JPH0448193B2 - - Google Patents

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JPH0448193B2
JPH0448193B2 JP25003385A JP25003385A JPH0448193B2 JP H0448193 B2 JPH0448193 B2 JP H0448193B2 JP 25003385 A JP25003385 A JP 25003385A JP 25003385 A JP25003385 A JP 25003385A JP H0448193 B2 JPH0448193 B2 JP H0448193B2
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sin
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JP25003385A
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Keizo Suzuki
Kazuo Kimata
Koichi Kunitoki
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、送信アンテナから、航空機、飛し
よう体、あるいは車両などの目標に電波を照射
し、それらの目標から反射して来る電波を媒体と
して目標の距離を追尾する距離追尾レーダにおい
て、照射する電波を秘とく性の高い広帯域変調形
式で送信して、目標からの反射波を狭帯域受信機
で受信し、目標までの距離を追尾する距離追尾レ
ーダの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の距離レーダには、大別して、パルス方式
と連続波方式があるが、連続波方式はレーダ自身
が目標に照射する電波が常にレーダ自身内にある
受信機に漏れ込んでしまうため、受信機を高感度
にすることは難かしかつた。そのために測距レー
ダはパルス方式が比較的良く使用されている。パ
ルス方式のレーダは使用するパルス変調形式か
ら、受信機の帯域幅を広く取る必要があるため、
受信機雑音が多くなるために感度はあまり良くな
い。その上受信機帯域幅が広いため目標側が行な
う帯波妨害にも弱いという重大な欠点がある。対
電波妨害に関するレーダ技術についてはこれまで
さまざまな方法が提案されているが、レーダ自身
が目標に向けて照射する電波の周波数及び形式が
目標側に察知されないような電波形式の電磁波を
目標に照射することができれば、対電波妨害の根
本的な解決の一つになるはずである。
上に述べた理由によつてこれからのモノパルス
レーダの進むべき一つの方向は、 (ア) 送信出力の受信機への漏れ込みによつて受信
機の感度が劣化する場合には、パルス方式にし
て送信と受信を切り換え、さらにパルス繰り返
し周波数を可変することによつて送信パルスと
受信反射波パルスの一致を防ぎ、受信電力の低
下を防ぐ。
(イ) 送信する電波の形式はできるだけ広い周波数
スペクトルを使用し、かつ秘とく性の高い変調
形式を選ぶ。
(ウ) 受信機の前段において帯域幅はできるだけ狭
くすることにより、混変調妨害を減少させ、対
電波妨害能力を向上させ、あわせて高感度化を
はかる。
(エ) 従来からあるモノパルス測角レーダにおいて
角度信号及び距離信号の復調を狭帯域受信方式
で実現する。
などであり、これらの実現が強く要望されてい
る。
第4図の従来例と第5図のタイムチヤートを用
いて、距離追尾レーダの従来例について説明す
る。基準パルス発生器57の出力である基準パル
ス発生器出力29は、整形回路58で波形整形さ
れて所定のパルス幅のパルスに波形整形されて基
準パルス23になる。送信源59で作られる送信
源出力15は、パルス変調器60によつて、パル
ス変調されて、パルス変調器出力24になり、電
力増幅器61によつて増幅されて、電力増幅器出
力47になり、送信アンテナ60によつて、送信
出力18は、目標に向けて送信される。目標から
の反射波は送信からT(秒)だけ遅れて、受信入
力1となり、受信アンテナ51にて受信されて、
受信アンテナ出力2になる。局部発振器56で作
られる局部発振器出力13は、第3混合器52に
よつて受信アンテナ出力2とともに混合されて、
第3混合器出力36になり、第3中間周波増幅器
