JPH04500354A - 倉庫保管物を運ぶ貨物台車を貯蔵または移転するためのトロリー運搬車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 倉庫保管物を運ぶ貨物台車を貯蔵または移転するためのトロリー運搬車 本発明は倉庫保管物を運ぶ貨物台車を倉庫に搬入保管し及び同車をそこから移転 するためのトロリー運搬車に関するものであり、前記倉庫は少なくとも中でトロ リー運搬車が移動され得る小路を備えており、また、その各々で複数の貨物台車 が相互に連結されて用意される複数の経路が回廊の両側で直角に交叉する方向に 張り出しており、また、上記貨物台車を連結や連結解除するためと同様搬入保管 や移転もするための逆向き駆動が可能な無限連鎖がトロリー運搬車に配置された 額用大梁に設けられる。

トロリー運搬車が小路の中で移動され得る倉庫保管体系が知られている。横方向 で複数の経路がその小路に向かって開いており、トロリー運搬車の上で運送され る貨物台車がそれら経路の突端個所のいずれか１カ所に置かれ得るようになって いる。貨物台車としては、転がり手押し車や転がり荷台がしばしば使用され、そ れらは、それら自身で動くことができるという利点を有している。しかしながら 、このことは、上記突端個所に置かれた転がり手押し車が故意によらずして小路 の内部に突き出ることを回避するために、それら小路の中で個々の転がり荷台を 制止することを必要とする。トロリー運搬車は、どのような場合でも、貨物台車 が経路の突端個所に位置せしめられたところを作業範囲に収めることができるだ けであるので、■経路の個々の転がり手押し車又は転がり荷台が相互に連結され ることは好都合なことである。かくすれば、例えそれが常に経路の突端個所を取 り扱うのみであっても１経路の全ての貨物台車又は転がり荷台がトロリー運搬車 によって作業範囲に収められることができる。

倉庫保管物の選別入れ又は選別出しのための作業速度は実質的にトロリー運搬車 が小路の中で移動されることのできる速さ次第であることは明白である。しかし ながら、高速度は経路から突き出している貨物台車が直角に交叉する方向に動い ているトロリー運搬車と衝突する危険を招く。

しかし、例え１経路内にあるそれぞれの最初の貨物台車の正確な制止が保証され 得るとしても、連結や連結解除の処理は時間が掛かる、そしてその時間は次第に 倉庫保管物が選別入れ又は選別出しされ得る速さを減じていく。

知られている解決策では、貨物台車を経路の中へ、また、経路から外へ動かすた めに、滑車がトロリー運搬車から横方向に回転させられる。そしてこれら滑車は 一方では貨物台車を小路から経路内へ流し込む仕事をなし、他方では隣り合う貨 物台車間の連結処置を可能ならしめる仕事を引き受ける。一方では、この解決策 は空間の消耗であり、他方では、支持要素から外へでる横方向の動きは付加的な 駆動を通じてのみ可能であり且つこのことは倉庫保管手段の経済性を次第に阻害 するということが考慮を要すべき事実として取り入れられねばならない。

これは本発明によって改善され、特に、冒頭に述べた種類の、トロリー運搬車の 要素である相対的に簡単な駆動装置によって貨物台車を選別入れや選別出しする と同様連結や連結解除もすることを可能ならしめるようなトロリー運搬車が設計 される。

これは、冒頭に述べた種類のトロリー運搬車において、額用大梁が、それが動か され得る即ち回転されることができ且つトロリー運搬車に対して横軸方向に駆動 され得るようにトロリー運搬車に据え付けられることで達成される。

本発明のさらなる実施例は、トロリー運搬車の横方向での額用大梁の動作のため の駆動が次ぎに述べる各要素で構成されることを特徴とする。

すなわち、トロリー運搬車に据え付けられた即ち回転性をもって結合された架梁 、その中で額用大梁によって支えられ貨物台車を搬入保管や移転する目的のため に駆動され得る小歯車の櫛、そして鎖に配置され一方又は他の方向への輸送のた めに二者択一的に貨物台車と噛み合い、また、前記貨物台車を一方の又は他方の 横軸方向へ積用大梁と共に動かす２つの積み込み手段、である。

