JPH0451799A - 遠隔制御方式 - Google Patents

遠隔制御方式

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JPH0451799A
JPH0451799A JP2159719A JP15971990A JPH0451799A JP H0451799 A JPH0451799 A JP H0451799A JP 2159719 A JP2159719 A JP 2159719A JP 15971990 A JP15971990 A JP 15971990A JP H0451799 A JPH0451799 A JP H0451799A
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Gichu Ota
義注 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音声、すなわち、制御指令語の発声により機器
、特に、家庭電気製品の動作を制御する遠隔制御方式に
関する。
〔従来の技術〕
従来の家庭電気製品の多くは使用者が機器から離れて操
作する目的で遠隔制御装置(リモコン)を備えている。
たとえば、小型空調機(エアコン)。
テレビジョン、ビデオテープレコーダ(VTR)等はほ
とんどの製品が遠隔制御装置を備えている。
この遠隔制御装置の多くは、ボタン操作により、動作指
令情報を赤外線など無線により被制御機器、具体的には
小型空調機、テレビジョン等に送り、この動作を制御す
るようになっている。
第2図は現在広く使用される遠隔制御可能な家庭用電気
製品の遠隔制御装置に係る部分を示すブロフンク図であ
る。
第2図において、lは遠隔制御される被遠隔制御機器で
、具体的にはエアコン、テレビジョン。
VTRなどを示す。2は被、遠隔制御機器lに内蔵され
、この動作を制御する制御回路、3はボタン操作で遠隔
制御を行うために、ボタン押下情報を送信する手動遠隔
制御送信機、4は手動遠隔制御送信機3の送信するボタ
ン押下情報を受信し、これを手動遠隔制御信号線5を介
して制御回路2に送る。通常手動遠隔制御送信機3は被
遠隔制御機器1とは別置体であり、手動遠隔制御受信機
4は同一筐体に内蔵される。
機器使用者は手動遠隔制御送信機3を手に持ち、離れた
所からボタン操作により機器を制御する。
第3図に手動遠隔制御送信機3および手動遠隔制御受信
機4の一実施例を示す。第3図において、3−1は押し
ボタン、3−2はキーマトリックス回路、3−3はエン
コード回路、3−4は送信回路、3−5は赤外線LED
であり、4−1はピンフォトダイオード、4−2は増幅
回路、4−3は受信回路、4−4は手動遠隔制御信号出
力端子である。手動遠隔制御送信機3に配置された押ボ
タン3−1の押下情報はキーマトリックス回路32、エ
ンコード回路3−3で符号化される。この符号は送信回
路3−4でPPM変調され、赤外線LED3−5で赤外
光の断続として送出される。
この赤外光の断続は、手動遠隔制御受信機4に配置され
たピンフォトダイオード4−1で受信され、増幅回路4
−2で増幅され、受信回路4−3で復調および復合化さ
れ、押下情報として手動遠隔制御信号出力端子から出力
される。
以上の回路構成では、使用者のボタン操作は押下情報、
つまり、どのボタンが押されたかという情報として光伝
送され、被遠隔制御機器1の制御回路2に伝えられる。
たとえば、被遠隔制御機器]としてエアコンを例にとる
と(以後の説明ではエアコンを例にする)、停止と印字
されるボタンを押すとこの押下情報は手動遠隔制御送信
機3から手動遠隔制御受信機4に光伝送され、手動遠隔
制御信号線5を介して制御回路2に出力される。
制御回路2は停止ボタンが押されたことを知り、コンプ
レッサ、ファンなどの動作を停止させる。
近年、家庭電気製品の機能が向上し、複雑な機能、動作
を行なわせることが可能となっている。
たとえば、小型空調機のおける運転予約(冷暖房動作時
間のタイマー設定)、温度、風量等の細かす設定、ビデ
オテープレコーダにおける番組予約録画などがあげられ
る。これと同時に、これらの機能を手動遠隔制御送信機
3から制御可能とするために、手動遠隔制御送信機3に
は数多くの操作ボタンが付けられることになった。そし
て、一つの機能を行なわせるためには数多くの操作ボタ
ンから必要なボタンを探し、これを押す必要が生じる。
このボタン押下操作は身体障害者、あるいは、老人等に
とっては困難なものである。通常者にとっても非常にわ
ずられしいものである。
そこで、このボタン押操作を音声発声に置きかえること
が考えられている。
たとえば、特開昭56−102635号公報および特開
昭60−122850号公報に記載される空調機がある
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は音声認識技術を用い、使用者が発声する
指令語を認識し、その指令語の意味する動作を空調機の
行なわせるように設計されている。
たとえば「停止Jと発声すれば、遠隔制御装置がもつ音
声認識機能がこの発声を認識し、手動遠隔制御の場合の
停止ボタン押下と同等な情報を制御回路2に伝え、空調
機はそのコンプレッサ、あるいは、ファンの動作を停止
する。
このように、自然な音声で遠隔制御を可能とならしめる
ため、たとえ手が不自白であっても、簡単に空調機を制
御でき、従来のボタン操作の遠隔制御装置より格段に操
作し易くなる。
ところが、現在の音声認識技術の認識率は、特定話者単
語音声認識で99%、不特定話者単語音声認識で95%
と言われている。これらの値は公称であり、実際の使用
にあたっては周囲騒音などの影響によりこれよりさらに
低下する。つまり、音声による遠隔制御の信頼性は従来
のボタン操作による遠隔制御に比べて劣っている。
従って、この従来技術のように、音声による遠隔制御の
みでは、大きな周囲騒音等により音声認識が不能となっ
た場合、遠隔制御できなくなるという問題が生じる。さ
らに、音声認識不能にいたらなくても、指令音声に周囲
騒音が混入し誤認識した場合、これを訂正する手段が考
慮されていないため、使用者がとまどうことがたびたび
起る。
本発明の目的は、大きな周囲騒音等により音声認識が不
能となり、音声による遠隔制御ができなくなった場合に
、従来のボタン操作による遠隔制御でこれを代替するこ
とにある。
本発明の他の目的は、音声による遠隔制御手段の音声認
識が、周囲騒音等の混入により誤認識を起し、意図しな
い制御内容となりこれを訂正する必要が生じた場合、従
来のボタン操作による遠隔制御手段で訂正できるように
することにある。
本発明の他の目的は、従来のボタン操作による遠隔制御
と音声による遠隔制御を両立させることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明はボタン操作により
遠隔制御を可能とする手動遠隔制御手段と、音声により
遠隔制御を可能とする音声遠隔制御手段と、それぞれの
遠隔制御手段から出力される複数の遠隔制御信号から一
つの遠隔制御信号を選択する選択手段とをもうけ、被制
御機器の制御手段に前記選択手段で選択された遠隔制御
信号を入力するようにした。
〔作用〕
手動遠隔制御手段は使用者のボタン操作により遠隔制御
信号を出力する。音声遠隔制御手段は使用者の指令音声
を認識し、結果を遠隔制御信号として出力する。選択手
段は上記遠隔制御信号から一つの遠隔制御信号を選択す
る。制御手段は前記選択された遠隔制御信号により被遠
隔制御機器を制御する。以上により、被遠隔制御機器は
