JPH0446706B2 - - Google Patents

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JPH0446706B2
JPH0446706B2 JP57143620A JP14362082A JPH0446706B2 JP H0446706 B2 JPH0446706 B2 JP H0446706B2 JP 57143620 A JP57143620 A JP 57143620A JP 14362082 A JP14362082 A JP 14362082A JP H0446706 B2 JPH0446706 B2 JP H0446706B2
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router
data
coordinate
game board
shape
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JPS5937032A (ja
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Shohachi Ugawa
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Publication of JPH0446706B2 publication Critical patent/JPH0446706B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/408Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by data handling or data format, e.g. reading, buffering or conversion of data
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/35287Verify, check program by drawing, display part, testpiece

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、弾球遊技機に用いられる遊技盤に
ルータを形成するためのルータ加工設備装置に関
する。
周知のように、パチンコ機やコインゲーム機の
ようなパチンコ玉を打球して遊技する弾球遊技機
には、遊技盤が含まれる。この遊技盤には、多数
の釘が形成されるとともに、複数のルータが形成
され、そのルータに入賞球装置や各種の装飾部品
などが装着される。ここで、ルータとは、入賞球
装置や各種の装飾部品を取付けたりパチンコ玉を
遊技盤の裏面へ導くための各種の形状の孔であつ
て、遊技盤の表面から奥行き方向に或る深さだけ
窪んだり、貫通した孔などを含う。このルータの
形状は、その部分に装着される入賞球装置や、セ
ーフ玉受部の正面から見た外径よりもやや小さく
して、孔が遊技者から見えないようにするととも
に、入賞球装置などを取付けるためのスペースを
必要とする。
従来、遊技盤にルータを形成する場合は、加工
していない遊技盤(ベニヤ板)の表面にルータを
形成するための孔などを描いておき、その遊技盤
を孔ぐり族盤の台に載せて、その台を作業者が操
作して縦方向と横方向に移動させて孔ぐり旋盤の
ドリルで孔を形成していた。このような遊技盤の
ルータ加工方法は、生産能率が悪く、しかも歩留
りが悪いという問題点を含む。
そこで、最近では、数値制御による孔ぐり旋盤
を用いて、自動的にルータの形状に孔をあけるよ
うに加工する数値制御ルータ加工装置が提案され
ている。この数値制御ルータ加工装置でルータを
自動的に形成するために、遊技盤を載せた台やド
リルを自動的に駆動するためのルータ加工データ
を予め入力しておく必要がある。この場合、数値
制御のためのルータ加工データの入力は、熟練し
たプログラマがプログラム設定することによつて
入力しているので、熟練を要するとともに、迅速
かつ簡単な操作で入力することのできないという
問題点を含む。なぜならば、プログラム設定によ
るルータ加工データの入力は、予めルータの形状
および遊技盤の形状を図面上に描いておき、その
図面からルータの形状パターンの線を直線または
曲線の数式に置換え、それをプログラム言語に翻
訳してアルフアベツト/カナキーや数値キーを操
作して入力しなければならないからである。しか
し、パチンコ機などの遊技盤の種類は各社各様で
あり数十ないし数百種類もあるので、それを各機
種ごとにプログラム設定してたのではルータ加工
のためのデータの登録時間が長くなり、迅速かつ
容易にプログラム設定できないという問題点に遭
遇する。
[発明が解決しようとする課題] そこで、データ入力にプログムを必要としない
技術としては、NC工作機械の技術分野において
は、特開昭55−58946号公報に記載のものがある。
この技術は、加工対象であるワークを回転させな
がら工具を接触移動させて切削するものであり、
工具の移動経路パターンが予め数種類記憶されて
おり、その工具の移動経路パターンの中から適当
なものを選択して入力するとともに加工せんとす
る座標位置等を入力することによりプログラミン
グが完了するように構成されたものがある。とこ
ろが、このようなNC工作機械の技術分野におけ
る加工技術を弾球遊技機の技術分野である遊技盤
の製造設備装置に応用せんとした場合には以下の
ような技術上の問題が生ずるものである。
弾球遊技機の技術分野における遊技盤の種類
は、前述したように数十ないし数百種類という非
常に多く存在し、かつ、ルータの平面形状が円と
は限らず種々の多様な平面形状のものが存在する
ためにNC工作機械の技術分野に比べて手動入力
操作がそれだけ多様化してデータの入力ミスが生
じやすいという不都合が生ずる。その結果、誤つ
て入力されたデータに基づいて遊技盤にルータが
形成される欠点が生ずる。
この欠点を解決するべく、入力データに基づい
て加工せんとするルータの位置と形状を画像表示
することが考えられる。しかし、画像表示するた
めにわざわざルータの表示用の位置や形状を割り
出す複雑な演算を行なうのでは、加工設備装置の
