JPH04506785A - アンチスキッド制御装置または駆動滑り制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アンチスキッド制御装置または駆動滑り制御装置従来の技術 ドイツ特許公開第２５　１８　１９０号から、ＡＢＳにおいて、圧力低下および それに続いて車輪が再び増速する一定維持過程の後に、新たな圧力低下を所定時 間の間防止することにより車輪振動を防止することが既知である。これにより車 輪振動を確かに防止可能であるが制御装置の機能を制限し、この設計の場合該制 御装置はもはやそれほど迅速に応答することができない。

欧州特許第００　７３　１９８号から、ＡＢＳにおいて、車輪速度信号を物理的 に不可能な変化に関してフィルタにかけることが既知である。

本発明の利点 本発明により形成される制御装置においては、制御装置の機能に連続的に影響を 与える連続的に有効な方法が使用されていない。むしろ、車輪振動が存在するか どうかの監視装置が設けられており、またこのような振動が検知されたときのみ 、修正動作が導入される。ＡＳＲにおける修正動作は、たとえばエンジンの回転 トルクへの影響である。しかしながら、ＡＢＳに対し圧力変動に介入してもよく またこれはＡＢＳにも適用される。したがって、たとえば制御サイクルの継続時 間を変えることができ、所要の圧力増大を押えることができまた位相シフトによ り圧力増大または圧力維持を導入可能である。

振動抑制のための種々の動作を起動させるために種々のしきい値を設けることが 可能である。

図面の説明 図面により本発明の実施態様を説明する。ここで：図１は、ＡＳＲのブロック回 路図。

図２は、付属の線図： 図３は、他の実施態様のブロック回路図である。

図１において、１ないし４は車輪速度用の４つの測定値伝送器を示す。これらは 、デジタル速度信号を、マイクロプロセッサとして形成されている評価装置５に 供給する。該評価装置５は既知のように駆動される車輪の車輪速度信号のデジタ ルフィルタリングのためのフィルタを含み、該フィルタはブロック５ａで示され ている。評価回路５は既知のように、駆動される車輪に付属のプレー千制備井６ 用の制御信号と収り弁を調節Ｃることか可能な制御素子用の制御信号とを発生す る。

車輪振動を検知するために減算素子８が設けられており、該減算素子８に駆動さ れる車輪のフィルタにかけられた速度信号Ｖ　ＲＦとフィルタにかけられてない 速度信号ＶＲ，！：が供給され、また該減算素子８は両方の信号の差の値　ＩＶ 。

−ｖ、、Ｈに対応する信号を発生する。この信号はカウンタ９に供給され、該カ ウンタ９は、評価回路５の動作サイクル（制御導線９ａ）の時間間隔内に発生さ れる差の合計を計算する。各動作サイクルにおいて、カウンタ９にさらにブロッ ク１０から一定値が供給され、該一定値がカウンタ９内の合計から差し引かれる 。この一定値は１両方の速度信号の差が小さいときはカウンタが下方方向に修正 されるような大きさにとられている。カウンタ９の計算結果によって第１のしき い値が超過されると、第１の制御信号が発生され、該制御信号を用いて制御素子 ７への制御信号のこれ以後の供給が遮断される（ＡＮＤゲート１１）。

さらに他方のしきい値も超過されると、さらに第２の制御信号もまたＯＲゲート １２を介して結合され、該制御信号は制御素子に対し絞り弁を閉じる方向に影響 を与える。同時にカウンタは始点位置に戻される。特定の値へのリセットまたは 特定の量だけの減少もまた可能であろう。

図２は時間に対するフィルタにかけられていない車輪速度ＶＲとフィルタにかけ られた車輪速度Ｖ　ＲＦとを示す。それらの差は一部分斜線で示されている。

その下にカウンタ９の計算過程の結果Ｅが示されている。１．において第１のし きい値ＳＩが超過されかつ絞り弁のそれ以後の調節は阻止される。ｔ２において 第２のしきい値Ｓ２が超過されかつ絞り弁はある角度だけ絞られまたカウンタは クリヤされる。