53によつて増幅されて、第3中間周波増幅器出
力37になつて、振幅検波器54によつて振幅検
波されて振幅検波出力10になる。表示器55で
は、基準パルス23を基準パルスにして、振幅検
波出力10を表示することによつて、レーダから
目標までの距離は求められる。
なお、第3中間周波増幅器53は、受信される
目標からの反射波のパルス幅を保持する必要性か
ら広帯域の中間周波増幅器になつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
目標を捜索し検知して追尾する追尾レーダでは
目標を正確に追尾することもさることながら、目
標側から妨害を受けてもなおかつ目標を正確に追
尾できる性能が重要である。いま送信信号18を
S18とすると、 S18=P(sin ωpt)cos ωt (1) の信号が目標に照射される。ただし、P(sin ωp
t)は、第2図のパルス振幅変調信号であり、
ωpはパルス繰り返しの角周波数である。目標は、
角周波数ωの信号がレーダから照射されているこ
とを周波数カウンタあるいは周波数分析器によつ
て察知し、レーダに対して角周波数ωの周波数の
信号あるいは中心角周波数がωである周波数の雑
音変調信号を容易に送り返すことができ、相手側
のレーダの目標追尾に容易に妨害をかけることが
できる。目標からの反射波である受信信号S1は、 S1=q〔sin ωp(t−T)〕cos〔ω(t−T)〕 (2) である。ただしTはレーダから目標までの往復の
時間であり、q〔sin ωp(t−T)〕は、受信信号
1のパルス変調項である。
したがつて関数q〔sin ωp(t−T)〕は関数P
〔sin ωp(t−T)〕を含む。時間Tから目標まで
の距離を求めるためには、1マイクロ秒≒150m
の関係から求まる。レーダから目標までの距離を
求めるためには、広帯域信号であるq〔sin ωp(t
−T)〕を復調する必要があり、受信機は当然広
帯域になり、妨害を受けやすくなる。したがつ
て、距離追尾レーダの送信信号を目標側に知られ
ないようにすることが、距離追尾レーダの対電波
妨害の立場からは根本的解決の一方法である。
この発明は、距離追尾レーダの送信電波の変調
形式を目標側において容易にレーダの使用周波数
を察知されない、Oとπ(円周率)の2位相の位
置変調された広帯域のパルス波を目標に向け照射
し、目標からの広帯域信号を狭帯域の中間周波数
で受信が可能な極めて電波的に秘とく性の高い、
そして対電波妨害能力の高い2位相変調の距離追
尾レーダを供給することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る距離追尾レーダは、Oとπの2
位相の位相変調された広帯域のパルス波を目標に
向け照射し、目標からの広帯域信号を復調し、狭
帯域の中間周波数で受信できるようにしたもので
ある。
〔作 用〕
この発明における作用及び原理的説明を、第2
図及び第3図のタイムチヤートを用いて行う。
第2図において、送信出力18は、ωを搬送波
の角周波数とすると、cos ωtと−cos ωtの信号
を交互に送信させる。したがつて、受信反射波
は、レーダと目標までの距離に相当する時間T
(秒)だけ遅れて目標からの反射波である入力信
号1を受信する。入力信号1は、送信出力18と
同様に、〔cos ω(t−T)、−cos ω(t−T)〕の
ペアで受信されるので、中間周波数増幅器の帯域
幅を狭くして受信する狭帯域受信機では、[cos
ω(t−T)、−cos ω(t−T)]のペアは、時間
軸でのコンボルーシヨンが周波数軸での掛算とな
る原理を使うことにより、互いに逆相である信号
を狭帯域フイルタによつてろ波する、すなわち、
積分することと等価であるためcos ω(t−T)
と−cos ω(t−T)の差分だけが残ることにな
り、両者の出現時間がほぼ同じであれば狭帯域フ
イルタの出力スペクトルはほとんどゼロになつて
しまう。したがつて、送信信号と相関のない単一
周波数の妨害波は第1混合器62及び第2混合器
63で復調されないため、狭帯域フイルタ出力は
ほとんどゼロとなり妨害の影響は少なくなる。こ
れまで送信ごとにcos ωt、−cos ωtを切り換える
場合について説明したが、必ずしもそうである必
要はなく、たとえばM系列の擬似ランダムコード
のように、O相とπ相の出現時間がほぼ同じであ
ればよい。そこで、送信源出力15S15のように