ボタン操作、あるいは、音声により遠隔制御される。そ
して、指令音声が認識不能の場合にはボタン操作で遠隔
制御ができ、指令音声が誤認識された場合にはボタン操
作でこれを訂正することができるので、音声による遠隔
制御の信頼性を向上でき、使用者に不便を与えない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図において、6は音声により音声制御を行うための音声
遠隔制御送信機、7は音声遠隔制御送信機6からの信号
を受信する音声遠隔制御受信機、8は音声遠隔制御信号
線、9は手動遠隔制卸信号線5と音声遠隔制御信号線8
からの遠隔制御信号から一つを選択し制御回路2に出力
する選択回路、10は選択された遠隔制御信号を制御回
路2に伝送する遠隔制御信号線である。
第4図に音声遠隔制御送信機6.音声遠隔制御受信機7
の一実施例を示す。第4図において、61はマイクロホ
ン、6−2は増幅回路、6−3は音声認識回路、6−4
は送信回路、6−5は赤外線LEDであり、7−1はピ
ンフォトダイオード、7−2は増幅回路、7−3は受信
回路、74は音声遠隔制御信号出力端子である。
今、簡単のため手動遠隔制御送信機3は第5図に示す、
「運転」、「停止」、「暑い」、[寒いJの押ボタンを
持ち、このボタンを押すことによりエアコンを遠隔制御
するものとして、以後、実施例を説明する。
使用者が手動、つまり、ボタン操作でエアコンを遠隔制
御する場合には、ボタンを押す。たとえば、エアコンを
停止させたい場合には「停止」と印字されたボタンを押
す。手動遠隔制御送信機3および手動遠隔制御受信機4
の動作は前述したのでここでは省略する。
音声遠隔制御送信機6.音声遠隔制御受信機7は基本的
には手動遠隔制御送信機31手手動遠隔制御手段4と同
等の機能をはたすべく設計される。
つまり、遠隔制御に必要な制御指令語として、「運転J
t  r停止」 「暑い」、「寒い」の言葉を用い、使
用者がこれら言葉の一つを発声することにより、手動遠
隔制御手段機3のいずれか一つのボタンを押したことと
同等の機能をはたすべく設計される。
マイクロホン6−1は使用者の発声する制御指令語を収
集し、これを電気信号に変換して増幅回路6−2に出力
する。増幅回路6−2で増幅された制御指令音声は音声
認識回路6−3に入力され、ここで、その意味内容を認
識される。認識結果は、手動遠隔制御送信機3のキーマ
トリックス回路32、エンコード回路3−3が行うと同
様に符号化され送信回路6−4に出力される。この符号
は送信回路6−4でPPM変調され、赤外線LED6−
5で赤外光の断続として送出される。
音声認識回路6−3は公知の音声認識技術を応用したも
のであり、AD変換器、音声認識LSI、たとえば、松
下製MN1263.ROM、RA、M、制mcPU(図
示せず)などで構成される。ここでは音声認識の詳細な
説明はしない。この音声認識については、日経エレグト
ロニクス誌1月3日号。
1983年、「ウオルシュ・アダマール変換を用いて音
声分析をする一チップ音声認識用LS 丁Jに詳細が述
べられている。これは予め使用者の音声を登録する特定
話者音声認識であるが、本発明ではこれにかぎることな
く、登録する必要のない不特定話者音声認識であっても
よい。
音声認識回路6−3は使用者の発声する「運転J。
「停止」、「暑い」、「寒い」の四単語を認識するよう
設計され、音声信号が入力されると、これを認識し、結
果として、この四単語を表わす符号の一つを出力する。
ピンフォトダイオード7−1は認識結果である符号がP
PM変調された光信号を受信しこれを電気信号に変換す
る。この電気信号は増幅回路72で増幅され、受信回路
7−3で復調されさらに復合化されて、音声遠隔制御信
号出力端子7−4から出力される。
第4図の実施例では使用者の指令語発声とマイクロホン
6−1.増幅回路6−2.音声認識回路6−3の動作は
、手動遠隔制御の場合の使用者のボタン押操作と押ボタ
ン3−1.キーマトリックス回路3−2.エンコード回
路3−3の動作と等価なものとして設計される。
手動遠隔制御信号出力端子4−4から出力されるのは符
号化されたボタン押下情報であり、音声遠隔制御信号出
力端子7−4から出力されるのは符号化された指令音声
情報である。
選択回路9は、手動遠隔制御信号線5で伝達される手動
遠隔制御信号出力端子4−4からの符号化されたボタン
押下情報と、音声遠隔制御信号線8で伝達される音声遠
隔制御信号出力端子7−4からの符号化された指令音声
情報のうちからいずれか一つの情報を選択し制御回路2
に出力する。
選択回路9の一実施例を第6図に示す。第6区で、9−
1は手動符号デコード回路、9−2は音声符号デコード
回路、9−3はオア回路である。
第7図に手動符号デコード回路9−1.音声符号デコー
ド回路9−2の真理値の一実施例を示す。
これはビットに符号化されたボタン押下情報と指令音声
情報を四種類の情報(「運転」、「停止」。
「暑い」、「寒い」)に復合化するものである。
運転ボタン押下情報はroolJ  (0,1は論理レ
ベル低、高の二値を表わす)と三ビットに符号化されて
おり、この符号がデコード回路に入力されると、出力a
が1すなわち高レベルとなり、残りす。
c、dは0すなわち低レベルが出力されることを示す。
手動符号デコード回路9−1.音声符号デコード回路9
−2の出力は、それぞれ、ペアとして、(aとabとb
’  cとcdとd’)オア回路9−3に入力されここ
で論理和がとられ、出力A、B、C,Dとして出力され
る。この出力は制御回路2に接続される。
たとえば、手動遠隔制御送信機3の停止ボタンを押すと
、手動遠隔制御信号線5にrolo、の符号が出力され
、手動符号デコード回路9−1の出力すは1となる。こ
の時、音声遠隔制御送信機6に指令音声が入力されてい
なければ、音声符号デコード回路9−2の出力 b′は
0であり、指令音声「停止」が入力されれば出力 b′
は1である。
従って、いずれの場合もオア回路9−3の出力Bは]と
なる。逆の場合、つまり、手動遠隔制御送信機3のボタ
ンは押されていなければ出力すはOであり、音声遠隔制
御送信機6に指令音声「停止」が入力されたときのみ出
力 b′は1となり、オア回路9−3の出力Bが1とな
る。
制御回路2はマイクロプロセッサ等で構成され、先の出
力A、B、C,Dはこの入力ポート端子に接続される。
第8図に制御回路2の制御フローの一実施例を示す。制
御回路2は選択回路9の出力を監視し、出力が1となっ
たら、所定の制御を行う。
以上、本実施例によれば、手動および音声どちらからで
も被制御機器1を遠隔制御することが可能となる。そし
て、機器使用者は好みの手段で遠隔制御を行うことがで
きる。
さらに、音声遠隔制御受信機7の音声認識回路7−12
が周囲騒音等の混入により音声認識が不能になった場合
、あるいは、誤認識してこれを訂正する必要が生じた場
合には、手動遠隔制御で代替、あるいは、訂正すること
が可能となり、音声による遠隔制御の信頼性を向上させ
ることもできる。
第4図の実施例では、送受信機間の指令音声情報の伝送
に、手動の場合と同様な光伝送を用いている。この場合
、ボタン押情報と指令音声情報が同時に伝送されると不
都合がある。もし、赤外線LED3−5と6−5の発光
波長が同一であれば、それぞれの光は空中で干渉し、受
信機のビンフォトダイオードで受信される光の断続が送
信と異なるものとなる。これは変調方式を変えても、光
断続の周波数(通常、キャリア周波数と呼ばれる)を変
えても回避できない。これを回避するには発光波長を大