このような過程を経過して振動はｔ３の付近で消滅する。

他方の駆動されている車輪に対しても図示されでない第２の装置が設けられてい る。

図３において１５はＡＢＳの評価回路であり；これには車両の車輪に付属する弁 １６のみが設けられている。車両が振動した場合、第１のしきい値に到達すると このとき弁１６のそれ以後の調節が抑制され（ＡＮＤゲート１７）また第２のし きい値に到達したとき他方の車輪の状態に応じて圧力が減少／拡大される（ＯＲ ゲート１８）。

本発明の代替態様によれば、前記の装置が駆動されている車輪だけでなく駆動さ れていない車輪にも設けられる。これは、道路が悪いために発生する車輪振動が 、駆動されていない車輪のカウンタの結果が駆動されている車輪のカウンタの結 果から場合により重み付けがなされて差し引かれることにより、フィルタリング されつる（すなわち制御装置は影響を受けない）という利点を有する。駆動され ていない車輪が「正常に」走行しているところの均等な摩擦値の場合には、駆動 車輪のカウンタは影響を受けない。

これは図４に示されている。ここでは、駆動されている車輪に付属のカウンタ（ 図１の９に対応）が２９ａで示され、駆動されていない車輪に付属のカウンタが ２９ｂで示され９重み付はブロックが３０で示されおよび差形成器が３１で示さ れている。差形成器３１はカウンタ２９ａのカウント結果とたとえば０．９で重 み付けされたカウンタ２９ｂのカウンタ結果との差を形成する。この差は次にし きい値段３２に供給され、該しきい値段３２は、所定のしきい値が差によって到 達されたときにエンジントルクに影響を与えるための信号を発生する。道路が悪 い場合には、差が形成されて動作の介入が応答するということはない。

宝ＦＱ！１１審親牛 Ｆｉｇ、３ １　擾云　ａＪＱＸ　学は　τ丁 ＰＣＴ／ＥＰ　９０１００７５９

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．アンチスキッド制御装置または駆動滑り制御装置であって，該装置において 測定値伝送器により少なくとも１つの車両車輪の車輪速度が測定され，またデジ タルで作動する評価回路内で供給されたデジタル化車輪速度信号からフィルタに かけられた車輪速度信号が得られかつその信号から車輪滑りに影響を与えるため の制御信号が導出され，この場合に車輪振動を抑制するための手段が設けられて いるところの前記アンチスキッド制御装置または駆動滑り制御装置において； 評価回路の動作サイクルの間隔内でそれぞれ，フィルタにかけられた車輪速度信 号とフィルタにかけられてない車輪速度信号との差が形成されることと；これら の差の値が累計されてそれぞれの合計（すなわちその値）からそれぞれ所定の一 定値が差し引かれることと；および加算および減算の結果により所定しきい値を 超過したときに，車輪振動を低減する方向に前記制御装置に影響を与えるための 補助制御信号が発生されることと；を特徴とするアンチスキッド制御装置または 駆動滑り制御装置。
2. ２．複数のしきい値が設定されており，それらが超過されたときに異なる影響が 作用することを特徴とする請求項１の制御装置。
3. ３．エンジン出力が影響を受けることを特徴とする請求項１または２の駆動滑り 制御装置。
4. ４．第１のしきい値に到達したときにエンジン出力が一定に保持されまた第２の しきい値に到達したときに該エンジン出力が低減されることを特徴とする請求項 ３の駆動滑り制御装置。
5. ５．ブレーキ制御装置のブレーキ圧力変化が影響を受けることを特徴とする請求 項１ないし４のいずれかの制御装置。
6. ６．少なくとも１つの駆動されている車輪および少なくとも１つの駆動されてい ない車輪にカウンタが付属されていることと；これらのカウンタのカウント結果 が場合により重み付けされて相互に差し引かれることと；および この差がしきい値段に供給されることと；を特徴とする請求項１ないし５のいず れかの制御装置。