コストが高くなるという新たな欠点が生ずる。
この発明は、係る実情に鑑み考え出されたもの
であり、その目的は、特殊なプログラム設定を必
要とすることなく、簡単な操作によつて遊技盤の
ルータ加工のためのデータを入力することができ
ながらも、画像表示を利用してデータの入力ミス
を発見しやすく誤つた入力データに基づくルータ
の形成を未然に防止することができ、しかもコス
トアツプを極力抑えることのできるルータ加工設
備装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明は、弾球遊技機に用いられる遊技盤に
ルータを形成するためのルータ加工設備装置であ
つて、 前記遊技盤上に形成すべきルータの座標位置を
指定するための位置座標データを入力する座標デ
ータ入力手段と、 前記座標データ入力手段によつて指定された座
標位置に形成すべきルータの平面形状を含む形状
を特定する形状データを入力する形状データ入力
手段と、 前記位置座標データおよび前記形状データを、
外部からの読出指令信号に基づいて読出可能な状
態に記憶するための記憶手段と、 前記座標データ入力手段から入力された位置座
標データと前記形状データ入力手段から入力され
た形状データとを前記記憶手段へ書込む書込手段
と、 遊技盤に形成すべきルータの位置と形状を表わ
す画像を表示可能な画像表示手段と、 前記位置座標データと前記形状データとに基づ
いて、遊技盤に形成されるルータの位置および形
状を表わす画像を前記画像表示手段により表示さ
せる表示駆動手段と、 前記遊技盤にルータを形成するためのルータ加
工形成部を有し、該ルータ加工形成部と加工対象
となる遊技盤とが該遊技盤面上に沿つた2次元平
面上において自由に相対移動可能に構成され、前
記位置座標データと前記形状データとに基づいて
前記ルータ加工形成部と前記遊技盤とを相対移動
させながらルータを加工するルータ加工装置とを
含むことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、座標データ入力手段によ
り、遊技盤上に形成すべきルータの座標位置を指
定するための位置座標データが入力され、形状デ
ータ入力手段により、前記座標データ入力手段に
よつて指定された座標位置に形成されるべきルー
タの平面形状を含む形状を指定する形状データが
入力される。そして、それら位置座標データおよ
び形状データが、外部からの読出指令信号に基づ
いて読出可能な状態で記憶手段に記憶される。さ
らに、前記位置座標データと形状データとに基づ
いて、遊技盤に形成されるルータの位置および形
状を表わす画像が画像表示手段により表示され
る。さらに、前記入力された座標データと形状デ
ータとに基づいて、ルータ加工装置のルータ加工
形成部と加工対象となる遊技盤とがその遊技盤面
上に沿つた2次元平面上において相対移動しなが
らルータ加工形成部によりルータが加工される。
つまり、前記入力されたルータの位置座標デー
タと形状データとが、ルータ加工装置によるルー
タの加工形成に用いられるばかりでなく、遊技盤
に形成されるルータの位置および形状を表わす画
像表示にも用いられて、実際にルータを加工する
以前においてルータ加工後の遊技盤のルータの姿
を視覚的に確認することができ、データの入力ミ
スが画像により視覚的に容易に発見できる。しか
も、入力データがルータの位置座標データと表面
形状を含む形状データであるために、その入力デ
ータを利用してそのまま遊技盤上のルータの姿を
画像表示でき、画像表示のための複雑な演算を極
力省くことができる。
[発明の実施例] 以下に、図面を参照してこの発明の具体的な実
施例について説明する。
第1図はこの発明の一実施例の遊技盤形成デー
タ入力装置に含まれる各種の装置およこの発明に
よつて入力されたルータ加工データが利用される
数値制御ルータ加工装置を図解的に示した図であ
る。
第2図はこの発明の遊技盤形成データ入力装置
を用いて遊技盤にルータを形成するための工程を
示すフロー図である。
次に、第1図および第2図を参照して、この発
明の遊技盤形成データ入力装置の概略およびルー
タ加工データを用いて遊技盤にルータを形成する
場合の概略を説明する。図において、マイクロプ
ロセツサ10には、座標データ入力装置20、画
像表示手段の一例のCRTデイスプレイ30、形
状データ入力手段に含まれるキーボード40、記
憶装置50およびプロツタ61が接続される。
座標データ入力装置20は、ガラフイツクタブ
レツト21およびカーソル22を含む。グラフイ
ツクタブレツト21は、その平面上におけるカー
ソル22の位置によつて、X軸方向とY軸方向の
座標データを導出する。たとえば、グラフイツク
タブレツト21には、平面部分に磁電変換素子を
形成したものが用いられる。カーソル22には、
磁電変換素子に電気的特性の変化を与えるもの
(磁石など)が用いられる。
また、マイクロプロセツサ10には、数値制御
ルータ加工装置80が直接接続されるか、記憶装
置50を介して接続される。なお、数値制御ルー
タ加工装置80が複数台設けられる場合、または
マイクロプロセツサ10から離れた場所に設けら
れる場合は、入力されたルータ加工データがフロ
ツピーデイスクや磁気テープなどの記憶媒体に一
旦記憶された御、数値制御ルータ加工装置80へ
転送される。
第1図に示すような各種装置によつてルータ加
工データを入力し、そのデータに基づいて遊技盤
にルータを形成する場合は、第2図に示す工程順
次に行なわれる。
すなわち、ステツプ1において、基本となる遊
技盤の形状パターンがCRTデイスプレイ(以下
CRTと略称する)30の画面上に表示される。
ステツプ2において、ルータ加工データの入力
操作が行なわれる。この操作は、グラフイツクタ
ブレツト21上のカーソル22の位置を操作し
て、座標データを入力するとともに、キーボード
40を操作して形状データを入力することによつ
て行なわれる。ルータ加工データを入力するため
の具体的な実施例としては、次のような手段また
手法が考えられる。
第1の手段としては、カーソル22の操作によ
つて少なくとも2点間の座標位置を指定し、2点
間を結ぶ線の種類(たとえば直線または円弧な
ど)をキーボード40の操作によつて入力し、こ
のような操作を複数回繰り返すことによつて、複