きく変える必要がある。しかし、発光波長はLEDに使
用する半導体の種類で決定され、現在、製造工程が安定
し、大量安価に供給される赤外線LEDの発光波長は多
少の相異はあるもののほとんど同じである。また、受信
に使用するビンフォトダイオードの受信感度のピーク波
長も大量安価な赤外線LEDの発光波長に適合しており
、もし、発光波長を大きく変えた場合には、受信感度が
劣化する。
なお、ボタン押情報と指令音声情報が同時に光伝送され
る場合は、手動遠隔制御送信機3を持つ人と音声遠隔制
御送受信機6を持つ人が異なる場合、同じ人であっても
音声指令を発した後にすぐボタン操作を行う場合が考え
られる。後者の場合には、音声入力後に音声認識回路6
−3が認識処理を行い、この認識処理に500m5程度
の時間を要することから起る。
第9図に音声遠隔制御送信機6.音声遠隔制御受信機7
の第二の実施例を示す。6−6は三周波信号エンコード
回路、6−7は二層波信号発声回路、6−8はスピーカ
駆動回路、6−9はスピーカであり、7−5はマイクロ
ホン、7−6は増幅回路、7−7は三周波信号検出回路
、7−8は一周波デコード回路である。本実施例は指令
音声情報を可聴周波数、すなわち、音波で伝送するもの
である。
使用者の指令音声は音声認識回路6−3で認識され符号
化された指令音声情報として二周波エンコード回路に入
力される。三周波信号発生回路67は所定の符号データ
で異なる二つの可聴周波数正弦波の混合信号を発生する
もので、電話機の押しボタンダイヤリング信号であるD
TMF信号が良く知られる。三周波信号検出回路7−7
は二つの可聴周波数正弦波の混合信号を検出するもので
、相等する先の符号データを出力する。DTMF信号発
生LSI、DTMF信号検出LSIは沖電気社製M S
 M6224 RS、同じ< M S M6920RS
があり、これらを用いて三周波信号発生回路67、三周
波信号検出回路7=7を構成できる。
DTMF信号は、四つの低群周波数697Hz、 77
0Hz。
852)1z、 941Hzの中の一周波数信号と高群
周波数1209)17.、1336)IZ、 1477
H2,1633Hzの中の一周波数信号の組み合わせで
あり、計十六種類の混合信号からなる。電話機で用いる
場合には各組み合せに電話番号を対応させている。
音声認識回路の出力は符号化された指令音声情報であり
、たとえば、第7図に示したように、「停止」発声のと
きはrolOJという符号である。
三周波信号デコード回路6−6は二〇r010J符号を
三周波信号発生回路6−7を駆動する符号あるいは符号
時系列に変換するものである。たとえば、rolo、符
号を二進数とみなせば十進数値2であり、電話番号2を
表わすDTMF信号(周波数697)1zと1336H
zの三周波信号)を一定時間8力するように設計する。
これに限ることはなく、r010J符号を十進数値34
5と符号化し、電話番号3,4゜5を表わすDTMF信
号を一定時間づつ続けて出力するように設計してもよい
。三周波信号デコード回路6−6で再符号化された指令
音声符号は三周波信号発生回路6−7で三周波信号に変
換され、スピーカ駆動回路6−8で増幅され、スピーカ
69がら空中に音波として放出される。
この三周波信号はマイクロホン7−5で電気信号に変換
され、増幅回路7−6で増幅され、三周波信号検出回路
7−7に入力される。ここで送出された三周波信号を検
出し、電話番号に相等する符号を出力する。そして三周
波信号デコード回路7−8は、先の三周波信号エンコー
ド回路6−6の逆操を行い、三ビットに符号化された指
令音声情報を音声遠隔制御信号出力端子7−4から出力
する。
本実施例によれば、ボタン押情報と指令音声情報は、そ
れぞれ、光と音波というまったく異質の方式で伝送され
るため、第4図の実施例で起る光の干渉による誤動作問
題を回避できる。
なお、本実施例では可聴三周波信号で伝送する場合で説
明したが、これに限ることはなく単一周波あるいは三周
波以上でもよい。ただ単一周波信号でも可能であるが、
この場合、周囲の人声など、騒音に対して誤動作を起す
可能性が高い。人声。
騒音などは調波構造をとるものが多く、基本周波数とそ
の高調波で構成される。従って、単一周波信号の場合に
は、騒音の基本周波、あるいは、その高調波成分と同一
周波数となる確率が高い。多周波の場合、それも調波間
係にない多周波では前記確率は非常に少ないことは明ら
かである。本実施例で説明に用いたDTMF信号は組み
合される二層波は互いに素の関係、つまり、調波関係に
ない。従って、電話端末ではこのDTMF信号をデータ
エントリに用いる。音声信号(人の話し声)とだとえか
さなっても正確にDTMF信号(押ボタン信号)の検出
が可能となることから、留守番電話機の外出先からの電
話による遠隔制御用に、このDTMF信号(PB倍信号
が使われるのは周知である。
また、この二層波は可聴帯域でなくてもよく、いわゆる
、超音波でもよいことも明らかである。
以上、手動遠隔制御を光伝送、音声遠隔制御を音波伝送
として説明したが、この逆、つまり、手動遠隔制御を音
声伝送、音声遠隔制御を光伝送とすることが可能である
ことは明らかである。
この場合、音声遠隔制置送信機6および受信機7は第4
図の実施例であり、手動遠隔制御送信機3および受信機
4は第3図の実施例の送信回路34、赤外線LED3−
5を第9図の実施例の二層波信号エンコード回路6−6
、三周波信号発生回路6−7、スピーカ駆動回路6−8
、スピーカ6−9に置き換え、第3図の実施例のビンフ
ォトダイオード4−1、増幅回路4−2、受信回路43
を第9図の実施例のマイクロホン7−5、増幅回路7−
6、三周波信号検出回路7−7、二層波信号デコード回
路7−8に置き換えたものである。
つまり、本実施例は、手動遠隔制御信号の伝送と音声遠
隔制御信号の伝送を異なる物理手段(光と音)で行うも
のである。
遠隔剛固送信機は、一般家庭で手軽に使用するため、小
型軽量で乾電池を電源とする形態が望ましく、現在の手
動遠隔制証送信機3は消費電力を低減し、乾電池で動作
するものが一般的である。
同様に音声遠隔制御送信機6も小型軽量で乾電池を電源
とする形態が望ましいえ しかし、現在の音声認識技術は多くの演算処理を必要と
するため、これを行うL S Iの消費電力は大きい。
従って、音声認識回路6−3を音声遠隔制御送信機6に
内蔵した場合には、乾電池がすぐに消糺して、頻ばんに
交換する必要が生じる。
これは使用者にとってわずられしいことである。
第10図は音声遠隔制御送信機6と音声遠隔制御受信機
7の第三の実施例である。6−10は変調回路、6−1
1は高周波出力回路、6−12はアンテナであり、7−
9はアンテナ、7−10は高周波増幅回路、7〜11は
復調回路、7−12は音声認識回路である。
本実施例は、音声遠隔制御送信機6から音声遠隔制御受
信機7へ電波で使用者の指令音声を伝送し、音声遠隔制
鄭受信機7に内蔵した音声認識回路7−12で認識する
マイクロホン6−1で収集される使用者の指令音声はこ
こで電気信号に変換され、増幅回路62で増幅され、変
調回路6−10に入力される。変調回路6−10は指令
音声を搬送波伝送するように変調する回路であり、たと
えば、変調方式としてFM変調が選ばれる。そして、こ
こで変調された指令音声は搬送波に乗せられ、高周波出
力回路6−11で増幅され、アンテナ6−12から空中
に放射される。家庭用電気機器を考えれば、この電波は
電波法で規定される「免許を要しない無線局」に相当す
る微弱電波とする必要がある。この場合、変調回路には
搬送波発振回路に、直接、FM変調をかけるものが望ま
