JPH04503866A - 対象物を写真測量するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 対象物を写真測量　るだめの 本発明は請求の範囲第１項の前提概念に記載の装置に関し、自動車の測量等の有 利な応用に関しては、論文“自動車の写真測量”ＡＴＺ　９１　（１９８９）６ 　から知られている。この公知の装置の場合、対象物の測量は、センサを有して いる少なくとも２個のカメラを用いて複数の方向から対象物を撮影するようにし て行われる。

撮影した写真はコンピュータで評価され、コンピュータは対象物のサイズを正確 に表わしているデジタルデータを伝送する。

申し分のない測量結果を得るための前提は、センサ相互の相対位置、即ちカメラ 相互の相対位置と、対象物に対するセンサの位置、即ちいわゆる外側の位置決め と、センサに対する投影センター（対物レンズ）、即ちいわゆる測定装置くカメ ラ）の内側の位置決めとが正確に知られていることである。外側の位置決めの問 題は、センナが個別に、即ち互いに独立に位置決め可能であり、従ってセンサを 固定連結する構成に比べてその都度の対象物に対する結像光路の適合性が改善さ れている場合に特に問題となる。

上記の従来例では、対象物空間内に参照システム、例えばスケールを配置するこ とにより内側及び／または外側の位置決めが行われる。スケールは所定の三次元 的絶対位置で参照模様を形成し、センサにより結像され、記憶される。記憶され た参照模様は、センサから送られて来る対象物の像を評価する際にコンピュータ によって考慮される。

本発明の課題は、対象物に対するセンサの位置決め、即ち投影センターをも含ん でいるカメラの対象物に対する位置決めが参照模様の結像により影響を受けない ようにこの種の装置を構成することである。

この課題は、請求の範囲第１項に記載の特徴部分によって解決される。本発明の 有利な構成は請求の範囲第２項に記載されている。

本発明にとって重要なことは、参照模様が所定の定置の三次元的位置に配置され ているが、センナの結像光路の外側に配置されていることである。従って、セン ナ相互の位置決め及び対象物に対するセンサの位置決めの際にこれらの結像光路 内に参照模様を配置することを考慮する必要がない。センサによる参照模様の結 像は光学的な転向手段、例えばセンサの結像光路内に配置されるハーフミラ−ま たはプリズムを用いて行われる。このように構成すると、すべてのセンナに付設 される参照模様を例えば対象物から比較的離れた場所に配置することができ、ま た例えばこの参照模様の反射像をすべてのセンナに投影させることができる。参 照模様を直接に結像させる場合には、参照模様を対象物の領域に配置せねばなら ない。このことは、特に小さな対象物の形状を装置により正確に検出すべき場合 に不具合が生じる。

次に、本発明の１実施例を添付の図面を用いて説明する。

添付の図面は、３個のセンサを有している本発明による装置の構成図である。

１は写真測量される対象物である。対象物１を取り囲むように、空間的に異なる 位置に３個のカメラ２，３゜４が設けられている。カメラ２，３．４は主な構成 要素としてそれぞれセンサ５，６．７と投影センター（対物“レンズ）８，９． １０とを有している。図中１１．１２゜１３は個々のカメラまたはセンサの結像 光路である。図かられかるように、カメラ２，３．４は個別に、即ち互いに独立 に対象物１に対して位置決め可能であり、従って個々のカメラ２，３．４の位置 をその都度対象物１を最適に測量することができるように選定することができる 。

構成が公知であるので図示していないが、センサ５゜６．７にはデータ処理装置 が接続されている。このデータ処理装置は個々のセンサ５，６．７から送られて 来る対象物１の像を評価するためのものである。既に冒頭で述べたようにこのデ ータ処理装置は、対象物の三次元的形状を表わすデジタルデータを伝送する。

対象物１を正確に測量するためには、センサ５，６゜７に対する対物レンズ８． ９．１０の相対位置、即ちカメラ２，３．４内部の位置決めと、カメラ２，３． ４相互の三次元的位置と、対象物１に対するカメラ２，３゜４の位置を正確に検 出することが必要である。この三次元的位置の検出は必要な精度を考慮して例え ばカメラ用の位置調整装置のスケールを用いたりなどして機械的な方法では行わ れず、一定の三次元的絶対位置にある光学的な参照模様１４を結像させることに より光学的に行われる。このため本実施例では、結像光路１１，１２゜１３内に ハーフミラ−１５，１６，１７が配置されている。第１のハーフミラ−１５はカ メラ２の内部に、他の２個のハーフミラ−１６，１７はそれぞれに付設されてい るカメラ３または４の外部に配置されている。ハーフミラ−１５，１６，１７の 方向付けは、それぞれのハーフミラ−の位置とそれぞれに付設されているカメラ の方向とに応じて参照模４９！１４０反射像をカメラのセンサ面に投影するよう に選定されている。ハーフミラ−１５゜１６．１７はそれぞれのセンサ面５，６ ．７に対して正確な位置を持っていなければならないので、ハーフミラ−１５， １６，１７はそれぞれカメラ２，３．４に固定されている。

カメラ２においてハーフミラ−１５の位置によって示すように、ハーフミラ−を カメラの外部に、即ち対物レンズ８と対象物ｌの間の範囲外に配置する必要はな く、センサ５と対物レンズ８の間に配置してもよい。この場合、場合によっては カメラケース内に付加的な対物レンズ１８が設けられる。これによりカメラ２と 対象物１は非常に接近する。

本発明によれば、対象物に対するセンサの位置決めに影響することなく種々の対 象物を正確に測量することができる装置が提供される。

要約書 対象物を写真測量するための 対象物（１）に対して個別に位置決め可能なセンナ（５，６，７）を用いて対象 物（１）を写真測量するための装置において、センナ（５，６，７）のそれぞれ の位置を検出するために、センサ（５，６，７）の結像光路（１１，１２，１３ ）の外側に所定の三次元的絶対位置で配置される光学的な参照模様（１４）を用 いる。参１７）を介してセンサ（５，６，７）を用いて結像させる。参照模様（ １４）を結像光路（１１，１２，１３）の外側に配置することにより、参照模様 （１４）を対象物°（１）に設ける構成に比べて、センサ（５，６，７）。

の位置決めに関しより大きな自由度を得る。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．個別に位置決め可能な少なくとも２個のセンサと、これらのセンサに所定の 三次元的相対位置で付設される投影センターと、対象物側に所定の三次元的位置 で配置される光学的な参照模様であって、センサに関する投影センターの位置（ 内側の位置決め）及び／またはセンサ同士の相対位置及び／または対象物に関す る投影センターの位置（外側の位置決め）を、センサにより参照模様を結像させ ることにより検出するための参照模様とを有している、対象物を写真測量するた めの装置において、 参照模様（１４）が対象物（１）とセンサ（５，６，７）の間に延びている結像 光路（１１，１２，１３）の外側に配置され、センサ（５，６，７）に関して所 定の位置で光学的な転向手段（１５，１６，１７）が参照模様（１４）を結像さ せるペくセンサ（５，６，７）に付設されていることを特徴とする装置。
2. ２．少なくとも半透過性の転向手段（１５，１６，１７）が結像光路（１１，１ ２，１３）内に配置されていることを特徴とする、請求項１に記載の装置。