本発明のさらなる実施例は、滑車が鎖駆動を介して掛外し継手と制動機によって 駆動又は制動されることを特徴とする。

本発明の一実施例は、更に付は加えれば、鎖のための駆動用滑車と積用大梁の動 作駆動のための滑車とが同じピッチ円直径を有していることを特徴とする。

本発明のもう一つの実施例は、積み込み手段それぞれが少なくとも一方の積み込 み橋梁において単扛重機又は二連扛重機であり、また、鎖は二連鎖であることを 特徴とする。

実施例の一つは、トロリー運搬車と経路の始まり部分の間の横領域でトロリー運 搬車を運送する目的のためと個々の貨物台車を連結や連結解除する目的のために 、トロリー運搬車の両側に鎖、積用大梁、誘導翼等のための揚起手段がそれぞれ 設けられることを特徴とする。

本発明のさらなる実施例は、揚起手段が一つの軸上に取り付けられた鎖車であり 、それが積用大梁の横運動装置上で、順次に、トロリー運搬車に形成された傾斜 翼板、駆動歪輪、滑り台、通路等と噛み合うことを特徴とする。

さらに付は加えれば、本発明の一実施例は、揚起手段が鎖用大梁上に支持された 輪転体であり、それが積用大梁の横運動装置の上方で、トロリー運搬車に形成さ れた傾斜翼板、駆動歪輪、滑り台、通路等と噛み合うことを特徴とする。

本発明のさらなる実施例は、揚起手段がトロリー運搬車に旋回的に取り付けられ た翼から成り、それらは、積用大梁の横運動で、それらが個々の貨物台車を揚起 するような方法でトロリー運搬車に設けられた押圧輪転体を介して旋回され得る ことを特徴とする。

本発明の性質は、何よりもまず、特定の条件の許で、運搬車の車台に関連する積 用大梁を動かす又は回転させるために鎖の駆動が付加的に用いられるという事実 に存する。

これは、必要とされるいかなるそれ以上の駆動力や設備も無しで小路から経路の 中へと貨物台車を移転すことを可能ならしめる。

歪輪又は傾斜翼板と共にする積用大梁の各部材の相互作用によって、連結手続き は付加的に成し遂げられ、そこでは結合さるべき２つの運搬台車が水平に調節さ れる。

下記に、各図に就いて、本発明が例として記述される。

第１図は、本発明に係わるトロリー運搬車の概略側面図を示す。

第２図は、第１図に示されたトロリー運搬車のＴＩ−ＩＩに沿った断面図を示す 。

第３図は、揚起配置としての翼板を伴ったトロリー運搬車の実施例を示す。

第４図は、第３図のそれに類似している、しかしながら、貨物台車が今一つの貨 物台車と連結されその捉えられていた位置から経路へ移転される時点における、 トロリー運搬車の図解を示す。

第５図は、変更された実施例における本発明に係わるトロリー運搬車の概略側面 図を示す。

第６図は、第５図に示した如きトロリー運搬車の実施例の断面図を示す。

各図において、１０は別々に間隔を置かれた２つの軌線１３上を車輪１２によっ て移動されることのできるトロリー運搬車に関する。第２図乃至第４図を見るに 、軌線は紙面に関して垂直に延び、個々の経路はトロリー運搬車の左方と右方に 在る。その左側において、第３図は１つの軌線を持つ１つの経路を示し、その上 に１つの貨物台車が休止する。第３図の中では、後部車輪だけと、左手側に示さ れるそれぞれと、経路軌線上を転動する貨物台車１６と、然るに右側にある車輪 が自由であり且つ車輪の取り付は用支柱が経路軌線上に休止しているのとが認め られ得る。こように、貨物台車１６のための制止が準備され、であるから、前記 台車はその経路の中でそしてまた小路に関して、まさしく定められた位置に置か れる。勿論、本発明に係わる経路での貨物台車の制止の他の方法もまた実現し得 る。

トロリー運搬車１０については、第１図に示されるように、小路の軌線１３は左 から右に延びている。

そこにはトロリー運搬車の本質的な部材が例えば車台１１の如（示されているの みであり、それは図示されていない便法により小路で可動的である。トロリー運 搬車１０上には２０で指し示す積用大梁がつぎに述べるような方法で休止してい る。即ち、前記積用大梁２０はトロリー運搬車１０に関して横方向に動かされ得 る、そしてそれは滑車又は車輪２１０によって密接に関連づけられている。前記 積用大梁２０は個々の関係する数字を与えらていない複数の滑車を運ぶ、１個の 鎖又は、第１図から明白であるが、２つの鎖２１のための滑車は鎖の連鎖と橋梁 を介して互いに連結されている。鎖は鎖小歯車２４を介して両方向に駆動され得 、第１図に示される機関３０はこの目的のために用いられる。