しく、高周波出力回路としても小信号高周波トランジス
ター石で構成するのが望ましい。このときの変調回路、
高周波出力回路の消費電力は10mW以下にでき、十分
に乾電池で長時間駆動することができる。
搬送波に乗せられた指令音声はアンテナ7−9で受信さ
れ、高周波増幅回路9−10で増幅される6そして、復
調回路7−11で復調され、元の指令音声信号となる。
たとえば、FM変調の場合には、ここでFM復調される
。復調された指令音声は音声認識回路7−12に入力さ
れ、ここで認識される。
音声認識回路7−12は、音声認識回路6〜3と同一の
もので、認識された指令音声は符号化され、指令音声情
報として音声遠隔制御信号出力端子74から出力される
搬送波周波数としてFM放送帯域を用いれば、高周波増
幅回路、復調回路は市販FMラジオ用の安価なLSIで
構成できる。
音声遠隔制御受信機7は被遠隔制御機器1に内蔵される
ため、音声認識回路7−12の消費電力の大きさは問題
とならない。
以上、本実施例によれば、音声遠隔制御送信機6の消費
電力を低減することができ、かつ、小型軽量で、乾電池
駆動が可能となる。
第11図は音声遠隔制御送信機6と音声遠隔制御受信機
7の第四の実施例である。図において、613は電源で
ある乾電池、6−14は回路への電流供給を手動で接断
する手動電源スイッチ、6−15は回路への電流供給線
であり、7−13は搬送波を検出する搬送波検出回路、
7−14は音声を合成8力する音声合成回路、7−15
は音声合成音出力端子である。音声合成音出力端子7−
15はスピーカ(図示せず)に接続される。
本実施例は音声遠隔制御送信機6の動作、すなわち、指
令音声信号の変調搬送波送信を電流供給の手動による接
断て行い、音声遠隔制御受信機7では搬送波の有無を検
出し、搬送波有り、つまり、指令音声信号の伝送が可に
なった状態で音声認識回路7−12の動作を行うように
した。
使用者は音声による遠隔制御を行うとき、手動電源スイ
ッチ6−14を接(電流を回路に供給する状態)とする
。電源スイッチ6〜14が接となると増幅回路6−2、
変調回路6−10、高周波出力口路6−11に電流が電
流供給線6−15から供給され、搬送波が送信される。
そして、使用者の発声は指令音声信号として音声遠隔制
御受信機7に送られる。音声遠隔制御受信機7の搬送波
検出回路7−13は搬送波を検出し、使用者の発声意図
を知る。
そして、音声認識回路7−12に対して検出信号を出力
する。音声認識回路7−12はこの検出信号を使用者の
発声意図と解し、使用者の指令音声信号を受は付ける状
態となり発声された指令音声信号を取り込んでこれを認
識する。
音声合成回路7−14は使用者が音声による遠隔制御を
対話形式で行うために設けられる。使用者の手動電源ス
イッチ6−14の投入により、搬送波が検出され、音声
認識回路7−12は使用者の音声指令の意図を知り、音
声合成回路7−14を制御して、たとえば「どうします
か?コなと発声をうながす合成音声を出力する。この合
成音声は音声合成音出力端子7−15に接続されたスピ
ーカ(図示せず)から使用者に向って発せられる。音声
合成終了後、音声認識回路7−12は使用者の指令音声
を受は付けるべく自らを音声受は付は状態となし、使用
者の発声した指令音声を切り出しこれを認識する。認識
した結果は指令音声情報として符号化され、音声遠隔制
御出力端子7−4から出力される。この時、音声認識回
路7−12は音声合成回路7−14を制御して、認識結
果を使用者に知らせるべく、たとえば「停止J音声が入
力された場合には「運転を停止します。」などの音声を
出力させる。このように音声合成回路7−14は音声認
識回路7−12と組み合わされ、使用者の音声による遠
隔制御を対話形式で行うことを可能とする。また、使用
者が音声指令を終了後、手動電源スイッチ614を断と
することを忘れた場合には、「送信機のスイッチを切っ
て下さい。」と音声合成し、切り忘れによる無駄な乾電
池6〜13の消耗を防ぐこともできる。これは、音声認
識回路7−12が指令音声を認識し、結果を出力した後
でも、搬送波検出回路7−13が検出信号を一定時間以
上出し続けていることで判断し、音声合成回路7−14
を制御して行わせればよい、 以上、本実施例によれば、音声遠隔制御送信機6の消費
電力を低減し、かつ、音声認識回路7エ2を必要なとき
のみ動作させることにより、被遠隔制鋪機器1からの雑
音、特に、音声認識回路712の音声信号入力端子に混
入する雑音による不用意な誤動作を防ぐことができる。
また、音声合成回路7−14により、音声による遠隔制
御を対話形式とし、使用者に疎外感を与えないという効
果がある。
第12図に音声遠隔制御送信機6の第五の実施例を示す
。本実施例では第11図の音声遠隔制御送信機6の手動
電源スイッチ6−14を半自動、つまり、電源断を自動
化することにより使用者に電源切り忘れを防止する。6
−16は押ボタンスイッチ、617はワンショットマル
チバイブレータ回路、618は自動電源スイッチである
。ワンショットマルチバイブレータ回路6−17は押ボ
タンスイッチ6−16の押動作によるトリガで一定時間
のパルスを発生する。このパルス信号は自動電源スイッ
チ6−18に伝えられ、これによって自動電源スイッチ
6−18は一定時間だけ接状態となり、増幅回路6−2
、変調回路6−10、高周波出力回路6−11に電流を
供給する。一定時間は使用者が指令音声を発声する時間
で2秒程度である。なお、ワンショットマルチバイブレ
ータ回路6−17には、常時、電源が供給されている。
本実施例によれば使用者の電源スイッチ切り忘れによる
乾電池6−13の無駄な消耗を防ぐことができる。
音声信号の搬送波伝送は他の搬送波との混信がありうる
。音声遠隔制御送信機6の搬送波周波数は、当然、公共
放送の周波数をはずして選択するが、たとえば、90M
Hz帯を選んだ場合、ワイヤレスマスク等の同じ帯域を
用いる家庭用機器の搬送波との混信は十分ありうる。
第13図に音声遠隔制御送信機6と音声遠隔制御送信機
7の第六の実施例を示す。本実施例では先の他搬送波と
の混信があった場合、音声認識回路7−12が誤動作す
るのを防止する。
第13図で6−19は音声遠隔制御送信機6からの放射
搬送波を他の機器からのものと区別するための識別信号
を発生する識別信号発生回路、6−20は指令音声信号
と先の識別信号とを混合する混合回路、7−16は先の
識別信号を検出する識別信号検出回路である。
ワンショットマルチバイブレータ回路6−17は押ボタ
ン6−16が押されると長さの異なる長短二つのパルス
信号を発生する。長いパルス信号は第1211で説明し
た自動電源スイッチ6−18を制御するもので、短いパ
レス信号は識別信号発生回路6−19の識別信号発生を
制御する。
使用者が音声による遠隔制御を意図し、押ボタン6−1
6を押すと、短いパルス信号時間、たとえば、300m
5間識別信号が識別信号発生回路6−19で発生し、こ
の識別信号は混合回路6−20を経て変調回路6−12
で変調され、アンテナ6−12から放射される。これは
アンテナ7−9で受信され、復調回路7−11で復調さ
れ、識別信号検出回路716で検出される。この検出は
音声認識回路712に伝えられる。この時は、当然、搬
送波検出回路7−13も搬送波を検出し、これを音声認
識回路7−12に伝える。
音声遠隔制御送信機6以外の他の機器からの搬送波放射
の場合は識別信号で変調されていないため、搬送波検出
回路7−13の検出信号は出力されるが識別信号検出回
路7−16の検出信号は出力されない。
