JPH0444971A - 梱包用緩衝材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は缶や箱等の梱包用容器に物品を収納し梱包する
際に、容器に充填するためのＩＩｆｒ材に関するもので
ある。

（従来の技術） 缶や箱等の梱包用容器に物品を収納し梱包するときは、
緩衝材をこの容器に入れて器内の空隙を埋め５これを取
り扱う際の器内での物品の姿勢を保持し、物品同士や物
品と容器の内壁との衝突笠を防いて物品を保護すること
が行われている。

現在、使用されている緩衝材は、殆んどがスチレン樹脂
を発泡させて形成したものである。

このＭｌ材は、一定の形状の多数の物品を一定のサイズ
の梱包用容器に収納し梱包するときは、この容器と物品
とに合った形状に成形されて用いられ、少数の物品や不
特定の物品を収納し梱包するときは、粒状に成形された
ものが用いられている。

（発明が解決しようとする諜Ｍ） 上記したスチレン樹脂を発泡させて形成した緩衝材は、
極めて軽量で、適度な弾力性を有しているうえ、所望の
形状に成形することが出来るので、緩衝材としての機能
は充分に備えている。

しかしながら、スチレン樹脂を発泡させ、成形するには
蒸気発生装置、その他の比較的大掛かりな成形設備を必
要とするため、梱包現場でこれを成形することは出来な
い、　そのため、緩衝材は成形工場で成形して梱包現場
に供給する方式が採られている。

このＩ！衝衝打巣位体積当たりの製造コストは比較的安
いのであるが、その使用量が多くて嵩ぼるので５成形工
場かち梱包現場えの輸送コストが掛かるし、梱包現場で
はこれを保管するためのスペースと設備を必要とするた
め、結局使用コストが高くなると云う不具合がある。

また、使用後のＭ衝打は廃棄処分されるが、このものは
耐水性に優れていて、自然の状態で腐敗したり分解した
りすることが無いため、そのま・廃棄すると、地表面を
覆って植物の成育を阻害したり、水面に浮かんでこれを
摂取した魚を死滅させたりする要因となっている６しか
も、これを焼却処理しようとすると、有毒なガスを発生
し、焼却炉に損傷を与える等の不具合がある。

本発明は、上記した従来の緩衝材の不具合を解消するた
めに成されたものであり、その目的とするところは物品
の梱包現場で簡単に製造することが出来るようにして、
輸送コストや保管コストを低減すると共に、包装用容器
に充填し易く、しかも使用後は安全に焼却処理すること
の出来る緩衝材を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明に係る梱包用ｌｆ衝衝打、ポリエチレン等の不通
気性フィルムを用いて適宜な形状のバルーンを帯状に連
続させて成形し、これをそのま・、或いは夫々のバルー
ンの間のシール面に切れ目を入れてこれを数珠繋ぎにし
、更に夫々のバルーンの連！１ｍ分にノツチをいれて、
連繋部分に一定以上の引張力を加えるとその部分が破断
するようにしたことを特徴とする手段を採用する。

（作　用） 本発明に係る梱包用緩衝材は、ポリエチレン等の不通気
性フィルムを用いて適宜な形状のバルーンを連続させて
成形するようにしたことにより、極めて簡単な製袋機隻
を用いて現場成形することが出来るようになり、使用後
は焼却処理することが出来る。

また、夫々のバルーンの間のシール面に切れ目を入れて
これを数珠繋ぎにし、その連繋片にノツチを入れたこと
により、バルーンを数個及至数十個ずつの単位にして取
り扱うことが出来るので、梱包用容器えの充填、その他
の取り扱い作業か容易に行われるものである。

（実施例） 以下、本発明に係る梱包用緩衝材を図示の実施例に基づ
いて具体的に説明する。

第１ｒｆ！Ｉに梱包ｍＷ衝衝打一例を示す。

この実施例では梱包用緩衝材は、複数個のバルーン１か
ら成っており、夫々のバルーンｌがシール面２を介して
連続していて、帯状になっている。

バルーン１は、例えばポリエチレンとナイロンとをラミ
ネートするなどして形成した不通気性で、焼却処理する
際に有害なガスを発生することの少ない軟質のフィルム
を用いて成形されたもので、内部に適量の空気が封入さ
れている。