第２図において、積み込み用要素すなわち２連打重機２２及び２３がそれぞれ示 されている。前記積み込み用要素は鎖２１の橋梁に取り付けられており、鉤すな わち貨物台車の部材との噛み合わせを強制され得る。これがため、貰物台車１５ が一方又は他の横軸方向に（第２図乃至第４図を見た場合の左方向または右方向 ）移転され得る。

それによって、貨物台車１５及び１６が軌線の上に休止し、そして、それらは第 １図の左右の頭から集められるように順次トロリー運搬車に据え付けられる。

貨物台車１５の横軸方向の移動は、機関３０が積率歯車２４を駆動するなかで規 定通りに果たされる。掛は外し継手３１が連結解除されてからは、そこには、要 するに予め定められた方向へ鎖用車輪の周囲をまわる鎖２１の単なる回転駆動が ある。そしてそれは、トロリー運搬車１０に関連する、しかし、額用大梁２０に もまた関連する貨物台車の連動という結果になる９ しかしながら、もし掛は外し継手３１が連結され、そして同時に充用されている 制動１ａ３３が離されると、積率歯車２４の転勤と小歯車３２０転勤とが同時に 行われる。前記小歯車３２が次第にトロリー運搬車１０に永続的に固定される架 梁４０に嵌り込んでからは、必然に額用大梁２０とトロリー運搬車１０との連動 が起こる。積率歯車２４と小歯車２３の等しいピッチ円直径ゆえに、どちらにも 示差的な動きはない。しかしながら、この結果、トロリー運搬車１０は貨物台車 １５と共に第２図、第３図から見て左方向または右方向へ動かされる。それが、 この、それぞれにトロリー運搬車１０と関連する貨物台車１５または額用大梁２ ０の間の、貨物台車を小路から経路内へ及びその経路から外へと横に動かすため に利用されるところの本発明に係わる連動である。

次に、本発明の実施例、すなわち揚起配置を口約として示す第３図が考えられる 。この配置はトロリー運搬車の側面に取り付けられた翼板６０から成っており、 そこでは、翼板６０は６１に蝶番で合着されている。第３図は見込まれるべき如 何なる衝突もなく妨げられることのない方法でトロリー運搬車が回廊を通じて動 くことができる位置を示す。しかしながら、貨物台車１５は、額用大梁２０のた めの駆動によってすでに幾分左方へ移動されてしまっている、即ち、それは貨物 台車１６と共に連結位置に持って来られている。額用大梁２０の左方への更なる 動きに基づいて、額用大梁２２に据え付けられている押圧輪転体２５は翼板６０ の吊るし部材の下方へと噛み合い、翼板を右回りに旋回させる。すると、第４図 に見る如く、翼板の上方部分に配置されている支持要素は貨物台車１６の前輪と 噛み合い、最後には貨物台車１６、いや貨物台車１５もまた、互いに左方へ動か され得る限度に貨物台車１６を揚起する。

本発明に係わるトロリー運搬車によってこれら連結手続き、いや転入と転出もま た、必要とされるような如何なる付加的な駆動もなしにし遂げられることが認め られた。単に鎖２１のための駆動が、少歯車３２及び架梁４０を通じ、掛は外し 継手３１や制動機３３を介して、額用大梁２０とトロリー運搬車１０の間の連動 が起こるような方法で伝達され、用いられる。この連動から、貨物台車１５と１ ６のための、そしてまた、制止手段の活動のための輸送動作が駆動される。

第５図及び第６図に示される実施例において、同じ関連数字が記述された要素だ けにについて選抜された。それ故に、付加的部分のみが説明され、それらが第５ 図及び第６図に係わる実施例を特徴づける。

本発明の実施例について、額用大梁はトロリー運搬車１０上の平らな基礎の上に 休止しない。そこには額用大梁の底側か上に休止しているトロリー運搬車上に配 置された４つの滑車５０２がある。ところで、その底側には凹所が用意される、 これは、額用大梁の動きに基づいて、前記額用大梁が低くなる又は揚起する動作 を行うことができるようにするためである。これは、第６図を観察して、もし人 が額用大梁が左方への運動を行うことを思い描くならば明らかになる。そのよう な運動は、額用大梁の左側の揚起を惹き起こし、そのため、額用大梁に固定して 取り付けられた付加軌線片５０１が貨物台車１６の自由にぶら下がっている滑車 に噛み合い、そして前記貨物台車１６を揚起する。

同時にそこには貨物台車１５のための連続す名軌線が用意され、それにより、前 記貨物台車１５は扛重機２３が鎖２１と噛み合わされてしまった後、貯蔵体系の 中に左方へと移動されることができる。