音声認識回路7−12は、搬送波が検出され、かつ、識
別信号が検出された場合のみ、第11図の実゛施例で説
明したように音声合成回路7−14を制御し「どうしま
すか?」などの合成音を出力した後、次にくる使用者の
指令音声を受は付けるべく自らを音声骨は付は状態とし
、使用者の発声する指令音声を切り出してこれを認識す
る。
搬送波が検出されただけでは、これを他機器からのもの
と判断し、音声認識動作を行わない。この場合、音声合
成回路7−14を制御して、「混信しています。音声操
作不能ですのでボタン操作でお願いします。」などのガ
イダンス音声を合成出力するよう設計してもよい。つま
り、混信による音声操作不能を使用者に知らせ、代替手
段である手動遠隔制御送信機3の使用をすすめる。
識別子信号は単一周波数正弦波でも第9図の実施例で用
いた多周波正弦波信号、たとえば、DTMF信号でもよ
い、また、識別子信号として時間、あるいは、周波数で
符号化された信号でもよい。
たとえば、DTMF信号で電話番号r123Jに相当す
る信号を一定時間づつ継続させてもよい。この場合、電
話番号を符号としたことになる。そしてこの符号は使用
者が設定できるようにするのが望ましい。こうすればこ
れを鍵とすることができる。
また識別子信号は音声(指令音声)帯域と異なる周波数
を選択するのがより一層望ましいにうすれば、ワンショ
ットマルチバイブレータ回路617の二つの長短パルス
信号を長いパルス信号の一つとし、識別信号発生回路6
−19の制御を他の回路と同様電流供給で行い、長い一
定時間、常に、識別信号を発生し続けることができる。
この場合、指令音声信号と識別信号が時間的に重なるが
、これは復調回路7−11の後に周波数分離回路を挿入
し、復調信号から音声信号と識別信号を分離して、それ
ぞれ音声認識回路7−1.2および識別信号検出回路7
−16に入力すれば何ら問題は生じない。識別信号送出
時間が長くなれば、識別信号そのものの誤検出を減少す
ることができる。
現在の手動遠隔制御送信機3の多くは不用時には被遠隔
制御機器1に収納することができる。混信により音声遠
隔操作が不可の場合は手動遠隔制卸送信機3で代替する
ことをすすめるが、使用者はここで手動遠隔制御送信機
3を探すことになる。
そこで、手動遠隔制御送信機3が被遠隔制御機器1に収
納されでいる場合、これを使用者に知らせることが望ま
しい。これは被遠隔制御機器1に手動遠隔制御送信機3
が収納されていることを検知する手段、たとえば、収納
場所にマイクロスイッチ等を設置して、収納時にはマイ
クロスイッチが接状態になることを利用し、先の混信の
場合で、かつ、マイクロスイッチが接状態のとき、音声
合成回路7−14を用いて「混信しています。音声操作
不能ですので、エアコンに収納されているボタンリモコ
ンで操作願います。Jなどとガイダンスを行う。
以上、本実施例によれば、他の機器からの搬送波放射に
よる音声認識回路7−12の誤動作を防ぐことができる
第14図に音声遠隔制両送信機6と音声遠隔開開受信機
7の第七の一実施例を示す。本実施例は音声遠隔制御送
信機6内に受信回路を組み込み、搬送波が検出されない
周波数を求め、この周波数を指令音声信号の伝送に使う
ものである。つまり、積極的に混信を避ける方法である
。6−21は出力周波数をある範囲で段階的に変えるP
LL技術を用いた周波数シンセサイザ、6−22はアン
テナ、6−23は周波数シンセサイザ6−21の出力周
波数に従い同調周波数を変えることができる高周波増幅
回路、6−24は搬送波検出回路、6−25はオア回路
であり、7−17は指令音声信号と識別信号を分離する
周波数分離回路、7−18は周波数シンセサイザ6−2
1と同様な周波数シンセサイザである。
ワンショットマルチバイブレータ回路6−17は押ボタ
ン6−16が押されるとまず短いパルス信号を発生し、
これが終了すると別の長いパルス信号を発生する。これ
らパルス信号により自動電源スイッチ6−18が制御さ
れ、各回路に電流が供給される。周波数シンセサイザへ
の電流供給は短いパルス信号と長いパルス信号の和の時
間おくれる。
これはオア回路6−25で長短パルス信号の論理和をと
り、これで自動電源スイッチ6−18を制御することで
行われる。
短いパルス信号の間、周波数シンセサイザ621、高周
波増幅回路6−23、搬送波検出回路624に電流が供
給される。供給と同時に周波数シンセサイザ6−21は
ある周波数を起点に順次出力周波数を変化させる。これ
に伴い高周波増幅回路623は同調周波数を変化させ、
その同調周波数に他機器、あるいは、放送の搬送波が存
在するがどうかを監視する。これは搬送波検出回路6−
24により行う。搬送波検出回路6−24の検出信号が
ない同調周波数で周波数シンセサイザは出力周波数変化
を止める。そして次の長いパルス信号では、周波数シン
セサイザ6−21、増幅回路6−2、識副信号発生回路
6−19、混合回路6−20、変調回路6−10、高周
波出力回路6−11に電流が供給される。この時、識別
信号と音声信号は変調され、先の同調周波数(周波数シ
ンセサイザの停止して固定されている出力周波数)の搬
送波に乗せられ、アンテナ6〜12から放射され音声遠
隔制御受信機7に伝送される。
音声遠隔制御受信機7では周波数シンセサイザ7−18
がある周波数範囲を、順次、その出力周波数を変化させ
ながら動作している。周波数シンセサイザ7−18の出
力周波数に伴い、高周波増幅回路7−10はその同調周
波数を変化させている。音声遠隔制御送信機6から識別
信号が伝送されると、ある時点、つまり、音声遠隔制御
送信機6の搬送波周波数と音声遠隔制御受信機7の同調
周波数が一致した時点で識別信号は周波数分離回路7−
17で分離され(識別信号は音声信号とは別の帯域を用
いる)、識別信号検出回路7−16で検出される。
識別信号が検出された時点で周波数シンセサイザ7−1
8はその出力周波数の変化を停止し、高周波増幅回路7
−10の同調周波数は固定される。指令音声は周波数分
離回路7−17で識別信号と分離され、音声認識回路7
−12に入力される。また、識別信号の検出は音声認識
回路7−12にも出力され、これにより、音声認識回路
7−12は音声合成回路7−14を制御し、「どうしま
すか?コなどの合成音を出力した後、次にくる使用者の
指令音声を受は付けるべく自らを音声受付状態とし、使
用者の発声する指令音声を切り出しこれを認識する。
このように、本実施例は他の機器からの搬送波が存在し
ない周波数を自ら見い出し、その周波数の搬送波で指令
音声を伝送する。従って混信はなく音声認識回路7−1
2が誤動作することはない。
なお、周波数シンセサイザ6−21.7−18の出力周
波数を段階的に変化させる時間周期は搬送波検出回路6
−24、識別信号検出回路の応答時間より長いことが必
要である。また、周波数シンセサイザの代りに、複数の
水晶発振子を用いた固定発振回路の出力をスイッチ等で
、順次、切り換えることも可能である。
本実施例によれば、他機器搬送波との混信を防ぐことが
でき、結果として、音声認識回路7−12の誤動作を防
ぐことができる。
現在の音声認識技術の認識率は、特定話者単語音声認識
で99%、不特定話者単語音声認識で95%と言われて
いる。しかし、これら認識率は文献等で公表された値で
あり、実使用に際しては、使用者の周囲騒音、音声入力
の不慣れなどから、さらに認識率はさがる。我々の経験
では80〜90%の認識率しか期待できない。つまり、
音声認識はボタン操作に比べてはるかに信頼性が低い。
音声認識を遠隔制御に用いる場合には、この点を考え、
