JPH0446773A - 研削砥石 - Google Patents

研削砥石

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JPH0446773A
JPH0446773A JP15174590A JP15174590A JPH0446773A JP H0446773 A JPH0446773 A JP H0446773A JP 15174590 A JP15174590 A JP 15174590A JP 15174590 A JP15174590 A JP 15174590A JP H0446773 A JPH0446773 A JP H0446773A
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JP
Japan
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grinding wheel
grinding
holes
diamond
honeycomb
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JP15174590A
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English (en)
Inventor
Yuzo Arai
新井 湧三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミック、シリコン、フェライト、ガラス、
等の硬脆材料の仕上げ研削、あるいは鏡面研削加工等に
有効な研削砥石に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、セラミック材料など脆性材料の研削加工にお
いて、特に仕上げ研削・鏡面研削の場合には、これに用
いられる、#400以上の細粒ないし微粒のダイヤモン
ド砥石では、ごく一部のビトリファイドボンドの多孔質
砥石を除き、ボアが無く、またダイヤモンド砥粒のポン
ド面からの突き出し高さは粒径の約l/10以下と非常
に小さいことから、研削作用点への研削液の供給が充分
に行われないのみでなく、削り屑の排出も行われ難いし
たがって、研削砥石の表面に削り屑の再溶着が発生し、
いわゆる目づまりの状態となる。この様な時には加工の
進行が阻害されるだけでなく、異常な負荷の増大、精度
の低下、深い条痕の発生、あるいは致命的な被加工物の
破壊を招くなど問題が多い。これらのトラブルを避ける
ためには頻繁なドレッシングが必要となり、その度に寸
法の設定を行うなど能率が悪く、またダイヤモンド砥石
の消耗も激しい。
この様なことから、研削作用点へ充分な研削液を供給し
、研削作用点の冷却と削り屑の排出が考えられている(
例えば、特開昭62−88570号、特開昭60−48
262号公報参照)。
前者はクリープフィード研削による材料の除去加工が対
象であり、微小切り込みの場合は振動の発生を免れない
。後者はパイプ状のセグメント砥石で提案しているが、
パイプ状の砥石が傾けられていること、しかもセグメン
ト状の分散配置となっていることから、必ずしも剛性が
高くなく、加工精度・能率等に問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来の細粒ないし微粒ダイヤモンド研削砥石
の持っている、上記の種々な課題に対し対策を講じたも
のであり、その目的とするところは、研削作用点へ充分
な研削液を供給し、冷却と削り屑の排出を良好にし、剛
性が高く、しかも、既存の各種ボンド材のダイヤモンド
砥石に適用することが出来、安定した有効な研削がおこ
なえる研削砥石を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本発明の研削砥石は、研削砥
石本体の端面部に任意の角度の傾斜面を設け、この面に
、金属製の波形多層の貫通多孔体の貫通孔が傾斜面と平
行するように成形されたリングを接着し、研削砥石本体
の端面を生成し、この端面に、厚み方向に貫通孔をもつ
ハニカム状多孔体に成形したダイヤモンド砥石層ピース
、あるいは多数個の細かい孔を千鳥状に配列した貫通多
孔体に成形したダイヤモンド砥石層ピースを接着して研
削砥石を構成とすることを特徴とするものである。
〔作 用〕
上記のように、砥石本体の端面部に斜めに設置した金属
製の貫通多孔体の貫通孔と、ハニカム状等のダイヤモン
ド砥石層の貫通孔が適宜に連通され、研削液の導通孔が
形成される。したがって、本発明の研削砥石によって研
削を行う場合、砥石本体側面の金属製貫通多孔体の開口
部に、研削液を供給することによって、ダイヤモンド砥
石層の貫通孔を通じ、研削作用点に潤沢な研削液の供給
がなされ、砥石と加工物の冷却と共に削り屑の排出も良
好におこなわれる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図と第2図は本発明に係わる研削砥石の実施例を示すも
のであり、第1図はカップ状砥石の断面図、第2図は砥
石断面の部分斜視図である。カップ状砥石ベース本体1
1の外周円筒部の下端面部12の内側(外側でもよい、
図示せず)に任意の角度(ここでは60度)の傾斜面1
3を設け、この傾斜面に、これと平行する様に成形され
た貫通孔14をもつ金属製の波形多層多孔体のリング1
5を接着してカップ状砥石本体11の下端面16を生成
し、この下端面に、厚さ方向に貫通孔17をもつハニカ
ム状多孔体に成形したダイヤモンド砥石層ピニス18を
