JPH0446635Y2 - - Google Patents

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JPH0446635Y2
JPH0446635Y2 JP6937188U JP6937188U JPH0446635Y2 JP H0446635 Y2 JPH0446635 Y2 JP H0446635Y2 JP 6937188 U JP6937188 U JP 6937188U JP 6937188 U JP6937188 U JP 6937188U JP H0446635 Y2 JPH0446635 Y2 JP H0446635Y2
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air
room
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bathroom
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は居室用の空調装置を備えたユニツトバ
スシステムに関するものである。
(従来の技術) ユニツトバスにおいては、浴室内の空気に含ま
れる熱や水蒸気は、一般に、通気口を通じて外部
に排出される。一方、居室用の空調装置は、特に
暖房時において居室の湿度が低下しないような対
策が要求されるが、従来、浴室内の熱や水蒸気を
利用した空調装置は見当らなかつた。また、ユニ
ツトバスと居室用の空調装置とを組合わせた装置
は見当らなかつた。
(考案が解決しようとする課題) 浴室内の空気は暖かく且つ高湿度であり、これ
が他に利用されないままで外部に排出されるのは
無駄であつた。また、ユニツトバスの上方は一般
に、大きなスペースを有して排気経路などに使用
されているが、これが他に有効に利用されていな
かつた。
本考案の目的は、ユニツトバスの上方に空調装
置を配設し、浴室の空気を利用して居室の空調を
行えるようにした空調装置付きユニツトバスシス
テムを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、浴室の
上部に通気口を有するユニツトバスの上方に、居
室空気吸入口と居室空調用の空気吹出口と該居室
空気吸入口及び該空気吹出口の間に配設した熱交
換器とを備え、且つ前記通気口を前記居室空気吸
入口とともに空気吸入口とし、しかも前記通気口
と前記居室空気吸入口とし、しかも前記通気口と
前記居室空気吸入口とを開閉可能にしたダンパを
備えた空調装置を配設し、前記空調装置のドレン
排水管とユニツトバスの排水管とを接続した。
(作用) 本考案によれば、通気口を空気吸入口として使
用し空調装置を暖房運転すると、浴室内の熱と水
蒸気を含んだ空気が空調装置に供給され、熱交換
されてその空気が空気吹出口から居室に供給され
る。また、同様にして空調装置を換気運転する
と、浴室内の空気が居室に供給される。そして空
調装置のドレンはユニツトバスの排水管を通じて
排出される。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す空調装置付き
ユニツトバスシステムの構成図である。
同図において、1はユニツトバス、2はその浴
室、3は浴槽、4はユニツトバス1の排水管、5
はユニツトバス1の上部に備えた通気口である。
6は空調装置の室内空調ユニツトで、室内熱交
換器7と送風機8よりなり、ユニツトバス1の上
方に配設され、ユニツトバス1の通気口5或は居
室空気吸入口9から吸気し、熱交換器7により熱
交換してその空気を居室空調用の空気吹出口10
から居室に供給する。11は空調用の空気の通路
を形成する天板である。12は通気口5と居室空
気吸入口9を開閉するダンパで、通気口5を開く
のにつれて居室空気吸入口9が閉じるように形成
している。13はドレン排水管で、ユニツトバス
1の排水管4と接続され、室内熱交換器7のドレ
ンを排出する。
14は空調装置の室外空調ユニツトで、コンプ
レツサ15、室外熱交換器16、送風機17、四
方弁18、膨張弁19等よりなり、これら相互間
及び室内空調ユニツト6との間は冷媒管20によ
つて接続されている。
次に以上の構成による空調装置付きユニツトバ
スシステムの動作を説明する。
暖房運転するときは、四方弁18を第1図の実
線で示す切替位置とし、コンプレツサ15を運転
すると、圧縮されて温度上昇した冷媒が実線の矢
印で示すように室内熱交換器7を循環する。そし
てダンパ12により同図の実線で示すように通気
口5を開口させると、浴室2内の空気が送風機8
により吸入され、室内熱交換器7によつて熱交換
されて空気吹出口10から居室に供給される。浴
室2内の空気は高湿度で且つ暖められているの
で、居室の湿度が改善された上で、暖房効率もよ
い。
次に換気運転するときは、コンプレツサ15を
停止させて送風機8を運転する。そして通気口5
を同様にして開口させると、浴室2内の空気が居
室に供給され、居室が加湿、暖房される。
冷房運転するとき、四方弁18を同図の破線で
示すように切替え、コンプレツサ15を運転する
と、膨張弁19を通過して冷却された冷媒が破線
の矢印で示すように室内熱交換器7を循環する。
この場合、ダンパ12により同図の破線で示すよ
うに通気口5を閉じ、居室空気吸入口9を開口さ
せて居室の空気を循環させる。該空気は室内熱交
換器7によつて熱交換されて居室が冷房される。
浴室2を暖・冷房するときは、ダンパ12によ
り通気口5を開口し、送風機8を逆回転させ、四
方弁18を前記の暖房或は冷房のときの状態に
し、コンプレツサ15を運転する。空気は空気吹
出口10から吸入され室内熱交換機7によつて熱
交換され、通気口5から吹出されて、暖・冷房さ
れる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、浴室の空
気を使用して居室の空調を行うよにしたので浴室
内の熱と水蒸気が有効に利用されて、特に居室の
湿度の改善に役立つ。そして空調装置をユニツト
バスの上方に配設してユニツトバスの通気口から
浴室の空気を吸入し、ドレンはユニツトバスの排
水管に落とすようにしたので、ユニツトバスの上
方のスペースが有効に利用されるとともに施工が
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す空調装置付き
ユニツトバスシステムの構成図である。 1……ユニツトバス、2……浴室、4……ユニ
ツトバスの排水管、5……通気口、6……室内空
調ユニツト、9……居室空気吸入口、10……居
室空調用の空気吹出口、12……ダンパ、13…
…ドレン排水管、14……室外空調ユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 浴室の上部に通気口を有するユニツトバスの上
    方に、居室空気吸入口と居室空調用の空気吹出口
    と該居室空気吸入口及び該空か吹出口の間に配設
    した熱交換器とを備え、且つ前記通気口を前記居
    室空気吸入口とともに空気吸入口とし、しかも前
    記通気口と前記居室空気吸入口とを開閉可能にし
    たダンパを備えた空調装置を配設し、 前記空調装置のドレン排水管とユニツトバスの
    排水管とを接続した ことを特徴とする空調装置付きユニツトバスシ
    ステム。
JP6937188U 1988-05-27 1988-05-27 Expired JPH0446635Y2 (ja)

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JP6937188U JPH0446635Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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JP6937188U JPH0446635Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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Publication Number Publication Date
JPH01177587U JPH01177587U (ja) 1989-12-19
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