JPH0446218A - 電子機器用軸受及びその製造方法 - Google Patents

電子機器用軸受及びその製造方法

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JPH0446218A
JPH0446218A JP15246290A JP15246290A JPH0446218A JP H0446218 A JPH0446218 A JP H0446218A JP 15246290 A JP15246290 A JP 15246290A JP 15246290 A JP15246290 A JP 15246290A JP H0446218 A JPH0446218 A JP H0446218A
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sleeve part
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Shinichi Hasegawa
真一 長谷川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばVTR等の回転ドラムに用いられる動
圧型の軸受に関する。
(発明の概要〕 本発明は、回転体内にスリーブを有し7、該スリーブ内
に挿入した軸を流体により回転自在に支持してなる電子
機器用軸受において、上記回転体と上記スリーブを同一
材料で一体に形成し、上記軸と対向する面に、上記回転
体を構成する材料よりも軟かい材料でめっきを施して構
成することにより、回転部分の軸重や偏心量の精度を向
上させると共に、軸受自体の精度及び耐久性を向上させ
ることができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
一般に、VTR等の回転ドラムに用いられる軸受は、回
転軸の回転精度の良好さ及び雑音をなるべく少なくした
い等の要求から、流体の圧力により軸受内において軸を
回転自在に支持するようにした所謂動圧軸受が用いられ
るようになってきている。
従来の軸受は、第4図に示すように、上ドラム(21)
及び下ドラム(22)からなる回転ドラム(23)内に
スリーブ(24)を設け、このスリーブ(24)内に下
ドラム(22)から延びる軸(25)を回転自在に軸承
してなる。
上記上ドラム(21)及び下ドラム(22)は、アルミ
合金で形成され、スリーブ(24)は、アルミ合金より
も軟かい材料、例えば銅合金で形成される。また、下ド
ラム(22)は軸(25)と共に固定とされ、スリーブ
(24)は上ドラム(21)に固着されて上ドラム(2
1)と共に、一体に回転するようになされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこの種の軸受においては、上ドラ
ム(21)とスリーブ(24)が別体に設けられている
ため、上ドラム(21)を軸(25)を中心にして精度
良く回転させるためには、スリーブ(24)を何らかの
方法で上ドラム(21)に固定しなければならない、こ
の固定の方法としては、例えば接着や圧入等が考えられ
るが、接着の場合、接着剤層の厚みを考慮に入れる必要
があり、一方、圧入の場合は組立て精度については接着
の場合よりも良好である反面、圧入時にスリーブ(24
)が変形するおそれがあり、しかも組立て自体が繁雑に
なるという不都合がある。
このように、スリーブ(24)を上ドラム(21)に固
定する場合には、組立て精度が重要な課題であり、この
組立て精度により回転部分(上ドラム(21))の偏心
量や軸重が左右されてしまうという欠点がある。
そこで、上ドラム(21)とスリーブ(24)を一体型
で作製するという方法が考えられるが、単に一体で作製
しただけでは、その材質の点で問題が残る。
即ち、上ドラム(21)の材料としては、加工等の面か
らアルミ合金が良いとされているのに対し、スリーブ(
24)は、上ドラム(21)が回転を停止した際、。
軸(25)に接触することから、軸(25)の摩耗を防
止する上で、アルミ合金より軟かい例えば銅合金が最適
であることがわかっているからである。
本発明は、このような点に鑑み成されたもので、。
その目的とするところは、回転部分の軸重や偏心量の精
度を向上させることができると共に、軸受自体の精度及
び耐久性を向上させることができる電子機器用軸受を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、回転体(上ドラム)(2)内にスリーブ(5
)を有し、該スリーブ(5)内に挿入した軸(4)を流
体により回転自在に支持してなる電子機器用軸受(1)
において、回転体(2)とスリーブ(5)を同一材料で
一体に形成し、軸(4)と対向する面に回転体(2)を
構成する材料よりも軟かい材料でめっき(a)を施して
構成する。
〔作用〕
上述の本発明の構成によれば、回転体(2)とスリーブ
(5)を一体に形成するようにしたので、回転体(2)
とスリーブ(5)の組立て精度を考慮する必要がなくな
り、製造の容易さ、コストの低廉化を図ることができ、
しかも、回転体(2)の軸重や偏心量の精度を向上させ
ることができる。
また、軸(4)と対向する面に回転体(2)を構成する
材料よりも軟かい材料でめっき(a)を施すようにした
ので、回転体(2)と軸(4)が接触した際に生じる軸
(4)の摩耗を防止することができ、耐久性の向上並び
に回転精度の向上を図ることができる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第3図を参照しながら本発明の詳細な説
明する。
第1図は、本実施例に係るVTR用の回転トラム(A)
、特にその軸受(1)を要部として示す模式的断面図で
ある。
