JPH0451755Y2 - - Google Patents

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JPH0451755Y2
JPH0451755Y2 JP1988162132U JP16213288U JPH0451755Y2 JP H0451755 Y2 JPH0451755 Y2 JP H0451755Y2 JP 1988162132 U JP1988162132 U JP 1988162132U JP 16213288 U JP16213288 U JP 16213288U JP H0451755 Y2 JPH0451755 Y2 JP H0451755Y2
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wall surface
case
grip
inclined wall
operating knob
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気かみそりに関する。
〔従来の技術〕
従来この種電気かみそりにおいては、例えば本
体ケースが握り部とこの握り部につながる上部前
面側に、モータによつて駆動される内刃とこれと
摺接する外刃とを備えたかみそりユニツトとを備
えた略逆L字形状をなしており、使用時には握り
部を握つてひげそりを行う。
かかる電気かみそりでは本体ケースの握り部前
壁面の上端部位に内刃駆動用モータを断続するス
イツチの操作つまみを配設し、握り手の親指で操
作つまみを操作する形態が多く採られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来技術においては、操作
つまみの操作性を主眼にして操作つまみの配設位
置を設定しており、このためスイツチを入れてひ
げそりをしている最中に親指が操作つまみに触れ
て、誤つて内刃の駆動を停止させてしまう不具合
が認められた。
この考案は、本体ケースの外表面に配置される
操作つまみの配設位置に改良を加えることによ
り、操作つまみの操作性は保持しつつ、上記不具
合を解消することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案では第1
図に例示するように、次のような構成をとる。
本体ケースの握り部につながる上部前面側に、
モータによつて駆動される内刃とこれと摺接する
外刃とを備えたかみそりユニツトを配するととも
に、本体ケース前面のかみそりユニツト下方位置
に、本体ケースの握り部軸線に対して下方側から
上方側へ向けて後方傾斜する傾斜壁面を握り部前
壁面と連続して設け、該傾斜壁面に、傾斜壁面に
対して垂直方向に押圧操作されるスイツチの操作
つまみを、該操作つまみが握り部前壁面の仮想延
長線上よりも内側に位置するよう配置した。
〔作用〕
したがつて、操作つまみは握り部前壁面に対し
て後方傾斜する傾斜壁面上に、この傾斜壁面に対
して垂直方向に押圧される形態で形成されている
ので、傾斜壁面による握り部前壁面との面方向の
変化によつて握り部を握つた際、指の握り方向と
操作つまみの押圧操作方向とが、異なるため、握
り手による操作つまみの不用意な押圧操作がしに
くくなる。加えて操作つまみは握り部前壁面の仮
想延長線上よりも内側に凹入位置する傾斜壁面上
に位置するので、ひげそり使用時に握り手が操作
つまみに触れるということが可及的に防止され
る。
〔実施例〕
第5図に本考案に係る電気かみそりの全体側
面、第1図にその要部の断面が示されている。
この電気かみそりの本体ケース1は、前ケース
1aと後ケース1bとからなる二つ割り構造に構
成されている。前ケース1aの上部前面に形成さ
れた開口部にはモータ支持ケース1cが溶着固定
されており、モータ支持ケース1cから内方に突
設したアーム2に、前後出力軸3a,3bを備え
た両軸型モータ4が嵌入支持されている。本体ケ
ース1の下部は縦長の握り部Nであつて、内部に
は電池収容室が構成されていて、図示しないが充
電式のメイン電池、充電回路基板、充電用トラン
ス、予備電池等が組込まれ、かつ、本体ケース1
の下端には充電用プラグ5が側方にスライド出退
自在に取付けられている。
前記モータ支持ケース1cの前面には回転式か
みそりユニツト20が装着されている。このかみ
そりユニツト20は、外刃ホルダ21に支持され
たドーム状の外刃22に対して、内刃ホルダ23
に支持された複数の内刃24を摺接回転させるよ
う構成したものであつて、外刃ホルダ21がモー
タ支持ケース1cにネジ込み装着されるととも
に、内刃ホルダ23がモータ4の前方出力軸3a
に連結されている。
本体ケース1の前面のかみそりユニツト20の
下方位置には、上記握り部Nの軸線lに対して下
方側から上方側へ向けて後方傾斜する傾斜壁面W
を握り部Nの前壁面と連続して形成しており、上
記傾斜壁面Wに正面視形状が三角形の操作つまみ
6が支軸7を中心に内方へ押込み揺動自在に枢支
された状態で配置されており、操作つまみ6の内
面から突設したアーム8がケース内に固設したプ
ツシユオン・プツシユオフ式スイツチ10の操作
片10aに係合連結され、該操作つまみ6を押込
み操作するごとにスイツチ10がオン・オフされ
て上記モータ4の起動停止が行われる。また、後
ケース1bの側面には操作つまみ6に対するロツ
クボタン11が上下にスライド自在に取付けら
れ、ロツクボタン11が図示のように下方にスラ
イドされているときには操作つまみ6の押込みが
許され、ロツクボタン11を上方にスライドする
と、該ボタン11の内部に連結されたロツクプレ
ート12のロツク片12aがスイツチ10とアー