定める。
S15=sin ωt (3) ただし、ωは送信源出力15の搬送波の角周波
数である。第3位相変調器出力16S16は 位相変調信号の時間波形をsin ωsとすると、 S16=sin〔ωt+π/2sign(sin ωst)〕 (4) となり、パルス変調器出力24、高周波増幅器出
力47及び送信出力18S18は、同じ表現が可能
であるので、 S18=P(sin ωpt)sin〔ωt+π/2sign(sin ω
st)〕 =P(sin ωpt)sin〔π/2sign(sin ωst)
〕cos ωt(5) となる。ただし、 S22=P(sin ωpt) (6) であり、式(6)は、パルス整形回路出力22であ
り、ωsは信号発生器出力20の角周波数である。
さらに、 sign X=
1 X>0 0 X=0 (7) −1 X<0 である。式(5)の送信出力18による目標からの反
射波である受信入力1S1はTだけ送信より遅れて
受信されるので、 S1=q〔sin ωp(t−T)〕sin{π/2sign〔sin
ωs(t−T)〕}cos ω(t−T)(8) 受信入力1S1は中間周波数に落とすために、第
1位相変調器出力7S7及び第2位相変調器出力8
S8を用いて第1混合器62及び第2混合器63へ
のスイツチング信号とする。信号発生器75の遅
延器74通過後の出力{sinπ/2sign[sin ωs(t− π)]}と局部発振器56の出力cosω[l(t−τ)]
とを第1位相変調器70で混合すれば第1位相変
調器出力7S7は S7=sin{π/2sign〔sin ωt(t−τ)〕}cos〔
ωl(t−τ)〕(9) とする。ただし、ωlは局部発振器56の出力信号
の角周波数、τは送信から受信までの時間遅延で
ある。一方、反転ビツト発生器66でビツト反転
された信号発生器75の信号は信号発生器75出
力信号の倍の角周波数で位相が反転するため sin{π/2gign[sin ωs(t−τ)sin2ωs(t−τ
)]} となり、局部発振器56の出力cos[ωl(t−τ)]
と第2位相変調器82で混合すれば第2位相変調
器出力8S8は S8=sin{π/2sign〔sin ωs(t−τ)sin2ωs(t
−τ)〕}cos〔ωl(t−τ)〕(10) となる。次に受信信号と第1位相変調器出力(7)及
び第2位相変調器出力8との混合器出力を求める
ための準備として、(8)式の位相変調項sin{π/2 sign[sin ωs(t−τ)]}と(9)及び(10)式の積の時

平均を求めると、次の関係式 式(11)、(12)が成立す
る。
sin{π/2Sign〔sin ωs(t−T)}sin{π/2s
ign〔sin ωs(t−τ)〕}≒cos ωs(T−τ)(11) −sin{π/2sign〔sin ωs(t−τ)〕}sin{π
/2sign〔sin ωs(t−τ)sin2ωs(t−τ)〕} ≒1/2sin2ωs(T−τ) (12) ただし、 は、一周期の時間平均である。
したがつて、第1混合器出力3S3は、(8)式の受信
信号と(9)式の第1位相変調器出力(7)S7とを混合し
狭帯域フイルタを通過するため時間平均された値
で、 S3=q〔sin ωp(t−T)〕cos ωs(T−τ)cos
〔t(ω−ωl)−(ωT−ωlτ)〕(13) となり、第2同期検波器67の基準信号となる。
第第2混合器出力4S4は、(8)式の受信信号と(10)式
の第2位相変調器出力8S8とを混合し、狭帯域フ
イルタを通過するため時間平均された値で、 S4=q〔sin ωp(t−T)〕1/2sin2ωs(T−τ
)cos〔t(ω−ωl)−(ωT−ωτ)〕(14) となる。
第1中間周波増幅器出力64S64は、変調によ
る高周波成分を抑圧するよう帯域制限されている
ため両側帯波q[sin ωP(t−T)]は除かれて、
式(13)の信号は、 S64=cos[t(ω−ωl)−(ωT−ωlτ)]・cos
ωs(T−τ)(16) となる。同様に第2中間周波増幅器出力(6)S6は、
両側帯波が除かれて、 S6=1/2sin2ωs(T−τ)cos[t(ω−ωl)−
(ωT−ωlτ)](17) となる。距離情報に関する第2同期検波器出力(9)
S9は、 S9646=2/1sin2ωS(T−τ)・cos ωS
(T−τ)=cos2ωS(T−τ)・sin ωS(T−τ)(1
8) となり、式(18)は、Oを中心に正負の値をとり得る