必ず誤認識による誤動作を考慮する必要が生じる。第4
図実施例では、音声による遠隔制御の誤認識時には従来
のボタン操作による遠隔制御を代替手段とすることがで
き、使用者が誤認識でとまどうことはない。
本実施例では、簡単のために手動遠隔制御のボタン数と
音声遠隔制御の指令音声数を同じとしたが本発明はこれ
に限ることはない。音声認識は単語数を増すと認識率が
低下するため、なるべく単語数を少なくすることが望ま
しい、たとえば、エアコンの場合には、実施例のように
音声指令は普通の手動遠隔制御で使用頻度の高いボタン
数に限ることが望ましい。使用頻度の少ないもの、たと
えば、タイマ設定などは従来の手動遠隔で行えば良い。
ここで、使用者が音声による遠隔制御を行うことを考え
る。今使用者は運転中のエアコンの温度設定が高く暑苦
しく感じ温度設定を下げるために音声遠隔制御送信機6
のマイクに向って「暑い」と発声したとする。この場合
、音声認識回路6−3あるいは7−12は、(a)正し
く認識して「暑い」に符号化された指令音声情報を出力
するか、(b)誤認識してたとえば「停止」に符号化さ
れた指令音声情報を出力するか、もう一つは(C)発声
レベルが低く認識不可能、あるいは、認識結果の確度が
低くて棄却し、符号化された指令音声情報を出力せずに
、再度、使用者に発声をうながすかの三つの場合が考え
られる。
普通、音声によりデータ入力、あるいは、機器操作を行
うには、使用者に対して同じ音声でガイダンス、あるい
は、認識結果の認識を行う。たとえば、この例として電
話音声による銀行の残高照会システムが良く知られる。
このために音声認識装置あるいはシステム機器に音声合
成回路を組み込む。
本実施例の場合も、音声合成回路を音声遠隔制御送信機
6、あるいは、音声遠隔制御受信機7、あるいは、被制
御機器1に内蔵した方が前述の点で望ましい。
第11図ないし第14図の実施例では音声合成回路7−
14を音声遠隔制御受信機7に内蔵した。これにより、
使用者は対話形式で音声による遠隔制御が可能となる。
第11図の実施例で、先の使用者が「暑い」と発声した
場合に音声認識回路7−12のとる状態(a)。
(b)、 (c)のそれぞれについて、音声合成回路7
14の発声する合成音、それにつづいて使用者が次にと
る行動を考える。
「暑い」発声後、認識処理を経て、各場合に適した合成
音が出力される。たとえば、(a)の場合には「設定温
度を下げます。」、(b)の場合には「運転を停止しま
す。」、(c)の場合には「もう−度お願いします。」
とする。
この合成音で使用者は次の行動を起す。正しく認識され
た場合(a)には遠隔制御送信機、あるいは、被遠隔制
御機器に対して何ら行動を起すことはない。誤認識の場
合(b)にはこれを訂正する行動を起す。さて、ここで
音声による遠隔制御に訂正機能がなかったら、被遠隔制
御機器は誤動作する。再入力の場合(c)には最初に戻
って再び「暑い」と発声することになる。先の誤認識の
場合、訂正機能として、(a)、 (b)の場合の合成
音を疑問形、たとえば、(a)の場合には「設定温度を
下げますか?J(b)の場合には「運転を停止しますが
?」と変形し、ここで使用者に確認を求める例が考えら
れる。この場合には、次に使用者がこの問いに「はいJ
 「いいえ」で答えることになる。そして、この「はい
」 「いいえ」の発声も同じく音声認識で確認すること
になる。音声認識の認識率は前述したように、95%と
低い。従って、この例の場合、二回の音声認識を介する
ため正しく被遠隔制御機器を制御できる確率は0.9 
(0,95X0.95)と本来の認識率より低くなる。
また、使用者にとっては二層も発声させられることにな
りわずられしい。
本実施例によれば、手動遠隔制御により音声による遠隔
制御を代替することができる。従って先の誤認識時にボ
タン操作でこれを訂正することが可能となる。
第15図に本実施例の処理および使用者の行動の流れの
一例を示す。使用者は合成音により、認識処理結果を確
認したのち、誤認識の場合(b)にはすぐ「暑い」ボタ
ン押操作を手動遠隔制御送信機3で行えば訂正が可能で
ある。棄却の場合(C)も、再入力がわずられしいとき
は同様に「暑い」ボタン押操作を行ってもよい。
音声認識回路7−12は、認識結果として符号化された
指令音声情報を選択回路9に出力する。第15図の例で
、音声合成が終了した時点で指令音声情報を出力すると
、使用者がボタン操作で訂正を行った場合、選択回路9
には指令音声情報とボタン押下情報が同時に入力される
可能性が大きい。
たとえ、同時ではなくとも、指令音声情報とボタン押下
情報が時間的に接近して選択回路9に入力される。第6
図の実施例の選択回路、第8図の実施例の制御回路の動
作では、たとえば「暑い」の音声入力を誤認識して音声
認識回路7−12が「停止」指令音声情報を出力し、使
用者が、ただちに、手動により「暑い」ボタンを押し訂
正を行った場合には、訂正が行なわれないという不都合
が起る。
「停止」指令音声情報により、選択回路9のオア回路9
−3の出力信号線Bが高レベルになると、制御回路2は
第8図のフローチャートに従い停止処理を行う。通常、
「停止処理」の時間は、コンプレッサ、あるいは、ファ
ンへの電源供給停止、そして、完全にモータが回転を停
止するまでの監視処理を含むため、約1分程度である。
つまり、一端停止処理を行うと、次の処理、たとえば、
運転処理を受は付けるまで一分程度待つ必要がある。
従って、先の手動による訂正処理、つまり、急いで「暑
い」ボタンを押して、選択回路9のオア回路9−3の出
力信号線Cが高レベルになっても、これは制御回路2が
停止処理を行っているため受は付けられないことになる
。つまり、訂正動作ができないという不都合が生じる。
第16図に選択回路9の第二の実施例を示す。94はボ
タン押下情報の符号を検出する手動符号検出回路、9−
5は指令音声情報の符号を検出する音声符号検出回路、
9−6は指令音声情報検出後、一定時間を計時するタイ
マ回路、9−7は指令音声情報の符号を一時記憶する音
声符号レジスタ、9−8は指令音声なし情報のデータを
出力する指令音声なしデータ回路、9−9は音声符号レ
ジスタ9−7の内容と指令音声なしデータ回路98の内
容を、タイマ回路9−6の出力と手動符号検出回路9−
4の出力の制御のもとに切換えて音声符号デコード回路
9−2に出力する切換回路である。
音声認識回路7−12から指令音声情報の符号が出力さ
れると。音声符号検出回路9−5でこの出力が検出され
、この符号は音声符号レジスタ97に、−時、記憶され
る。また、検出と同時にタイマ回路9−6は予しめ定め
られた時間の計時を開始する。切換回路9−9は、通常
、指令音声なしデータを選択して音声符号デコード回路
9−2に出力する状態である。切換回路9−9はタイマ
回路9−6が一定時間を計時し終えるとこの終了信号に
より、スイッチを切換えて、音声符号レジスタ9−7の
内容、つまり、指令音声情報を音声符号デコード回路9
−2に出力する。もし、計時終了信号以前にボタン押下
があれば、このボタン押情報は手動符号検出回路9−4
で検出され、切換回路9−9に伝えられる。この時は切
換回路99は一定時間計時終了信号によってスイッチを
切換え音声符号レジスタ9−7の内容を出力することが
禁じられる。
この動作により、指令音声情報が出力されると、これは
一定時間保留される。そしてこの時間内に手動操作が行
われればこのボタン押情報は優先的に手動符号デコード
回路9−1、オア回路9−3を介して、制御回路2に伝
えられる。この時間内にボタン押操作がなければ、指令