数の線で囲まれる形状パターンを入力するもので
ある。第2の手段とては、複数種類のルータ形状
パターンごとにその形状データをメモリに予め登
録しておき、各種類のルータ形状パターンごとに
種類識別コードを定めておき、カーソル22また
は数値キーの操作によつ座標位置を指定した後、
キーボード40の操作によつて種類識別コードを
指定し、その指定されたルータ形状パターンのデ
ータをメモリに書込むものである。第3の手段と
しては、用紙にルータの形状パターンを描き、そ
れを光学的な読取装置(たとえばCCDセンサま
たはイメージセンサなど)で読取り、その読取つ
た形状パターンをデータ変換してメモリに書込む
ものである。しかし、ルータ加工データの入力手
段は、これらに限定されるものではなく、従来周
知の各種の形状パターンの入力方法を適用できる
ことを指摘しておく。
ステツプ3において、前述のステツプ2で入力
されたルータ加工データに基づいて表示用のデー
タフオーマツトに変換されて、第2の記憶手段に
書込まれ、第2の記憶手段に書込まれているデー
タが読出されてCRT30に与えられ、その結果
ルータ形状パターンがCRT30の画面上に表示
される。
ステツプ4において、ルータ加工データが第1
の記憶手段へ書込まれる。
ステツプ5において、マイクロプロセツサ10
は、ステツプ2で入力されたルータ加工データと
予め登録されている複数種類の入賞球装置やセー
フ玉受などであつて、そのルータ加工データに基
づいて形成されたルータへ装着される入賞球装置
などの外形形状とを比較照合し、所定の関係に適
合するか否かを判断する。この判断としては、次
の3つの判断が考えられる。第1に、入力された
ルータ形状パターンの輪郭線がそこに装着される
入賞球装置などの部材の外形の輪郭線よりもはみ
出さないこと、換言すればルータ加工された孔が
その前面に装着される入賞球装置などの部材の外
形よも小さいことである。第2に、入賞球装置な
どを遊技盤に止めるためのビスなどの取付部が遊
技盤に残されていること、換言すれば入賞球装置
などのビス止め部分がルータ形状で囲まれる領域
にないことである。第3に、そのルータの孔へ挿
入される入賞球装置などが遊技盤の裏面よりも奥
行き方向へ突出するとき、それが障害にならない
ことである。これらの判断を行なうためには、各
ルータの形成位置に装着される入賞球装置などの
形状データおよび位置データを予めプログラム設
定しておき、ルータ形状データを入力した後そこ
に装着される入賞球装置などの識別コードを入力
し、識別コードに基づいて読出したデータと入力
されたルータ加工データとを比較照合するように
すればよい。また、このような判断は、マイクロ
プロセツサ10で自動的に行なうのみならず、各
ルータに装着される入賞球装置うなどの外形形状
パターンをルータ形状パターンの上に重ねて表示
させ、それを人為的に判断するようにしてもよ
い。
ステツプ6において、第1の記憶手段に書込ま
れたデータが読出されて、プロツタ61に与えら
れる。プロツタ61は、ルータ加工データおよび
遊技盤の形状パターンデータに基づいて、それら
の図形を用紙上に製図する。
ステツプ7において、作業者は製図された図面
を見て、最終的に確認し、入力洩れがあれば前述
のステツプ2の動作を置ない、入力洩れがなけれ
ば次の動作ステツプへ進む。
ステツプ8において、第1の記憶手段に記憶さ
れているデータを転送させるための操作が行なわ
れると、ルータ加工データが磁気記憶再生装置
(図示せず)によつて磁気記録媒体(たとえばフ
ロツピーデイスク)へ書込まれる。
ステツプ9において、磁気記録媒体に書込まれ
ているデータが読出されて、数値制御ルータ加工
装置80へ転送される。その後、数値制御ルータ
加工装置80が磁気記録媒体を介して転送された
データを、内蔵するメモリへ書込み、その記憶内
容に基づいてルータ加工のための動作を行なう。
次に、より具体的な構成および作用を説明す
る。
第3図はこの発明の一実施例の遊技盤形成デー
タ入力装置のブロツク図である。図において、マ
イクロプロセツサ10は、中央処理装置(以下
CPU)11および入出力インタフエース12を
含む。このマイクロプロセツサ10は、座標デー
タ入力装置20およびキーボード40の操作によ
つて入力されたルータ加工データを記録装置50
に含まれるメモリ50C,50Dへ書込む書込手
段として働くとともに、メモリ50Cからデータ
を読出す読出手段として働き、さらにメモリ50
Dからデータを読出してCRT30を表示駆動す
るための表示駆動手段として働く。
CPU11は、動作処理に用いられる内部メモ
リを含む。内部メモリには、アドレスカウンタ
ADR.バツフアレジスタBR、レジスタXR、レジ
スタYRおよび置数レジスタNRが含まれる。ア
ドレスカウンタADRは、後述のメモリ50Cの
書込または読出アドレスを指定するのに用いられ
る。バツフアレジスタBRは、1つのルータの形
状パターンを登録するまでの座標データおよび線
種類データ等を一時記憶するのに用いられる。レ
ジスタXRおよびYRは、カーソル22が操作さ
れる毎にその座標位置によつて指定されるX軸、
Y軸の座標データをそれぞれ一時記憶するのに用
いられる。置数レジスタNRは、キーボード40
に含まれる数値キーによつて入力された置数デー
タをストアするものである。
入出力インタフエース12には、座標データ入
力装置20、CRT30、キーボード40、プロ
ツタ61および磁気記録再生装置62が接続され
る。CRT30は、電子ビームの垂直方向の位置
に周期して計数動作する同期カウンタVCN、お
よび電子ビームの水平方向の位置に同期して計数
動作する同期カウンタHCNを含む。周期カウン
タVCNおよびHCNの計数値が同期信号として入
出力インタフエース12へ入力される。プロツタ
61は、たとえばドツトプリンタを含み、遊技算
の原寸大の大きさよりも大きな用紙へ原寸大の大
きさで遊技盤の形状パターンおよびルータ形状パ
ターンを印字記録するのに用いられる。磁気記録
再生装置62は、後述のメモリ50Cで記録され
ているデータをフロツピーデイスクに記録した
り、プログラムデータの記録されたフロツピーデ
イスクからそのデータを読取るのに用いられる。
なお、この実施例では、座標データ入力手段と
