JPH0447528Y2 - - Google Patents

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JPH0447528Y2
JPH0447528Y2 JP18870286U JP18870286U JPH0447528Y2 JP H0447528 Y2 JPH0447528 Y2 JP H0447528Y2 JP 18870286 U JP18870286 U JP 18870286U JP 18870286 U JP18870286 U JP 18870286U JP H0447528 Y2 JPH0447528 Y2 JP H0447528Y2
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temperature
kotatsu
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heating
heating element
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭で冬期に暖をとる電気こた
つに関するものである。
従来の技術 従来の電気こたつにおいては、一般に温度セン
サーの信号を利用した位相制御方式等による温度
制御を行なつており、温度センサーの温度による
インピーダンス変化と発熱体の出力との相関関係
を第5図の如く温度−出力特性として用意してい
た。
例えば最高温度に設定した時は、通電初めの温
度が低い間は発熱体定格の100%の出力で暖め、
センサーの温度が上がるにつれてそのインピーダ
ンスが変化し、発熱体の出力も低下し、やがてそ
の温度におけるこたつのふとん等からの熱損失と
つりあつた発熱体の定格の半分以下の低い出力の
点で安定するものである。第6図に示す如くあら
かじめこの安定する温度を求めておいて、初期の
温度設定値とする。
また他の低い設定温度の時の温度上昇は、発熱
体の出力も最初から絞られるために、温度上昇が
遅くなるものであつた。
考案が解決しようとする問題点 前記従来の電気こたつにおいて実際の家庭での
使い方を見ると、安定後に欲しい温度設定を通電
初期から設定すると、温度上昇が遅くぬるいとい
う欠点があるため、必然的に初期は温調設定を最
高位置にセツトして急速に暖め、十分暖まつてか
ら好みの温調設定まで、徐々に合わせる様な、手
動の操作を毎回必要とした。
また初期の最高目盛での暖め方も、その日の温
度やその時のこたつの温度等によつて一様でな
く、気温が低ければ高めに、高ければ少し高めに
し、またこたつが暖まつていれば少しだけ高めに
とか、いろいろと人間がその都度調節する必要が
あつた。
前記の様に通電初期ならなるべく早く好みの温
度状態を得るための、手動による温度調節の操作
は、毎回のことであり、手間がかかるものであつ
た。
問題点を解決するための手段 従来例に見る問題点を解決するために、通常人
間が感ずる室温、こたつ温度、さらに欲しい安定
後の温度等の情報をセンサーで検出し、マイクロ
コンピユーターを採用するなどしてこの検出デー
タを判定し、従来人が操作していた温調操作を自
動的にしようとするものである。具体的には、温
調目盛を最初から好みの温度にセツトしておけ
ば、通電初めの立上り時には、こたつ内が温調設
定温度+α℃となるまでは、最高目盛の出力で暖
める速熱制御をするに際し、通電開始時における
室温センサーの温度が低ければ+α℃を大きく、
室温センサーの温度が高ければ+α℃を小さくす
るような設定を自動的にセツトする温度制御装置
としたものである。
作 用 上記のように構成したことにより、通電初期の
加熱は温調目盛の出力でなく最高目盛の出力で、
温調設定温度+α℃まで加熱するとともに、この
+α℃は通電初期における室温が低ければ大き
く、室温が高ければ小さくするように自動的にセ
ツトするものである。
その結果従来手動で行なつた温度調節を自動で
行ない速熱性をもたせたものを提供するものであ
る。
実施例 本考案の一実施例を以下第1図、第2図、第3
図および第4図により説明する。
1は棒状の石英管より成るランプ状の発熱体で
ある。2は温度変化によりインピーダンス変化を
するサーミスタで成る温度センサーである。3は
発熱体1及び温度センサー2等から構成する発熱
体ユニツトであり、木製やぐら4の裏面中央部に
装着されている。5は、発熱体ユニツト3とコー
ドで接続されやぐら4外部に配置されるコントロ
ーラーであり、電源の入・切をする電源スイツチ
6、温調設定装置7、室温センサー8及びこたつ
内の温度制御をする温度制御装置9等を備えてい
る。
温度制御装置9は位相制御の温度−出力特性
は、基本的には第5図の様に従来と同一だが、加
熱条件によつて内部の切りかえ回路で各目盛相当
の出力制御に切りかえるものである。