各図において、要路で、積み込み手段即ち鉤が示されており、それらは動く鎖に よって静止貨物台車を積み込んでいくために用いられることができる。そのよう な配置は輸送技術から知られる。本発明にとっては、積み込み手段が用いられる ことができ、それが各貨物台車の正確な位置決めが可能となるような相関的に小 さな開口幅員を有することが本質である。更に付は加えれば、なおその外に、貨 物台車の積み込み手段の容易な挿入をなさしめる、より大きな開口幅員をも有す る積み込み手段が提起される。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．鎖用大梁（２０）がトロリー運搬車に対して横軸方向に移動され且つ駆動さ れ得る（２４、３２、４０）方法で、むしろ、水平な軸線上で旋回され得る又は 揚起され得る方法で、トロリー運搬車（１０）上に据え付けられる（２１０）こ とを特徴とする、倉庫保管物を運ぶ貨物台車を倉庫に搬入保管し及び同車をそこ から移転するためのトロリー運搬車と、少なくとも中でトロリー運搬車が移動さ れ得る小路を備えている前記倉庫と、小路の両側で直角に交叉する方向に張り出 しており且つ各々において相互に連結される複数の貨物台車が用意されている複 数の経路と、そして、トロリー運搬車に配置された鎖用大梁に用意される前記貨 物台車を連結及び連結解除するためと同様搬入保管及び移転もするために逆向き に駆動が可能な無限連鎖。 ２．トロリー運搬車（１０）の横軸方向での鎖用大梁の動作のための駆動が下記 の要素で作り上げられることを特赦とする請求項１に係わるトロリー運搬車。 即ち、その中で小歯車（３２）がうねり、それが鎖用大梁（２０）上に支持され 且つそれが貨物台車（１５、１６）を貯蔵及び移転する目的のために駆動される ことができる、トロリー運搬車（１０）に取り付けられた即ちそれで樞軸旋回可 能な架梁（４０）、及び、それで一方の又は他方の方向に輸送するためにそれら が可変的に貨物台車（１５、１６）を噛み合わせ、そして一方の又は他方の横軸 方向に鎖用大梁（２０）と共に貨物台車を動かす、鎖（１６）に配置された２つ の積み込み手段（２２、２３）。 ３．掛け外し継手（３１）及び制動機（３３）によって鎖駆動（３０）を介して 小歯車（３２）が駆動され又は制止され得ることを特徴とする請求項２に係わる トロリー運搬車。 ４．鎖（２１）のための駆動小歯車（２４）及び鎖用大梁（２０）の駆動動作の ための小歯車（３２）が同じピッチ円直径を有していることを特徴とする請求項 ３に係わるトロリー運搬車。 ５．積み込み手段（２２、２３）それぞれが少なくとも１つの積み込み橋梁で１ 個の扛重機又は２連の扛重機を有し、また、鎖（２１）が二重鎖であることを特 徴とする請求項２乃至４のいずれか１つに係わるトロリー運搬車。 ６．トロリー運搬車（１０）と各経路の突端の間の横領域で貨物台車（１５、１ ６）を輸送する目的のために、また、トロリー運搬車（１０）の両側間での個々 の貨物台車（１５、１６）の連結及び連結解除の目的のために、それぞれ領（２ １）のための又は導き翼板等のための揚起手段、又は鎖用大梁のための樞要手段 （４０１、５０２）が設けられることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１ つに係わるトロリー運搬車。 ７．揚起又は旋回手段が鎖用大梁（２０）の横動作の際に、トロリー運搬車（１ ０）、駆動歪輪、滑り台、通路等において準備された傾斜翼板と次第に噛み合う 軸によって支えられる鎖滑車であるか、又は鎖用大梁で滑り台（４０１）等と相 互に作用するトロリー運搬車（１０）によって支持された滑車（５０２）である ことを特徴とする請求項６に係わるトロリー運搬車。 ８．揚起手段が鎖用大梁（２０）上に支持され、且つ鎖用大梁の横動作の際トロ リー運搬車（１０）、躯動歪輪、滑り台、通路等において形成された傾斜翼板と 噛み合う滑車であることを特徴とする請求項６に係わるトロリー運搬車。 ９．揚起手段が樞軸旋回的にトロリー運搬車（１０）に結合されている複数翼（ ６０）で作られ、且つ鎖用大梁（２０）の横動作の際それらが休止している貨物 台車（１６）を揚起するような具合に鎖用大梁（２０）で支持された圧力輪転体 （２５）を介して旋回されることができることを特徴とする請求項１乃至６のい ずれか１つに係わるトロリー運搬車。