JPH04505739A

JPH04505739A - 低床車両用の台車

Info

Publication number: JPH04505739A
Application number: JP2511170A
Authority: JP
Inventors: カタニ，イルデブランド
Original assignee: シンドラー　ヴァゴン　アクチェンゲゼルシャフト
Priority date: 1989-08-21
Filing date: 1990-08-17
Publication date: 1992-10-08
Also published as: ES2064750T3; DE59007855D1; EP0439573B1; DK0439573T3; EP0439573A1; GR900100601A; GR1000703B; CA2039176C; CA2039176A1; ATE114562T1; WO1991002674A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】低床車両用の台車本発明は、低床車両用の台車であって、直角に曲げられたホイールブリッジと、該ホイールブリッジに配置された個別ホイールと、台本フレームとが設けられている形式のものに関する。

フランス国特許出願公開第２５７３７１５号明細書に基づき公知の台車には、降下させられた床面を備えた車体が支持される。各ホイールごとに固有の軸が設けられている。この軸はホイールセットごとに、ホイール中心点の下方に位置する剛性軸と結合されている。

長手方向支持体と横方向支持体とからなる台車フレームはホイール内側で前記軸に載置している。長手方向支持体中央には、２つの車体を支持するための二次ばね装置が配置されている。

前記公知の装置の欠点は、直角に曲げられたホイールセット軸にもかかわらず車両内部の踊り場が回避され得ないことにある。ホイール内側の前記軸と、この軸に支持された台車フレームとは、降下させられた床面積を減少させて、車両内部において踊り場や段部の形の切欠きを必要としてしまう。さらに、直角に曲げられたホイールセット軸の剛性的な配置形式は最近の台車に課せられた要求をもはや満たしていない。

したがって、本発明の課題は、低床車両用の車体が台車フレームによって支持され、それにもかかわらず曲率半径を有する区間の走行時に生じる困難が回避されるような、台車フレームを備えた低床車両用の台車を提供することである。

このｌＩＭは請求項１の特徴部に記載の本発明による台車によって解決される。

本発明によって得られる利点とは主として次の点に認められる。すなわち、−貫して延びる床面で極端な軽量構造で構成されたステップロスの低床車両用車体を使用することができ、しかも台車フレームが車体を支持しているにもかかわらず、カーブ走行をノイズや車耗なしで実施することができる。さらに、本発明によれば台車の完全な前組付けが可能となるので、あとから車体を台車フレームに装着して、この台車フレームと結合させるだけでよい。

以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。

第１図は本発明による台車を備えた３つの部分から成る低床車両の外観図を示しており、第２図は第１図に示した低床車両の横Ｗｒ面図を示しており、第３図は第１図に示した低床車両の水平方向の縦断面図を示しており、第４図は本発明による台車の縦断面図を示しており、第５図は第１図に示した低床車両を下から見た本発明による台車の平面図を示しており、第６図は第４図に示した本発明による台車の縦断面図を示しており、第７図は第５図に示した本発明による台車の平面図を示しており、第８図は伝動装置ケーシングに支持された車体ばね装置を備えた個別ホイール・個別走行装置の第７図のＡ−Ａ線に沿った断面図を示しており、第９図は軸脚部に支承されたばね支持体を備えた個別ホイール・個別走行装置の第７図のＡ−Ａ線に沿った断面図を示しており、第１０図は端車体と中間車体とを結合するジヨイントの断面図を示している。

第１図〜第１０図には、２つの端車体と１つの中間車体とから成る低床車両が図示されている。端車体９は各１つの台車１によって支持される。ホイールを有しない中間車体１０は小幅側で、ジヨイント８を介して台車１に支持されている。

前記低床車両はレール１１に拘束されている。車体内部は踊り場を有しておらず、乗り場１２からステップロスに到達可能である。

台車範囲において座席９．２の下方には、切欠きがホイールボックス９．１の形で設けられており、このホイールボックスには台車１の所定の部分が配置されている。前記低床車両には、電車線１３から集電装置１４を介して電気エネルギが供給される。台車１は強制制御される個別ホイール・個別走行装置２と、前記個別ホイール・個別走行装置２を互いに結合する長手方向連行体３と、各広幅側の駆動装置４と、台車フレーム５と、さらに走行装置制御装置６とから成っている。