して、グラフイツクタブレツト21およびカーソ
ル22を含むものを示すが、CRT30の画面上
にライトペンなどで直接座標位置を指定するもの
であつてもよい。
CPU11には、記憶装置50が接続される。
記録装置50は、プログラ記録用メモリ(たとえ
ばROM)50A、キヤラクタ・パターン記憶用
メモリ(ROM)50B、第1の記録手段の一例
のデータ記録用メモリ(RAM)50C、ならび
に第2の記録手段の一例に表示データ記録用メモ
リ50Dを含む。
メモリ50Aは、後述の第6A図および第6B
図に示すプログラムを設定記憶している。メモリ
50Bは、遊技盤の形状パターンやメツセージデ
ータを表示するためのキヤラクタパターンを記憶
している。メモリ50Cは、座標データ入力装置
20およびキーボード40の操作によつて入力さ
れたルータ加工データおよびその他各種のデータ
を記憶するものであつて、後述の第5図を参照し
てその記憶領域の詳細を述べる。メモリ50D
は、わゆるフレームメモリと称されるのであつ
て、CRT30の画面上における複数の画素ごと
に対応する記憶エリア(またはビツト)を含み、
各記憶エリアに対応する画素の表示の有無を表わ
すデータを記憶するものである。
なお、メモリ50A,50Bおよび50Cは、
ICメモリ以外の記憶装置、たとえばフロツピー
デイスクまたは磁気テープなどに置換えることも
できる。メモリ50Cおよび50Dにより、遊技
盤上に形成すべきルータの座標位置を指定するた
めの位置座標データおよびその位置座標データに
形成すべきルータの少なくとも平面形状を含む形
状を特定する形状データを、外部からの読出指令
信号に基づいて読出可能な状態に記憶するための
記憶手段が構成されている。
前記座標データ入力手段の一例の座標データ入
力装置20、形状データ入力手段の一例のキーボ
ード40、画像表示手段の一例のCRTデイスク
プレイ30、ルータ加工装置80により、弾球遊
技機に用いられる遊技盤にルータを形成するため
のルータ加工設備装置が構成されている。このル
ータ加工設備位置によれば、入力されて作成され
たルータの位置座標データと形状データとが前述
したオンラインやフロツピーデイスクまたは磁気
テープに記憶されたオフラインの形でルータ加工
装置80に入力されて加工制御が行なわれる。し
かも、画像表示手段によりルータの位置や形状が
表示されるため、ルータの加工以前の段階で加工
後の遊技盤上のルータの姿が視覚的にチエツクで
き、データの入力ミスが視覚的に容易に発見でき
る利点がある。なお、ルータ加工装置80のカツ
タ84a,84bのX、Y軸(第8A図、第8図
B図参照)上の移動軌跡により加工後のルータの
形状が決まるため、カツタ84a,84bのX,
Y軸上のみの移動軌跡を画像表示すれば加工後の
遊技盤上のルータの姿を画像表示することにな
る。
第4A図はCRTおよびキーボードの外観図で
ある。図において、CRT30は、筐体31上に
載せられる。筐体31には、キーボード40が形
成される。また、必要に応じて、筐体31の内部
にはプリンタ(図示せず)が収納される。
第4B図はキーボード40の詳細図である。キ
ーボード40は、操作パネル41上に各種のキー
またはキースイツチもしくはスイツチを含む。た
とえば、キーボード40は、数値キー42、クリ
アキー43、アルフアベツト/カナキー44、フ
アンクシヨンキー群45および電源スイツチ46
を含む。数値キー42は、置数データ(または数
値データ)を入力するものであつて、たとえば図
面番号やルータ加工番号や半径データの入力に用
いられる。クリアキー43は、入力したデータを
クリアするのに用いれる。アルフアベツト/カナ
キー44は、フアクシヨンキー群45に含まれな
い機能を行なわせるための命令語またはアルフア
ベツトもしくはカナデータを入力するのに用いら
れる。
フアンクシヨンキー群45は、たとえば図読出
キー451、第1座標原点キー452、第2座標
原点キー453、置点キー454、線始点キー4
55、線終点キー456、円弧始点キー457、
円弧終点キー458、直線Zキー459、円弧Z
キー45a、確実Zキー45b、断面座標キー4
5c、Y−Z画面キー45d、X−Y画面キー4
5e、ルータ加工番号キー45f、ルータ加工確
認キー45g、プロツタ作図キー45hおよびデ
ータ転送キー45iを含む。
ここで、図読出キー451は、ルータ加工デー
タの入力操作に先立ち、遊技盤の形状パターンを
読出してCRT30に表示させるために用いられ
る。第1座標原点キー452は、遊技盤の全面を
第1の座標としたとき、遊技盤の左上端部を原点
(X0,Y0)と定める際に、原点の位置を指定する
のに用いられる。第2座標原点キー453は、1
つのルータの形状パターンのうち或る点を基準と
して第2の座標を考えるとき、第1座標上におけ
る或る点を第2座標の原点と定めるときに用いら
れる。置点キー454は、1つのルータの形状パ
ターンの基準点を定める際に用いられる。線始点
キー455、線終点キー456は、1つのルータ
形状パターンのうち或る1つの辺を直線で描く場
合に、2点間の始めと終わりの点を指定するのに
用いられる。円弧始点キー457、円弧終点キー
458は、ルータの形状パターン内のある1辺を
円弧で描く場合に、円弧の始めと終わりの点を指
定するのに用いられる。
直線Zキー459、円弧Zキー45aは、第1
座標(すなわち遊技盤の表面)の横方向をX軸と
しかつ縦方向をY軸としたとき、第1座票面に対
する奥行き方向の角度データを入力するのに用い
られる。このとき、直線Zキー459は奥行き方
向に角度をつけるべき線が直線の場合に用いら
れ、円弧Zキー45aは奥行き方向に角度をつけ
るべき線が円弧の場合に用いられる。このよう
に、第1座標に対する角度データを入力するの
は、通常遊技盤に孔をあける場合、遊技盤の表面
に対して直角方向に孔あけする場合のみならず、
パチンコ玉が遊技盤の裏面へ転がり込みやすいよ
うに角度をつける必要があるからである。確認Z
キー45bは、角度データを入力した後それを確
認するのに用いられる。断面座標キー45cは、
角度データを入力した際に、第2座標のどの点で
切断すればよいかを指定するのに用いられる。Y
−Z画面キー45dは、断面の画面をCRT30
上に表示させるのに用いられる。X−Y画面キー