この回転ドラム(A)は、図示する如く、上ドラム(2
)と下ドラム(3)で構成され、下ドラム(3)から上
方に延びる軸(4)を軸承するスリーブ部(5)が例え
ばアルミ合金で上ドラム(2)と一体に形成され、更に
スリーブ部(5)の軸(4)と対向する面に上ドラム(
2)を構成するアルミ合金よりも軟かい材料、例え”、
f&F1合金によるめっき(a)を施して成る。尚、図
示において、(6)はロータリートランス、(7)はロ
ータ、(8)はステータを示し、(9)は先端にヘッド
チップ(図示せず)を固定した磁気ヘッドを示す。そし
て、軸受(1)内、即ちスリーブ部(5)内に存する流
体の上ドラム(2)の回転に伴なって生じる軸(4)に
対する押圧力により、上ドラム(2)が軸(4)を中心
にほとんど雑音のない状態で回転し、上ドラム(2)に
固定されているヘッド(9)で、回転ドラム(1)面上
をヘリカル状に走行する磁気テープ(図示せず)に対し
記録、再生を行なう。軸(4)に設けたv字状溝 (1
0)は、上ドラム(2)を軸(4)に対して安定に回転
させるためのものであり、流体が溝(10)に沿って流
れることにより、■字状の頂点部が圧力の高い部分、即
ちメタル軸受で言う所謂くさびとなって、上ドラム(2
)を精度良く回転させるものである。
次に、本例に係る回転ドラム、特にスリーブ部(5)と
銅合金めっき(a)の形成について第2図及び第3図に
基いて説明する。
一般に、軸(4)とスリーブ部(5)の内径とのクリア
ランス(間隔)は、通常数μm〜十数μmである。
この値は、軸受(1)の仕様によって異なり、軸受(1
)の性能を決定する。
ところで、スリーブ部(5)の内径の精度は、その加工
(穴あけ)精度によって左右し、第2図Aに示すように
、加工による最大突出部(5a)が基準寸法(−点鎖線
で示す)!に対し7て内方に突出したものは不良品であ
り、通常は、第2図Bに示すように、その後の仕上げ加
工で最大突出部(5a)の先端が少なくとも基準寸法l
上に存するようになす。
しかして本例においては、スリーブ部(5)の内面に銅
合金めっき(a)を施すことから、第3図Aに示すよう
に、予めめっき層厚分、内径を大きく加工しておき、そ
の後、第3図Bに示すように、銅合金めっき(a)を施
した際、そのめっき層(a)により、所定の内径になる
ようにする。このとき、第3図Aで示す前加工での内周
の凹凸を埋めるかたちにめっき層(a)が形成されるた
めスリーブ部(5)内周の形状精度が向上し、その内径
精度が良好となる。
上述の如く本例によれば、上ドラム(2)とスリーブ部
(5)を一体に形成するようにしたので、上ドラム(2
)とスリーブ部(5)の組立て精度を考慮する必要がな
くなり、製造の容易さ、コストの低廉化を図ることがで
きる。また、上記組立て精度に左右されることなく、上
ドラム(2)の軸重や偏心量の精度を向上させることが
できる。
また、スリーブ部(2)の軸(4)と対向する面に銅合
金めっき(a)を施こすようにしたので、上ドラム(2
)と軸(4)が接触した際に生じる軸(4)の摩耗を防
止することができ、軸受(+)自体の耐久性の向上並び
に回転精度の向上を図ることができる。
上記実施例では、下ドラム(3)が固定、上ドラム(2
)が回転する例を示したが、その他、その逆のタイプの
回転ドラムやヘッドディスクのみが回転する回転ドラム
にも適用可能である。
つき層である。
〔発明の効果〕
本発明に係る電子機器用軸受によれば、回転部分の軸重
や偏心量の精度を向上させることができると共に、軸受
自体の回転精度及び耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る軸受の構成を示す要部の模式的
断面図、第2図は通常の加工法を示す工程図、第3図は
本例の加工法を示す工程図、第4図は従来例を示す要部
の模式的断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転体内にスリーブを有し、該スリーブ内に挿入した軸
    を流体により回転自在に支持してなる電子機器用軸受に
    おいて、 上記回転体と上記スリーブが同一材料で一体に形成され
    、上記軸と対向する面に、上記回転体を構成する材料よ
    りも軟かい材料でめっきが施されて成る電子機器用軸受
JP15246290A 1990-06-11 1990-06-11 電子機器用軸受及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2906589B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6974257B2 (en) 2001-12-28 2005-12-13 Koyo Seiko Co., Ltd. Dynamic pressure bearing
JP2007192372A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Ntn Corp 流体軸受装置及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6974257B2 (en) 2001-12-28 2005-12-13 Koyo Seiko Co., Ltd. Dynamic pressure bearing
JP2007192372A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Ntn Corp 流体軸受装置及びその製造方法
JP4685641B2 (ja) * 2006-01-20 2011-05-18 Ntn株式会社 流体軸受装置及びその製造方法

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