JPH04507174A - 電気式回転アクチュエータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電気式回転アクチュエータ 背景技術 本発明は、請求項１の上位概念に記載の電気式回転アクチュエータに関する。こ の種の回転アクチュエータは、例えば西ドイツ特許出願公開公報第３７２８５８ ９号明細誉（米国特許第２０３８００号明細書に同じ）に開示されており、がっ 従来の電気的なアクチュエータモータから成り、その突出して長く延びた軸端部 には、液体案内導管内に配置されている絞り機構が固定されている。従ってこの 回転アクチュエータは、比較的大きな空間容積と、絞り機構とアクチュエータモ ータとの間で不都合な液体漏洩を阻止するための付加的な封止部とを必要として いる。

本発明の利点 これに対し請求項１の特徴を備えた本発明の回転アクチュエータは、著しく小さ くがっよリコンパクトな構造で、部品数がより少なく、また液体漏洩を簡単に阻 止することができるという利点を有している。このことは、アクチュエータモー タの回転子自体が貫流部材を形成することによって達成されている。

請求項２以下に述べられている対策により、請求項Ｉに記載の回転アクチュエー タの有利な構成要件が可能である。更に簡素化するため、プラスチックケーシン グ内で起立している総てのモータ部分に対し射出成形が使用されている。又有利 には、回転子が軸方向に調節可能に支承されているため、絞り機構と制御開口部 との間の所定のギャップからの漏洩率を調節することができるようになっている 。

図面 本発明の実施例を図面に図示し、次の記述でこれを詳しく説明する。その原図１ は、図２の線Ｉ−１に沿った回転アクチュエータの縦断面図を示し、又図２は、 図１の線■−■に沿った回転アクチュエータの横断面図を示している。

実施例の説明 回転アクチュエータ１は、プラスチックから成るコツプ状のケーシング部分２か ら成っている２部分状のケーシングと、それにねじ結合されている接続部分３と を有している。ケーシング部分２は内室１ｏを取り囲んでおり、該内室１０から 出発して、ケーシング部分２のケーシング底部４０とそれに接続されている接続 導管ｆ！Ａ６とに亘り中心孔４が延びている。孔４の側方のケーシング部分２の 軸線方向において貫流されて内室１０に接続されている通路５が、接続導管部６ の内方に延びている。接続導管部６は、内燃機関の燃焼空気を制御するため、絞 りフラップ９を備えた吸込管８にバイパス導管７を接続するために使用されてい る。

ケーシング部分２には、薄板製の、外方に溝のついたステータ１１上に巻き付け られた２つのステータ警線１２が一体鋳造されている。これらの巻線は、内室１ ０に向かい合って薄層状に鋳込まれているか又は積層されている。巻線は、その 合成磁界ベクトルが互いに鉛直に起立するように配分されている。ケーシング部 分２の側方には３つの接続ラグを備えた長方形の差込みソケットＩ４が装着され ており、それらの内の１つ（１６）が図示されている。２つの接続ラグは、夫々 巻線の端部に接続されている。巻線の別の端部は、第３の接続ラグ１６に一緒に 接続されている。導管接続部６から離反したケーシング２の端面には、接続部分 ３の固定用の、ねじ２１のためのねじ孔２０が配置されている。接続部分は中心 孔２２を有し、該中心孔には部分的にケーシング部分２から離反した雌ねじ２３ が設けられている。接続部分３の軸線方向の孔２２の側方には、通路２５が延び ており、該通路２５は、ケーシング部分２の内室１０に案内されて通路５と整合 している。接続部分３は、接続導管部６に蔑似したバイパス導管７の接続用の接 続導管部２６を形成しており、かつケーシング部分２に対し底部２７によって閉 鎖され、該底部２７は、通路２５及び孔２２によって貫通されている。底部２７ と通路２５との間の縁部が、制御開口部２８を形成している。

孔４，２２には、永久磁石の回転子３１の軸３０が、軸方向で球３２．３３の上 に支承されている。球３２は、ばね３４と共に例えば音孔状に形成された孔４の 底部に支持されている。球３３は、ねじ２３内に押入されたねじビン３５によっ て上下に調節可能に保持されている。回転子３１は、その断面が（図２参照）骨 状ないし点火回転子に類似した形状を存しており、この形状は、元々円筒形部分 に向い合って位置して軸方向に延びている２つの部分３６．３７に分割すること によって発生している。元の債の円筒形区分が、回転子３１の磁極３８．３９を 形成している。一方の部分３７は、図１に図示の位置で両通路５．２５と整合し ている。回転子３１は、その部分３６．３７及びその磁極３８．３９と共に、通 路５．２５を貫通して導かれる液体のための機械的な絞り機構を形成している。