45eは、断面座標(Y−Z座標)の画面を表示
しているとき、再び第1座標(X−Y座標)を表
示させるのに用いられる。
ルータ加工番号キー45fは、数値キー42を
操作して入力された数値データがルータ加工番号
であることを指定するのに用いられる。ルータ加
工確認キー45gは、ルータ加工データを入力し
終えたとき、確認するのに用いられる。プロツタ
作図キー45hは、1枚の遊技盤に形成すべきル
ータの加工データを入力完了した後、プロツタ6
1で作図指令するのに用いられる。データ転送キ
ー45iは、登録されたルータ加工データを読出
して転送指令するのに用いられる。
第5図はメモリ50Cの記憶領域を図解的に示
した図である。メモリ50Cは、1つのルータ形
状パターンが複数の線の集合で形成されるので、
各線ごとのデータを記憶する記憶エリアを含む。
すなわち、メモリ50Cは、各線ごとに、置点座
標データ記憶エリア51、始点座標データ記憶エ
リア52、終点座標データ記憶エリア53、線種
コード記憶エリア54、半径データ記憶エリア5
5および角度データ記憶エリア56を含む。
エリア51は、第1座標のX軸、Y軸ごとに座
標データを記憶するエリアを含む。エリア52,
53は第2座標におけるx軸、y軸の座標データ
をそれぞれ記憶するエリアを含む。なお、以下の
説明では、第1座標上に置点された座標位置がル
ータ形状パターンの基準点の座標となり、その基
準点を第2座標の原点(x0、y0)とし、第2座標
上における始点および終点の座標データをエリア
52,53へ記憶させる場合を述べるが、ルータ
形状パターンの各線のデータを入力する際に第1
座標上の座標データに置換えて始点座標データお
よび終点座標データとして記憶させるようにして
もよい。その場合は、エリア51が不要となる。
エリア54は、始点座標位置と終点座標位置の2
点間を結ぶ線の種類をコード化して記憶するもの
であつて、たとえば直線であれば「01」が書込ま
れ、円弧であればコード「02」が書込まれる。半
径データは、線の種類が円弧の場合のみ書込まれ
る。角度データは、遊技盤の表面に対して奥行き
方向に角度をつける必要のある線に関連して書込
まれる。
第6A図および第6B図はこの発明の一実施例
のルータ加工データを入力する場合の動作を説明
するためのフローチヤートである。
第7A図、第7B図および第7C図はルータ加
工データを入力する場合におけるCRT30の表
示状態を図解的に示した図である。特に、第7A
図は遊技盤の全体を表示した状態を示し、第7B
図は或る1つのルータの形状パターンの拡大図を
示し、第7C図は第7B図に示すルータ形状パタ
ーンの断面を示す図である。
次に、第1図〜第7C図を参照してルータ加工
データを入力する場合の動作を述べる。
ステツプ11において、電源スイツチ46が投入
される。ステツプ12において、そのときのカーソ
ル22の座標位置に対応するCRT30の画面上
に、カーソル記号(たとえば+)が表示される。
ステツプ13において、オペレータが図読出キー4
51を押圧する。ステツプ14におて、遊技盤の形
状パターンの画面番号を間い合わせるためのメツ
セージ(たとえば「図面番号?」)がCRT30の
番号表示領域35に表示される。ステツプ15にお
いて、オペレータは数値キー42を操作して遊技
盤の図面番号を入力する。ステツプ16において、
CPU11は、数値キー42の操作されたことを
判断して、ステツプ17へ進む。ステツプ17におい
て、数値キー42の操作によつて入力された図面
暗号がCRT30の番号表示領域35で表示され
る。続いて、ステツプ18において、CPU11は、
入力された図面番号に基づいてその図面番号に対
応する遊技盤の形状パターンデータをメモリ50
Bから読出して、CRT30に与えて図形表示領
域32へ表示させる。ステツプ19において、オ
ペレータはカーソル22を操作してCRT30の
画面上に表示されているカーソル記号が遊技盤の
左上端部となるように位置決めする。ステツプ20
において、オペレータは、そのときのカーソル2
2の座標位置が第1座標の原点であることを指定
するために、第1座標原点キー452を押圧す
る。この後、ステツプ21において、オペレータが
カーソル22を移動させる。このとき、ステツプ
22において、CPU11は第1座標の原点、X−
Y座標軸、カーソル記号をCRT30の画面上に
表示させる。ステツプ23において、CPU11は、
そのときのカーソル21の第1座標上における座
標データを判断して、その座標データを座標デー
タ表示領域33へ表示させる。
オペレータは、ステツプ24においてカーソル2
2をルータ形状パターンの基準となる点P1に位
置決めする。たとえば、ルータ形状パターンが第
7A図および第7Bに示すP1〜P4で囲まれる場
合であれば、P1=P1とする。ステツプ25におい
て、CPU11は、そのときのカーソル22の座
標データを読込んでレジスタXR、YRにストア
させるとともに、その座標データ(Xi,Yk)を
表示領域32へ表示させる。ステツプ26におい
て、オペレータは、P1点が第2座標の原点であ
ることを指定するために、第2座標原点キー45
3を押圧する。これに応じて、ステツプ27におい
て、CPU11は点P1を第2座標の原点(x0、y0
に決定する。ステツプ28において、CPU11は
点P1に第2座標の原点を表示するとともに、第
2座標の座標軸およびカーソル記号を表示する。
これと同時に、現在のカーソル22がある第2座
標上のx軸、y軸の座標データ(Pi=P1であれ
ば、第2座標の原点:x0、y0)が表示領域33の
第2座標を表示するべき領域に表示されるここ
で、表示領域33の第1座標表示領域、第2座標
表示領域で表示される表示内容は、第1座標、第
2座標のそれぞれの原点からの距離をミリ単位で
表わした数字である。
ステツプ29において、オペレータはカーソル2
2を移動する。しかし、現在表示されているカー
ソル記号の位置が、第2座標の原点(x0、y0)で
あればカーソルを移動させる必要がない。ステツ
プ30において、オペレータは現在CRT30の画
面上に表示されているカーソル22の座標位置が
置点(または基準点)であることを指定するため
に、置点キー454を押圧する。応じて、CPU
11は、ステツプ31においてCRT30の画面上