音声情報が音声符号デコード回路9−2、オア回路9−
3を介して制御回路2に伝えられる。
本実施例によれば、先に説明した指令音声入力直後のボ
タン操作による訂正時の不都合が解消される。
また、音声認識回路7−12の指令音声情報出力を音声
合成回路7−14の合成音声出力後としたが、これに限
らず、合成音声出力中であってもよい。
さらに、タイマ回路9−6の計時開始を音声符号検出回
路9−5の検出で行ったが、音声認識回路7−12が、
直接、タイマ回路9−6に計時開始を指示してもよいの
は明らかである。
本実施例の基本的な考えは、ボタン押操作の信頼性は音
声認識のそれより格段に高く、従って音声による遠隔制
御の場合には、従来のボタン操作による遠隔制御を代替
手段として用意し、使用者が音声認識の誤認識に気付い
たとき、従来のボタン操作でこれを、簡単、かつ自然な
形で訂正できる機能を持たせることにある。
第17図は選択回路9の第三の実施例である0本実施例
はマイクロプロセッサのソフトウェアで選択回路を構成
するものである。図中、9−10はボタン押情報あるい
は指令音声情報の符号データを一時記憶する符号レジス
タ、9−11はマイクロプロセッサ、9−12は制御回
路2への出力データを保持する出力レジスタ、9−14
は各符号データの書込み信号の論理和をとり、これを符
号レジスタ9−12の書込信号端子およびマイクロプロ
セッサ9−11の割込み信号端子に伝えるオア回路、9
−13は各レジスタの入出力端子とマイクロプロセッサ
9−11のデータ端子を接続する共通データバスである
ボタン押情報の符号と指令音声情報の符号はそれぞれ手
動遠隔制御受信機4、音声遠隔制御受信機7から書き込
み信号とともに出力され、符号レジスタ9−10に書き
込まれる。
第18図にマイクロプロセッサ9−11の処理フロ−チ
ャートを示す。符号レジスタ9−10に符号データが書
き込まれると割込み処理(a)が行なわれる。今、各受
信機が出力する符号データ、および、それに対応する出
力データを第19図のように設計する。符号データの上
位二ビットは手動遠隔制御受信機4からの符号データか
音声遠隔制御受信機7からの符号データかを示す識別子
であり、「11」の場合は手動遠隔制御受信機4からの
データであることを示し、「00」の場合は音声遠隔制
御受信機7からのデータであることを示す。下位三ビッ
トは各情報の内容を示し、各受信機出力で共通である0
割込み処理で符号データをマイクロプロセッサ9−11
に読み込み、先の識別子をもとにマイクロプロセッサ内
の手動符号メモリ、あるいは、音声符号メモリに符号デ
ータの下位三ビットデータを転送する。マイクロプロセ
ッサの主プログラム(b)では、常に、符号メモリのデ
ータを監視し、割込み処理(a)で転送されたデータを
もとに出力レジスタ9−12に所定のデータを設定する
。音声符号データの場合には符号データが読み込まれて
からタイマが動作し、一定時間後に所定の出力データを
出力レジスタ9−12に書き込む。もし、タイマが計時
中に手動符号データが読み込まれた場合には、音声符号
データは棄却され、手動符号データに基づき、所定の出
力データが出力レジスタ9−12に書き込まれる。つま
り、手動符号データが優先する。
本実施例では第16図と異なり、ソフトウェアで選択機
能を構成しているため、設計の自由度が高い。たとえば
、一定の計時時間をプログラマブルとし、指定音声情報
の種類により前述の時間を変えることができる。これは
、たとえば「停止処理」など終了するまで時間がかかり
、より一層の信頼性を持たせなければならないものにつ
いては、時間を長くして手動操作による訂正の確度を高
めることもできる。また、認識率が高く、はとんど手動
操作による訂正の必要のないものについては、時間を短
くして、ただちに所定の遠隔制御処理を制御回路2が行
うように設計することができる。
また、情報の種類が多くなった場合には、第16図では
検出回路9−4.9−7、デコード回路9−1.9−2
の大幅なハード変更が必要となるが、本実施例ではハー
ド変更の必要はなくマイクロプロセッサのプログラムを
変更するだけでよい。
なお、本実施例では、符号レジスタ9−10、出力レジ
スタ9−12をマイクロプロセッサ9−11とは別に設
置しであるが、これらはマイクロプロセッサに、通常、
組み込まれている入力レジスタ、あるいは、出力レジス
タを用いても良い。
以上の実施例では手動遠隔制御送信機3と音声遠隔制御
送信機6は各々別箇体として説明したが、音声による遠
隔制御と手動によるそれの訂正機能を考えると少なくと
も音声収集のためのマイクロホンと手動操作のためのボ
タンは同一筐体にあることが望ましい。
第20図は本発明の第への実施例で、第3図の手動遠隔
制御送信機3と第4図の音声遠隔制御送信機6とを同一
筐体としたものである。図中、111.11−2.11
−3は押ボタン、キーマトリックス回路、エンコード回
路であり、それぞれ、第3図の押ボタン3−1、キーマ
トリックス回路32、エンコード回路3−3と同じ物で
ある。114.11−5.11−6はマイクロホン、増
幅回路、音声認識回路であり、第4図のマイクロホン6
1、増幅回路6−2、音声認識回路6−3と同じ物であ
る。11−7は音声による遠隔制御を対話形式で行うた
めの音声合成回路であり、第11図の音声合成回路7−
14と同じ物である。11−8は音声合成回路11−7
の出力する合成音声を放声するスピーカである。119
はエンコード回路11−3が出力する符号化されたボタ
ン押下情報と音声認識回路11−6が出力する符号化さ
れた指令音声情報の中から一つを選択する選択回路で、
第6図、第16図、第17図に示す選択回路と同じ物で
ある。1110、11−11は送信回路、赤外線LED
であり第3図の送信回路3−4、赤外線LED3−5、
あるいは、第4図の送信回路6−4、赤外線LEDと同
じ物である。11は遠隔制御送信機であり、前述した部
品で構成されボタン操作、あるいは、音声による遠隔制
御処理を送信する。12は遠隔制御信号を受信し、これ
を被遠隔制御機器lの制御回路2に出力する遠隔制御受
信機である。114゜112 、12−3はビンフォト
ダイオード、増幅回路、受信回路であり、第3図のビン
フォトダイオード4−1、増幅回路4−2、受信回路4
−3、あるいは、第4図のビンフォトダイオード7−1
、増幅回路7−2、受信回路7−3と同じ物である。
12−4は遠隔制御信号出力端子である。
本実施例で光伝送されるのは副脚回路2に入力されるべ
き選択された遠隔制御信号である。本実施例では第1図
の実施例とは異なり、ボタン押下情報と指令音声情報の
選択は遠隔制御送信機11内の選択回路11−9で行わ
れ、いずれか一方が遠隔制御信号として遠隔制御受信機
に光伝送される。
本実施例によれば、第1図の実施例で問題となった光の
干渉による誤動作はなく、さらに、マイクロホン11−
4と押ボタン11−1が同一筐体にあるため、誤認識時
の押ボタンによる訂正が容易に行える。また、第1図、
第4図の実施例にくらべ、光伝送のための送信回路、赤
外線LED、ビンフォトダイオード、増幅回路、受信回
路は一系統でよいため、大幅なコストダウンが見込める
第21図に本発明の第九の実施例で、第3図の手動遠隔
制御送信機と第1O図の音声遠隔制御送信機を同一筐体
としたものである。11−12.1113゜11−14
は変調回路、高周波出力回路、アンテナであり、第10
図の変調回路6−100高周波出力回路6−11、アン
テナ6−12と同じ物である。
本実施例ではボタン押下情報は、直接、光伝送されるが
