JPH045282A - 新規な2―ヒドラジノベンゾチアゾール誘導体及びそれを有効成分とする除草剤 - Google Patents

新規な2―ヒドラジノベンゾチアゾール誘導体及びそれを有効成分とする除草剤

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JPH045282A
JPH045282A JP10536790A JP10536790A JPH045282A JP H045282 A JPH045282 A JP H045282A JP 10536790 A JP10536790 A JP 10536790A JP 10536790 A JP10536790 A JP 10536790A JP H045282 A JPH045282 A JP H045282A
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carbon atoms
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alkyl group
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hydrazinobenzothiazole
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JP10536790A
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Atsushi Go
郷 敦
Masahito Ito
雅仁 伊藤
Keiji Endo
遠藤 恵次
Hideji Mukoda
向田 秀司
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は文献未記載の新規な2−ヒドラジノベンゾチア
ゾール誘導体及びそれを有効成分として含有する除草剤
に関するものである。
従来の技術 特開昭48−72164号公報には、2−ヒドラジノベ
ンゾチアゾール誘導体についての合成例が示されている
が、それらの除草活性作用等について全く記載されてい
ない。
発明の構成 本発明者らは、上記公知のヒドラジノベンゾチアゾール
誘導体とは構造の異なる新規な2−ヒドラジノベンゾチ
アゾール誘導体を合成するとともに、それらが優れた除
草活性を有する化合物であることを見出し本発明に到達
した。
斯くして、本発明によれば、一般式(I)R′ [但し、R五は 水素原子、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数2〜
6のアルカノイル基であり、R2及びR3は、それぞれ
独立して 炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜4のアルケニル
基、炭素数3または4のアルキニル基、置換されてもよ
いアリール基または置換されてもよいピリジニル基であ
る。
R4、R6、R6及びR7は、それぞれ独立して水素原
子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数
1〜6のハロアルキル基または炭素数I〜6のアルコキ
シ基である]で表わされる2−ヒドラジノベンゾチアゾ
ール誘導体か提供される。
更に、本発明によれは、上記式(I)化合物を有効成分
として含有することを特徴とする除草剤か提供される。
発明の効果 本発明の上記式(I)で表わされる2−ヒドラジノベン
ゾチアゾール誘導体は、本発明者の知る限り文献未記載
の新規な化合物である。本発明の上記式(I)で表わさ
れる2−ヒドラジノベンゾチアゾール誘導体は、ベンゾ
チアゾール環の2位に、2置換あるいは3置換のヒドラ
ジノ基を有することが特徴であり、その構造的特徴によ
ってこの式(I)の2−ヒドラジノベンゾチアゾール誘
導体は除草剤として優れた生理活性が発揮されるものと
考えられる。
本発明の除草剤は、殺草スペクトラムが広く、その上通
常の除草剤に比較して極めて少ない使用量でその除草活
性を充分発揮するという優れた特性を有する除草剤であ
る。
発明の詳細な説明 次に本発明の前記一般式(I)で表わされる2ヒドラジ
ノベンゾチアゾ一ル誘導体についてさらに詳細に説明す
る。
前記一般式(I)中のヒドラジノ基においてR1として
は (1)水素原子の他に、(u)炭素数1〜6のアルキル
基としては、例えばメチル、エチル、nプロピル、1s
o−プロピル、n−ブチル、1so−ブチル、5ec−
ブチル、ter−ブチノペペンチル及びその構造異性体
等が挙げられ、これらのうち炭素数1〜3のアルキル基
が好ましく、さらに(ii)炭素数2〜6のアルカノイ
ル基としては例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、インブチリル、バレリル、インバレリル、ヘキサノ
イル及びその構造異性体が挙げられ、これらのうち炭素
数2〜3のアルカノイル基が好ましい。R1としては上
記(1)〜(ii)中、(1)水素原子が特に好ましい
R2及びR3としては同一もしくは異なり、(i)炭素
数1〜6のアルキル基としては、例えはメチル、エチル