に点Pi(=P1)にドツト記号を表示させる。ステ
ツプ32において、オペレータはこれから入力すべ
き軸の種類が直線か否かを判断し、直線であれば
ステツプ33において直線始点キー445を押圧
し、直線でないすなわち円弧であれば後述のステ
ツプ42において円弧始点キー457を押圧する。
なお、円弧の場合の動作については後で詳細に説
明する。
今、点P1と点P2の間を直線で結ぶ場合の動作
を想定すると、カーソル記号の点PiがP1に位置決
めされた状態において、直接始点キー455が押
圧される。このとき、CPU11は点P1の第2座
標データ(x0、y0)を読込み、バツフアレジスタ
BRにストアさせる。続いて、CPU11は、ステ
ツプ34において、線の終点座標がどこであるかを
指定させるためのメツセージ(たとえば「線終
点?」)をCRT30のメツセージ表示領域34へ
表示させる。ステツプ35おいて、オペレータはメ
ツセージ内容を見て、カーソル22をその線の終
点とすべき座標位置Pi1(=P2)まで移動させ
る。ステツプ36において、オペレータは線終点キ
ー456を押圧する。応じて、CPU11は、ス
テツプ37において線終点キー456が押圧された
ことを判断して、ステツプ38へ進む。ステツプ38
において、CPU11は、上記ステツプ34のメツ
セージの点滅表示を消し、点Pi+1(=P2)をドツ
ト表示させるとともに、点PiとPi+1とを直線で結
んで表示させる。これと同時に、CPU11は、
点PiとPi+1とを直線で結ぶことを表わす直線コー
ドをバツフアレジスタBRにストアさせる。これ
によつて、点PiとPi+1との間の直線を示す形状パ
ターンのデータが入力されたことになる。続い
て、ステツプ39において、CPU11はバツフア
レジスタBRにストアしているデータをRAM5
0Cの所定のアドレスへ書込む。より具体的には
点P1の座標データが始点座標データとして先頭
アドレスのエリア52へ書込まれ、点P2の座標
データが終点座標データとして同じアドレスのエ
リア53へ書込まれ、点P1と点P2との間の接種
コード(01)が同じアドレスのエリア54に書込
まれる。なお、これに合わせて、置点(すなわち
P1)の第1座標上の座標データ(Xi、Yk)が同
じアドレスのエリア51に書込まれる。また、ア
ドレスカウンタADRの計数値が歩進されて、メ
モリ50Cの次に線を表わすデータを書込むべき
アドレスに更新される。
ステツプ40において、オペレータは先に入力し
た点P1とP2の2点間の線の奥行き方向に対して
角度をつける必要があるか否かを判断する。も
し、角度をつける必要がなければ、ステツプ41に
おいて、オペレータは1つのルータを加工データ
を入力し終えたか否かを判断し、未だ入力し終え
ていないことを判断するとステツプ32へ戻る。こ
のようにして、点P1と点P2を結ぶ直線のデータ
の入力が行なわれる。
そして、点P2と点P0との間の直線を入力する
場合の動作は、前述のステツプ32〜41の動作を繰
り返すことによつて行なわれる。ただし、ステツ
プ35においてカーソル22を移動すべき点Pi+1
P0となるように位置決めされる。
そして、点P0と点P4との間を円弧で形成する
場合は、前述のステツプ32において直線でないこ
とが判断されて、ステツプ42へ進む。ステツプ42
において、オペレータは、円弧始点キー457を
押圧する。このとき、CPU11は点P0の第2座
標上の座標データを円弧始点データとしてバツフ
アレジスタBRにストアさせる。続いて、ステツ
プ43において、CPU11はCRT30の画面上に
円弧の始点の座標位置を指定すべきことを指定す
るメツセージ(たとえば「円弧終点?」)をメツ
セージ表示領域34で点滅表示させる。オペレー
タは、この表示を見て、ステツプ44においてカ
ーソル22を点Pi+1(=点P4)へ移動させる。続
いて、オペレータは、ステツプ45において円弧
終点キー458を押圧する。応じて、CPU11
は、ステツプ46において円弧終点キー458の押
圧されたことを判断して、ステツプ47へ進む。ス
テツプ47において、CPU11は前述のステツプ
43のメツセージを行なうための点滅表示を消した
後、円弧の半径データを入力すべきことを指示す
るメツセージ(たとえば「半径?」)を表示領域
34で点滅表示させる。オペレータは、この表示
を見て、ステツプ48において数値キー42を操作
して半径データを入力する。応じて、CPU11
は、ステツプ49において点P0と点P4との間を
指定された半径の円弧で結んだ曲線を表示させ
る。これと同時に、半径データおよび円弧コード
がバツフアレジスタBRに一時ストアされる。ス
テツプ50において、CPU11はバツフアレジス
タBRの内容を読出してメモリ50Cに与えて、
点P0の座標データを始点座標としてエリア52
へ書込み、点P4の座標データ(x0、y1)を終点座
標としてエリア53へ書込み、円弧を示すコード
「02」がエリア54に書込まれる。その後、ステ
ツプ40において、オペレータは点P0−点P4を円
弧で結ぶ部分が遊技盤の奥行き方向に沿つて角度
を形成する必要のあることを判断して、ステツプ
52へ進む。
なお、前述のステツプ37、36において、線終点
キーまたは円弧終点キー以外のキーであつて、ク
リアキー43が押圧された場合はステツプ51、
51′へ進み、ステツプ34、43へ戻る動作が行なわ
れる。
次に、角度データを入力する場合の動作を述べ
る。オペレータは、ステツプ52において、直線Z
キー459または円弧Zキー45aを押圧する。
応じて、CPU11は、ステツプ53において角度
データの入力を指示するためのメツセージ(たと
えば「Z角度?」)を表示領域34で点滅表示さ
せる。オペレータはこの表示を見て、ステツプ54
において数値キー42を操作して角度データ
(α)を入力する。応じて、ステツプ55において、
CPU11は数値キー42が操作されたことを判
断して、ステツプ56へ進む。ステツプ56におい
て、角度データの入力を指示するメツセージが消
されて、確認を指示するためのメツセージ(たと
えば「確認Z?」)が表示領域34で点滅表示さ
れる。ステツプ57において、オペレータはこの表
示を見て確認Zキー45bを押圧する。応じて、
CPU11はステツプ58において、どの部分の断