接着してカップ状のダイヤモンド砥石を構成する。なお
、ダイヤモンド砥石層ピース18は多数個の細かい孔を
千鳥状に配列したものでもよい(図示せず)。
本発明の研削砥石は上記の様な構成となっていることか
ら、金属製の波形多層多孔体リング15の貫通孔14と
ハニカム状多孔体のダイヤモンド砥石層ピース18の貫
通孔17が、その接着面で適宜に連通され、研削液の導
通孔が生成される。
また、カップ状砥石円筒部の内面には金属製の波形多層
多孔体リング15の開口部19が出来、これが研削液の
導入孔となる。
本発明のカップ状ダイヤモンド砥石を、砥石軸に研削液
の供給孔をもつ既存の研削盤(図示せず)あるいは、砥
石本体の内側に研削液の供給管を配置した研削盤(図示
せず)を用いる時、研削液は金属製の波形多層多孔体リ
ングの開口部19の導入孔に供給され、この貫通孔14
からダイヤモンド砥石層の貫通孔17を通じて研削作用
点に研削液を潤沢に供給し、研削点の冷却と削り屑の排
出を良好にすることができる。
なお、ダイヤモンド砥石層の貫通孔17の大きさは削り
屑の付着などによる閉塞を避けるために約1.5mmと
し、その隔壁の厚みについては、砥石のボンド材質や結
合度、砥粒の大きさ、集中度などで決まる砥石の強度を
考慮しなければならないが、ここでは経験的に約1mm
とした。また、金属製の波形多層多孔体のリング15は
防錆と剛性を考慮して板厚’1.5111111のステ
ンレスを用い、層の間隔は約2mm、ピッチ約2.5m
mの山形波形とした。
しかし、これらの値は任意に選定されるものであり、こ
の値に限定するものでない。
第3図は形状を異にする他の実施例を示すものであり、
第4図はその部分斜視図である。この砥石では、砥石ベ
ース本体21の外周端面部22の両側面に任意の角度(
ここでは60度と120度)の傾斜面2面を設け、それ
ぞれの傾斜面23に、これと平行するように成形された
貫通孔24をもつ金属製の波形多層多孔体のリング25
を接着して砥石本体21の外周面26を生成し、この面
に、厚さ方向に貫通孔27をもつハニカム状多孔体に成
形したダイヤモンド砥石層ピース28を接着してダイヤ
モンド砥石を構成する。
今回試験的に作成した研削砥石のダイヤモンド砥石層ピ
ース(第1図18.第3図28)の貫通孔は放電加工を
用いたが、たとへば次の様な手法により、経済的に、多
量に造ることが出来る。
メタル系ボンドのハニカム状貫通多孔体のダイヤモンド
砥石層は金属粉体成形法で製造が可能であり、ガラス質
あるいはセラミック系ボンドの砥石層には、金型ブレス
による一般の粉体成形法。
あるいは窯業で多用されている押し出し成形法など、既
存の粉体成形技術をもちいることができるなお9本発明
の一実施例としての説明にはダイヤモンド砥石について
のみ記述したが、これはCBN砥石にも適用される。
〔発明の効果〕
以上に詳述したように9本発明の研削砥石はハニカム状
の構造体で構成されるため、剛性が高く、しかも、砥石
本体の端部に研削液導入のための開口部が形成されてお
り、この開口部へ供給された研削液はダイヤモンド砥石
層の貫通孔を通じ、研削作用点に充分な研削液の供給が
できる。したかって研削作用点の冷却と削り屑の排出が
効果的に行われ、目詰まりの発生もなく、細粒・微粒ダ
イヤモンド砥石による仕上げ研削や鏡面研削が安定に、
精度や能率の良い研削が行なえる。さらに、本発明の研
削砥石は既存の各種ボンド材のダイヤモンド砥石に適用
することが出来る事から、被加工材と加工目的に適した
研削砥石の選定が出来る等々の従来にない優れた特徴を
もっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のダイヤモンド砥石の一部縦断
面図、第2図は同ダイヤモンド砥石の一部斜視図、第3
図は他の実施例の下手を断面とした正面図、第4図はそ
の部分斜視図である。 1.21.砥石ベース本体 4.24.貫通孔 5.25.波形多層多孔体リング 8.28.ハニカム状ダイヤモンド砥石層9.29.開
口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、研削砥石本体の端面部に任意の角度の傾斜面を設け
    、この面に、金属製の波形多層の貫通多孔体の貫通孔が
    傾斜面と平行するように成形されたリングを接着し、研
    削砥石本体の端面を生成し、この端面に、厚み方向に貫
    通孔をもつハニカム状多孔体に成形したダイヤモンド砥
    石層ピース、あるいは多数個の細かい孔を千鳥状に配列
    した貫通多孔体に成形したダイヤモンド砥石層ピースを
    接着してダイヤモンド砥石を構成とすることを特徴とす
    る研削砥石。
JP15174590A 1990-06-12 1990-06-12 研削砥石 Pending JPH0446773A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017013221A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 株式会社ナノテム 砥石
JP2017213664A (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 株式会社ディスコ 砥石及び研削ホイール
WO2018073905A1 (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 株式会社ナノテム 砥石

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