、n−プロピル、ls○−プロピル、n−ブチル、1s
o−ブチル、5ee−ブチル、ter−ブチル、ペンチ
ル及びその構造異性体等が挙げられ、これらのうち炭素
数1〜3のアルキル基が好ましく、 (u〕炭素数2〜4のアルケニル基としては、例えばビ
ニル、アリルまたはインブテニル等が示され、 (ii)炭素数3または4のアルキニル基としては、例
えばグロパルギルまたはブチニル等が示され、 (iv )置換されてもよいアリール基におけるアリー
ルとしては、フェニル基、ナフチル基またはビフェニル
基、好ましくはフェニル基が挙げられ、これらは1〜5
個、好ましくは1〜3個の置換基を有していてもよく、
その置換基としては、炭素数I〜4のアルキル基、炭素
数1〜4のアルコキシ基、ハロゲンまたはトリフルオロ
メチル基等が示され、具体例としては、フェニル、3−
トリフルオロメチルフェニルまたは3.4−ジクロロフ
ェニル等か挙げられ、 (v)置換されてもよいピリジニル基としてはこれらは
1〜5個、好ましくは1〜3個の置換基を有していても
よく、その置換基としては、炭素数I〜4のアルキル基
、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲンまたはトリフ
ルオロメチル基等が示される。
R4R5、R6及びR7としては互いに同一もしくは異
なり、 (1)水素原子の他に、(u)ハロゲン原子としては弗
素、塩素、臭素または沃素であり、これらのうち弗素ま
たは塩素が好ましい。(ij)炭素数1〜6のアルキル
基としては、例えばメチル、エチル、n−7’口ピル、
1so−プロピル、n−ブチル、1so−ブチル、5e
c−ブチル、ter−ブチル、ペンチル及びその構造異
性体等が挙げられ、これらのうち炭素数1〜3のアルキ
ル基が好ましく、(iv )炭素数1〜6のハロアルキ
ル基としては、1〜6個のハロゲン殊に弗素または塩素
で置換された上記(ii)のアルキル基が適当であり、
例えハクロロメチル、クロロエチル、ジクロロエチル、
ジフルオロメチル、トリフルオロメチルまたはトリフル
オロエチル等が挙げられ、これらのうちで1〜3個のハ
ロゲンを有する炭素数1〜3のアルキル基か好ましく、
(v)炭素数1〜6のアルコキシ基としては、例えば、
メトキシ、エトキシ、プロポキン、インプロポキシ、ブ
トキシまたはインブトキシ、ter−ブトキシ等が挙げ
られ、これらのうち炭素数1〜3のアルコキシ基が好ま
しい。
本発明における前記一般式(1)は如何なる製造法によ
って得られたものであってもよい。また前記一般式(1
)は農薬的に許容しうる酸との塩を形成していても差支
えない。
前記一般式(I)は、例えば下記に示す方法によって製
造することができるが、本発明はこの方法によって製造
されたものに限定を受けるわけではない。
R′ (II)        (II[) R′ CI) [式中、RI  R2R3R4R5R6及びR7は前記
一般式(I)における定義と同しである。Acはアセチ
ル基を表わす。]上記反応式に示したように、クロロベ
ン7’−)アゾール(I[)とアセチルヒドラジン(I
[[)を例えば有機溶媒中あるいは無溶媒中、塩基の存
在下で反応させることにより本発明の一般式(I)の化
合物を製造することができる。
反応は化合物(n)に対して塩基を1〜3モル当量、好
ましくは1−1.5モル当量用いてO′cあるいは室温
で1ないし5時間行われる。塩基としては、例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウムまた
は水素化カリウム等が挙げられる。
反応終了後は、反応混合物を水中にあけ有機溶媒で抽出
、再結晶、カラムクロマト等の常法の手段に従って処理
することにより、本発明の目的とする化合物を単離する
ことができる。
次に実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例 ジエチルエーテルで抽出し無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。カラムクロマト[溶離液:酢酸エチル/ヘキサン
=115(容積比)jで精製し、2.2g(収率74%
)のニーメチル−1−7エニルー2−(2−ベンゾチア
ゾリル)ヒドラジンを得た。
上述の実施例と同様な方法で、下記表1に示す本発明の
化合物を合成した。結果をまとめて表1に示す。また表
2に得られた化合物のN、M、R分析値を示す。
1.64g(0,01モル)の1−アセチル−2−メチ
ル−2−フェニルヒドラジンをDMF 50dに溶かし
、0℃で水素化ナトリウム0.48g(0,01モル)
を加えた。次に1.69g(0゜01モル)の2−クロ
ロベンゾチアゾールを0℃で加え室温で2時間撹拌した
。反応液を水にあけ本発明の上記式(I)で表わされる
化合物は、殺草活性が著しく高いので、少量の使用で極
めて優れた殺草活性を示すとともに、栽培作物に対して
高い安全性を有しており、農業上有用な除草剤となり得
る。
本発明の化合物は、水田及び畑地に生育する発生前から
生育期までの諸雑草を有効に防除できる。
例えば、水田に発生するノヒエ、タマカヤツリ、コナギ
、アゼナ、キカシグサ、ホタルイ等の一年性雑草及びマ
ツバイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、クログワイ等の多年
性雑草を防除することかできる。また、畑地に発生する
ヒエ、メヒシバ、オヒシバ、エノコログサ、スズメノテ
ツボウ、ノhコベ、タデ類、ヒエ類、イチビ、シロザ、
アメリカキンコジカ、オナモミ、ブタフサ、ナズナ、り
不ツケバナ、センダングサ、ヤエムグラ、ソバカズラ等
の一年生雑草のみならずハスマゲ、ヒルガオ、ジョンソ
ングラス、シバムギ等の多年性雑草も防除することがで
きる。特に本発明の化合物は、畑地に生育する一年生広
集雑草にも強い雑草活性を示し、例えば、アオビユ、ス
ベリヒュ、オナモミ、センダングサ、アレチウリ、コア
カザ、サナエタデ、オオイヌタデ、ハコベ、ナズナ、ミ
ミナグサ、マルパアサガオ、イヌホウズキ、ワルナスビ
、オオバコ、イチビ、カタバミ、ヤエムグラ等の雑草を
有効に防除できる。
更に、本発明の化合物は水田、畑地のみならず、果樹園
、桑園等の農耕地及び芝生、畦畔等の非農耕地に発生す
る一年性及び多年性雑草を有効に防除することができる
しかも、本発明の化合物は、栽培作物に対して高い安全
性を有しており、特にイネ、トウモロコシ、クヌギ、オ
オムギ等の有用禾本科作物及びダイズ、ワタ等の有用広
葉作物の生育に実用上問題となる程度の薬害を与えない
本発明の化合物(1)を除草剤として用いる場合には、
担体もしくは希釈剤、添加剤及び補助剤等とそれ自体公
知の手法で混合して、通常農薬として用いられる製剤形
態、例えば粉剤、粒剤、水和剤、乳剤、水溶剤、フロア
ブル剤等に調製して使用される。また他の農薬、例えば
殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、他の除草剤、植物生長調節
剤等、肥料及び土壌改良剤等と混合又は併用して使用す
ることができる。
特に他の除草剤と混合使用することにより、使用薬量を
減少させ、また省力化をもたらすのみならず、両薬剤の
共力作用による殺草スペクトラムの拡大及び相乗作用に
よる一層高い効果も期待できる。
製剤に際して用いられる担体若しくは希釈剤としては、
一般に使用される固体ないしは液体の担体が挙げられる
固体担体としては、例えば、カオリナイト群、モンモリ
ロナイト群あるいはアバタルジャイト群等で代表される
クレー類やタルク、雲母、ロウ石、軽石、バーミキュラ
イト、石膏、炭酸カルシウム、ドロマイト、けいそう土
、マグネシウム石灰、りん灰石、ゼオライト、無水ケイ
酸、合成ケイ酸カルシウム等の無機物質;大豆粉、タバ
コ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結晶セルロ
ース等の植物性有機物質;クマロン樹脂、石油樹脂、ア
ルキッド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアルキレングリコ
ール、ケトン樹脂、エステルガム、コーパルカム、タン
マルガム等の合成又は天然の高分子化合物;カルナバロ
ウ、蜜ロウ等のワックス類あるいは尿素等が例示できる
適当な液体担体としては、例えば、ケロシン、鉱油、ス
ピンドル油、ホワイトオイル等のパラフィン系又はナフ
テン系炭化水素:トルエン、キシレン、エチルベンゼン
、クメン、メチルナフタリン等の芳香族炭化水素二ジオ
キサン、テトラヒドロ7ランのようなエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトン、ジイソブチルケトン、シク
ロヘキサノン、アセトフェノン、イソホロン等のケトン
類;酢酸エチル、酢酸アミル、エチレングリコールアセ
テート、ジエチレングリコールアセテート、マレイン酸
ジブチル、コハク酸ジエチル等のエステル等;メタノー
ル、n−ヘキサノール、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコー
ル等のアルコール類;エチレングリコールユチルユーテ
ル、エチレングリコールフェニルエーテノ呟 ジエチレ
ングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールブ
チルエーテル等のエーテルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒あるいは
水等が挙げられる。
その他に本発明の化合物の乳化、分散、湿潤、展着、拡
展、結合、崩壊性調節、有効成分安定化、流動性改良、
防錆、凍結防止等の目的で界面活性剤その他の補助剤を
使用することもできる。
使用される界面活性剤の例としては、非イオン性、陰イ
オン性、陽イオン性及び両性イオン性のいずれの物も使
用しうるが、通常は非イオン性及び(又は)陰イオン性
の物が使用される。適当な非イオン性界面活性剤として
は、例えばラウリルアルコール、ステアリルアルコール
、オレイルアルコール等の高級アルコールにエチレンオ
キシドを重合付加させた化合物:イソオクチルフェノル
、ノニルフェノール等のアルキルフェノールにエチレン
オキシドを重合付加させた化合物;ブチルナフトール、
オクチルナフトール等のアルキルナフトールにエチレン