面座標を表示すればよいかを指示させるためのメ
ツセージ(たとえば「断面座標?」)を表示領域
34で点滅表示させる。ステツプ59において、オ
ペレータはカーソル22を操作して断面座標の位
置(たとえばP5)を指定する。その後、ステツ
プ60おいて、オペレータは断面座標キー45cを
押圧する。応じて、CPU11は、ステツプ61に
おいて、指定された位置(P5)を通る縦方向に
沿つて断面を指示するためのZ軸方向の指示線
(第7B図参照)をCRT30の図形表示領域32
上に表示させる。その後、ステツプ62において、
CPU11はY−Z座標の断面を第7C図に示す
ごとく表示する。ステツプ63において、オペレー
タは、断面表示を見て、所望の角度に指定したこ
とを確認して、X−Y画面キー45eを押圧す
る。応じて、CPU11は、ステツプ64において、
X−Y座標画面を再び表示する。その後、ステツ
プ65において、CPU11は直前に入力された円
弧(または直線)を記憶しているアドレスのエリ
ア56へ角度データ(α)を書込む。その後、ス
テツプ41へ戻る。
ステツプ41において、オペレータは1つのルー
タの加工データを入力終了したか否かを判断し、
入力終了していないことを判断するとステツプ32
へ戻る。そして、点P4とP1とを結ぶ線のデータ
を入力するために、ステツプ32〜41の動作が繰り
返される。このようにして、点P1、P2、P0、P4
P1で囲まれる形状パターンのデータの入力動作
が終了する。このため、ステツプ41において1つ
のルータの形状パターンデータを入力した終えた
ことを判断して、ステツプ66へ進む。ステツプ66
において、オペレータは1枚の遊技盤に形成すべ
きすべてのルータの加工データを入力完了してい
ないことを判断して、ステツプ24へ進む。そし
て、ステツプ24において、オペレータは次に形状
パターンを入力ようとするルータの基準となる点
P5の座標位置へカーソル22を移動させる。な
お、点P5、P6、P7、P8、P5で囲まれるルータの
形状パターンのデータ入力は、前述の動作説明を
参照すれば容易に理解できるのでその詳細な説明
を省略する。
そして、1枚の遊技盤に形成すべきすべてのル
ータの加工データを入力完了すると、ステツプ66
においてその判断が行なわれ、ステツプ67へ進ん
で以下の動作が行なわれる。すなわち、ステツプ
67において、オペレータは前述の動作によつて入
力されたルータ加工番号が入力することを表わす
キー45fを押圧する。応じて、CPU11はル
ータ加工番号を入力すべきこを指示するためのメ
ツセージ(たとえば「ルータ加工番号?」)を表
示領域34で点滅表示させる。ステツプ69におい
て、オペレータは数値キー42を操作してルータ
加工番号を入力する。このルータ加工番号がステ
ツプ70において番号表示領域31で表示される。
続いて、ステツプ71において、CPU11は確認
を指示するためのメツセージ(たとえば「ルータ
加工確認?」)を表示領域34で点滅表示させる。
ステツプ72において、オペレータはルータ加工確
認キー45gを押圧する。応じて、CPU11が
ステツプ73においてルータ加工確認キー45gの
押圧されたことを判断し、ステツプ74においてル
ータ加工データの登録されたことを表わすメツセ
ージ(たとえば「ルータ加工登録」)を押定回数
だけ点滅表示させる。その後、CPU11は、ス
テツプ75においてルータ加工番号をメモリ50C
の所定のエリアに書込む。このようにして、一連
のルータ加工データの登録が終了すると、オペレ
ータはステツプ76においてクリアキーを押圧す
る。
前述のごとく、メモリ50Cに登録されたルー
タ加工データは、プロツタ作図キー45hが押圧
されると、CPU11によつて読されかつ印字記
録のためのデータフオーマツトに変換されてプロ
ツタ61に与えられ、用紙に印字記録される。ま
た、データ転送キー45iが押圧されと、メモリ
50Cに記憶されているルータ加工データは
CPU11によつて読出されて磁気記録再生装置
62に与えられ、フロツピーデイスクへ書込まれ
る。ルータ加工データの書込まれたフロツピーデ
イスクは、数値制御ルータ加工装置80の制御装
置へデータ転送されて内蔵するメモリに書込まれ
る。
第8A図におよび第8B図は数値制御ルータ加
工装置80の概略を示す図解図であり、特に第8
A図はその正面図、第8B図は側面図を示す。こ
のような数値制御ルータ加工装置80は、数値制
御による孔ぐり旋盤などで知られているものであ
る。そこで、本願の遊技盤形成データ入力装置に
よつて登録されたルータ加工データに基づいて、
数値制御ルータ加工装置80が遊技盤にルータを
形成する場合の動作を簡単に述べる。数値制御ル
ータ加工装置80は、支持部81およびヘツド8
2を含む。支持部81には、ヘツド83a,83
bが昇降自在に支持される、このヘツド83a,
83bの昇降方向が遊技盤に対してZ軸方向とな
る。ヘツド83a,83bの下方部分には、ルー
タ加工形成部の一例のカツタ84a,84bが装
着させる。ヘツド82の上面でありかつヘツド8
3a,83bに相対する部分には、テーブル85
が装着される。このテーブル85は、ルータ加工
すべき遊技盤を2枚載せ、横方向(遊技盤のX軸
方向)と正面から見て奥行き方向(遊技盤のY軸
方向)に自動的に移動自在に構成される。そし
て、テーブル85のX軸方向およびY軸方向の駆
動制御がルータ加工データの座標データに基づい
て制御させる。また、テーブル85が所定の状態
に位置決めされると、ヘツド83a,83bが下
降して、カツタ84a,84bを回転駆動させて
遊技盤に孔をあける。このとき、テーブル85が
ルータ加工データに基づいてX軸方向およびY軸
方向に移動させるので、ルータ加工データに基づ
く形状パターンのルータが形成されることにな
る。なお、角度データに基づいて遊技盤の表面に
対する奥行き方向に或る角度を有するように孔あ
けする場合は、ヘツド83a,83bを或る範囲
内で首振り自在に構成しておくことにより、首振
り角度を角度データに比例するように制御すれば
よい。
ところで、上述の実施例では、ルータ加工デー
タを入力する一例として、座標上における2点の
座標データを入力し、その間の線の種類を入力す
る場合を述べたが、他の実施例として次のように
