JPH0446067Y2 - - Google Patents

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JPH0446067Y2
JPH0446067Y2 JP4653685U JP4653685U JPH0446067Y2 JP H0446067 Y2 JPH0446067 Y2 JP H0446067Y2 JP 4653685 U JP4653685 U JP 4653685U JP 4653685 U JP4653685 U JP 4653685U JP H0446067 Y2 JPH0446067 Y2 JP H0446067Y2
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JP
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operating
lever
switching lever
actuating
swinging
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建造物の開口部に建付けられるオー
バースライダー等のシヤツターにおける緊急解錠
装置に関するものである。
〔従来技術及び考案が解決しようとする問題点〕
一般に、この種オーバースライダー等のシヤツ
ターのなかには、火災等の非常時に、閉鎖状態の
シヤツターカーテンをあけて消火活動をすべく、
消化ホースから放出する水の水圧によつて自動的
に解錠する緊急解錠装置が設けられたものがあ
る。しかるに従来の緊急解錠装置は、第6図に示
す如く水圧を加えることによつて水圧作動装置1
1の作動杆11bが突出すると、該作動杆11b
がスライド板17を押圧し、これによつてスライ
ド板17が押圧方向に平行移動し、スライド板1
7に設けた傾斜案内面17aが施錠装置の切換レ
バー9aを解錠側に移動させることで緊急解錠す
るようになつていた。しかるにこのものは、スラ
イド板17の平行移動を保障するために、ガイド
板18,19を前後に設ける必要があつたりして
部品点数が多くなつて組付けが面倒かつ煩雑にな
るという欠点がある許りでなく、作動杆11bの
突出に伴つてスライド板17が移動する際に、切
換レバー9aが傾斜案内面17aに急激に押され
るため、切換レバー9aがそのガイド9bと傾斜
案内面17aとの間に挟まれる状態になつて円滑
性が損われ、特に錆等の発生によつて切換レバー
の解錠側への作動が著しく阻害されるという欠点
があり、問題になつていた。
〔問題を解決する手段〕
本考案は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を
一掃することができるシヤツターにおける緊急解
錠装置を提供することを目的として創案されたも
のであつて、開口部に縦設される案内レールに案
内されて開口部の開閉をするシヤツターカーテン
に、所定水圧を受けることで作動杆が左右方向に
突出作動する水圧作動手段と、前後方向の軸回り
に揺動する切換えレバーの操作で施錠解錠がなさ
れる施錠手段と、前記水圧作動手段の作動に連繋
して施錠手段の解錠作動を行わしめるための緊急
解錠手段とが設けられたシヤツターにおいて、前
記緊急解錠手段を、一端部が上記突出した作動杆
に接当して縦軸回りに揺動する作動板と、該作動
板の他端部に一端部が係止し作動板の前記縦軸回
りの揺動に連動して前後軸回りに揺動し、先端部
が該前後軸回りの揺動に連動して前記切換レバー
を施錠位置から解錠位置に変位させる作動レバー
と、作動レバーの先端部が切換レバーの施錠位置
対応側に位置するよう付勢せしめる弾機とを具備
して構成して、前記作動杆の突出に伴う作動板の
揺動で作動レバーが揺動して切換レバーを弾機に
抗して解錠位置に自動変位せしめるように構成し
たことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、水圧作動
手段が水圧検知をして作動杆が突出した際に、切
換レバーを確実に解錠側に変位せしめ得て、緊急
解錠を円滑に行うことができるようにしたもので
ある。
〔実施例〕
次に本考案を図面に示された一実施例に基づい
て説明する。図面において、1はオーバースライ
ダーのシヤツターカーテンであつて、該シヤツタ
ーカーテン1は、ガイドレール2にカイドされる
ことによつて開閉するようになつていること等は
いずれも従来通りである。また3はシヤツターカ
ーテン1に設けられた施錠装置であつて、該施錠
装置3は、室内外に把手4,5を有するものであ
り、把手4または5を把持して前後方向の軸回り
に回動せしめることによつて回動板6が回動して
矢印方向にワイヤ7を引張ることでラツチがラツ
チ掛り(いずれも図示せず)から外れて解錠され
るようになつているが、さらに、施錠装置3に設
けられたシリンダー8先端部のデツドカム9が、
室外側においてはキー(図示せず)を用いた回動
によつて、また室内側においてはデツドカム9の
先端部である切換レバー9aの施錠側への前後軸
回りの揺動によつてデツドボルト10が下動する
ことで回動板6の上記回動を規制し施錠状態とす
ることができるようになつていること等も従来通
りである。
11は水圧作動装置(水圧作動手段)であつ
て、放水ホース等から所定の水圧を感知部11a
に加えることで、作動杆11bが突出するもので
あるが、該11bの突出端側に設けられたフレー
ム12には、ピン軸13が縦軸状に固定されてい
る。このピン軸13には作動板14の中間部が揺
動自在に枢着されているが、この作動板14の一
端部は前記作動杆11bに対向している。一方、
15は作動レバーであつて、該作動レバー15は
前後方向を向いたピン軸15aによつてフレーム
12に揺動自在に枢着されているが、その先端部