オキシドを重合付加させt;化合物;パルミチン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸にエチレンオキ
シドを重合付加させた化合物;ソルビタン等の多価アル
コールの高級脂肪族エステル及びそれにエチレンオキシ
ドを重合付加させた化合物:エチレンオキシドとプロピ
レンオキシドをブロック重合付加させた化合物等が挙げ
られる。
適当な陰イオン性界面活性剤としては、例えば、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、オレイルアルコール硫酸エステルア
ミン塩等のアルキル硫酸エステル塩;スルホこはく酸ジ
オクチルエステルナトリウム、2−エチルヘキセンスル
ホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸塩;イソプロ
ピルナフタレンスルホン酸ナトリウム、メチレンビスナ
フタレンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸ナ
トリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等の
アリールスルホン酸塩等が挙げられる。
更に、本発明の除草剤は、製剤の性状を改善し除草効果
を高める目的で、カゼイン、ゼラチン、アルブミン、ニ
カワ、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース
、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポ
リビニルアルコール等の高分子化合物や他の補助剤を併
用することもできる。
上記の担体及び種々の補助剤は製剤の剤型、適用場面等
を考慮して、目的に応じてそれぞれ単独あるいは組み合
わせて適宜使用される。
このようにして得られた各種製剤形における本発明化合
物(Dの有効成分含有率は製剤形により種々変化するも
のであるが、通常0.1〜99重量%が適当であり、好
ましくは1〜80重量%が最も適当である。
粉剤の場合は、例えば有効成分化合物を通常1〜25重
量%含有し、残部は固体担体及び界面活性剤等である。
水利剤の場合は、例えば有効成分化合物を通常25〜9
0%含有し、残部は固体担体及び分散湿潤剤であって、
必要に応じて保護コロイド剤、消泡剤等か加えられる。
粒剤の場合は、例えば有効成分化合物を通常1〜35重
量%含有し、残部は固体担体及び界面活性剤等である。
有効成分化合物は固体担体と均一に混合されているか、
あるいは固体担体の表面に均一に固着又は吸着されてお
り、粒の径は約0゜2ないし1.5+n+nである。
乳剤の場合は、例えば有効成分化合物を通常5〜30重
量%含有しており、これに約5ないし20重量%の乳化
剤が含まれ、残部は液体担体であり、必要に応じて展薯
剤及び防錆剤等が加えられる。
フロアブル剤の場合は、例えば有効成分化合物を通常5
〜50重量%含有しており、これに3ないし10重量%
の分散湿潤剤が含まれ、残部は水であり必要に応じて保
護コロイド剤、防腐剤、消泡剤等が加えられる。
本発明の2−ヒドラジノベンゾチアゾール誘導体は、一
般式(1)の化合物のまま、あるいは上述した様な任意
の製剤形態で除草剤として使用することができる。
本発明の除草剤は、水田および畑地に生育する発生前か
ら生育期までの諸雑草に施用できる。その施用量は一般
式(I)で表される化合物量(有効成分量)としてlh
a当り、0.05−5kg程度、好ましくは0.1〜1
 kg程度であり、目的とする雑草の種類、生育段階、
施用場所、施用時期、天候等によって適宜に選択変更で
きる。
次に、本発明の化合物を用いた製剤例の数態様を示す。
なお、下記製剤例中の「部」は重量基準である。
製剤例1(粒剤) 化合物N〜2               5部ベン
トナイト              50部タルク 
                 40部ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ソーダ    2部リグニンスルホン
酸ソーダ         2部以上を充分に混合した
後、適量の水を加えて混練し、造粒機を用いて造粒して
粒剤100部を得製剤例4(フロアブル剤) た。
製剤例2(水利剤) 化合物Nへ9              20部ケイ
ソウ土              63部ホワイトカ
ーボン            15部ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ    2部以上を混合し、ニーダ
−で均一に混合粉砕して水和剤100部を得た。
製剤例3(乳剤) 化合物隘4             30部キシレン
               55部シクロへキサノ
ン            10部ドデシルベンゼンス
ルホン酸カルシウム  3部ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテル                
2部以上を均一に混合溶解して乳剤100部を得た。
化合物NC,,9 30部 ドデンルベンゼンスルホン酸カルシウム  2部消泡剤