入力するものであつてもよい。たとえば、複数種
類のルータ形状ごとに予め定型化された形状見本
毎を形状見本データをメモリに記憶させておき、
基準となる座標位置をカーソル22で指定し後、
その位置へ形成すべきルータの種類を表わすコー
ドを入力し、そのコードに基づいてメモリからル
ータの形状見本データを特定して読出しそれをメ
モリ50Cへ登録するようにしてもよい。このよ
うにすれば、メモリの記憶容量が増えるが、ルー
タ加工データを入力するための操作を簡略化でき
る利点がある。さらに、他の実施例としては、ル
ータの形状を図面に描き、それを光学的な読取装
置でデジタル信号に変換し、それをメモリに記憶
させるようにしてもよい。
また、前述の実施例では、ルータの輪郭線を指
定する場合を述べたが、数値制御ルータ加工装置
80のカツタ84a,84bの半径を考慮するこ
となく入力し、CPUが自動的に半径の長さだけ
内接する輪郭線の座標を記憶させるようにしても
よい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、弾球遊技機
に用いられる遊技盤にルータを形成するためのデ
ータを入力する場合に、熟練したプログラマーで
なくてもルータ加工データが入力でき、さらに、
入力されたルータの位置座標データと形状データ
とが、ルータ加工装置によるルータの加工形成に
用いられるばかりでなく、ルータの位置および形
状を表わす画像表示にも用いられ、実際にルータ
の加工形成が行なわれる以前においてルータの加
工形成が行なわれた後の遊技盤上のルータの姿を
視覚的に確認でき、データの入力ミスが視覚的に
容易に発見できるために、誤つて入力されたデー
タに基づいたルータの形成作業を未然に防止する
ことが可能となつた。しかも、入力データを利用
しそのまま遊技盤上のルータの姿を画像表示でき
るために、画像表示のための複雑な演算を極力省
くことができ、画像表示に伴なうコストアツプを
極力抑えることできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の遊技盤形成デー
タ入力装置に含まれる各種装置および数値制御ル
ータ加工装置を図解的に示した図である。第2図
はこの実施例の遊技盤形成データ入力装置を用い
てルータ加工データを入力する工程およびルータ
を遊技盤に形成する工程の概略を示すフロー図で
ある。第3図はこの発明の一実施例の遊技盤形成
データ入力装置のブロツク図である。第4A図は
CRTデイスプレイおよびキーボードの外観図を
示し、第4B図はキーボードの詳細図を示す。第
5図はメモリ50Cの記憶領域を図解的に示した
図である。第6A図および第6B図はこの実施例
のルータ加工データ入力動作を説明するためのフ
ローチヤートである。第7A図、第7B図および
第7C図はCRTデイスプレイの表示状態を図解
的に示した図である。第8A図および第8B図は
数値制御ルータ加工装置の概略を示す図解図であ
る。 図において、10はマイクロプロセツサ、20
は座標データ入力装置、30はCRTデイスプレ
イ、40はキーボード、50は記憶装置、61は
プロツタ、80は数値制御ルータ加工装置を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弾球遊技機に用いられる遊技盤にルータを形
    成するためのルータ加工設備装置であつて、 前記遊技盤上に形成すべきルータの座標位置を
    指定するための位置座標データを入力する座標デ
    ータ入力手段と、 前記座標データ入力手段によつて指定された座
    標位置に形成すべきルータの平面形状を含む形状
    を指定する形状データを入力する形状データ入力
    手段と、 前記位置座標データおよび前記形状データを、
    外部からの読出指令信号に基づいて読出可能な状
    態に記憶するための記憶手段と、 前記座標データ入力手段から入力された位置座
    標データと前記形状データ入力手段から入力され
    た形状データとを前記記憶手段へ書込む書込手段
    と、 遊技盤に形成すべきルータの位置と形状を表わ
    す画像を表示可能な画像表示手段と、 前記位置座標データと前記形状データとに基づ
    いて、遊技盤に形成されるルータの位置および形
    状を表わす画像を前記画像表示手段により表示さ
    せる表示駆動手段と、 前記遊技盤にルータを形成するためのルータ加
    工形成部を有し、該ルータ加工形成部と加工対象
    となる遊技盤とが該遊技盤面上に沿つた2次元平
    面上において自由に相対移動可能に構成され、前
    記位置座標データと前記形状データとに基づいて
    前記ルータ加工形成部と前記遊技盤とを相対移動
    させながらルータを加工するルータ加工装置とを
    含む、ルータ加工設備装置。 2 前記形状データ入力手段は、前記座標データ
    入力手段の操作によつて入力された少なくとも2
    点間を結ぶ種類データを入力する線種類データ入
    力手段を含む、特許請求の範囲第1項記載のルー
    タ加工設備装置。 3 前記形状データ入力手段は、前記遊技盤の面
    に対して、前記少なくとも2点間を結ぶ線に沿う
    部分における孔の奥行き方向の角度データを入力
    する角度データ入力手段を含む、特許請求の範囲
    第1項または第2項記載のルータ加工設備装置。 4 前記座標データ入力手段は、 座標位置を指定するカーソルと、 平板状に形成されかつ前記カーソルの位置に応
    じた座標データを導出するグラフイツクタブレツ
    トとを含む、特許請求の範囲第1項記載のルータ
    加工設備装置。 5 前記画像表示手段は、CRTデイスプレイで
    あり、 前記表示駆動手段は、前記カーソルの位置に相
    当する座標位置に対応する前記CRTデイスプレ
    イの画面上に、カーソルの位置を表わす記号を表
    示する、特許請求の範囲第4項記載のルータ加工
    設備装置。
JP14362082A 1982-08-18 1982-08-18 遊技盤形成デ−タ入力装置 Granted JPS5937032A (ja)

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