ジヨイント８に向かい合って位置する小幅側には、緩衝式連結器７が作用している。個別ホイール・個別走行装置２は短軸２．２．１を備えた２つの個別ホイール２．１を有しており、前記短軸は小幅側に位置する直角に曲げられたホイールブリッジ２，２を介して互いに結合されている。ホイール外側には、ホイール伝動装置２．３と車体ばね装置２．６とが設けられている。

第１の変化実施例では、車体ばね装置２．６が弾性的なばね支持部２．７を介して伝動装置ケーシング２゜４に支持されている。弾性的なばね支持部２．７は個別ホイール・個別走行装置２のカーブに関連した水平方向回動を可能にする。別の変化実施例では、伝動装置ケーシング２．４とは別個のばね支持装置が設けられている。車体ばね装置２．６ばばね支持体２．５に支持されており、このばね支持体は短軸２．２．１に支承されている。球回転リングセグメント２．８は個別ホイール・個別走行装置２０カーブに関連した水平方向回動を可能にする。両変化実施例において、フレキシコイルばねとして構成された車体ばね装置２．６および弾性的なばね支持部２．７は車体の揺動運動を減衰するホイールブリッジ２．２は中央で回転ジャーナルによって連行体支持体３．１に枢着されており、この連行体支持体は連行体ロッド３．２と連行体補償レバー３．３とを介してトラクション力と制動力とを台車フレーム５に伝達する。各広幅側において台車フレーム５には、端面ホイール伝動装置４．２とブレーキディスク４．５とを備えた駆動モータ４．１と、ばね負荷式ブレーキ装置４．４とが配置されている。駆動モータ４．１はホイール外側でジヨイント軸４．３を介して、広幅側に位置する個別ホイール２．１を駆動する。

別の変化実施例では、台車ｌが駆動装置４なしで設けられている。符号２．９で電磁式レールブレーキが示されている。

台車フレーム５は端本体９と中間車体１０とによって生せしめられた力を受け止めるためのばねポット５゜２を備えた長手方向支持体５．１と、ホイールを有しない中間車体１０を支持しかつこの中間車体によって生ぜしめられた力を受け止めるための小幅側に位置するジヨイント支持体５．３と、このジヨイント支持体５．３に向かい合って位置するカップリング支持体５゜４とから成っており、このカップリング支持体には緩衝式連結器７が作用している。個別ホイール・個別走行装置２はホイールブリッジ２，２にかじ取りレバー２．２．２を有しており、このかじ取りレバーは走行装置かじ取りロッド６、ｌによって互いに結合されている。個別ホイール・個別走行装置２をカーブに関連して水平方向に回動させるためには、中間車体１０と端本体９との間のジヨイント角度が、制御レバー６゜５と、かじ取りロンドロ、２と、連行体支持体３．１に回転可能に配置された変向アングルレバ−６，３と、制御ロンドロ、４とを介して、中間車体１０の近くに位置する方の個別ホイール・個別走行装置２のかじ取りレバー２，２．２に伝達される。

台車１の完全な前組付は後に、端本体９が台車フレーム５に装着されて、固定エレメント５．５を用いて前記台車フレームと結合される。中間車体１０はジヨイント８と組み付けられる。端本体９と中間車体１０とがこのジヨイント８を介して互いに枢着結合される。

３つの部分から成る球回転リング８．１の真ん中のリングは台本フレーム５のジヨイント支持体５．３と固く結合されている。走行方向に対して横方向に位置するジヨイント軸８．２は弾性的な支承部８．３に保持されており、この支承部は球回転リング８．１の内側のリングに配置されている。水平方向に回転可能な回転ステージ８４が球回転リング８．１の外側のリングと固く結合されている。自在継ぎ手穴に作動するジヨイント８は端本体９と中間車体１０とに、揺動運動だけでなく、水平方向の平面と鉛直方向の平面とにおける旋回運動をも許す。