は前記切換レバー9aの下側に位置するよう延長
している。しかも作動レバー15に形成された切
欠15bには、前記作動板14の他端部が係合し
ている。また16は捻り弾機であつて、該弾機1
6はピン軸13に巻装されていて、作動板14
を、一端部が作動杆11bに近接する方向に位置
すべく付勢するようになつているが、この状態で
は、作動レバー15の先端部は、下動した施錠側
に位置せしめられている。そして水圧作動装置1
1に放水をして作動杆11bを突出せしめると、
突出した作動杆の押圧力によつて、作動板14は
捻り弾機16に抗して揺動し、これによつて作動
レバー15は、先端部が施錠側に位置する切換レ
バー9aを上方に押上げるように揺動することに
なり、この様にして緊急自動解錠がなされるよう
になつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、火災発生時においてシヤツターカーテン1を
開放して室内の消火活動を行いたい場合に、消防
ホースで水を水圧作動装置11にかければ、その
水圧で作動杆11bが突出し、これに応動して作
動板14、作動レバー15がそれぞれピン軸1
3,15aを支点として揺動することで自動的に
解錠せしめられることとなる。
この様に、本考案にあつては、水圧を水圧作動
装置11に加えることによつて自動解錠できるも
のであるが、この場合切換レバー9aの解錠側へ
の強制変姿を、作動杆11bの突出に応動する作
動板14と作動レバー15の軸回りの揺動によつ
て行うようにしたので、従来のスライド方式のも
のに対して、平行移動を保障するガイド板の如き
別部材が全く不要になつて、部品点数の減少を計
り得て組付けの能率化とコストダウンを達成でき
る許りでなく、スライドによらず、すべて揺動方
式としたので、仮令錆等が発生したとしてもこれ
に無関係に常に円滑な緊急解錠を行い得て、作動
が安定し、確実性を大幅に向上することができる
ものである。
〔作用効果〕
以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、火災等の非常時に、水圧作動手段
に放水ホースから所定の水圧をかけたことに応動
して緊急解錠するための緊急解錠手段が、水圧を
かけたことで突出する作動杆に応動して、作動板
および作動レバーがそれぞれ軸回りに揺動し、こ
れによつて切換レバーを施錠位置から解錠位置に
変位せしめるという軸回り方式での自動的な緊急
解錠を行うこととなる。従つて、従来のスライド
方式で緊急解錠をするものの如く切換レバーの変
位作動に不安があつて緊急解錠がなされないよう
な惧れもなく、常に安定した確実かつ円滑な緊急
解錠ができて、消火活動を迅速に行い得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るシヤツターにおける緊急
解錠装置の一実施例を示したものであつて、第1
図はオーバースライダーの全体正面図、第2図は
要部背面図、第3図は施錠部の作用説明図、第4
図A,Bはそれぞれ非作動状態を示す要部平面
図、正面図、第5図A,Bはそれぞれ作動状態を
示す要部平面図、正面図、第6図は従来例を示す
要部斜視図である。 図中、1はシヤツターカーテン、2はガイドレ
ール、3は施錠装置、4,5は把手、6は回動
板、7はワイヤ、8はシリンダー、9はデツドカ
ム、10はデツドボルト、11は水圧作動装置、
11bは作動杆、12はフレーム、13はピン
軸、14は作動板、15は作動レバー、16は捻
り弾機である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部に縦設される案内レールに案内されて開
    口部の開閉をするシヤツターカーテンに、所定水
    圧を受けることで作動杆が左右方向に突出作動す
    る水圧作動手段と、前後方向の軸回りに揺動する
    切換えレバーの操作で施錠解錠がなされる施錠手
    段と、前記水圧作動手段の作動に連繋して施錠手
    段の解錠作動を行わしめるための緊急解錠手段と
    が設けられたシヤツターにおいて、前記緊急解錠
    手段を、一端部が上記突出した作動杆に接当して
    縦軸回りに揺動する作動板と、該作動板の他端部
    に一端部が係止し作動板の前記縦軸回りの揺動に
    連動して前後軸回りに揺動し、先端部が該前後軸
    回りの揺動に連動して前記切換レバーを施錠位置
    から解錠位置に変位させる作動レバーと、作動レ
    バーの先端部が切換レバーの施錠位置対応側に位
    置するよう付勢せしめる弾機とを具備して構成し
    て、前記作動杆の突出に伴う作動板の揺動で作動
    レバーが揺動して切換レバーを弾機に抗して解錠
    位置に自動変位せしめるように構成したことを特
    徴とするシヤツターにおける緊急解錠装置。
JP4653685U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0446067Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4653685U JPH0446067Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP4653685U JPH0446067Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JPS61163893U JPS61163893U (ja) 1986-10-11
JPH0446067Y2 true JPH0446067Y2 (ja) 1992-10-29

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