ので、第2同期検波器67の出力として望ましい
ことを示している。
したがつて、距離追尾レーダのなかで、レーダ
から目標までの距離Tに相当する信号を自由に発
生できれば T=τ (19) となつて、式(19)を常にOにすることにより、レー
ダが目標を追尾することができるとともに、目標
までの距離を求めることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を、第1図を用いて
説明する。信号発生器75の出力である信号発生
器出力20は、第3位相変調器71において、送
信源59の出力である送信源出力15を位相変調
して、πラジアンだけ位相差のある2位相の位相
変調をした第3位相変調器出力16になる。距離
信号発生器76で作られる、レーダが目標に電波
を照射し、再びレーダに返つて来るまでの時間T
に相当する信号である距離信号発生器出力46
は、パルス基準信号発生器72において目標から
の反射波の到着時間が送信出力18の送信時間と
重ならないかどうか演算されて、パルス基準信号
発生器出力21になり、パルス整形回路73で所
定のパルス幅の信号に整形されて、パルス成形回
路出力22となる。第3位相変調器出力16は、
パルス変調器60において、パルス成形回路出力
22を変調信号として用いることにより、パルス
変調器出力24になり、電力増幅器61によつて
増幅されて、電力増幅器出力47となり、送信ア
ンテナ50によつて、送信出力18は、目標に向
けて照射される。目標からの反射波である受信入
力1は、受信アンテナ51において受信され、受
信アンテナ出力2となり、第1混合器62及び第
2混合器63のそれぞれに分岐されて、第1位相
変調器出力7及び第2位相変調器出力8をそれぞ
れ使つて、第1混合器出力3及び第2混合器出力
4になる。第1混合器出力3は、第1中間周波増
幅器64にて増幅されて、第1中間増幅器出力5
になり、第2同期検波器67の基準信号になる。
第2混合器出力4は、第2中間増幅器において増
幅され、第2中間周波増幅器出力6になり、第2
同期検波器67において、同期検波され、距離誤
差信号9となり、距離信号発生器76に入力され
る。
信号発生器出力20のもう一方の出力は、遅延
器74においてτだけ信号発生器出力20を遅延
させ、受信入力1と常に同期が保たれるように、
すなわち、距離誤差信号9が常にゼロになるよう
に、距離信号発生器出力46により遅延器74の
遅延量を変化させて、遅延器出力19とし、局部
発振器56で作られる局部発振器出力13を第1
位相変調器70において、位相変調して、第1位
相変調器出力7になる。一方、もう1つの遅延器
出力19は、反転ビツト発生器66で遅延器出力
19の位相を反転する。この反転された信号と反
転させていない遅延器出力19とを第1切換器7
7により、各ビツトのちようど中間のタイミング
で、信号発生器出力20と同一の角周波数ωs
切換えることにより第1切換器出力27を合成す
る。この第1切換器出力27は、局部発振器出力
13を第2位相変調器82において位相変調し
て、第2位相変調器出力8になる。
以上の実施例によつて、O、πの2位相の位相
変調された広帯域のパルス波を目標に向け照射
し、目標からの広帯域信号を復調し、狭帯域の中
間周波数で受信できることが説明できた。
なお、上記実施例では、送信アンテナと受信ア
ンテナを別々に構成して説明したが、送信器を同
一のアンテナで構成しても良い。また、信号発生
器の出力を、正弦波のような単一スペクトルの場
合について説明したが、ランダムノイズのような
広いスペクトルを持つた信号でもよい。また、こ
れまで第2図に示すように位相変調はパルス繰り
返しごとに実施する例について説明してきたが、
第3図に示すようにパルス内で位相変調する場合
は、パルス繰返しごとに位相変調する場合の零の
部分がなくなり位相変調された各パルスが相互に
隣接する、すなわち、パルス繰返しの角周波数
ωPと信号発生器出力の角周波数ωsの関係が異な
るだけで式(5)の送信出力S18は同じとなり、同様
に適用できる。なお、第3図は、ランダム信号を
2値化して位相変調する場合である。この場合、
式(18)の角周波ωsは、1ビツトに対応する基本角
周波数と考えればよい。
〔発明の効果〕
(1) 位相をOとπラジアンの2位相で送信するの
で、電波妨害をかける立場からは、本発明の2
位相信号を検知し、周波数を解読して、妨害電