                 1部プロピレング
リコール          5部水        
                   59部以上を
湿式ボールミルで均一に粉砕混合し、フロアブル剤10
0部を得た。
上述の製剤例に準じて本発明の化合物を用いた除草剤が
それぞれ製剤できる。
次に、本発明除草剤の奏する効果を試験例を挙げて説明
する。
試験例1(水田土壌処理) 面積200co+”のプラスチックポットに適量の化成
肥料を混合した水田土壌を詰め、これに予め温室内で生
育させて2葉期に達した水稲(品種二日本晴)を2株(
2本1株)移植し、更にノビエ、アゼナ、コナギ、ホタ
ルイの種子を播種した。
水稲移植及び播種3日後に、表2に示す各化合物を製剤
例2に準じて水和剤に調製し、有効成分で1 ha当り
0.2kg又は0 、5 kgとなるように適量の水で
希釈し、ピペットで滴下処理した。除草効果及び薬害程
度の調査は、薬剤処理25日後に下記の基準に従い行っ
た。
その結果を表2に示す。
除草効果  浅草率(無処理区に対する浅草率)10 
    0  〜 1%未満 9     1%以上〜 lO%// 8    10%/l〜 20%// 7    20%〃〜 30%// 6    30%〃〜 40%〃 5    40%〃〜 50%// 4    50%// 〜 60%/13    60
%// 〜 70%//2    70%〃〜 80%
// l     80%/l〜 90%/10    90
%〃〜100% 薬害程度 :薬害なし ±:僅小害 十二小害 廿:中寄 +1+二大害 ×:枯死 試験例2(水田生育期処理) 面積200cm”のプラスチックポットに適量の化成肥
料を混合した水田土壌を詰め、これに予め温室内で生育
させて2葉期に達した水稲(品種二日本晴)を2株(2
本1株)移植し、更にノヒエ、アゼナ、コナギ、ホタル
イの種子を播種した。水稲移植及び播種後10日間20
〜25°Cのガラス温室内で育成した後、表3に示す各
化合物を製剤例2に準じて水利剤に調整し、有効成分で
lha当りl kgとなるように適量の水で希釈し、ピ
ペットで滴下処理した。除草効果及び薬害程度の調査は
薬剤処理25日後に試験例1の基準に従い行った。
その結果を表3に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [但し、R^1は 水素原子、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数2〜
    6のアルカノイル基であり、 R^2及びR^3は、それぞれ独立して 炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜4のアルケニル
    基、炭素数3または4のアルキニル基、置換されてもよ
    いアリール基または置換されてもよいピリジニル基であ
    る。 R^4、R^5、R^6及びR^7は、それぞれ独立し
    て水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基
    、炭素数1〜6のハロアルキル基または炭素数1〜6の
    アルコキシ基である] で表わされる2−ヒドラジノベンゾチアゾール誘導体。
  2. (2)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [但し、R^1は 水素原子、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数2〜
    6のアルカノイル基であり、 R^2及びR^3は、それぞれ独立して 炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜4のアルケニル
    基、炭素数3または4のアルキニル基、置換されてもよ
    いアリール基または置換されてもよいピリジニル基であ
    る。 R^4、R^5、R^6及びR^7は、それぞれ独立し
    て水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基
    、炭素数1〜6のハロアルキル基または炭素数1〜6の
    アルコキシ基である] で表わされる2−ヒドラジノベンゾチアゾール誘導体を
    有効成分として含有する除草剤。
JP10536790A 1990-04-23 1990-04-23 新規な2―ヒドラジノベンゾチアゾール誘導体及びそれを有効成分とする除草剤 Pending JPH045282A (ja)

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WO2001012604A1 (en) * 1999-08-18 2001-02-22 Aventis Cropscience Gmbh Fungicides
JPWO2008096675A1 (ja) * 2007-02-06 2010-05-20 日本曹達株式会社 芝生用広葉多年生雑草防除剤及び芝生用広葉多年生雑草の防除方法

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