、指令音声は変調され搬送波伝送された後、音声遠隔制
御受信機で受信され音声認識されて指令音声情報となる
。消費電力の大きい音声認識回路は音声遠隔制御受信機
7に内蔵され、また、選択回路も被遠隔制御機器lに内
蔵されるため、遠隔制御送信機11の消費電力を第20
図の実施例に比べて低減することができる。
なお、同一筐体に組み込む音声遠隔送信機は第10図の
ものに限らず、第11図あるいは第12図、第13図、
第14図のものでもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば (1)ボタン操作による遠隔制御送信機および受信機と
音声による遠隔制御送信機および受信機の二つの遠隔制
御手段と、各々の遠隔制御手段からの遠隔制御信号の中
から一つを選択する選択手段とをもつことにより、どち
らの遠隔制御手段からも自由に遠隔制御が可能となる。
(2)大きな周囲騒音等により音声認識が不能となり、
音声による遠隔制御手段が使用できない場合、ボタン操
作による遠隔制御手段でこれを代替できる。
(3)音声による遠隔制御手段内の音声認識が周囲騒音
等の混入により誤認識し、音声による遠隔制御内容を訂
正する必要が生じた場合、ボタン操作による遠隔制御手
段でこれを訂正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は従来
の手動により遠隔制御が可能な家庭用電気製品の遠隔制
御に係る部分のブロック図、第3図は従来の手動遠隔制
御送信機および受信機のブロック図、第4図は本発明の
音声遠隔制御送信機および受信機の一実施例のブロック
図、第5図は手動遠隔制御送信機の斜視図、第6図は本
発明の選択回路図、第7図は本発明の手動符号デコード
回路および音声符号デコード回路の真理値説明図、第8
図は本発明の制御回路の処理フローチャート、第9図は
本発明の音声遠隔制御送信機および受信機の第二の実施
例のブロック図、第10図は本発明の音声遠隔制御送信
機および受信機の第三の実施例のブロック図、第11図
は本発明の音声遠隔制御送信機および受信機の第四の実
施例のブロック図、第12図は本発明の音声遠隔制御受
信機の第五の実施例のブロック図、第13図は本発明の
音声遠隔制御送信機および受信機の第六の実施例のブロ
ック図、第14図は本発明の音声遠隔制御送信機および
受信機の第七の実施例のブロック図、第15図は本発明
の音声による遠隔制御の流れを示すフローチャート、第
16図は本発明の選択回路の第二の実施例のブロック図
、第17図は本発明の選択回路の第三の実施例のブロッ
ク図、第18図は第17図のマイクロプロセッサ処理フ
ローチャート、第19図は第17図の実施例の符号デー
タと出力データの対応説明図、第20図は本発明の第へ
の実施例のブロック図、第21図は本発明の第九の実施
例のブロック図である。 1・・・・・・被遠隔制御機器 2・・・・・・制御回路 3・・・−・・手動遠隔制御送信機 4・・・・・・手動遠隔制御受信機 6・・・・・・音声遠隔制御送信機 7・・・・・・音声遠隔制御受信機 9・・・・・・選択回路 3−1.11−1・・・・・・押ボタン6−1.11−
4・・〜・・・マイクロホン7−12.11−6・・・
・・・音声認識回路7−14.11−7・・・・・・音
声合成回路¥J2霞 閉6図 柴5図 −6図 (α) 罰ε図 (b) 罰[2履 〒15図 〒1″i′図 i1頌■ (′″)エココ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ボタン操作により遠隔制御を可能とする手動遠隔制
    御手段と、音声により遠隔制御を可能とする音声遠隔制
    御手段と、前記各手段からの遠隔制御信号から一つの遠
    隔制御信号を選択する選択手段より成ることを特徴とす
    る遠隔制御方式。 2、請求項1に記載の遠隔制御方式において、前記音声
    遠隔制御手段に音声認識手段を含む遠隔制御方式。 3、請求項2に記載の遠隔制御方式において、前記選択
    手段は前記手動遠隔制御手段の出力する遠隔制御信号を
    優先して選択する遠隔制御方式。 4、請求項3に記載の遠隔制御方式において、前記優先
    機能が前記音声認識手段の認識動作終了後から予め定め
    る一定時間継続する遠隔制御方式。 5、請求項3に記載の遠隔制御方式において、前記優先
    機能が設定あるいは解除可能である遠隔制御方式。 6、請求項3に記載の遠隔制御方式において、前記各遠
    隔制御手段は出力する遠隔制御信号に識別子を付与する
    遠隔制御方式。 7、請求項4に記載の遠隔制御方式において、前記音声
    認識手段の認識結果は一時保留される遠隔制御方式。 8、請求項2に記載の遠隔制御方式において、前記手動
    遠隔制御手段は手動遠隔制御送信機と手動遠隔制御受信
    機で構成され、前記音声遠隔制御手段は音声遠隔制御受
    信機と音声遠隔制御送信機で構成され、各送受信機間の
    信号は無線伝送される遠隔制御方式。 9、請求項8に記載の遠隔制御方式において、前記手動
    遠隔制御送信機およびまたは前記音声遠隔制御送信機は
    同一筐体にある遠隔制御方式。 10、請求項8に記載の遠隔制御方式において、各送受
    信機間の無線伝送が物理的性質の異なる搬送波で行われ
    る遠隔制御方式。 11、請求項10に記載の遠隔制御方式において、一送
    受信機間の信号の伝送が音波により行われる遠隔制御方
    式。 12、請求項10に記載の遠隔制御方式において、一送
    受信機間の信号伝送が電波により行われる遠隔制御方式
    。 13、請求項12に記載の遠隔制御方式において、伝送
    される信号が音声信号である遠隔制御方式。 14、請求項11に記載の遠隔制御方式において、前記
    音波は互いに素の関係にある複数周波数成分からなる遠
    隔制御方式。 15、請求項8に記載の遠隔制御方式において、被遠隔
    制御機器に、前記手動遠隔制御送信機を収納する場所と
    、その収納を検出する検出手段と、収納を告知する告知
    手段とをもうけた遠隔制御方式。 16、請求項2に記載の遠隔制御方式において、ボタン
    操作対象の押ボタンおよびまたは音声を収集するマイク
    ロホンとを同一筐体にもうけた遠隔制御方式。 17、請求項2に記載の遠隔制御方式において、音声に
    より遠隔制御できる機能は、ボタン操作によっても遠隔
    制御できる遠隔制御方式。 18、請求項2に記載の遠隔制御方式において、音声合
    成手段をもうけ、前記音声認識手段の動作結果を前記音
    声合成手段で告知する遠隔制御方式。 19、請求項13に記載の遠隔制御方式において、前記
    音声遠隔制御送信機に電源スイッチをもうけ、前記音声
    遠隔制御受信機に搬送波検出手段をもうけ、前記搬送波
    検出手段の出力により、前記音声認識手段を制御する遠
    隔制御方式。 20、請求項13に記載の遠隔制御方式において、前記
    音声遠隔制御送信機に識別信号を発生する識別信号発生
    手段をもうけ、前記音声遠隔制御受信機に前記識別信号
    を検出する識別信号検出手段をもうけ、前記識別信号検
    出手段の出力により、前記音声認識手段を制御する遠隔
    制御方式。 21、請求項19に記載の遠隔制御方式において、前記
    電源スイッチはタイマ回路で駆動される遠隔制御方式。
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