電池本体、14……リード端子、
16……リード端子、18……絶縁スペーサ、2
0……貫通孔、22……保持片、24……絶縁ケ
ース、26……絶縁ケース、28a,28b……
半割ケース部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 偏平形電池本体1の両極端子面にそれぞれリ
    ード端子14,16が固着され、その2つのリ
    ード端子がほぼ平行にほぼ同方向へ突出してい
    るリード端子つき電池において、上記電池は絶
    縁性保持部材を有し、この絶縁性保持部材は上
    記電池本体の厚みとほぼ同等の幅を置いて配設
    された2つの対向面部とこれらの対向面部を連
    結する絶縁スペーサー18とを有し、この絶縁
    スペーサーには上記リード端子の間隔と等しい
    間隔をおいて2つの貫通孔20,20が形成さ
    れてなり、上記2つの貫通孔に上記2つのリー
    ド端子が挿通され、上記対向面部が上記電池本
    体を厚み方向に挟持してなることを特徴とする
    リード端子つき電池。 (2) 上記2つの対向面部が、上記偏平形電池本体
    1をその厚み方向に挟持する2つの保持片2
    2,22からなり、上記絶縁スペーサー18と
    一体的に形成されてなることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のリード端子つ
    き電池。 (3) 上記2つの対向面部が、上記偏平形電池本体
    1を収容する絶縁ケース24の対向面を形成し
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のリード端子つき電池。 (4) 上記絶縁ケースは2つの半割ケース部材28
    a,28bを向い合せて嵌合することで組み立
    てられていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第3項記載のリード端子つき電池。
JP1984154322U 1984-10-15 1984-10-15 Expired JPH04534Y2 (ja)

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Families Citing this family (2)

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JP5773412B2 (ja) 2011-03-31 2015-09-02 Necエナジーデバイス株式会社 電池パックおよび電動自転車
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JPS5526890B2 (ja) * 1972-10-05 1980-07-16
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