JPH0452563Y2 - - Google Patents

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JPH0452563Y2
JPH0452563Y2 JP13358887U JP13358887U JPH0452563Y2 JP H0452563 Y2 JPH0452563 Y2 JP H0452563Y2 JP 13358887 U JP13358887 U JP 13358887U JP 13358887 U JP13358887 U JP 13358887U JP H0452563 Y2 JPH0452563 Y2 JP H0452563Y2
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heating
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は入力される加熱プログラムに基づいて
加熱動作を制御するマイクロコンピユータを備え
た電子レンジに関する。
(従来の技術) 電子レンジは、近年、殊にレンジ食品の普及を
背景に急激に需要が伸びている。しかし、その伸
びの中においても低価格、単機能タイプが群を抜
いている。
即ち、今までのボタン操作を多く要するタイプ
は次第に需要者の欲求を満足させることができな
くなつている。
かゝる状況を反映して近年は、加熱モード、加
熱時間の調理情報を調理説明書にバーコード印刷
し、これを電子レンジに接続されたバーコードリ
ーダ(ライトペン、バンドスキヤナ)で走査する
ことによつて読み取り、その読み取り情報をマイ
クロコンピユータに入力させて加熱制御する形式
のものが提案されている(例えば、実公昭61−
9287号、同31372号、同33441号、実開昭61−
96206号)。その他音声入力により加熱動作を制御
するものも提案されている(例えば、特公昭60−
51721号、同61−17005号)。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記従来技術の内、前者のものは調
理の度毎に調理ブツクを用意し、そしてこれを開
き、更にバーコードリーダを走査させねばなら
ず、その手間が面倒である。又後者のものは、制
御構造が複雑になり、コスト面でも需要者の欲求
を満足させることができない。
ところで、電子レンジで食品を加熱処理するに
あたつて、食品を収容するための器(一般に陶あ
るいは耐熱ガラスの食器類が多用されるが)は、
その料理の種類によつて概、その大きさ、形状等
は決つてしまうことが経験則から知られている。
更に、近年商品の価格、品番、サイズ、製造年
月日、商品分類番号等の情報を記録した販売時点
情報管理票、いわゆるバーコードを商品の包装容
器に付し、これによつてレジスター業務の省力化
や販売情報を的確につかむことを意図したPOS
システムが導入されているが、レンジ食品も例外
でなく、各包装容器には、このバーコードが付さ
れている。
そこで、本考案者は、以上の個々の要素を勘案
した結果、食品を収容する器、容器等に直接に調
理情報をバーコード表示すれば良いことに思い至
り、種々検討、考察の後、器の外表面に加熱モー
ド、加熱時間等の調理情報をバーコード表示した
こ電子レンジ用調理器を先に提案した。
本考案は、食品を収容するための器に直接に調
理情報をバーコード表示した場合に、最も使い勝
手が良い電子レンジを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を実
施例に対応する第1〜3図に示すところに従つて
説明すると、本考案は、電子レンジの加熱室1の
前部底壁7の下に光学的な情報読み取り装置9を
設け、これによつて情報読み取り装置9の光源1
4から発せられた照射光Lを透明な部材11を透
過させ、加熱室1に搬入されて来た器Pに表示さ
れたバーコードB上を走査させてこれを読み取ら
せるものである。
(作用) このように構成されたものにおいては、使用者
は、裏面に調理情報をバーコード表示した器を加
熱室に入れゝば、この調理情報を自動的に情報読
み取り装置9が読み取つてマイクロコンピユータ
にその読み取り情報をインプツトして加熱制御が
行われる。
(実施例) 次に本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案電子レンジの断面図、第2図は
読み取り装置部分の構造を説明する拡大断面図
で、1は加熱室、2はマイクロ波を照射するマグ
ネトロン、3は導波管、4は高圧トランス、5は
扉、6は加熱室を形成する筐体、7はその底壁、
8はこの底壁7の前部下に配された光学的な情報
読み取り装置9を収容してある筐体で、その天板
10が底壁7下面に密接する状態で設けられる。
第2図に示すように、天板10には開口11が
設けられ、この開口11を覆う形で天板10下に
ガラスあるいは耐熱ガラス等の透明な部材12が
設けられる。更に底壁7の前記開口11と同じ位
置にも開口13が設けられている。
光学的な情報読み取り装置9は、一例としてレ
ーザーチユーブ14とホログラム板等の偏向部材
を有するデイスク15とこれを回転させるための
モータ16、更に反射鏡17、そして走査によつ
て器PのバーコードBからの反射光を検知する光
電変換素子等から成る検知器18とを備えて構成
される。
又、20は透明な部材11の下面に配される遮
蔽板で、加熱室1内のマイクロ高周波が筐体8内
に浸入するのを防止する。具体的には、第2図に
示すように、前後方向(必要に応じて左右方向で
も良い)にスライド自在に設けられ、その後端を
筐体8後方に突出させてリンク21を枢着し、該
リンク21の他端をモータ22の出力軸23に枢
着させた第2のリンク21Aに枢着させ、この出
力軸23を回転させてリンク21の一端を前後方
向に往復移動させることによつて遮蔽板20をス
ライドさせる。この遮蔽板20の開閉時期は、マ
イクロコンピユータによつて制御されるもので、
扉5の開放にともなつて後方にスライドさせて透
明な部材12下から退避させ、これによつてレー