波を相手レーダに送り返すことは困難であるの
で、電波的に秘とく性の高い、対電波妨害に優
れた距離追尾レーダとなつている。
(2) 本発明の距離追尾レーダに送信信号と相関の
ない第一周波数の妨害をかけても混合器で復調
されずに逆い広帯域に拡散されることになり、
混合器の後ろに置かれる狭帯域の中間増幅器の
帯域の外側にスペクトルが分散されてしまうの
で、受信機への妨害は少ない。
(3) これまでの狭帯域受信のレーダでは、精度の
良い測距が実現できなかつたが、本発明によれ
ば、狭帯域受信の測距が可能になり、送信パル
スと受信パルスが一致することの不都合を繰り
返しパルス間隔と送信から受信までの遅延時間
とを同期して変更するなどで可能になるので、
送信出力の効率が良くなる。
(4) 中間増幅器の周波数帯域幅を狭くすることが
できるので、避けることのできない受信機固有
の雑音を減らすことができ、極めて高感度の距
離追尾レーダになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による距離追尾レ
ーダを示すブロツク図、第2図、第3図は、第1
図の実施例を説明するためのタイムチヤート、第
4図は従来の距離追尾レーダを示すブロツク図、
第5図は第4図の従来例を説明するためのタイム
チヤートである。 図において、1は受信入力、2は受信アンテナ
出力、3は第1混合器出力、4は第2混合器出
力、5は第1中間増幅器出力、6は第2中間増幅
器出力、7は第1位相変調器出力、8は第2位相
変調器出力、9は距離誤差信号、10は振幅検波
器出力、13は局部発振器出力、15は送信源出
力、16は第3位相変調器出力、18は送信出
力、19は遅延器出力、20は信号発生器出力、
21はパルス基準発生器出力、22はパルス整形
回路出力、23は基準パルス、24はパルス変調
器出力、26は距離演算器出力、27は第1切換
器出力、29は基準パルス発生器出力、36は第
3混合器出力、37は第3中間周波増幅器出力、
46は距離信号発生器出力、47は電力増幅器出
力、50は送信アンテナ、51は受信アンテナ、
52は第3混合器、53は第3中間周波増幅器、
54は振幅検波器、55は表示器、56は局部発
振器、57は基準パルス発生器、58は整形回
路、59は送信源、60はパルス変調器、61は
電力増幅器、62は第1混合器、63は第2混合
器、64は第1中間周波増幅器、62は第2中間
周波増幅器、66は反転ビツト発生器、67は第
2同期検波器、70は第1位相変調器、71は第
3位相変調器、72はパルス基準信号発生器、7
3はパル整形回路、74は遅延器、75は信号発
生器、76は距離信号発生器、77は第1切換
器、82は第2位相変調器である。なお、各図中
同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送信アンテナ、受信アンテナ、第1、第2混
    合器、局部発振器、第1、第2中間周波増幅器、
    同期検波器又は掛算器、遅延器及び信号発生器を
    具備した距離追尾レーダにおいて、位相変調のた
    めの信号を発生する前記信号発生器の出力信号を
    用いて送信源出力を位相変調した信号を、前記送
    信アンテナにより目標に向け照射し、前記受信ア
    ンテナにより目標の反射波を受信し、前記受信ア
    ンテナの出力を前記第1、第2混合器に加え、前
    記第1混合器においては受信アンテナの出力を、
    前記信号発生器の出力信号に比べて目標への送信
    から受信までの伝播時間に相当する時間だけ遅延
    させた信号により前記局部発振器の出力を変調し
    た第1位相変調器の出力と混合し、また第2混合
    器においては受信アンテナの出力を、前記遅延さ
    せた信号の各ビツトの前半分は同位相、後半分は
    逆位相させた信号により前記局部発振器の出力を
    変調した第2位相変調器の出力と混合して2つの
    中間周波数に変換し、変調による高周波成分を抑
    圧するよう帯域制限した前記第1、第2中間周波
    増幅器によつて増幅し、前記同期検波又は掛算器
    によつて、同期検波あるいは掛算して得られる信
    号を用いて、目標の位置を検出することを特徴と
    する距離追尾レーダ。
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