回転アクチュエータ１による液体流れの制御は、回転子乃至絞り機構３１の回転 によって行われる。このことは、公知の形式で適合した電圧をステータ巻１［１ ２，１３に負荷することによって行われる。それによって、回転子３１の永久磁 石極３８．３９に作用する磁場が形成されるようになる。回転子３１の回転の際 、回転子３１はその磁極３８．３９と共に部分的に又は全体的に制御開口部２８ を閉顕する。回転子の反対側への回転は、制御開口部２８の開口を１部分３７と 通路５，２５とが一致して全制御断面が再び開放されるようになるまで行うよう になっている。絞り機構３１の端面と接続部分３の底部２７との間で互いに向い 合っているギャップは、ねじビン３５の回転によって容易に調節することができ 、その結果、許容できないような漏洩損失はこれを阻止することができるように なっている。

通路５及び２５の横断面ひいては制御開口部２８の横断面は、これを円形、三角 形、長方形又はそれに類似の形状に形成してもよい。又回転子３１の部分３６及 び３７の横断面は、これを外方に向かって傾斜した脚部を備えた図示のＵ字状、 三角形状、長方形状又はそれに類似の形状に形成することができる。

有利には通路横断面と部分横断面とは相等しく、しかも可能な限り大きな流れ通 路を達成するため、図２に図示のように、はぼ扇形状乃至台形垣似状に形成され ている。

本発明は具体的な実施例に限定されるものではない。

特に回転子の駆動は、別のステータ装置によって行われても差し支えない。また 回転子軸の軸方向及び半径方向の支承部は、別の公知の支承部、例えば球の代り に枢着部による支承部によって代替えすることも可能である。制御横断面を披大 するため、各ケーシング部分に、互いに向い合って位置しかつ夫々回転子部分に 対応している２つの通路を形成することも可能である。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．特に内燃機関の運転媒体を案内する導管内の絞り横断面を制御するための電 気式回転アクチュエータであって、巻線及び磁極を備えたアクチュエータモータ を取り囲んでいるケーシングを有しており、その内方には、巻線及び磁極に対し て相対的に回転可能で、絞り機構に接続されている永久磁石回転子が位置してい る形式のものにおいて、ケーシング（２，３）が、巻線（１２，１３）の間の内 室（１０）に案内された通路（５，２５）を備えており、各通路が夫々別の回転 子（３１）の端面で終了しており、また回転子（３１）が、軸方向に延びて通路 （５，２５）と整合する位置に装着可能な少なくとしも１つの部分（３６，３７ ）を有しており、又回転可能な回転子（３１）自体が絞り機構（３１）を形成し 、該絞り機構を貫通して制御さるべき液体が案内されていることを特徴とする、 電気式回転アクチュエータ。 ２．前記通路（２５）の壁部が、絞り機構（３１）と協働する制御開口部（２８ ）を形成していることを特徴とする、請求項１記載の回転アクチュエータ。 ３．巻線（１２，１３）が、プラスチック内に射出されかつ液体の貫流する内室 （１０）に対して封止されていることを特徴とする、請求項１又は２記載の回転 アクチュエータ。 ４．巻線（１２，１３）を受容しているステータ（１１）が、ギャップなしで射 出されていることを特徴とする、請求項１から３までのいずれか１項記載の回転 アクチュエータ。 ５．ステータ（１１）には液体室（１０）に対し非透過性の積層部が設けられて いることを特徴とする、請求項１から４までのいずれか１項記載の回転アクチュ エータ。 ６．回転子（３１）が、枢着状に支承された軸（３０）に不動に結合されている ことを特徴とする、請求項１から５までのいずれか１項記載の回転アクチュエー タ。 ７．回転子（３１）が、軸方向で球（３２，３３）上に支承された軸（３０）に 結合されていることを特徴とする、請求項１から５までのいずれか１項記載の回 転アクチュエータ。 ８．軸（３０）の軸方向の位置が調節可能であり、それによって絞り機構（３１ ）と制御開口部（２８）との間の遊びが調節できるようになっていることを特徴 とする、請求項１から７までのいずれか１項記載の回転アクチュエータ。 ９．軸（３０）は、片側がばれ（３４）の力を受けており、又絞り機構（３１） を、軸方向で制御開口部（２８）の方向に押圧していることを特徴とする、請求 項１から８までのいずれか１項記載の回転アクチュエータ。 １０．通路（５，２５）と部分（３６，３７）との横断面が、ほぼ扇形状である ことを特徴とする、請求項１から９までのいずれか１項記載の回転アクチュエー タ。