ザーチユーブ14からのレーザー光Lが透明な部
材12を透過するのを許し、扉5の閉止の後マグ
ネトロン2が作動する迄の間に前方にスライドさ
せて透明な部材12、つまり開口11を遮蔽し
て、マイクロ高周波の浸入を防止する。尚、この
遮蔽板20の開閉は、第1図中想像線で示すよう
に、扉5の開閉を検知するマイクロスイツチMS
とモータ22とを連繋させることによつても行え
る。
第3図は作用並びに制御回路を示す説明図で、
24は情報読み取り装置9の検知器18からの出
力(読取情報)aを「1」,「0」の量子化パター
ンに変換する量子化回路、25はこの量子化回路
24からの出力bを一時的に記憶するパターンレ
ジスト、26はパターンレジスト25からの出力
cを認識する認識部、27はマイクロコンピユー
タである。
次に上記実施例の作用を説明すると、裏面に調
理情報をバーコードBにより表示した器P、つま
り陶、耐熱ガラスあるいは合成樹脂製(主として
ポリプロピレン樹脂性)の各種食器、容器あるい
は鍋、更にはレンジ食品を収容した器を加熱室1
の底壁7上をその前端からスライドさせるように
搬入すると、扉5の開放によつて予じめ遮蔽板2
0が後退していて開放された透明な部材12を透
過して来たレーザーチユーブ14からのレーザー
光LによつてバーコードBが走査される。この走
査によつて発生したバーコードBからの反射光
L1が検知器18により検知され、その検知結果
(読み取り情報)が量子化回路24、パターンレ
ジスト25更に認識部26を介してマイクロコン
ピユータ27にインプツトされる。このインプツ
トが完了した後に扉5を閉止し、スタートボタン
(図外)をセツトすると、まずモータ22に電力
が供給されてその出力軸23の回転によりリンク
21A,21を介して遮蔽板20を前方にスライ
ドさせて、透明な部材12下、つまり開口11
を、閉鎖し、その後、マグネトロン2が、インプ
ツトされた情報の下、所定の作動を開始して食品
の加熱処理が行われる。インプツトされた加熱時
間が経過するとまずマグネトロン2、高圧トラン
ス4への通電が断たれ、次いでモータ22に通電
されて出力軸23を回転させてリンク21Aを介
してリンク21の一端を後退させて遮蔽板20を
後退させ開口11を開放し、一回の回熱処理作業
を完了する。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、加熱室1に
器Pを入れさえすれば、加熱室1の底壁7の前部
下に配した光学的な情報読み取り装置9によつて
調理情報のバーコードBを自動的に読み取ること
ができるから、従来のように、調理の度毎に調理
ブツクを用意し、これを開いて情報を読み取る煩
わしい手数が不要になる上に、制御構造も簡素で
コスト面でも有利となり、これによつて電子レン
ジの活用効率を大幅に向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子レンジの断面図、第
2図は光学的な情報読み取り装置部分の拡大断面
図、第3図は作用及び制御回路の説明図である。 符号説明、1……加熱室、2……マグネトロ
ン、5……扉、6……加熱室を形成する筐体、7
……加熱室の底壁、8……光学的情報読み取り装
置を収容する筐体、9……光学的な情報読み取り
装置、10……天板、11……開口、12……透
明な部材、13……底壁の開口、14……レーザ
ーチユーブ、15……デイスク、16……モー
タ、17……反射鏡、18……検知器、20……
遮蔽板、21……リンク、22……モータ、23
……出力軸、B……バーコード、L……レーザー
光、P……器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力される加熱プログラムに基づいて加熱動
    作を制御するマイクロコンピユータを備えた電
    子レンジにおいて、加熱室1の前部底壁7下
    に、搬入される被調理物の収納器P裏面に付さ
    れた調理情報に関するバーコードBを光学的に
    読み取る情報読み取り装置9を設けてある情報
    読み取り装置付電子レンジ。 情報読み取り装置9は、その照射光透過開口
    部11を扉5の開・閉に連動して開閉するマイ
    クロ高周波遮蔽体20を備えている実用新案登
    録請求の範囲第項記載の情報読み取り装置付
    電子レンジ。
JP13358887U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0452563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13358887U JPH0452563Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JP13358887U JPH0452563Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6441002U JPS6441002U (ja) 1989-03-10
JPH0452563Y2 true JPH0452563Y2 (ja) 1992-12-10

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JP13358887U Expired JPH0452563Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPH0749281Y2 (ja) * 1989-01-10 1995-11-13 メカノスポットロン株式会社 高周波加熱調理器
EP1798476B1 (en) * 2004-11-02 2012-09-05 Panasonic Corporation Heating device
JP2007155156A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置

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