３つより多い車体を備えた低床車両においては、中央の台車１がカンプリング支持体５．４の代わりにジヨイント支持体５．３を有している。２つの部分から成る低床車両においては、１つの個別ホイール・個別走行装置２を備えた台車１が設けられている。

国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】１．低床車両用の台車であって、直角に曲げられたホイールブリッジ（２．２）と、該ホイールブリッジ（２，２）に配置された個別ホイール（２．１）と、台車フレーム（５）とが設けられている形式のものにおいて、長手方向連行体（３）を介して互いに結合された制御可能な複数のホイールブリッジ（２．２）が設けられており、台車フレーム（５）をホイール外側で支持するための手段が設けられており、前記台車フレーム（５）が、低床車両用車体を支持するために設けられていて、別の低床車両の支持および／または連結のための手段を有していることを特徴とする、低床車両用の台車。２．前記長手方向連行体（３）が、前記ホイールブリッジ（２．２）に枢着された連行体支持体（３，１）と、片側で前記台車フレーム（５９）と結合された２つの連行体ロッド（３．２）と、前記連行体支持体（３．１）と前記連行体ロッド（３．２）とを結合する連行体補償レバー（３．３）とを有している、請求項１記載の台車。３．前記ホイールブリッジ（２．２）を制御するために、制御レバー（６．５）によって作動させられるかじ取りロッド（６．２）と、一方のホイールブリッジ（２．２）のかじ取りレバー（２．２．２）に枢着された制御ロッド（６．４）と、前記かじ取りロッド（６．２）と前記制御ロッド（６．４）とを結合していて前記連行体支持体（３．１）に回転可能に配置されている変向アングルレバー（６．３）とが設けられており、一方のかじ取りレバー（２．２．２）の運動が走行装置用かじ取りロッド（６．１）を介して他方のかじ取りレバー（２．２．２）に伝達されるようになっている、請求項１記載の台車。４．ホイール外側の個別ホイール駆動装置（４）が設けられている、請求項１記載の台車。５．前記台車フレーム（５）をホイール外側で支持するために、弾性的なばね支持部（２．７）を介して一方では伝動装置ケーシング（２．４）に支持されていて、他方では前記台車フレーム（５）のばねポット（５．２）に支持されている車体ばね装置（２．６）が設けられている、請求項１記載の台車。６．前記台車フレーム（５）をホイール外側で支持するために、一方では短軸（２．２．１）に支承されたばね支持体（２．５）に支持されていて、他方では弾性的なばね支持部（２．７）と球回転リングセグメント（２．８）とを介してばねポット（５．２）に支持されている車体ばね装置（２．６）が設けられている、請求項１記載の台車。７．前記台車フレーム（５）が、低床車両用車体を支持するために広幅側で、ばねポット（５．２）を備えた長手方向支持体（５．１）を有していて、さらに、別の低床車両用車体を支持しかつ／または連結するために小幅側で、ジョイント（８）を備えたジョイント支持体（５．３）および／または緩衝式連結器（７）を備えたカップリング支持体（５．４）を有している、請求項１記載の台車。８．前記個別ホイール（２．１）を駆動するために各広幅側に、端面ホイール伝動装置（４．２）を備えた前記長手方向支持体（５．１）に配置された駆動モータ（４．１）が設けられており、該駆動モータがジョイント軸（４．３）を介して、広幅側に位置するホイール伝動装置（２．３）に作用するようになっている、請求項４記載の台車。９．前記車体ばね装置（２．６）がフレキシコイルばねである、請求項５または６記載の台車。１０．前記ジョイント支持体（５．３）に配置されたジョイント（８）が、内側のリングと真ん中のリングと外側のリングとから成る球回転リング（８．１）と、走行方向に対して横方向に位置していて弾性的な支承部（８．３）に保持されているジョイント軸（８．２）と、ジョイント回転ステージ（８．４）とを有しており、前記ジョイント軸に前記制御レバー（６．５）が作用している、請求項７記載の台車。