ム8との間に挿入されて操作つまみ6の押込みを
接当阻止するよう構成されている。また、ロツク
プレート12から連設したアーム12b,12b
と後カバー1bの内面に突設したピン13との弾
性係合によつてロツクボタン11のスライド位置
が保持される。また、前ケース1aの前面には、
充電式電池の充電不足時に乾電池を使つてモータ
4を駆動するための予備スイツチ14が設けられ
ている。
本体ケース1の上部後面には、くし刃ユニツト
30を内装したきわ剃りケース31が、本体ケー
ス1より上方に突出する使用位置と、下方に退入
する非使用位置とに亘つて上下スライド自在に取
付けられている。
上記くし刃ユニツト30は、ホルダ32に固定
した固定くし刃33に摺接する可動くし刃34を
横方向に往復駆動するよう構成されたものであつ
て、ホルダ32の左右両外側に突設した支点ピン
35,35がきわ剃りケース31の上部内面に形
成したピン受け凹部36,36に係入され、ユニ
ツト30全体が支点ピン35を中心に揺動し、き
わ剃りケースの上部後面に形成した開口37から
揺動出退するよう取付けられている。
きわ剃りケース31の前面側は全面的に開放さ
れており、これを閉塞するカバープレート38が
嵌合連結されるとともに、きわ剃りケース31の
左右には、カバープレート38の切欠き39,3
9を貫通して前方に突出する上下一対ずつのフツ
ク付き係合片40,40が設けられ、この係合片
40,40が後ケース1bの後面左右に形成した
上下スリツト41,41に挿入係合され、もつて
きわ剃りケース31が上下スライド自在に支持さ
れる。
きわ剃りケース31の内部空間には、くし刃ユ
ニツト30の可動くし刃34を駆動するためのプ
ラスチツク製の振動子42が組込まれている。こ
の振動子42の上部両肩から下方に向けて左右一
対の支持アーム43,43が延設され、各アーム
43の先端に設けたピン44,44がケース内面
に設けた枢支ボス45,45に嵌入支持される。
振動子42の中央には上部の広幅孔部46aと下
部の小幅孔部46bとが連続された長孔46が形
成されるとともに、振動子42の上端中央に、可
動くし刃の中央に設けた突片34aを係入する二
股状の係合部47が突設されている。
また、モータ4の後方出力軸3bが後ケース1
bの孔48およびカバープレート38の上下長孔
49を貫通してきわ剃りケース31内に突入さ
れ、その突入端に取付けた偏心カム50が振動子
42の長孔46内に挿入配備されている。そし
て、きわ剃りケース31が下方の非使用位置にあ
るときには、第7図aに示すように偏心カム50
が振動子42の広幅孔部46aに位置し、振動子
42と偏心カム50との接触が回避されて、振動
子42は駆動されるとこがない。また、きわ剃り
ケース31が上方の使用位置まで押上げられる
と、第7図bに示すように、偏心カム50がこれ
の外径と同寸法に設定された小幅孔部46bに係
入され、偏心カム50の回転に伴つて振動子42
が支持アーム43,43の上部薄肉部43a,4
3aの弾性変形によつて略平行に左右往復駆動さ
れる。
なお、カバープレート38の内面には、振動子
42の支持アーム43の先端に対向する半球状の
小突起51,51が設けられて、ピン44の枢支
ボス45からの浮上がりを阻止している。また、
振動子42の後面上部には、きわ剃りケース31
の開口内に設けた立壁52の内面に対向する半球
状小突起53,53が設けられ、振動子42の左
右移動時における摺接抵抗の低減を図つている。
次に、前記くし刃ユニツト30の出退操作構造
について説明する。
くし刃ユニツト30におけるホルダ31の一側
には枢支ピン35と偏心した枢支孔54が設けら
れるとともに、この枢支孔54にピン55を介し
て枢支連結した操作アーム56が上下動自在にケ
ース31内に組込まれる。この操作アーム56の
下端には前方に向かう操作片56aが連設され、
この操作片56aがカバープレート38に設けた
上下スリツト57を貫通して前方に突出されると
ともに、後ケース1bの後面に設けた上スリツト
58に係入される。
そして、きわ剃りケース31が下方の非使用位
置にあるときには第8図aに示すように、操作ア
ーム56の操作片56aが本体ケース側のスリツ
ト58の下端に接当して位置規制されることで、
くし刃ユニツト30が開口37の内方に格納した
姿勢となり、また、きわ剃りケース31を上方に
スライドして使用位置に移動すると、その上方移
動の途中において操作片56aが本体ケース側の
スリツト58の上端に接当規制され、更にケース
31を上下移動することで、相対的に操作アーム
56がケース31に対して下方に引下げられるこ
とになり、これによつてくし刃ユニツト30は支
点ピン35を中心に振上げ揺動され、開口37か
ら後方に突出される。そして、くし刃ユニツト3
0が突出姿勢に揺動することで、可動くし刃34
の突片34aが振動子42の係合部47に係入さ
れる。
きわ剃りケース31を下動操作すると、その途
中において先ず操作片56aがスリツト58の下
端に接当し、更にケース31の下動によつて相対
的に操作アーム56が上方に突上げられて、くし
刃ユニツト30が下方に揺動格納される。
この場合、操作アーム56の一直線上下動対し
て枢支孔54が円弧軌跡を描くが、操作アーム5
6の弾性変形によつて移動軌跡の差異が吸収され
る。
〔別実施例〕
なお、上記実施例においてはスイツチ10の操
作形態はプツシユオン・プツシユオフ式のもので
説明したが、これに限られるものでなく、スライ
ド式スイツチでももちろん良く、この場合、傾斜
壁面Wに配置される操作つまみはスライド式操作
つまみである。
また、本体ケース1の上部前面に設けるかみそ
