JPH045023A - 乾式積層フィルム及び積層方法 - Google Patents

乾式積層フィルム及び積層方法

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JPH045023A
JPH045023A JP10638490A JP10638490A JPH045023A JP H045023 A JPH045023 A JP H045023A JP 10638490 A JP10638490 A JP 10638490A JP 10638490 A JP10638490 A JP 10638490A JP H045023 A JPH045023 A JP H045023A
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JP
Japan
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adhesive
film
laminated film
obtd
roll
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JP10638490A
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Katsuyoshi Kimoto
木本 勝義
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Asahi Kasei Polyflex Ltd
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Asahi Kasei Polyflex Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は既成のフィルムの積層方法に関し、特に通気性
フィルムを積層する場合にその通気性を損なわず、かつ
少量の接着剤を用いて同等の諸物性を得ることができる
積層方法に関する。
〔従来の技術] 近時、フィルムに関する諸物性の要請は次第に厳しくな
り、これら要請に応えるために2種以上のフィルムから
なる積層フィルムが多く使用されている。積層方法とし
ては、2種以上の樹脂を接着剤の存在下或いは非存在下
に共押出しする方法もあるが、すでにフィルムとなった
ものを接着剤を用いて貼合する、一般にドライラミネー
トと呼ばれる方法がある。この方法は一方のフィルムの
接着面全面に接着剤を塗布し、この上から他方の。
フィルムを押圧して貼合する方法である。接着剤塗布に
あたっては、例えば140メツシユ、深さ75μ程度の
網目状セルを有するロールにより接着剤を一方のフィル
ムに全面に塗布していた。
〔発明が解決しようとする課題] 従来のドライラミネートの方法は全面に接着剤を施すた
め、例えば不織布と通気性を付与するために多数の微小
な孔を設けたフィルムとを積層する場合に通気性が失わ
れる。そこで、各フィルムの通気性を残したまま積層す
る技術が求められていた。更に、接着剤を大量に消費す
るため製品に占める接着剤のコストが嵩み、少量の接着
剤を用いて好ましい接着強度を有する積層フィルムを得
る技術が求められていた。
〔課題解決の手段] 本発明は上記課題を解決することを目的とし、その構成
は、2種以上のフィルムが接着剤により貼合されている
積層フィルムにおいて、上記接着剤が点状に施され、各
接着剤の点と点との間に接着剤非塗布部位が存在するこ
とを特徴とする。
本発明に用いるフィルムは、ポリエステル、リニアロー
デンシティポリエチレン(LLDPE)、延伸ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンなどの合成
樹脂フィルムに限らず、アルミ箔、紙、不織布などフィ
ルム状のものはすべて包含する。積層するフィルムは単
層フィルムに限らず、すでに積層したフィルムにも適用
でき、本発明の方法を2回以上繰返して3層以上のフィ
ルムを得ることもできる。また、接着剤はこれらを接着
しうるものであれば特に限定はない。
接着剤を施す方法は、凹版印刷機に使用されるような微
小な窪み(セル)を全面に有するロールが好ましい。こ
のロールが接着剤層に浸漬したときセル内に接着剤が充
填される。次いでドクターブレードなどでセル以外の部
位の接着剤を除去し、フィルムに転写する。セルの径は
0.05〜1mm、好ましくは0.1〜0.5mmであ
る。セルの径が1mmを越えると積層したフィルムにム
ラが生じ透明感が阻害される。ロール面上のセルの占め
る面積は1/2〜1150、好ましくは1/6〜1/2
0程度である。1/2以上では他方のフィルムを貼着し
たとき接着剤が全面に広がり、接着剤非塗布部位が残ら
ない。しかしこのような場合でも接着剤塗布量を半減す
る効果を有する。1150以下では接着強度が低下する
このように接着剤を点状に塗布したフィルムに他のフィ
ルムを貼合したものは、貼合の際の押圧により接着剤塗
布面積が3〜4倍に広がり、且つ、接着剤使用量は従来
技術の115〜1/20であり、接着剤非塗布部位が残
存しているにも関わらず、従来技術による貼合と同等な
接着強度を示す。