上記構成からなる本実施例の作用について説明
する。
電源を投入すると室温、こたつ温度、温調設定
温度などを検出し、次の如く加熱条件に従い作用
する。
温調設定温度が現在のこたつ温度より例えば5
℃以上離れた高い温度に設定された時は、第2図
に示す如く通電初期の加熱は、設定温調目盛位置
の出力でなく最高目盛の出力で温調設定温度+α
℃まで加熱するので速熱性がある。この+α℃
は、第3図に示す如く室温センサー8の初期の検
出データで室温が低い時と高い時で差を設け、例
えば室温が低い時には+α℃を大きめに設定し
て、こたつをより十分に暖める作用をする。
この様に初期に加熱条件を決定し、例えば5℃
以上離れて高く温調設定されて電源を「入」にさ
れた時は、より速く暖めるために温調目盛の出力
ではなく最高目盛の出力で、温調設定温度+α℃
までこたつ温度が達するまで一気に加熱する。ま
た例えば5℃以内の設定の時は、温調設定の出力
で加熱しピークを出さない。
考案の効果 本考案によれば、こたつ内温度と採暖する人が
セツトした好みの温調設定に対応して最適な速熱
性のある加熱をさせる制御をする機能を設けたの
で、通常毎日の使用時にはこたつの電源スイツチ
を入れるだけで、最高の速熱性を得られて、すぐ
に十分に暖まることができ、なおかつ温調操作も
不要で手間入らずで便利なものとなつた。
またこの速熱制御として、好みの温度設定でも
最高目盛の出力で温調設定温度+α℃まで一気に
加熱するので、こたつ内の空気ばかりでなく床や
ふとんなど十分に初期に暖めることができて快適
である。さらに室温が高い時は、この+α℃は小
さくなり必要以上の温度変化をつけないので省エ
ネとなるという効果がある。
この+α℃の温度は、室温が低い時は高目に暖
め室温が高い時は低目に暖めるといつた判断をさ
せるので、人間の採暖の実感にそった加熱で快適
な加熱となつた。これはどのような条件でも一様
な+α℃をするのではないので、人間的であると
いう事である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気こたつの
一部断面図、第2図は同温度特性図、第3図は同
温度特性説明図、第4図は同ブロツク図、第5図
は従来例の温度−出力特性図、第6図は同温度特
性図である。 1……発熱体、2……温度センサー、8……室
温センサー、9……温度制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱体1と、こたつ内温度を検出する温度セン
    サー2とから成る発熱体ユニツトと、前記温度セ
    ンサー2の信号を利用してこたつ内の温度を温調
    設定温度に制御可能で、室温センサー8をも有す
    る温度制御装置とから成る電気こたつにおいて、
    通電初めの立上り時には、こたつ内が温調設定温
    度+α℃となるまでは、最高目盛設定の出力で暖
    める速熱制御をするに際し、通電開始時における
    室温センサーの温度が低ければ+α℃を大きく、
    室温センサーの温度が高ければ+α℃を小さくす
    るような設定を自動的にセツトする温度制装置9
    とした事を特徴とする電気こたつ。
JP18870286U 1986-12-08 1986-12-08 Expired JPH0447528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18870286U JPH0447528Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

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JP18870286U JPH0447528Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6392108U JPS6392108U (ja) 1988-06-15
JPH0447528Y2 true JPH0447528Y2 (ja) 1992-11-10

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ID=31140314

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JP18870286U Expired JPH0447528Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

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JPS6392108U (ja) 1988-06-15

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