りユニツト20を回転式のものとしたが、往復動
型のものを設けて実施することもできる。
〔考案の効果〕 本考案の電気かみそりは、本体ケース1前面の
かみそりユニツト20下方位置に本体ケース1の
握り部軸線lに対して下方側から上方側へ向けて
後方傾斜する傾斜壁面Wを握り部壁面と連続して
設け、この傾斜壁面Wに傾斜壁面に対して垂直方
向に押圧操作されるスイツチ10の操作つまみ6
をこの操作つまみが握り部前壁面の仮想延長上よ
りも内側に位置するよう配置して構成されている
ので、本体ケースの握り部Nを握り手の親指によ
る操作つまみ6の操作性は従来どおりよく確保で
きる。その上で操作つまみ6は、握り部Nに対し
て後方傾斜する傾斜壁面W上に、この傾斜壁面W
に対して垂直方向に押圧される形態で形成されて
いるため、ひげそり時握り部Nを握つた際、指の
握る方向(握り部Nの内面へ向かう方向)と操作
つまみ6の押圧操作方向とが、この傾斜壁面Wに
よる握り部前壁面との角度変化によつて異なる方
向となり、握り手による操作つまみ6の不用意な
押圧操作がしにくくなる。しかも操作つまみ6
は、第1図のごとく握り部N前壁面の仮想延長線
K上よりも内側に凹入位置する傾斜壁面W上に位
置して、操作つまみ6自体上記仮想延長線Kより
も内側に位置しているので、ひげそり途中に握り
部Nを握る親指が握り部Nから上方へ外れる方向
へ動いても、その指先の腹部分が握り部前壁面と
傾斜壁面Wとの間の稜線で受け止められて、その
稜線から上方へ行くほど内側へ傾斜して行くよう
に配された操作つまみ6へは指先が曲げにくく、
上記した握り方向と操作つまみ6の押圧方向とが
異なることと相俟つて、操作つまみ6を誤つて操
作することを可及的に防止できる。
また傾斜壁面Wは握り部N前壁面から連続して
形成されており、傾斜壁面Wに配されるスイツチ
の操作つまみ6は握り部N前壁面の仮想延長線K
上の内側範囲内に納められているので、本体外観
上出つ張りがなく、意匠上美観を損なうこともな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気かみそりの要部を縦
断した全体側面図、第2図は第1図におけるA−
A線断面図、第3図は第1図におけるB−B線断
面図、第4図は一部を切欠いた全体正面図、第5
図は全体側面図、第6図は要部の分解斜視図、第
7図a,bは振動子駆動部を示す正面図で、同図
aは非使用時、同図bは使用時の状態をそれぞれ
示す。第8図a,bはくし刃ユニツト出退構造を
示す側面図で、同図aは非使用時、同図bは使用
時の状態をそれぞれ示している。 1……本体ケース、4……モータ、6……操作
つまみ、10……スイツチ、20……かみそりユ
ニツト、22……外刃、24……内刃、N……握
り部、l……握り部軸線、W……傾斜壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケースの握り部につながる上部前面側に、
    モータによつて駆動される内刃とこれと摺接する
    外刃とを備えたかみそりユニツトを配するととも
    に、本体ケース前面のかみそりユニツト下方位置
    に、本体ケースの握り部軸線に対して下方側から
    上方側へ向けて後方傾斜する傾斜壁面を握り部前
    壁面と連続して設け、該傾斜壁面に、傾斜壁面に
    対して垂直方向に押圧操作されるスイツチの操作
    つまみを、該操作つまみが握り部前壁面の仮想延
    長線上よりも内側に位置するよう配置したことを
    特徴とする電気かみそり。
JP1988162132U 1988-12-13 1988-12-13 Expired JPH0451755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988162132U JPH0451755Y2 (ja) 1988-12-13 1988-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988162132U JPH0451755Y2 (ja) 1988-12-13 1988-12-13

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JPH01135077U JPH01135077U (ja) 1989-09-14
JPH0451755Y2 true JPH0451755Y2 (ja) 1992-12-04

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JP1988162132U Expired JPH0451755Y2 (ja) 1988-12-13 1988-12-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59214483A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 松下電工株式会社 電気かみそり

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59214483A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 松下電工株式会社 電気かみそり

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JPH01135077U (ja) 1989-09-14

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