〔作用〕
本発明は微細な窪み(セル)を有するロールにより点状
に接着剤を施すことにより、接着剤が現実のセルの大き
さより面積にして3〜4倍に広がり、実質的接着面積を
増加している。従来の方法に比してより少量の接着剤塗
布量であっても、充分な厚みに塗布された部位が均一に
分散されているなら充分な接着強度を有することが判明
した。
更に、接着剤が施されていない部位が存在してもそれが
均等かつ微細に分断されて存在しているならば、従来と
変わらぬ接着強度を有することが判明した。
〔実施例〕
(実施例1及び比較例1) 第1図は本発明により得られた積層フィルムの模式図、
第2図はロールの孔の大きさと間隔との関係を示す拡大
図、第3図は得られた積層フィルムの接着剤部位と接着
剤非塗布部位を示す拡大図である。
第1フイルム1として、厚さ15μの延伸ナイロンと第
2フイルム2として、厚さ30μのLLDPEフィルム
をポリウレタン系接着剤(商標名:アドコート、東洋モ
ートン味製)3を用いて貼合した。
第2図に示すような、径0.2mm、深さ95μのセル
4を0.38mmの間隔を保って配列したロールを用い
て接着剤3を第1フイルム1に点状に塗布した。次いで
常法に従って、第2フイルム2を貼合した。得られた積
層フィルムは第3図に示すように押圧により接着剤3部
位が拡大した。5は接着剤非塗布部位である。接着剤3
の使用量は0.28g/ボであった。
比較例1として、従来の140メツシユ、深さ75μの
網目状セルを有するロールを用いる接着剤塗布方法によ
り、実施例1と同一のフィルム及び接着剤を用いて積層
フィルムを製造した。この場合には3.3〜3.5g/
rrfの接着剤を消費した。
得られた積層フィルムについて諸物性を試験し、その結
果を第1表に示した。なお、10回試験を行い、それぞ
れの平均値を記載した。
第   1   表 ※:シール強度の単位は、Kg/ 15 mm幅であり
、140.150及び160°Cでそれぞれ1秒間、1
kgの圧力を加えて押圧したものに関し測定した。
第1表で明らかなように、本実施例においては従来技術
の約1/10の接着剤使用量でほぼ同等の接着効果を得
ることができた。
(実施例2及び比較例2) 第1フイルムlとして、目付20 g/rr?のポリオ
レフィン系不織布(旭化成工業■製)を、第2フイルム
2として、目付20g/%の純白紙を用いた以外は実施
例1と同様にして接着剤を点状に塗布して両フィルムを
接着した。得られた積層フィルム及び積層前の各フィル
ムの透気度をJIS P8117にしたがって測定し、
その結果を第2表に示した。各データは10回試験後の
平均である。
別に、実施例2のフィルムを用い、比較例1と同様にし
て全面に接着剤を3g/rdの割りで施し、実施例2と
同様にして透気度を測定し第2表に併記した。第2表か
ら明らかなように、本実施例によれば通気性フィルムを
通気性を残した状態で積層することができた。
(以下余白) 第 表 着剤塗布部位と接着剤非塗布部位の関係を示す拡大図で
ある。
図面中、符号 1は第1フイルム、2は第2フイルム、3は接着剤、4
はセル、5は接着剤非塗布部位である。
[発明の効果〕 本発明により、オーダーの異なる程少量の接着剤を使用
して、従来技術と同等の効果を得ることができる。しか
も、2層以上の通気性フィルムの通気性を保持したまま
強固に貼合することかでゞる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は得られた積層フ
ィルムの模式図、第2図はロールの孔の大きさと間隔と
の関係を示す拡大図、第3図は第2図のロールを用いて
得られた積層フィルムの接特許出願人 旭化成ポリフレ
ックス株式会社代理人 弁理士  鈴 木 定 子 第2図 第3図 手  続  補  正  書 平成3年3月7 日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2種以上のフィルムが接着剤により貼合されてい
    る積層フィルムにおいて、上記接着剤が点状に施され、
    各接着剤の点と点との間に接着剤非塗布部位が存在する
    ことを特徴とする乾式積層フィルム。
  2. (2)2種以上のフィルムを接着剤により貼合わせ積層
    するにあたり、一方のフィルムに接着剤を微細な窪みを
    有するロールを用いて点状に施し、他方のフィルムを貼
    合、押圧することを特徴とする乾式積層フィルムの積層
    方法。
JP2106384A 1990-04-24 1990-04-24 乾式積層フィルム及び積層方法 Expired - Fee Related JPH0739141B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6168255B1 (en) 1995-06-07 2001-01-02 Citizen Watch Co., Ltd. Ink jet head method of production thereof, and jig for producing ink jet head

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