この梱包用Ｉ！衝衝打作成する方法については特に限定
はしない。　例えば、小型の包装袋を連続的に作成する
場合と同じように、上記したフィルムを用いて作成した
所定の幅のテープを二つ折りにしながら繰り出して、そ
の合わせ縁１１をシールしてこれを筒状にすると共に、
その中に空気を吹き込みながら、これをテープの長手方
向に対して交差する方向に一定の間隔でシールすること
によって作成するのである。

この梱包用Ｉ！衝衝打、夫々のバルーン１がシール面２
を介して連続した状態になっており、この部分で屈曲す
るので、収納しようとする物品にこれを巻き付けて、物
品を梱包用Ｉ！衝衝打包み込んだ状態にして梱包用容器
に収納するのに都合が良い。

第２図は、上記第１図に示した梱包用Ｉ！衝衝打シール
面２の中央部に切れ目４を入れて夫々のバルーン１を独
立した状態にすると共に、シール面２の切れ目４の入ら
ない部分を連繋片３として機能させて、これによって隣
り合うバルーン同士を連繋させて、全体を数珠繋ぎの状
態にした実施例を示すものである。

同様にして第３図は、シール面２の中央部を適宜な幅で
細長く切り欠き５を入れて夫々のバルーン１を独立した
状態にした実施例を示すものである。　尚、二の場合は
連繋片３の少なくとも一箇所にノツチ６を入れて、隣同
士のバルーン１を引き広げるなどしてこれに一定以上の
引張力を加えることにより、連繋片３のその部分を破断
することが出来るようにしておくのが良いや 即ち、このようにすると、梱包用緩衝材を適度な長さに
して使用することが出来るので、梱包用容器えの充填が
容易になるのである。

この梱包用ｗＩ街材は、夫々のバルーン１が独立した状
態になってるので、梱包用容器の空隙に充填するのに適
している。

（発明の効果） 以上詳述したように本発明に係る梱包用Ｗ！衝衝打、ポ
リエチレン等の不通気性のテープ状フィルムを用いて適
宜な形状のバルーンを成形するようにしたことにより、
極めて簡単な製衾機等を用いて現場成形することが出来
るようになり、輸送や保管に要する費用が著しく低減さ
れる。

また、これをポリエチレン等の焼却可能なフィルムを用
いて成形することにより、使用後は焼却処理することが
出来るし、成金そのま・廃棄されても、フィルムが脆化
するとバルーンが破れてフィルム片となるので、従来の
＊Ｗ材に比べて公害を及ぼすことが格段に少なくなる。

きた、夫々のバルーンの連繋部分にノツチをいれたこと
により、バルーンを所望量ずつの単４゜ 位にして取り扱うことが出来るので、梱包用緩衝材の充
填、その他の取り損い作業が容易に行われるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１区は本発明に係る梱包用緩衝材の一実施例を示す一
部切欠斜視図、第２図及び第３図は他の一実施例を示す
平面図である。 １：バルーン　　　　　２：シール面 ３゛連繋片　　　　４　切れ目 ５コ切り欠き　　　　　６．ノツチ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポリエチレン等の不通気性のフィルムを用いて複
   数個のバルーンを連続させて成形して帯状にしたことを
   特徴とする梱包用緩衝材。
2. （２）夫々のバルーンの間のシール面の中央部に切れ目
   を入れ、又はシール面の中央部を適度な幅で細長く切り
   落とすことにより、隣り合うバルーン同士を連繋片で連
   繋した状態にして、バルーンを数珠繋ぎにしたことを特
   徴とする請求項１記載の梱包用緩衝材。
3. （３）連繋片にノッチをいれて、連繋片に一定以上の引
   張力を加えるとその部分が破断するようにしたことを特
   徴とする請求項２記載の梱包用緩衝材。